モンストのスイッチコントロールはBAN対象?iPhoneでの設定方法と高速周回のやり方

モンストでスイッチコントロールを使用すると、BANされる可能性はゼロではありません。

これはiPhoneの標準機能ですが、ゲームの利用規約に違反すると判断されるリスクがあるためです。

この記事では、そのリスクと注意点をふまえた上で、具体的な設定方法やレシピの作り方を解説します。

守護獣の森や書庫ポイントの効率的な周回方法も紹介します。

利用は自己責任となりますが、その仕組みと使い方を正しく理解できます。

目次

モンストのスイッチコントロールはBAN対象?規約と注意点を解説

そもそもスイッチコントロールとはiPhoneのどんな機能?

スイッチコントロールは、iPhoneにもともと入っている標準機能の一つです。

これは、身体的な理由などで画面の直接タップが難しい方のために作られた「アクセシビリティ機能」なんですよ。

ゲームの自動化ツールとして開発されたものではありません。

具体的には、画面上の特定の場所をタップする動作などを「レシピ」として保存しておき、簡単な操作でその一連の動きを再現できる仕組みになっています。

例えば、ボタンを一つ押すだけで、あらかじめ設定しておいた複数の場所を順番にタップしてくれる、といった使い方ができます。

この「決まった操作を自動で繰り返せる」という部分が、モンストのクエスト周回に応用できると注目されているわけですね。

モンストで言えば、「クエスト選択→助っ人選択→出発→リザルト画面をタップ」といった一連の動作を記録させて、ボタン一つで実行させるイメージです。

あくまでiPhoneの公式な機能なので、何か特別なアプリをインストールする必要はありません。

この手軽さが、多くのユーザーの間で広まった理由の一つと言えるでしょう。

自動周回に使うとBANされる可能性は?

モンストの自動周回にスイッチコントロールを使用すると、アカウントがBAN(利用停止)される可能性はゼロではありません。

これは、モンストの運営が公式に認めているプレイスタイルではないからです。

現状では「グレーゾーン」な方法だと考えるのが一番近いかもしれません。

スイッチコントロールはiPhoneの標準機能であり、外部の不正なツールではないため、検知されにくいと言われています。

実際にこの機能を使ったことでBANされた、という公式な発表や明確な報告は、今のところほとんどありません。

しかし、モンストの利用規約では「自動化ツール(BOT)」の使用を禁止しています。

もし運営側が、スイッチコントロールを使ったプレイを「規約で禁止されている不正な操作」と判断した場合、BANの対象となるリスクは十分に考えられます。

特に、長時間にわたって機械的に同じ操作を繰り返していると、異常なプレイデータとして検知される可能性が高まるかもしれません。

運営の判断基準は公開されていないため、「絶対に安全」とも「絶対に危険」とも言い切れないのが正直なところです。

利用規約に違反する内容

スイッチコントロールの使用が、モンストの利用規約に違反すると判断される可能性があります。

特に、利用規約の「禁止事項」に書かれている内容に触れる恐れがあるからです。

多くのオンラインゲームの規約には、以下のような内容が含まれています。

  • 自動化ツール(BOT)など、プレイヤーが操作せずとも自動でプレイを進めるツールの使用
  • ゲームのプログラムを改変したり、不正な操作をしたりする行為
  • 運営が意図しない方法で、アイテムや経験値などを不正に獲得する行為

スイッチコントロールは、まさにこの「自動化ツール」に該当すると解釈される可能性があります。

プレイヤー自身が画面をタップしているわけではなく、あらかじめ記録した操作をiPhoneの機能に代行させているからです。

たとえiPhoneの標準機能であったとしても、ゲームの制作者が想定していない方法でプレイを進め、他のプレイヤーとの公平性を欠く行為だと見なされれば、それは規約違反となります。

「外部ツールじゃないから大丈夫」という考えは少し危険かもしれません。

大切なのは、その機能を使うことで「ゲームのルールを破っていないか」という視点を持つことです。

利用はあくまで自己責任で

スイッチコントロールをモンストの周回に利用するかどうかの最終的な判断は、すべて自己責任で行う必要があります。

もしアカウントがBANされてしまっても、誰もその責任を取ってはくれません。

これまで時間とお金をかけて育ててきた大切なキャラクターやアイテムが、一瞬で使えなくなってしまうリスクがあることを、絶対に忘れないでください。

便利な機能であることは間違いありませんが、その裏には大きな代償を払う可能性が潜んでいます。

「みんなやっているから大丈夫だろう」という安易な気持ちで始めるのは、とても危険です。

運営側がいつ、どのような基準で取り締まりを強化するかは誰にも予測できません。

今日まで大丈夫だったからといって、明日も安全である保証はどこにもないのです。

もし利用すると決めた場合でも、長時間つけっぱなしにするのは避ける、時々手動操作を挟むなど、リスクを少しでも下げる工夫を考える人もいるようです。

それでも、リスクがゼロになるわけではありません。

この便利さと引き換えに、すべてを失う可能性があることを十分に理解した上で、慎重に判断するようにしてください。

Androidで代わりになるオートクリッカーアプリ

Androidのスマホには、iPhoneのスイッチコントロールのような標準機能は搭載されていません。

しかし、Google Playストアで「オートクリッカー」や「自動タップ」といったキーワードで検索すると、同様の動作を実現できるアプリがたくさん見つかります。

これらのアプリは、画面上の指定した場所を、設定した間隔で自動的にタップし続けてくれるものです。

機能的にはスイッチコントロールと非常に似ており、モンストの周回に応用しているユーザーもいるようです。

ただし、iPhoneのスイッチコントロール以上に、BANのリスクが格段に高まるので注意が必要です。

なぜなら、これらのオートクリッカーアプリは、モンストの規約で明確に禁止されている「外部の不正なツール」に分類されるからです。

iPhoneの標準機能であるスイッチコントロールと違い、後からインストールしたサードパーティ製のアプリは、運営側からも検知されやすいと言われています。

安易にインストールして使用すると、即座にアカウント停止の処分を受ける可能性も否定できません。

手軽に導入できる反面、その代償は非常に大きいものになるかもしれません。

もし利用を検討する場合でも、メインのアカウントでの使用は絶対に避けるべきでしょう。

モンストでスイッチコントロールを使った高速周回のやり方

iPhoneでの基本的な設定手順

モンストの周回にスイッチコントロールを使うには、まずiPhone本体の「設定」から準備を始める必要があります。

特別なアプリは不要で、いくつかの項目を順番に設定していくだけで準備は整います。

初めての方でも分かるように、基本的な手順を解説しますね。

  1. まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. メニューを下にスクロールして、「アクセシビリティ」という項目をタップしてください。
  3. 次に、「スイッチコントロール」という項目を選択します。
  4. 「スイッチ」というメニューをタップし、「新しいスイッチを追加」を選びます。
  5. ソースは「画面」を選択し、その次の画面で「フルスクリーン」をタップします。
  6. アクションの選択画面になるので、「タップ」を選びます。これで画面全体をタップするという「スイッチ」が一つ作成されました。

この時点では、まだスイッチコントロール自体のスイッチはオフのままで大丈夫です。

ここまでの設定は、スイッチコントロールという機能を使うための、いわば土台作りのようなものです。

この次に、モンストの周回で実際にどのような操作をさせるかという「レシピ」を作っていく工程に進みます。

まずはこの基本設定を済ませておきましょう。

高速周回を実現するレシピの作り方

スイッチコントロールで高速周回を実現するための心臓部となるのが「レシピ」の作成です。

レシピとは、一連のタップ操作を記録して、いつでも再現できるようにする機能のことです。

ここでは、モンストの周回に合わせたレシピの作り方を具体的に説明します。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」と進み、「レシピ」をタップします。
  2. 「新規レシピを作成」を選びます。
  3. まずはレシピに分かりやすい名前をつけましょう。例えば「モンスト周回用」などです。
  4. 次に「スイッチを割り当てる」をタップし、「フルスクリーン」→「カスタムジェスチャ」と選択します。
  5. すると、ジェスチャを記録するための真っ白な画面が表示されます。ここでモンストの画面をイメージしながら、周回に必要な場所を順番にタップしていきます。

タップする場所の例としては、以下のような流れが考えられます。

  • クエストを選択する場所
  • 助っ人を選択する場所
  • 「出発」ボタンの場所
  • クエストクリア後のリザルト画面で表示される「OK」や「次のクエストへ」のボタンの場所

これらの場所を、実際の操作と同じ順番、同じような間隔でタップしていくのがコツです。

すべてタップし終えたら、右上の「保存」を押します。

最後に、作成したレシピをすぐに呼び出せるように、「レシピを起動」の項目で、今作ったレシピ(例:「モンスト周回用」)を選択しておきましょう。

これで準備は万端です。

守護獣の森でのおすすめタップ位置

守護獣の森のクエストをスイッチコントロールで周回する場合、タップする位置を工夫することで、非常に効率よく絆のカケラを集めることができます。

ポイントは、クエストの開始から終了までの画面遷移で、重要なボタンが表示される位置を把握することです。

守護獣の森の周回では、主に以下のボタンをタップすることになります。

  • クエスト選択画面の「プレイ」ボタン
  • 助っ人選択画面の「出発」ボタン
  • リザルト画面の「OK」ボタン
  • 次のクエスト選択画面に戻った時の「もう一度」ボタン

これらのボタンが、なるべく近い位置に表示されるクエストを選ぶのがコツです。

特におすすめなのは、画面の右下部分にタップ位置を集中させることです。

多くのクエストで、「出発」ボタンやリザルト後の「OK」ボタンなどが画面の右下あたりに配置されています。

そのため、カスタムジェスチャを記録する際に、この右下付近を数回タップするように設定しておけば、一つのレシピで多くの画面に対応できる可能性が高まります。

パーティ編成は、敵に触れるだけで倒せるような強力な友情コンボを持つキャラクターで固めておくと、クリアタイムが短縮されてさらに効率が上がりますよ。

書庫ポイントを効率的に周回するコツ

書庫ポイントをスイッチコントロールで効率的に集めるには、周回するクエストの選び方が非常に重要になります。

一番のコツは、「消費スタミナが少なく、クリアタイムが短いクエスト」を狙うことです。

具体的には、追憶の書庫の中にある、昔のイベントクエストがおすすめです。

特に、以下のような特徴を持つクエストを探してみましょう。

  • 消費スタミナが「1」や「5」で済む、難易度が「究極」ではないクエスト
  • ステージ数が少なく、ボスも弱い初期の降臨クエスト
  • ギミックがほとんどなく、編成の自由度が高いクエスト

パーティ編成も重要で、とにかく友情コンボが強力なキャラクターを揃えるのがポイントです。

例えば、貫通タイプでスピードが速く、触れた味方の友情コンボを誘発させるだけのキャラクターを1体入れておくと、自分のターンは味方に当たるだけでステージを突破できます。

レシピを作成する際は、「クエスト選択→難易度選択→助っ人選択→出発→リザルト」という一連の流れをすべて記録する必要があります。

守護獣の森に比べて画面遷移が多いので、少し丁寧にタップ位置とタイミングを記録してみてください。

この方法なら、テレビを見ながらでも、どんどん書庫ポイントを貯めていくことが可能になります。

設定がうまくできない時の主な原因

スイッチコントロールの設定をしたのに、なぜかうまく動かない、途中で止まってしまう、という時には、いくつかの原因が考えられます。

慌てずに一つずつチェックしていけば、解決できることがほとんどですよ。

考えられる主な原因は、以下の通りです。

  1. カスタムジェスチャのタップ位置がズレている
    これが最も多い原因です。レシピを記録した時と、実際にモンストで実行した時とで、ボタンの位置が微妙にズレているとタップが空振りしてしまいます。もう一度、慎重にレシピを作り直してみましょう。
  2. ショートカット設定ができていない
    ホームボタンやサイドボタンの3回クリックでレシピを起動する設定を忘れているケースです。「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」で、スイッチコントロールが設定されているか確認してください。
  3. 予期せぬポップアップが表示された
    モンストのお知らせや、OSの通知などが表示されると、レシピの想定外の画面になり、そこで動作が止まってしまいます。周回前にお知らせは確認し、通知は一時的にオフにするのがおすすめです。
  4. タップのタイミングが合っていない
    ジェスチャを記録する際のタップ間隔が、実際のゲームの読み込み時間と合っていない場合です。少しゆっくりめに、余裕を持たせた間隔でタップを記録してみると、成功率が上がることがあります。

まずは簡単なレシピから試してみて、どこで失敗しているのか原因を特定していくのが解決への近道です。

スイッチコントロールの簡単な終了方法

スイッチコントロールを一度起動すると、画面のタップが通常の操作とは変わってしまうため、どうやって終了すればいいか分からず焦ってしまうことがあります。

一番簡単で素早い終了方法は、起動した時と同じ操作を繰り返すことです。

具体的には、iPhoneのホームボタン、またはサイドボタンを「カチカチカチ」と素早く3回連続で押します。

これは「アクセシビリティのショートカット」という機能で、スイッチコントロールを起動するのにも、終了するのにも使えます。

この方法を覚えておけば、いつでも一瞬で通常の操作モードに戻すことができるので安心です。

もし、このショートカットがうまく機能しない場合は、別の方法もあります。

それは、iPhoneの音声アシスタントであるSiriにお願いする方法です。

「ヘイ、Siri。スイッチコントロールをオフにして」と話しかけるだけで、Siriが機能を終了してくれます。

最終手段としては、もう一度「設定」アプリから手動でオフにする方法があります。

「設定」→「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」と進み、一番上にある「スイッチコントロール」のスイッチを直接オフにすれば、確実に終了させることができます。

誤作動などを防ぐためにも、この簡単な終了方法は必ず覚えておきましょう。

モンスト スイッチコントロール まとめ

  • モンストのスイッチコントロール利用は、規約違反と見なされBANされるリスクがあるため自己責任です。
  • スイッチコントロールは、iPhoneにもともと入っているアクセシビリティ機能の一つです。
  • Androidには標準機能はなく、代わりになるオートクリッカーアプリはBANのリスクがさらに高まります。
  • 高速周回には、一連のタップ操作を記録した「レシピ」を作成する必要があります。
  • 守護獣の森や書庫ポイントの周回では、タップ位置やクエスト選びが効率化のコツです。
  • うまくできない時は、タップ位置のズレやショートカット設定の見直しで解決することがあります。
  • 終了方法は、ホームボタン(サイドボタン)の3回クリックが最も簡単で早いです。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次