iPhoneでモンスト自動化！スイッチコントロールのやり方とBANされないための注意点

2025-08-22

iPhoneの標準機能「スイッチコントロール」を使えば、モンストのクエスト周回を自動化できます。

この記事では、具体的な設定方法から、周回におすすめのクエストや安定させる編成のコツまで紹介します。

しかし、この行為は利用規約に触れる可能性があり、アカウント停止（BAN）という重大なリスクを伴います。

安全にプレイするための注意点や、なぜ自動化が運営にバレるのかという仕組みも詳しく解説。

この記事を読めば、自動化のやり方とその危険性の両方を正しく理解できます。

モンストの自動化をiPhoneで実現する具体的な方法

iPhoneのスイッチコントロールを使った自動周回の設定方法

モンストの単純なクエスト周回は、iPhoneに標準で備わっている「スイッチコントロール」という機能を使えば、ある程度自動化することが可能です。

これは本来、身体に障がいを持つ方が画面を操作しやすくするためのアクセシビリティ機能ですが、その仕組みを応用して、決まった場所を繰り返しタップさせることができます。

設定は少し複雑に感じますが、一度覚えてしまえば、素材集めなどが格段に楽になりますよ。

大まかな設定手順は以下の通りです。

まず「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」と進みます。
次に「スイッチ」→「新しいスイッチを追加」→「画面」→「フルスクリーン」と進み、アクションとして「タップ」を選択します。
一つ前の画面に戻り、今度は「レシピ」→「新規レシピを作成」を選びます。分かりやすい名前（例：モンスト周回）を付けましょう。
「スイッチを割り当てる」→「フルスクリーン」と進み、「カスタムジェスチャ」を選択します。
ここで、モンストのクエスト開始からクリアまでの一連のタップ操作を記録します。例えば「クエスト選択」→「助っ人選択」→「出撃」→（クエスト中の操作）→「クリア後のOKボタン」といった流れのタップ位置を、順番に画面に記憶させていきます。
記録が終わったら「保存」をタップします。

最後に、このレシピをすぐに呼び出せるようにショートカットを設定しておくと便利です。

「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」で「スイッチコントロール」にチェックを入れておけば、サイドボタンのトリプルクリックでこの機能をいつでもオン・オフできるようになります。

スイッチコントロールがうまくできない時の原因と対処法

スイッチコントロールを設定してみたものの、「なぜか途中で止まってしまう」「違う場所をタップしてしまう」といったトラブルはよく起こります。

そんな時は、いくつかのポイントを確認することで解決できる場合がほとんどです。

一番多い原因は、記録したタップ位置（ジェスチャ）と、実際のボタン表示位置の「ズレ」です。

モンストでは、助っ人に出てくるキャラクターや、稀に出現するEXステージなどによって、ボタンの位置が微妙に変わることがあります。

このズレをなくすための対処法は以下の通りです。

ジェスチャを記録する際に、ボタンの中心一点だけをタップするのではなく、少し広めの範囲を指でなぞるように記録する。
「助っ人選択」画面は、できるだけ同じフレンドや、位置が固定されやすいゲストを選ぶようにする。
「タイムアウト」の設定を見直す。レシピの設定で「タイムアウト」がオンになっていると、一定時間で自動タップが止まってしまいます。無限に繰り返したい場合は、必ずオフにしてください。

また、iPhoneのOSバージョンが古いと、機能が不安定になることもあります。

「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、OSが最新の状態かを確認してみましょう。

それでもうまくいかない時は、一度iPhone本体を再起動したり、作成したレシピを削除して、もう一度最初から落ち着いて設定し直してみるのがおすすめです。

自動化におすすめの周回クエストはどこ？

スイッチコントロールを使った自動化は、複雑な操作が苦手です。

そのため、できるだけ単純な操作で、短時間でクリアできるクエストを選ぶのが成功の秘訣になります。

自動化での周回に特におすすめなのは、以下のクエストです。

ノーマルクエスト（ノマクエ）
特に序盤から中盤にかけてのクエストは敵のHPが非常に低く、強力な友情コンボを持つキャラクターがいれば、味方に触れているだけで簡単にクリアできます。経験値効率が良い「ノマクエ2倍」の期間は、ランク上げの自動化に最適ですね。
イベントクエストの低難易度
「究極」や「極」といった難易度の低いクエストは、オーブ回収やメダル稼ぎの自動化に向いています。ただし、ギミックが複雑なクエストは事故が起きやすいので避けましょう。
追憶の書庫
いつでも好きなクエストを選べる「追庫」は、特定の素材や運極を目指す際の自動化にぴったりです。スタミナ消費も少ないので、長時間放置しやすいメリットがあります。
英雄の神殿
わくわくの実を集めるための神殿周回も、自動化の定番です。強力な友情コンボを持つ編成なら、ボス戦もオートで突破しやすくなります。

重要なのは、「ワンパン周回」が可能かどうかです。

キャラクターを引っ張って弱点を狙うといった操作は自動化に向かないため、友情コンボだけで敵が溶けていくような簡単なクエストを選ぶようにしましょう。

自動化を安定させるための編成（キャラ）のコツ

自動周回を止めずに、長時間安定して成功させるためには、クエスト選びと同じくらい「パーティー編成」が重要になります。

目指すのは、できるだけ単純な操作、つまり「味方に触れるだけ」でステージを突破できる編成です。

そのためのコツは、以下の通りです。

強力な友情コンボを持つキャラクターを編成する
これが最も重要なポイントです。画面全体を攻撃できる友情コンボを持つキャラクター（例えば、ヤクモ、ルシファー、ネオなど）を複数体入れることで、配置に関係なく敵を殲滅できます。
貫通タイプのキャラクターを入れる
貫通タイプのキャラクターは、敵を通り抜けて味方に触れやすいため、友情コンボを確実に誘発させることができます。パーティーの1〜2体を貫通タイプにすると、周回が安定しやすくなりますよ。
「わくわくの実」で友情コンボを強化する
キャラクターに「熱き友撃の力」を付けることで、友情コンボの威力が大幅にアップします。特級Lを厳選すれば、これまでワンパンできなかった敵も倒せるようになり、周回速度と安定性が格段に向上します。
撃ち方を固定する
スイッチコントロールでは、複雑な角度調整はできません。そのため、「常に真横に弾く」「常に真下に弾く」といった、単純な動きで味方に当たるような配置を意識すると、ジェスチャの記録も簡単になります。

これらの工夫で、事故率を減らし、放置していても勝手にクエストをクリアし続けてくれる状態を作り出すことが可能です。

より高度な自動化を実現するPCツールの使い方

iPhone単体のスイッチコントロールでは、あらかじめ決められた場所をタップすることしかできません。

しかし、PC（パソコン）と連携させることで、ゲーム画面の状況を画像で認識し、「もしHPが減ったら回復する」といった、より高度で知的な自動化を実現するツールも存在します。

これは、iPhoneの画面をPCに映し出す「ミラーリング」という技術と、PC上で操作を自動化する「マクロツール」を組み合わせることで実現します。

大まかな仕組みは以下の通りです。

iPhoneの画面を、ミラーリングソフトを使ってPCのディスプレイに表示させます。
PC側で、Pythonなどのプログラミング言語や、専用のマクロツールを使い、「画面のこの部分に『OK』という画像が表示されたら、その場所をクリックする」といった命令（スクリプト）を作成します。
このスクリプトを実行すると、PCがiPhoneの画面を常に監視し、状況に応じた操作を自動で行ってくれます。

この方法を使えば、予期せぬEXステージが出現した時や、通信エラーが表示された時にも対応できる、非常に精度の高い自動化が可能になります。

ただし、これにはプログラミングなどの専門的な知識が必要不可欠です。

また、このような外部ツールを使用する行為は、モンストの利用規約で明確に禁止されている「チート行為」に該当し、アカウントBANのリスクがスイッチコントロールとは比較にならないほど高い、ということを理解しておく必要があります。

あくまで知識として知っておくだけに留め、安易に手を出すべきではありません。

モンストの自動化をiPhoneで行う際の注意点とリスク

モンストの利用規約で禁止されているチート行為とは

モンストをプレイする上で、全てのユーザーは「利用規約」に同意しています。

この規約の中には、ゲームの公平性を保つために、いくつかの禁止事項が定められています。

私たちが「チート」と呼ぶ行為の多くは、この利用規約違反にあたります。

特に自動化に関連する項目として、利用規約では「自動化ツール（マクロ）の使用」が明確に禁止されています。

これは、プレイヤーが操作することなく、ツールやプログラムによってゲームを自動で進行させる行為全般を指します。

iPhoneのスイッチコントロールは、OSの標準機能であるため少し判断が難しいグレーゾーンにありますが、ゲームプレイを自動化する目的で使った場合、運営側が「不正なツール利用」と判断する可能性は十分にあります。

その他にも、以下のような行為がチートとして禁止されています。

ゲームデータを不正に改造して、攻撃力を異常に上げたり、ガチャの確率を操作したりする行為。
本来の位置とは違う場所からプレイしているように見せかける、位置情報の偽装。
不具合（バグ）を意図的に利用して、本来得られないはずのアイテムやキャラクターを不正に取得する行為。
アカウントを他人に売ったり、買ったり、貸したりする行為。

これらの禁止事項を破ると、後述するアカウント停止（BAN）などの厳しいペナルティが課されることがあります。

便利な自動化ですが、それは規約違反と隣り合わせのリスクを伴うことを忘れてはいけません。

アカウント停止（BAN）される具体的なリスク

モンストで自動化などの不正行為が運営に検知された場合、その行為の悪質性に応じて、いくつかの段階的なペナルティが課せられます。

最も軽い処分は、運営からの「警告」です。

ゲーム内メールなどで、不正行為をやめるよう注意喚起がなされます。

この段階でやめれば、アカウントを守れる可能性はあります。

しかし、警告を無視して不正行為を続けたり、悪質なチート行為が確認されたりした場合は、「アカウントの一時停止」という処分が下されます。

これは、数日間から数週間、モンストにログインできなくなるというものです。

その間、イベントに参加したり、ログインボーナスを受け取ったりすることは一切できません。

そして、最も重い処分が「アカウントの永久追放」、いわゆる「永久BAN」です。

これは、そのアカウントが二度と使えなくなる、という最も厳しい罰則です。

これまで時間とお金をかけて育ててきたキャラクターや、集めたオーブ、運極にしたモンスターなど、全てのデータが水の泡となってしまいます。

一度永久BANされてしまうと、どれだけ運営に問い合わせても、その決定が覆ることはほとんどありません。

ほんの少しの「楽」を求めた結果、これまで築き上げてきた全てを失ってしまう可能性があるのです。

このリスクを十分に理解した上で、自動化を行うかどうかを慎重に判断する必要があります。

自動化が運営にバレる仕組み

「スイッチコントロールならiPhoneの標準機能だし、バレないんじゃないの？」と思う方もいるかもしれません。

しかし、運営側はプレイヤーの様々な行動ログを監視しており、そこから不正行為を検知することが可能です。

自動化がバレてしまう主な仕組みは、「人間には不可能なプレイパターン」を検出することです。

例えば、以下のようなログが記録されていると、自動化を疑われる可能性が高まります。

24時間以上、一切の休憩なく、全く同じクエストを同じ間隔で周回し続けている。
タップする座標が、毎回寸分の狂いもなく、常に全く同じ場所である。
クエストのクリアタイムが、毎回コンマ1秒まで同じなど、異常に均一である。
人間では不可能な速度で、メニュー操作やクエストの出発が行われている。

これらは、人間が手動でプレイしている場合には、まずあり得ない記録です。

運営のシステムは、こうした「人間離れした動き」を自動で検出し、不正行為の疑いがあるアカウントとしてフラグを立てます。

その後、人の目による最終確認を経て、処分の判断が下される、という流れが一般的です。

スイッチコントロールは外部ツールではありませんが、その操作ログはサーバーに記録されています。

そのため、「絶対にバレない安全な方法」ではない、ということを肝に銘じておく必要があります。

Android端末での自動化との違い

モンストの自動化というと、iPhoneだけでなくAndroidスマートフォンで行う方法もあります。

両者には、使うツールや、それに伴うリスクの性質に違いがあります。

項目	iPhone	Android
主な使用ツール	スイッチコントロール（OS標準機能）	オートクリッカー系アプリ（外部アプリ）
ツールの入手	設定から有効にするだけ	Google Playストアなどからインストール
設定の難易度	やや複雑で慣れが必要	アプリが多く、比較的簡単なものが多い
カスタマイズ性	単純なタップの繰り返しが基本	複数箇所のタップや時間差など、高度な設定が可能なものも
BANのリスク	グレーゾーンだが、比較的低いとされる	明確な外部ツールのため、比較的高いとされる
その他	脱獄不要	root化（Androidの改造）不要なアプリがほとんど