iPhoneのボイスメモをUSBに保存する全手順!パソコンなしの直接転送からMP3変換、認識しない時の対処法まで

iPhoneのボイスメモは、パソコンがなくてもUSBメモリへ簡単に直接保存できます。

この記事では、Lightning対応USBメモリを使った転送の具体的な手順を解説します。

さらに、パソコンを利用したやり方や、最適なUSBメモリの選び方も紹介します。

LINEを使った手軽な共有方法や、USBメモリが認識しない時の対処法も網羅しました。

この記事を読めば、大切な音声データを確実にバックアップできるようになります。

目次

iPhoneのボイスメモをUSBに保存する具体的な方法

パソコンなしでiPhoneのボイスメモをUSBに直接移す手順

iPhoneのボイスメモは、パソコンを使わなくてもUSBメモリに直接保存できますよ。

必要なものは「Lightning対応のUSBメモリ」だけです。

これを使えば、外出先でも手軽にデータを移せて便利なんです。

具体的な手順は、以下の通りです。

  1. iPhoneにLightning対応のUSBメモリを接続します。
  2. iPhoneの「ファイル」アプリを開きます。USBメモリが認識されているか確認してくださいね。
  3. 次に「ボイスメモ」アプリを開き、USBに移したい音声データを選びます。
  4. 音声データの左下にある「…」をタップし、「ファイルに保存」を選択します。
  5. 保存先として、先ほど接続したUSBメモリの名前が表示されるので、それをタップします。
  6. USBメモリ内の好きなフォルダを選んで、右上の「保存」をタップすれば完了です。

この方法なら、ケーブルやパソコンを持ち歩く必要がありません。

大事な会議の録音や、子どもの声の記録などを、その場ですぐにバックアップできるので安心感が違います。

ただし、USBメモリによっては専用のアプリが必要な場合もあるので、購入時に説明書を確認しておくとスムーズに進められます。

パソコンを使ってiPhoneのボイスメモをUSBに転送するやり方

パソコンがあれば、iTunes(またはFinder)を使ってiPhoneのボイスメモをUSBメモリに簡単に転送できます。

たくさんのボイスメモを一度にまとめて整理したい時に便利な方法ですね。

ここでは、WindowsとMac、それぞれのパソコンでの手順を紹介します。

まずは、Windowsパソコン(iTunesを利用)の場合です。

  1. USBケーブルでiPhoneとパソコンを接続し、iTunesを起動します。
  2. iTunesの画面に表示されるiPhoneのアイコンをクリックします。
  3. 左側のメニューから「ミュージック」を選び、「音楽を同期」にチェックを入れます。
  4. 「ボイスメモを含める」にもチェックを入れて、右下の「適用」または「同期」ボタンをクリックします。
  5. 同期が終わると、パソコンの「ミュージック」フォルダ内に「ボイスメモ」というフォルダが作成され、データが保存されます。
  6. あとは、そのフォルダ内の音声ファイルをUSBメモリにコピー&ペーストすれば完了です。

次に、Mac(macOS Catalina以降、Finderを利用)の場合の手順を見ていきましょう。

  1. USBケーブルでiPhoneとMacを接続し、Finderを開きます。
  2. サイドバーに表示される自分のiPhone名をクリックします。
  3. 上部のメニューから「ミュージック」を選び、「ミュージックを“(自分のiPhone名)”と同期」にチェックを入れます。
  4. 「ボイスメモを含める」にもチェックを入れて、右下の「適用」をクリックします。
  5. 同期後、ミュージックアプリのライブラリにボイスメモが追加されるので、そこからファイルをUSBメモリにドラッグ&ドロップすればOKです。

少し手順は多いですが、一度覚えてしまえば簡単ですよ。

ボイスメモの保存に最適なiPhone対応USBメモリの選び方

iPhoneのボイスメモ保存に使うUSBメモリは、いくつかのポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。

一番大切なのは、自分の使い方に合ったものを選ぶことですね。

選ぶ際の具体的なポイントは、主に以下の3つです。

  1. 接続端子を確認する
    iPhoneに直接つなぐなら「Lightning端子」が付いているものが必須です。パソコンにもつなぐことを考えると、反対側に「USB-A」や「USB-C」端子も付いているデュアルタイプがとても便利ですよ。
  2. 容量(ストレージ)を決める
    ボイスメモは、録音時間によってファイルサイズが変わります。1時間の録音で約30MBほどです。たくさんの音声データを保存したいのか、時々バックアップする程度なのかを考えて容量を選びましょう。32GBや64GBあれば、ひとまず安心できる容量だと思います。
  3. 転送速度をチェックする
    USB3.0やUSB3.1といった規格に対応しているUSBメモリは、データの転送速度が速いです。長いボイスメモや、たくさんのファイルを一度に移すことが多いなら、転送速度が速いモデルを選ぶと待ち時間が短縮できてストレスがありません。

この他に、持ち運びやすさ(サイズや形状)や、専用アプリの使いやすさも比較してみると良いでしょう。

価格も様々ですが、安さだけで選ぶとデータが破損するリスクも考えられます。

信頼できるメーカーの製品を選ぶと、大切なデータを安心して預けられますね。

Lightning対応USBメモリの仕組みとおすすめ製品

Lightning対応USBメモリは、iPhoneの充電口に直接挿して使えるとっても便利なアイテムです。

このUSBメモリには、iPhoneに接続するための「Lightning端子」が付いているのが最大の特徴ですね。

製品によっては、パソコン用の「USB-A」や「USB-C」端子も一緒についているので、iPhoneとパソコンの間でデータを直接やり取りできます。

このUSBメモリをiPhoneに挿すと、多くの場合、専用のアプリが立ち上がるようになっています。

そのアプリを通じて、写真や動画、そしてボイスメモなどのファイルをUSBメモリにコピーしたり、逆にUSBメモリからiPhoneにデータを移したりすることができるんです。

ファイルアプリから直接操作できる製品もあるので、手軽さを重視するならそちらも良いでしょう。

おすすめの製品を選ぶなら、信頼できるメーカーから選ぶのが一番です。

例えば、以下のようなメーカーの製品は人気がありますよ。

メーカー名特徴
SanDisk(サンディスク)カメラのSDカードでも有名。品質が高く、アプリも使いやすいと評判です。
iDiskk(アイディスク)AppleのMFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)を取得している製品が多く、安心して使えます。
Transcend(トランセンド)パソコンのメモリなどでも知られるメーカー。耐久性や保証がしっかりしています。

これらのメーカーの製品は、家電量販店やオンラインストアで手軽に購入できます。

自分のiPhoneのモデルや、使っているパソコンの端子に合わせて、最適な一本を選んでみてくださいね。

100均のUSBメモリはボイスメモの保存に使える?

100円ショップで売られているUSBメモリは、iPhoneのボイスメモ保存に使えるか気になりますよね。

結論から言うと、直接の使用はできず、いくつか注意が必要です。

100均のUSBメモリには、iPhoneに直接接続できるLightning端子が付いていません。

そのため、iPhoneからデータを移すには、別途「Lightning – USBカメラアダプタ」のような変換アダプタが必要になります。

このアダプタを介せば、iPhoneと100均のUSBメモリを物理的につなぐことは可能です。

ただし、注意点がいくつかあります。

まず、安定性の問題です。

100均のUSBメモリは、耐久性や品質の面で、有名メーカーの製品に劣る可能性があります。

大切な会議の録音や、二度と録れない思い出の音声など、失いたくない重要なデータの長期保存にはあまり向いていないかもしれません。

次に、認識しないリスクです。

変換アダプタを使っても、iPhoneがUSBメモリを正常に認識しないケースもあります。

特に電力消費が大きいUSBメモリだと、iPhoneからの電力供給が足りずに動かないことがあるんです。

もし使うとしたら、一時的なデータの移動や、消えても困らないデータのバックアップくらいに留めておくのが安心ですね。

例えば、パソコンに一度ボイスメモを移してから、そのデータを100均のUSBメモリにコピーする、といった使い方なら問題ないでしょう。

手軽に手に入るのは魅力的ですが、大事なデータは信頼性の高いUSBメモリに保存することをおすすめします。

ボイスメモをMP3ファイル形式に変換する必要性と方法

iPhoneのボイスメモは、そのままでは「M4A」というファイル形式で保存されます。

このM4A形式はApple製品では問題なく再生できますが、Windowsの古いパソコンや一部のオーディオ機器では再生できないことがあるんです。

そのため、誰かにデータを渡したり、いろいろな機器で再生したりする可能性があるなら、「MP3」形式に変換しておくと安心ですよ。

MP3は、ほとんどの機器やソフトに対応している、とても一般的な音声ファイル形式だからです。

ファイル形式を変換する必要があるのは、主に以下のようなケースです。

  • ボイスメモをCDに焼きたいとき
  • Windowsの友人にデータを渡すとき
  • 特定の編集ソフトで音声を使いたいとき
  • 古いカーステレオなどで再生したいとき

変換方法は、パソコンを使う方法と、iPhoneアプリを使う方法があります。

パソコンを使うなら、iTunesを利用するのが簡単です。

  1. iTunesの「編集」メニューから「環境設定」を開きます。
  2. 「一般」タブにある「読み込み設定」をクリックします。
  3. 「読み込み方法」を「MP3エンコーダ」に変更して「OK」を押します。
  4. iTunesライブラリ内の変換したいボイスメモを選択し、「ファイル」メニューから「変換」→「MP3バージョンを作成」を選びます。

これだけで、同じ名前のMP3ファイルが新しく作られます。

また、iPhoneのApp Storeで「音声変換」や「M4A to MP3」などと検索すれば、変換用のアプリも見つかります。

アプリを使えば、パソコンがなくてもiPhoneだけで変換できるので手軽ですね。

一手間かかりますが、互換性を考えるとMP3に変換しておくメリットは大きいですよ。

LINE(ライン)でボイスメモを送って手軽に保存する手順

USBメモリが手元にない時でも、LINEを使えばボイスメモを手軽に他の人と共有したり、パソコンに保存したりできます。

自分専用のグループや、Keepメモに送っておけば、簡易的なバックアップとしても使えて便利ですよ。

手順はとてもシンプルで、誰でもすぐにできます。

  1. まず、iPhoneの「ボイスメモ」アプリを開きます。
  2. 送りたい音声データを選んで、ファイル名の左側にある「…」ボタンをタップします。
  3. メニューの中から「共有」を選択してください。
  4. 共有先を選ぶ画面が表示されるので、その中から「LINE」のアイコンをタップします。
  5. LINEの送信先を選ぶ画面に切り替わるので、送りたい友達やグループを選びます。自分用のバックアップなら「Keepメモ」に送るのがおすすめです。
  6. 送信先を選んだら、右上の「転送」ボタンを押すだけで完了です。

この方法を使えば、録音した会議の内容をすぐにチームメンバーに共有したり、面白い鼻歌を友達に送ったりと、いろいろな使い方ができますね。

パソコンに保存したい場合は、パソコン版のLINEを使いましょう。

パソコン版LINEでボイスメモを受け取り、ファイル名をクリックすればダウンロードできます。

ただし、LINEは大きなファイルを送るのには向いていません。

録音時間がとても長いボイスメモだと、送信に失敗することもあるので注意が必要です。

また、LINEのサービスが終了したり、アカウントに問題が起きたりするとデータが見られなくなる可能性もあります。

あくまで手軽な共有・一時保存の方法として活用するのが良いでしょう。

iPhoneのボイスメモをUSBへ転送する際のよくある質問と解決策

転送したボイスメモはUSBメモリのどこに保存される?

iPhoneからUSBメモリに転送したボイスメモが、どこに保存されたか分からなくなること、ありますよね。

基本的には、自分で指定した場所に保存されますが、アプリを使うか使わないかで少し異なります。

iPhoneの「ファイル」アプリを使って直接保存した場合の手順で見ていきましょう。

ボイスメモアプリで共有ボタンを押し、「ファイルに保存」を選ぶと、保存先を選択する画面が表示されます。

ここで自分のUSBメモリの名前を選び、「保存」をタップしたはずです。

ですので、ファイルアプリでUSBメモリを開けば、その直下にボイスメモのファイルが見つかりますよ。

もし、保存時に特定のフォルダ(例えば「会議録音」など)を作成してそこを選んでいれば、そのフォルダの中に入っています。

ファイル名は、ボイスメモにつけた名前(例えば「2025年7月22日」や「企画会議」など)のまま保存されていることがほとんどです。

一方、USBメモリメーカーの専用アプリを使って転送した場合。

この場合は、アプリが自動的に作成したフォルダに保存されることが多いです。

例えば、「ボイスメモ」や「Recoding」、「Import」といった名前のフォルダが自動で作られ、その中にデータが格納される仕組みになっています。

もしファイルが見つからなかったら、まずはUSBメモリの中にあるフォルダを一つずつ開いて確認してみてください。

焦らずにファイルアプリや専用アプリの中を探せば、大切なデータはきっと見つかります。

iPhoneがUSBメモリを認識しないときの原因と対処法

いざボイスメモを移そうとしたのに、iPhoneがUSBメモリを認識してくれないと困ってしまいますよね。

その場合、いくつかの原因が考えられますので、一つずつ試してみてください。

主な原因と対処法は、以下の通りです。

スクロールできます
原因対処法
接続が甘い一度USBメモリを抜いて、奥までしっかり差し込み直してみましょう。カチッという感覚があるか確認してください。
USBメモリのフォーマット形式が違うiPhoneは「FAT32」や「exFAT」という形式に対応しています。パソコンでUSBメモリのフォーマット形式を確認し、違っていたらこの形式にフォーマットし直す必要があります。(※フォーマットすると中のデータは全て消えるので注意!)
電力不足特に変換アダプタを使っている場合に起こりがちです。セルフパワー式のUSBハブ(ACアダプタから電力を取るタイプ)を使ったり、電力消費の少ないUSBメモリを試したりしてみてください。
iOSのバージョンが古いiPhoneのiOSが古いと、周辺機器にうまく対応できないことがあります。「設定」アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を確認し、最新版にアップデートしてみましょう。
製品の相性や初期不良まれに、特定のiPhoneのモデルとUSBメモリの相性が悪いことがあります。可能であれば、他のiPhoneやUSBメモリで試してみて、原因を切り分けましょう。製品の初期不良も考えられます。

まずは、一番簡単な「差し込み直し」から試すのがおすすめです。

それでもダメなら、iPhoneを再起動してみるのも意外と効果があったりします。

Lightning端子部分にホコリが溜まっていないか、チェックするのも良いですね。

これらの対処法を試しても認識しない場合は、USBメモリか変換アダプタの故障も考えられるため、購入元に相談してみてください。

長時間のボイスメモを転送するときの注意点は?

1時間を超えるような長時間のボイスメモを転送する際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

これを押さえておかないと、途中でエラーになったり、ファイルが破損したりする可能性があるので注意が必要ですよ。

まず一番大切なのは、iPhoneのバッテリー残量です。

データの転送中は、意外とバッテリーを消費します。

特に長いファイルの転送には時間がかかるため、途中でバッテリー切れにならないよう、十分に充電しておくか、充電しながら作業するのが安心です。

次に、ファイルのサイズが大きくなる点も意識しておきましょう。

ボイスメモは1時間で約30MBほどになりますが、2時間、3時間となると100MB近くになることもあります。

USBメモリの空き容量が十分にあるか、事前に確認しておくことが大切です。

容量不足で転送が中断されてしまうと、最初からやり直しになってしまいます。

また、転送中は他のアプリをなるべく操作しないようにしましょう。

バックグラウンドで重い処理が動くと、データ転送に影響が出て、エラーの原因になることがあります。

転送が終わるまでは、じっと我慢するのが得策です。

特に、パソコンを使わずにiPhoneから直接USBメモリに移す場合は、iPhoneがスリープ状態にならないように気をつけてください。

画面が消えると転送が止まってしまうことがあります。

「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」を一時的に「なし」に設定しておくとスムーズに進みますよ。

iPhoneのボイスメモのファイル形式(拡張子)を教えて

iPhoneのボイスメモアプリで録音した音声は、「M4A」というファイル形式で保存されます。

ファイル名の後ろについている「.m4a」という部分が、そのファイルの種類を示す拡張子ですね。

このM4Aは「MPEG-4 Audio」の略で、Appleが開発した比較的新しい音声形式です。

特徴としては、高音質でありながらファイルサイズを小さく抑えられる点が挙げられます。

iPhoneやiPad、MacといったApple製品では、もちろん問題なく再生や編集ができます。

iTunesでも標準でサポートされているので、パソコンで管理するのも簡単です。

ただし、少し注意が必要なのは、Apple製品以外で再生しようとするときです。

最近のWindowsパソコン(Windows 10や11)に入っているメディアプレイヤーなら、M4Aもそのまま再生できることが多いです。

しかし、少し古いWindowsのバージョンだったり、Androidのスマートフォン、一部のカーナビやオーディオプレーヤーなどでは、M4Aファイルに対応しておらず再生できない場合があります。

もし、いろいろな環境で再生する可能性があるなら、より汎用性の高い「MP3」というファイル形式に変換しておくと安心です。

MP3なら、ほとんどの機器やソフトウェアで再生できるので、誰かにデータを渡すときにも親切ですね。

自分の利用シーンを考えて、必要であればファイル変換を検討してみてください。

他のファイル形式へ変換できるおすすめアプリやソフト

iPhoneのボイスメモ(M4A形式)を、もっと使いやすいMP3などの形式に変換したい時ってありますよね。

パソコン用のソフトや、iPhoneで完結するアプリなど、便利なツールがたくさんありますよ。

ここでは、いくつか代表的なものを紹介しますね。

まずは、パソコン用のソフトです。

一番手軽なのは、多くの人が使っている「iTunes」(Macの場合は「ミュージック」アプリ)でしょう。

特別なソフトをインストールしなくても、設定を少し変えるだけでM4AからMP3へ変換できます。

無料で使えるので、まず試してみるのにおすすめです。

もう少し高機能なものを求めるなら、「Audacity」という無料の音声編集ソフトも有名です。

MP3への変換はもちろん、ノイズを除去したり、音量を調整したりといった細かい編集もできるので、本格的に音声を扱いたい人にはぴったりです。

次に、iPhoneだけで変換作業をしたい人向けのアプリです。

App Storeで「音声変換」や「オーディオコンバータ」と検索すると、たくさんのアプリが見つかります。

例えば、以下のようなアプリは評価も高く、使いやすいですよ。

  • The Audio Converter
  • メディアコンバーター

これらのアプリを使えば、通勤中などのすきま時間に、iPhoneの中でサッとファイル変換ができてしまいます。

アプリによって、対応しているファイル形式や、一度に変換できるファイルの数、広告の有無などが違うので、いくつか試してみて自分に合ったものを見つけるのが良いでしょう。

目的に合わせて、パソコンソフトとiPhoneアプリを使い分けるのが賢い方法ですね。

バックアップを取る前に削除したボイスメモの復元方法

「バックアップする前に、大事なボイスメモを間違えて消してしまった!」そんな時、とても焦りますよね。

でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。復元できる可能性が残っています。

まずは、ボイスメモアプリの中にある「最近削除した項目」を確認してみてください。

ボイスメモアプリは、削除したデータをすぐに完全消去するのではなく、一時的にゴミ箱のような場所に保管してくれているんです。

確認の手順は以下の通りです。

  1. ボイスメモアプリを開き、フォルダのリスト画面に戻ります。
  2. リストの中に「最近削除した項目」というフォルダがあるので、それをタップします。
  3. 削除したボイスメモがここに残っていれば、それをタップします。
  4. 「復元」というボタンが表示されるので、それをタップすれば元の場所に戻ります。

ただし、この「最近削除した項目」に保管される期間は、設定によって異なりますが、通常は30日程度です。

この期間を過ぎていたり、手動で完全に削除してしまったりした場合は、残念ながらアプリの機能だけでは復元できません。

その場合の最終手段として、市販のiPhoneデータ復元ソフトを使ってみる方法があります。

これらのソフトは、iPhoneの内部ストレージをスキャンして、削除されたデータの痕跡を探し出し、復元を試みるものです。

ただし、必ず復元できる保証はなく、ソフトの購入に費用もかかります。

また、データが上書きされてしまうと復元は難しくなるので、データが消えたことに気づいたら、なるべくiPhoneを操作しないようにすることが大切です。

まずは「最近削除した項目」をチェック、これが基本ですね。

USBメモリ以外にボイスメモをバックアップする選択肢

iPhoneのボイスメモのバックアップは、USBメモリが手軽ですが、実は他にも便利な方法がたくさんあります。

自分の使い方や環境に合わせて、複数の方法を使い分けるのがデータを守るコツですよ。

代表的なバックアップ先としては、以下のようなクラウドストレージサービスが挙げられます。

サービス名特徴
iCloud DriveApple純正のサービスなので、iPhoneとの連携が非常にスムーズです。「ファイル」アプリから直接保存でき、設定すれば自動で同期もしてくれます。
Google ドライブGoogleアカウントがあれば無料で15GBまで使えます。パソコンやAndroidスマホなど、Apple製品以外とのデータ共有が多い人におすすめです。
Dropboxクラウドストレージの先駆け的な存在で、多くのアプリと連携しています。共有機能が強力なので、仕事でチームとデータをやり取りする際に便利です。
OneDriveMicrosoftのサービスで、WordやExcelなどのOfficeファイルをよく使う人に適しています。Windowsパソコンとの親和性が高いのが特徴です。

これらのクラウドサービスを使えば、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもデータにアクセスできます。

USBメモリのように物理的に持ち運ぶ必要がないので、紛失や故障のリスクが低いのも大きなメリットですね。

また、パソコンに保存しておくのも確実な方法の一つです。

iTunesやFinderを使ってiPhoneとパソコンを同期すれば、ボイスメモのデータがパソコン内に保存されます。

あとは、そのパソコンのデータを外付けハードディスク(HDD)などに定期的にバックアップしておけば、さらに安心感が高まります。

USBメモリへの保存と、クラウドサービスやパソコンへの保存を併用して、大切なデータを二重、三重に守ることをおすすめします。

そもそもiPhoneのボイスメモを外部へ転送する理由とは

iPhoneのボイスメモはとても便利ですが、なぜわざわざUSBメモリなどの外部へデータを移す必要があるのでしょうか。

その理由は、主に3つの大切な目的があるからです。

一つ目は、iPhoneの空き容量を確保するためです。

ボイスメモは、特に長時間録音すると、ファイルサイズが意外と大きくなります。

会議の議事録やセミナーの記録などを頻繁に録音していると、あっという間にiPhoneのストレージを圧迫してしまうことがあります。

不要になったボイスメモを外部に移してiPhoneから削除すれば、新しいアプリを入れたり、写真や動画を撮ったりするための空き容量を増やすことができますね。

二つ目は、データの確実なバックアップのためです。

iPhoneは精密機器なので、いつ故障したり、紛失したりするか分かりません。

もしiPhoneが壊れてしまったら、中のデータも全て失われてしまう可能性があります。

大切な会議の記録や、子どもの初めての言葉など、二度と手に入らない音声データを守るために、USBメモリやクラウドなど、iPhoneとは別の場所にコピーを保存しておくことが非常に重要になります。

三つ目は、他の機器での再生や編集、他人との共有のためです。

録音した音声をパソコンで編集して資料を作成したり、CDに焼いて配布したり、Androidユーザーの友人に送ったりする場合、一度iPhoneからデータを取り出す必要があります。

このように、iPhoneの容量確保、データの保全、そしてデータの活用という、明確な理由があって外部への転送が行われるのです。

iPhoneのボイスメモをUSBに保存するまとめ

  • iPhoneのボイスメモは、Lightning対応USBメモリを使えばパソコンなしで直接保存が可能です。
  • パソコンを使って転送する場合は、iTunesやFinderで同期してからUSBへデータを移します。
  • ボイスメモをMP3ファイル形式に変換すると、様々な機器での再生互換性が高まります。
  • iPhoneがUSBメモリを認識しない時は、接続の確認やフォーマット形式の見直しを試してください。
  • 100均のUSBメモリは変換アダプタが必要で、大切なデータの長期保存には注意が必要です。
  • LINE(ライン)を使えば、友人への共有やパソコンへの一時的な保存が手軽にできます。
  • バックアップ先はUSBメモリ以外に、iCloud DriveやGoogleドライブなどのクラウドサービスも便利です。
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