YouTubeのギガを減らす14の節約術!iPhone/Android別の簡単設定からオフライン再生まで

YouTubeのギガは、アプリやスマホ本体の設定を少し見直すだけで簡単に節約できます。

ついつい動画を見すぎてしまい、月末には通信制限に悩まされることは多いですよね。

この記事では、今すぐできる画質設定やデータセーバーの活用法を、iPhone・Android別に具体的に紹介します。

さらに、オフライン再生やYouTube Premiumを使ったギガ消費の根本的な解決策も分かります。

ギガの心配をなくし、もっと快適にYouTubeを楽しみましょう。

目次

YouTubeのギガを減らすために今すぐできる設定とは

消費したギガを確認する方法は?

YouTubeでどれくらいのギガを使っているか知りたいなら、YouTubeアプリの設定から簡単に確認できますよ。

自分が思っている以上に見ちゃっていることもあるので、まずは現状を把握するのが節約の第一歩になります。

ここでは、iPhoneとAndroid、それぞれのOSでYouTubeの通信量を確認する手順を紹介しますね。

【iPhoneの場合の手順】

  1. まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. 次に「モバイル通信」という項目をタップしてください。
  3. 少し下にスクロールすると、アプリの一覧が出てきます。
  4. その中から「YouTube」を探すと、アプリ名の下に表示されている数字がこれまでに使った通信量です。

この画面の一番下まで行くと、「統計情報をリセット」という項目があります。

これをタップすると、計測がゼロからスタートするので、毎月の初めにリセットしておくと管理しやすくて便利ですよ。

【Androidの場合の手順】

  1. まず、Androidの「設定」アプリを開きます。
  2. 次に「ネットワークとインターネット」をタップしてください。
  3. 「データ使用量」や「モバイルデータ通信」といった項目を選びます。
    (お使いの機種によって少し名前が違うこともあります)
  4. 「アプリのデータ使用量」をタップすると、アプリごとの通信量が表示されます。
  5. ここで「YouTube」を探せば、使ったギガ数が一目でわかります。

Androidでも期間を指定してデータ使用量を確認できるので、定期的にチェックする習慣をつけると、ギガの使いすぎを防げます。

画質を低く設定する具体的な手順

YouTubeのギガ消費を抑えるには、動画の画質を低く設定するのがとても効果的です。

画質を少し下げるだけで、通信量を半分以下にできることもあるんですよ。

動画を見ている時と、これから見る動画全体に対して、それぞれ設定する方法があります。

【再生中の動画の画質を変更する手順】

  1. まず、見ている動画の画面を一度タップします。
  2. 右上に表示される歯車のマーク(設定アイコン)をタップしてください。
  3. メニューの中から「画質」を選びます。
  4. 「詳細設定」をタップすると、具体的な画質の数字が選べます。
  5. 「480p」以下に設定するのがおすすめです。「360p」でも、スマホの画面なら十分きれいに見られますよ。

高画質の「1080p」だと1時間で約1.5GB消費しますが、「480p」なら約0.5GB、「360p」なら約0.3GBまで抑えることが可能です。

【すべての動画に適用する画質設定の手順】

毎回設定するのが面倒な方は、あらかじめ全体の画質を設定しておきましょう。

  1. YouTubeアプリのトップページ右下にある自分のアイコン(マイページ)をタップします。
  2. 右上の歯車マーク(設定アイコン)をタップしてください。
  3. メニューから「画質の詳細設定」を選びます。
  4. 「モバイル ネットワーク使用時の動画の画質」という項目を「データセーバー(低画質)」に設定します。

こうしておけば、Wi-Fiに繋がっていない時は自動的に低い画質で再生されるので、うっかりギガを使いすぎるのを防げます。

画質にこだわりたい動画だけ、再生中に手動で画質を上げればOKです。

データセーバーを一括で設定するには?

YouTubeのギガ節約設定を一つずつやるのが大変だと感じるなら、「データセーバー」機能を使いましょう。

この機能をオンにするだけで、画質調整や自動再生の停止など、ギガを節約するための設定がまとめて適用されるのでとても便利です。

難しいことを考えずに、とにかくギガを減らしたいという方にはぴったりの機能ですよ。

設定方法は、以下の通りでとても簡単です。

【データセーバーの設定手順】

  1. まず、YouTubeアプリを開いて、右下にある自分のアイコン(マイページ)をタップします。
  2. 次に、画面の右上にある歯車マーク(設定アイコン)をタップしてください。
  3. 設定メニューの中から「データセーバー」という項目を探してタップします。
  4. 一番上に「データセーバー」というスイッチがあるので、これをオン(青色)に切り替えるだけです。

たったこれだけで、以下の節約設定が自動的に有効になります。

  • 動画の画質が低く設定される
  • 高画質な動画のダウンロードはWi-Fi接続時のみになる
  • Wi-Fi接続時のみストリーミング再生する設定がオンになる
  • フィードでの無音再生がWi-Fi接続時のみになる

まさに、ギガ節約のための「おまかせ設定」といった感じですね。

もし、この中で「この設定はオフにしたいな」というものがあれば、データセーバーをオンにした状態のまま、個別のスイッチをオフにすることも可能です。

例えば、「動画の画質は自分で選びたい」という場合は、「動画の画質を落とす」のスイッチだけをオフにすればOK。

自分の使い方に合わせてカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。

まずはデータセーバーをオンにして、必要に応じて調整してみてください。

次の動画が勝手に再生されるのを止める方法

一つの動画を見終わった後、意図しないのに次の動画が始まってギガを消費してしまうのはもったいないですよね。

これは「自動再生」機能がオンになっているのが原因で、簡単な設定でオフにできます。

寝る前に動画を見ていて、そのまま朝まで再生され続けていた、なんてことを防ぐためにも設定しておくのがおすすめです。

設定方法は2つあり、どちらもすごく簡単ですよ。

【動画再生画面から設定する手順】

  1. まず、何か適当な動画を再生します。
  2. 動画の画面を一度タップすると、上部にメニューが表示されます。
  3. その中にある再生マークに斜線が入ったようなアイコン(一時停止マークに似ています)が自動再生のスイッチです。
  4. このアイコンをタップして「自動再生はオフです」と表示されれば設定完了です。

アイコンが白くなっていればオン、黒くなっていればオフの状態を示します。

この設定は一度オフにしておけば、次にアプリを開いた時も引き継がれるので、毎回設定し直す必要はありません。

【設定メニューから設定する手順】

  1. YouTubeアプリの右下にある自分のアイコン(マイページ)をタップします。
  2. 右上の歯車マーク(設定アイコン)を選んでください。
  3. メニューの中から「自動再生」という項目をタップします。
  4. 「次の動画を自動再生」という項目のスイッチをオフ(灰色)にすればOKです。

どちらの方法で設定しても結果は同じなので、やりやすい方で試してみてくださいね。

特に、お子さんがYouTubeを見るときなどは、この設定をオフにしておくと、見せたくない動画に勝手に移ってしまうのを防ぐことにも繋がります。

Wi-Fi接続中だけストリーミング再生する設定

外出先でギガを絶対に使いたくない、という場合は「Wi-Fi接続中だけストリーミング再生する」設定がとても役立ちます。

この設定をオンにしておくと、モバイルデータ通信を使っている状態では動画が再生されなくなり、ギガの消費を完全にストップできるんです。

Wi-Fi環境がない場所でうっかり動画を開いてしまっても安心ですよ。

この設定は、YouTubeアプリのデータセーバー機能の一部として含まれています。

【設定の手順】

  1. YouTubeアプリを開き、右下の自分のアイコン(マイページ)をタップします。
  2. 画面の右上にある歯車マーク(設定アイコン)を選んでください。
  3. 設定メニューの中から「データセーバー」をタップします。
  4. データセーバーの画面に、「Wi-Fi接続時にのみストリーミング」という項目があります。
  5. このスイッチをオン(青色)に切り替えるだけで設定は完了です。

この設定をしておくと、モバイルデータ通信中に動画を再生しようとすると「Wi-Fiに接続されていません」というメッセージが表示され、再生がストップします。

動画を見たい場合は、Wi-Fiに接続するか、この設定を一時的にオフにする必要があります。

注意点として、この設定は動画の再生だけでなく、動画のサムネイル画像の読み込みなどにも影響することがあります。

もし、外出先で動画を探すことだけでもしたい場合は、この設定はオフのままにしておき、代わりに画質を最低に設定しておくなどの対策を取るのがよいでしょう。

自分の使い方に合わせて、他の節約機能とうまく使い分けるのがおすすめです。

ギガの残りが少なくなってきて、月末までどうしても温存したい、という時に特に頼りになる機能ですね。

【iPhone向け】通信量を節約する設定のやり方

iPhoneユーザーの方がYouTubeのギガを節約したい場合、YouTubeアプリ内の設定に加えて、iPhone本体の機能を活用するのが効果的です。

特に「低データモード」は、通信量全体を抑えてくれるので、ぜひ設定しておきたい機能の一つです。

YouTube以外のアプリの通信量も節約できるので、月末のギガ不足に悩んでいる方にはぴったりですよ。

ここでは、iPhone本体でできる通信量の節約設定を2つ紹介しますね。

【低データモードを設定する手順】

  1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. 「モバイル通信」という項目をタップしてください。
  3. 次に「通信のオプション」を選びます。
  4. 「データモード」という項目があるので、これをタップします。
  5. 「省データモード」にチェックを入れれば設定完了です。

この設定をすると、バックグラウンドでのアプリの更新や、自動ダウンロードなどが制限され、全体のデータ通信量を抑えてくれます。

YouTubeに関しても、画質が自動的に調整されるなど、ギガの節約に繋がる効果が期待できます。

【Appのバックグラウンド更新をオフにする手順】

使っていないアプリが裏で通信しているのも、ギガが減る原因の一つです。

特に通信量の多いYouTubeのバックグラウンド更新をオフにしておきましょう。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」をタップし、次に「Appのバックグラウンド更新」を選びます。
  3. アプリの一覧が表示されるので、その中から「YouTube」を探します。
  4. YouTubeの横にあるスイッチをオフ(緑色から灰色)にすればOKです。

これで、アプリを開いていない間にYouTubeが勝手に通信するのを防ぐことができます。

他のあまり使わないアプリも、この機会にまとめてオフにしておくと、より節約効果が高まりますよ。

これらのiPhone本体の設定と、YouTubeアプリ内のデータセーバーなどを組み合わせることで、より強力にギガを守ることが可能です。

【Android向け】通信量を節約する設定のやり方

Androidスマホをお使いの方がYouTubeのギガを節約するには、Android OS自体に備わっているデータセーバー機能を使うのがとても便利です。

この機能をオンにするだけで、YouTubeを含むスマホ全体の通信量を自動で抑えてくれるんですよ。

アプリごとの細かい設定が苦手な方でも、スイッチ一つで簡単にギガの使いすぎを防げます。

ここでは、Androidの便利な節約機能を2つご紹介しますね。

【データセーバーを設定する手順】

  1. Androidの「設定」アプリを開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」という項目をタップしてください。
  3. メニューの中から「データセーバー」を選びます。
    (お使いの機種によっては「データ使用量」の中にある場合もあります)
  4. 「データセーバーを使用」のスイッチをオンにするだけで設定は完了です。

これをオンにすると、バックグラウンドでのデータ通信が制限されたり、YouTubeなどのアプリで画質が自動的に調整されたりします。

Wi-Fiに接続している時は通常通り通信するので、普段の使い勝手を大きく損なうこともありません。

【データ使用量の警告と上限を設定する手順】

今月はあとどれくらいギガを使えるか、常に意識したい方にはこの設定がおすすめです。

あらかじめ警告や上限を設定しておくことで、使いすぎを未然に防ぐことができます。

  1. 「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」に進みます。
  2. 「データ使用量」や「モバイルデータ通信」といった項目をタップします。
  3. 歯車マークなどの設定アイコンをタップすると、「データ警告」や「データ上限」を設定する画面が出てきます。
  4. 「データ警告を設定」をオンにして、警告を発してほしいデータ量(例えば5GBなど)を入力します。
  5. さらに「データ上限を設定」をオンにして、上限に達したら通信を自動でオフにしてほしいデータ量(例えば契約プランの上限)を入力します。

こうしておけば、「今月はあと1GBしか使えない!」といった状況が視覚的にわかりやすくなります。

上限に達するとモバイルデータ通信が自動でオフになるので、追加料金が発生する心配もなく安心ですね。

これらのAndroid本体の機能と、YouTubeアプリの節約設定を組み合わせることで、賢くギガを管理していきましょう。

YouTubeのギガを減らすための便利な機能とサービス

ギガを使わずに動画を視聴できるオフライン再生とは?

ギガを一切使わずにYouTube動画を楽しみたいなら、「オフライン再生」機能の活用が最もおすすめです。

この機能は、あらかじめWi-Fi環境で動画をスマホにダウンロードしておき、外出先では通信せずにその動画を視聴するというものです。

通勤・通学中や、電波の悪い場所でも途切れることなく快適に動画を楽しめるので、一度使うと手放せなくなりますよ。

この便利なオフライン再生は、有料プランの「YouTube Premium」に加入している方が使える機能です。

【オフライン再生の利用手順】

  1. まず、自宅などWi-Fiが使える環境でYouTubeアプリを開きます。
  2. ダウンロードしておきたい動画を探して、再生ページを開いてください。
  3. 動画タイトルの下に表示されている「オフライン」や「ダウンロード」というボタンをタップします。
    (ボタンの表示は少し違うことがあります)
  4. 画質の選択画面が出てくるので、好きな画質を選んで「ダウンロード」をタップします。
    画質が高いほどスマホの容量を使いますが、後からギガは消費しません。
  5. ダウンロードが完了すると、ボタンの表示が「オフライン保存済み」などに変わります。

これで準備は完了です。

ダウンロードした動画は、YouTubeアプリの「ライブラリ」内にある「オフライン」という項目からいつでも見ることができます。

この方法なら、飛行機の中やトンネルの中など、完全に電波がない場所でも動画を楽しめます。

注意点として、ダウンロードした動画は定期的にインターネットに接続してライセンスを更新する必要があります。

また、動画によっては著作権の都合でオフライン再生が許可されていないものもあるので、その点は覚えておいてくださいね。

毎日のように見るお気に入りのチャンネルがあるなら、Wi-Fi環境にいる時にまとめてダウンロードしておくのが賢い使い方です。

YouTubeショートの視聴でギガを節約する方法

ついつい見続けてしまうYouTubeショートですが、実は通常の動画よりもギガの消費が激しいことがあるんです。

短い動画だからと油断していると、あっという間に通信量が膨れ上がってしまうことも。

YouTubeショートでギガを節約するには、「ながら見」をやめて、見たいものだけを意識的に視聴することが大切です。

通常の動画と違い、ショート動画には画質を設定する機能がありません。

そのため、常に比較的高画質な状態で再生されてしまい、データ消費量をコントロールしにくいのが特徴です。

1分程度の短い動画が次から次へと自動で再生されるため、気づかないうちに大量のデータを消費しているケースがよくあります。

【YouTubeショートでギガを節約するコツ】

  1. モバイルデータ通信中はショートフィードを開かない
    これが最も確実な方法です。外出先ではショート動画の閲覧を控えるだけで、大幅なギガの節約に繋がります。
    見たい場合は、Wi-Fi環境で楽しむようにしましょう。
  2. 視聴時間を決める
    「10分だけ」というように、あらかじめ視聴時間を決めておくのも有効な手段です。
    アラームをセットするなどして、ダラダラと見続けてしまうのを防ぎましょう。
  3. 「興味なし」を活用する
    興味のないショート動画が表示されたら、右下のメニューボタン(…の形)から「興味なし」を積極的にタップしましょう。
    これを繰り返すことで、AIがあなたの好みを学習し、興味のない動画の読み込みを減らしてくれる効果が期待できます。

残念ながら、YouTubeショートの自動再生を完全にオフにする設定は今のところありません。

だからこそ、ユーザー自身が意識してコントロールすることが何よりも重要になります。

ギガを節約したい時は、ショート動画との付き合い方を見直してみてくださいね。

バックグラウンド再生時の通信量を抑えるコツ

音楽のように音声だけを楽しみたい時に便利な「バックグラウンド再生」ですが、映像も一緒に読み込んでいるため、意外とギガを消費しています。

このバックグラウンド再生時のデータ消費を抑えるには、映像なしの音声のみで再生する設定を活用するのが効果的です。

この機能は「YouTube Premium」の特典の一つですが、ギガ節約とバッテリー節約の両方に役立つので、対象の方はぜひ設定してみてください。

【音声のみで再生する設定の手順】

  1. YouTube Premiumに加入しているアカウントでYouTubeアプリを開きます。
  2. 右下にある自分のアイコン(マイページ)をタップしてください。
  3. 右上の歯車マーク(設定アイコン)を選びます。
  4. 設定メニューの中から「バックグラウンドとオフライン」という項目をタップします。
    (バージョンによっては「バックグラウンド再生」という名前の場合もあります)
  5. 「バックグラウンド再生」の項目で、「音声のみ」という選択肢にチェックを入れます。

この設定をしておけば、別のアプリを開いたり、スマホの画面をオフにしたりした時に、自動的に音声だけの再生に切り替わります。

映像データを読み込まなくなるため、通信量を大幅に削減できるというわけです。

例えば、作業用のBGMとして音楽系の動画を流したり、トーク系のチャンネルをラジオ感覚で楽しんだりする際に、この設定は非常に役立ちます。

もし動画の映像も見たい場面があれば、その都度YouTubeアプリを開けば映像も再生されます。

YouTube Premiumを利用していない場合は、残念ながらこの機能は使えません。

その場合は、バックグラウンド再生自体を控えるか、Wi-Fi環境下でのみ利用するように心がけることが、ギガを節約する一番の方法になります。

音楽やラジオ代わりにYouTubeを使っている方は、この設定を見直すだけでギガの持ちが大きく変わるかもしれませんよ。

YouTube Musicのデータ消費量を抑えるには?

YouTube Musicは便利な音楽ストリーミングサービスですが、何も設定しないと高音質で再生され、思った以上にギガを消費することがあります。

データ消費を抑えるには、ストリーミング再生の音質を「低音質」に設定するのが最も簡単で効果的な方法です。

音質を少し下げるだけで、通信量を4分の1程度にまで減らすことができますよ。

ここでは、YouTube Musicアプリでできるギガ節約の設定を紹介しますね。

【モバイル通信時の音質を設定する手順】

  1. まず、YouTube Musicアプリを開きます。
  2. 右上の自分のプロフィールアイコンをタップしてください。
  3. メニューから「設定」を選びます。
  4. 「データセーバー」という項目をタップし、スイッチをオンにするのが一番簡単です。
  5. もしくは、「再生と制限」や「音質」といった項目から、より細かく設定することもできます。
  6. 「モバイル ネットワーク使用時の音質」という項目を「低」に設定します。

標準音質だと1時間で約120MB消費しますが、低音質なら約48MBに抑えられます。
(※数値は目安です)

【Wi-Fi接続時のみストリーミングする設定】

絶対にギガを使いたくない、という方はこの設定がおすすめです。

  1. 「設定」メニューの中にある「データセーバー」をタップします。
  2. 「Wi-Fi 接続時にのみストリーミング」のスイッチをオンにします。

こうしておけば、モバイルデータ通信中は曲が再生されなくなり、意図しないギガの消費を完全に防げます。

【オフライン(一時保存)機能を活用する】

YouTube Musicにも、あらかじめWi-Fiで曲をダウンロードしておくオフライン機能があります。

お気に入りのプレイリストやアルバムを一時保存しておけば、外出先ではギガを一切使わずに音楽を楽しめます。

有料のYouTube Music Premium会員向けの機能ですが、頻繁に利用する方にとっては最高の節約術になりますね。

モバイルデータ通信の使用量に上限を設ける

YouTubeの使いすぎで、気づいたら通信制限に…なんてことを防ぎたいなら、スマホ本体の機能でデータ使用量に上限を設定するのが確実な方法です。

あらかじめ「今月はここまでしか使わない」という上限を決めておくことで、それ以上のギガ消費を自動的にストップさせることができます。

特にAndroidスマホでは、この設定が簡単にできるのでおすすめです。

iPhoneの場合は、残念ながらAndroidのように自動で通信を止める上限設定機能はありません。

そのため、iPhoneユーザーの方は、こまめに通信量を確認する習慣をつけることが大切になります。

【Androidでデータ上限を設定する手順】

  1. Androidの「設定」アプリを開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」を選び、次に「データ使用量」や「モバイルデータ通信」といった項目をタップします。
  3. 歯車の形をした設定アイコンなどをタップし、「データ上限を設定」という項目を探します。
  4. このスイッチをオンにして、上限としたいデータ量(例えば、契約プランが7GBなら「7GB」)を入力します。

これで設定は完了です。

この設定したデータ量に達すると、スマホのモバイルデータ通信が自動的にオフになります。

うっかり使いすぎる心配がなくなるので、とても安心ですね。

また、同じ画面で「データ警告を設定」という機能も使えます。

こちらに上限より少し低い数値(例えば5GBなど)を設定しておけば、その量に達した時点でお知らせが届くので、残りのギガを意識しながら使うことができます。

月末になるといつもギガ不足で悩んでいる方は、ぜひこの上限設定を活用して、計画的なデータ管理を試してみてください。

YouTube Premiumはギガの節約になる?

月額料金がかかるYouTube Premiumですが、使い方によっては結果的にギガの節約に繋がることがあります。

その最大の理由は、「オフライン再生」と「バックグラウンドでの音声のみ再生」という2つの機能が使えるようになるからです。

これらの機能をうまく活用できる人にとっては、月額料金を払う価値のある節約手段と言えるでしょう。

まず、「オフライン再生」は、Wi-Fi環境で動画をスマホにダウンロードしておく機能です。

通勤や通学など、毎日決まった時間に外出先で動画を見る習慣がある人には特に効果的です。

家を出る前に見たい動画をまとめてダウンロードしておけば、移動中のギガ消費は完全にゼロになります。

例えば、毎日1時間、標準画質(480p)で動画を見ると、1ヶ月で約15GBものギガを消費します。

これをオフライン再生に切り替えるだけで、この15GBがまるごと節約できる計算です。

次に、「バックグラウンドでの音声のみ再生」機能です。

これは、音楽やラジオのように音声だけを楽しみたい時に、映像データを読み込まずに再生できる機能のことを指します。

映像がない分、データ通信量を大幅に抑えることができるのです。

作業用BGMとして長時間音楽を流したり、トーク番組を聴いたりする方には、この機能が非常に役立ちます。

ただし、YouTubeをあまり見ない人や、主にWi-Fi環境でしか利用しない人にとっては、ギガ節約のメリットは小さいかもしれません。

自分のYouTubeの使い方を振り返ってみて、これらの機能に月額料金分の価値があるかどうかを判断するのが良いでしょう。

広告が非表示になる快適さも含めて、検討してみる価値は十分にあります。

ギガを気にせず使える通信プランの選択肢

YouTubeのギガを節約する様々な方法を試しても、やっぱり月末には足りなくなってしまう…という方は、思い切って通信プラン自体を見直すのが根本的な解決策になります。

最近では、特定のサービスの通信量がカウントされない「カウントフリー」オプションや、大容量・無制限のプランが以前より手頃な価格で提供されています。

自分の使い方に合ったプランに変更することで、ギガの残量を気にするストレスから解放されるかもしれませんよ。

【カウントフリーオプションがあるプラン】

一部の格安SIMなどでは、YouTubeやSNSなどの対象サービス利用時にかかるデータ通信量が、毎月のギガとしてカウントされない「カウントフリー」というオプションを提供しています。

YouTubeを長時間利用する方にとっては、非常に魅力的な選択肢です。

ただし、すべての通信が対象になるわけではないなど、細かい条件がある場合が多いので、契約前によく確認することが大切です。

【データ容量無制限のプラン】

ギガの心配を一切したくない、という方にはデータ容量が無制限に使えるプランがおすすめです。

大手キャリアのオンライン専用プランや、楽天モバイルなどが代表的です。

月額料金は高めになりますが、テザリングでパソコンやタブレットを繋いだり、家族とデータをシェアしたりと、自由な使い方ができます。

高画質の動画を好きなだけ楽しめるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

【大容量の格安SIMプラン】

無制限までは必要ないけれど、今のプランよりはたくさん使いたい、という方には20GBや30GBといった大容量のデータプランを提供している格安SIMが向いています。

大手キャリアに比べて月額料金を抑えながら、十分なデータ量を使えるのが魅力です。

まずは自分が毎月どれくらいのギガを消費しているのかを正確に把握し、その上で各社のプランを比較検討してみましょう。

自分の使い方にぴったりのプランが見つかれば、我慢することなく快適にYouTubeを楽しめるようになりますよ。

YouTubeのギガを減らすまとめ

  • まずは現状把握のため、iPhone・Android各端末の設定からYouTubeのギга消費量を確認します。
  • ギガを減らす最も基本的な方法は画質設定の見直しで、「480p」以下がおすすめです。
  • YouTubeアプリの「データセーバー」をオンにすると、ギガ節約の設定が一括で適用され便利です。
  • Wi-Fiで動画をダウンロードする「オフライン再生」は、ギガ消費ゼロで視聴できる最も効果的な方法です(YouTube Premium機能)。
  • iPhoneの「低データモード」やAndroidの「データ上限設定」など、スマホ本体の機能を活用するとさらに節約効果が高まります。
  • 意外とギガを消費するYouTubeショートは、モバイルデータ通信中の長時間の視聴を控えるのが賢明です。
  • どうしてもギガが足りなくなる場合は、YouTubeがカウントフリーになるオプションや大容量の通信プランへの見直しも有効な手段です。
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