エクスペリアとアクオスは、カメラやエンタメ機能にこだわるならXperia、価格と普段使いの快適さで選ぶならAQUOSがおすすめです。
ソニーとシャープ、それぞれの強みがスマホのコンセプトに色濃く反映されています。
あなたの使い方にとって、どちらの機種が本当に合っているのか、カメラ性能やバッテリー、価格など5つの重要なポイントから比較します。
この記事を読めば、両者の違いが明確になり、あなたにぴったりの一台が見つかります。
後悔しないスマホ選びのために、ぜひ最後までご覧ください。
エクスペリアとアクオスはどっちがいいか5つのポイントで徹底比較
- 【比較】ソニーとシャープのブランドコンセプトの違い
- 【カメラ性能】自然な描写のXperiaとAIが優秀なAQUOS
- 【画質・音質】映画や音楽へのこだわりで選ぶなら
- 【バッテリー】電池持ちの良さと寿命を延ばす技術
- 【価格】ハイエンド・ミドルレンジの料金一覧
- 【独自機能】ゲームや日常使いを便利にする機能
- Xperiaのデメリットと知っておきたい注意点
- AQUOSのデメリットと知っておきたい注意点
【比較】ソニーとシャープのブランドコンセプトの違い
Xperiaはカメラや音楽などプロ仕様のエンタメ体験を追求し、AQUOSはAIなどを活用して使う人に優しく寄り添う機能性を重視しています。
どちらのスマホを選ぶか考える時、このブランドとしての「考え方」の違いを知っておくと、自分に合った一台が見つけやすくなりますよ。
ソニーが作るXperiaは、まるで「ポケットに入れる本格的なエンタメ機材」のような存在です。
自社の強みであるデジタルカメラ「α(アルファ)」の技術や、ウォークマンで培った高音質技術を惜しみなくスマホに注ぎ込んでいます。
そのため、クリエイティブな作業や、最高の品質で映画・音楽を楽しみたいという方に響くスマホ作りをしています。
一方、シャープが作るAQUOSは、「人に寄り添うパートナー」というコンセプトを大切にしています。
AIがおしゃべりしてくれる「エモパー」機能や、省エネ性能に優れた「IGZOディスプレイ」技術など、日々の生活をちょっと便利で快適にしてくれる工夫が満載です。
派手さよりも、毎日使う道具としての使いやすさや安心感を求める方にぴったりのスマホと言えるでしょう。
| ブランド | Xperia(ソニー) | AQUOS(シャープ) |
|---|---|---|
| コンセプト | プロ級のエンタメ体験 | 人に寄り添うパートナー |
| 強み | カメラ、音響、ディスプレイ品質 | 省エネ、AI機能、使いやすさ |
| キーワード | クリエイター、本格的、高品質 | 快適、安心、親しみやすい |
このように、両者の目指す方向性は少し違います。
あなたがスマホに何を一番求めるかで、どちらのブランドが魅力的に映るかが変わってきそうですね。
【カメラ性能】自然な描写のXperiaとAIが優秀なAQUOS
Xperiaのカメラは、まるでデジタルカメラのように見たままを自然に写し出すのが得意で、AQUOSのカメラは、AIが被写体を認識して自動で最適な「映える」写真に仕上げるのが得意です。
カメラ性能はスマホ選びの重要なポイントですが、この2つのブランドは得意なことが正反対と言ってもいいくらい違います。
Xperiaは、ソニーのカメラ部門が開発した高機能なセンサーを搭載しています。
ドイツの名門レンズメーカー「ZEISS(ツァイス)」のレンズを採用するなど、ハードウェアへのこだわりが非常に強いのが特徴です。
そのため、撮影した写真は加工感が少なく、目で見たままの空気感や光を忠実に再現してくれます。
まるでプロのカメラマンのように、撮影後に自分で色味などを調整したいクリエイティブな方に向いています。
一方のAQUOSは、ソフトウェアの力、特にAI(人工知能)の活用が得意です。
カメラを被写体に向けるだけで、AIが「これは料理」「これは人物」「これは夜景」と自動で判断し、それぞれのシーンに最適な設定に調整してくれます。
シャッターを押すだけで、誰でも簡単にSNS映えするような、少し鮮やかで綺麗な写真が撮れるのが魅力です。
特にミドルレンジのAQUOS senseシリーズでも、このAI機能がしっかり搭載されているのが嬉しいポイントですね。
- Xperiaがおすすめな人: 自分の目で見たままの自然な写真を撮りたい、後から自分で編集したい人
- AQUOSがおすすめな人: 面倒な設定なしで、誰でも簡単に綺麗な写真を撮りたい人
【画質・音質】映画や音楽へのこだわりで選ぶなら
映像美と音質にこだわるならXperia、省エネ性能とバランスの良さを求めるならAQUOSがおすすめです。
スマホで映画を見たり、音楽を聴いたりする時間が多い方にとって、この画質と音質の違いはとても重要ですよね。
Xperiaは、エンタメ性能へのこだわりが非常に強く、特にハイエンドモデルでは他のスマホを圧倒するほどの高品質な体験ができます。
【Xperiaの強み】
- 画質: 一部のモデルでは、スマホとしては最高峰の「4K解像度」のディスプレイを搭載しています。ソニーのテレビ「BRAVIA(ブラビア)」で培った映像技術が活かされており、非常に高精細でリアルな映像を楽しめます。
- 音質: ハイレゾ音源の再生に対応しているのはもちろん、有線イヤホンジャックを搭載しているモデルが多いのも特徴です。圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングする技術もあり、音へのこだわりは随一です。
一方、AQUOSは、シャープ独自の「IGZO(イグゾー)ディスプレイ」が最大の武器です。
【AQUOSの強み】
- 画質: IGZOディスプレイは、表示する内容に合わせてリフレッシュレート(画面の書き換え頻度)を賢く制御することで、なめらかな表示と優れた省エネ性能を両立させています。発色も自然で美しく、日常使いでの見やすさは抜群です。
- 音質: 立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応しており、動画やゲームで臨場感のあるサウンドを楽しめます。
映画や音楽の世界にどっぷり浸かりたいならXperia、電池持ちを気にしつつ綺麗な画面で動画を楽しみたいならAQUOS、という選び方ができそうですね。
【バッテリー】電池持ちの良さと寿命を延ばす技術
バッテリーの持ち時間そのものは両者に大きな差はありませんが、バッテリーを長持ちさせるための独自の充電技術には、それぞれ特徴があります。
スマホを長く使っていると、「なんだか最近、電池の減りが早いな…」と感じることがありますよね。
これは、充電を繰り返すことでバッテリーが劣化してしまうのが原因です。
XperiaとAQUOSは、このバッテリーの劣化を防ぎ、寿命を延ばすための賢い機能を搭載しています。
【Xperiaのいたわり充電】
Xperiaには、3年間使ってもバッテリーが劣化しにくいように設計された「いたわり充電」機能があります。
これは、ユーザーの充電習慣を学習する賢い機能です。
例えば、あなたが毎晩寝る前に充電を始めることを学習すると、夜中の間は充電を90%でストップさせておき、あなたが起きる直前に100%になるよう調整してくれます。
これにより、バッテリーに負担がかかる「満充電」の状態を短くし、劣化を防ぐ仕組みです。
【AQUOSのインテリジェントチャージ】
AQUOSの「インテリジェントチャージ」も、いたわり充電と似た機能です。
こちらも満充電になる手前で充電を停止し、バッテリーへの負荷を軽減します。
さらに、充電中に本体の温度が上がりすぎた場合、一時的に充電をストップさせる安全機能も備わっています。
どちらの機種も、ただ大容量のバッテリーを積むだけでなく、そのバッテリーをいかに長く健康な状態で使い続けられるかを考えて設計されています。
この点においては、どちらを選んでも安心して長く使えると言えるでしょう。
【価格】ハイエンド・ミドルレンジの料金一覧
Xperiaは全体的に高価格帯ですが、AQUOSは高性能なハイエンドから手頃なエントリーモデルまで、幅広い価格帯のラインナップを揃えています。
スマホ選びでは、やっぱり価格も大事なポイントですよね。
両ブランドの代表的なモデルの発売当初の価格帯を見てみましょう。
(※価格は時期や販売キャリアによって変動します)
| モデル帯 | Xperia | AQUOS |
|---|---|---|
| ハイエンド (最高性能モデル) | Xperia 1シリーズ 約19万円〜22万円 | AQUOS Rシリーズ 約17万円〜19万円 |
| ミドルレンジ (標準性能モデル) | Xperia 10シリーズ 約6万円〜8万円 | AQUOS senseシリーズ 約5万円〜7万円 |
| エントリー (基本性能モデル) | 該当モデルは少ない | AQUOS wishシリーズ 約3万円〜4万円 |
表を見るとわかるように、最高性能を追求するハイエンドモデルでは、Xperiaの方がAQUOSよりもさらに高価な設定になっています。
一方で、多くの人が手に取りやすいミドルレンジモデルでは、両者の価格差は少なくなります。
AQUOSの大きな強みは、「AQUOS wish」シリーズのような、日常使いには十分な性能を持ちながらも価格を抑えたエントリーモデルが存在することです。
「スマホは電話やLINE、ネット検索がメイン」という方にとっては、AQUOSの方が選択肢が広がり、自分にぴったりの一台を見つけやすいかもしれません。
予算を重視するなら、幅広いラインナップを持つAQUOSが有利と言えそうですね。
【独自機能】ゲームや日常使いを便利にする機能
Xperiaはゲームプレイを快適にする機能が充実しており、AQUOSはAIアシスタント「エモパー」など日常に寄り添う機能が特徴的です。
スマホをより便利に、より楽しく使うための「独自機能」にも、両者のブランドコンセプトが色濃く反映されています。
【Xperiaの主な独自機能】
- ゲームエンハンサー: ゲーム好きにはたまらない機能です。プレイ中の通知をオフにしたり、画面の明るさやパフォーマンスを細かく設定したりできます。ゲーム画面を録画したり、YouTubeでライブ配信したりするのも簡単です。まさに「勝つための」機能と言えますね。
- サイドセンス: 画面の端をダブルタップすると、AIが次によく使うアプリを予測して表示してくれます。片手での操作がぐっと楽になります。
【AQUOSの主な独自機能】
- エモパー: AQUOSの代名詞とも言えるAIアシスタント機能です。朝になると「おはようございます。今日は雨が降りそうですよ」と話しかけてくれたり、帰宅すると「お疲れ様です。今日のニュースです」と教えてくれたりします。まるでスマホに感情があるかのような、愛着の湧く機能です。
- 指紋センサーの長押し起動: ロック解除に使う指紋センサーを長押しすることで、キャッシュレス決済アプリなどを一瞬で起動できます。レジ前で慌てることがなくなる、地味ながらも非常に便利な機能です。
ゲームの世界に没頭したいならXperia、日々の生活にちょっとした彩りや便利さが欲しいならAQUOS、という視点で選ぶのも面白そうですね。
Xperiaのデメリットと知っておきたい注意点
Xperiaの主なデメリットは、その高性能さゆえの「価格の高さ」と、一部のモデルで指摘される「発熱問題」です。
多くの魅力があるXperiaですが、購入する前に知っておきたい注意点もいくつかあります。
- 価格が高い
これは最大のデメリットかもしれません。
最新のハイエンドモデルは20万円を超えることもあり、なかなか気軽に手を出せる価格ではありません。
ミドルレンジモデルも存在しますが、同価格帯の他のスマホと比較すると、コストパフォーマンスの面で少し見劣りすると感じる方もいるようです。 - 発熱しやすい傾向
特に高性能なCPUを搭載したハイエンドモデルで、カメラを長時間使ったり、重いゲームをプレイしたりすると、本体が熱を持ちやすいという声がよく聞かれます。
最近のモデルでは改善されていますが、過去のイメージから発熱を心配するユーザーは少なくありません。
本体が熱くなると、カメラなどの一部機能が制限されたり、パフォーマンスが低下したりすることがあります。 - 独特な本体デザイン
Xperiaの多くは、映画のスクリーン比率に近い「21:9」という縦長のディスプレイを採用しています。
これにより、映画を全画面で楽しめたり、2つのアプリを同時に使いやすかったりするメリットがあります。
しかし、その一方で「片手では画面の上まで指が届きにくい」「ズボンのポケットからはみ出しやすい」と感じる人もいます。
これらのデメリットが、自分の使い方にとって許容できる範囲かどうかを、購入前によく考えてみることが大切です。
AQUOSのデメリットと知っておきたい注意点
AQUOSのデメリットとしては、ハイエンドモデルの処理性能がライバル機種に一歩及ばない場合がある点や、独自機能が不要な人にはシンプルさに欠けると感じられる点が挙げられます。
使いやすさで定評のあるAQUOSですが、こちらもいくつか知っておきたいポイントがあります。
- 最高峰の性能ではない場合も
ミドルレンジの「sense」シリーズは非常に人気ですが、最上位モデルである「R」シリーズは、同じ時期に発売されるXperiaのハイエンドモデルと比較すると、CPUの処理性能などで少し控えめなスペックになることがあります。
もちろん、日常使いで困ることは全くありませんが、「とにかく最高の性能を!」と求める方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。 - 独自機能の好みが分かれる
AQUOSの魅力である「エモパー」などの独自機能は、人によっては「おせっかい」「不要な通知が多い」と感じることもあります。
もちろんこれらの機能はオフにできますが、シンプルな操作性を求める方にとっては、最初からそういった機能がないスマホの方が好ましい場合もあります。 - デザインの目新しさに欠ける
AQUOSは、奇抜さよりも多くの人が持ちやすい、実用的で安心感のあるデザインを採用することが多いです。
そのため、人によっては「デザインが代わり映えしない」「少し地味に見える」と感じるかもしれません。
スマホにファッション性や個性を求める方には、少し物足りない可能性があります。
これらの点は、AQUOSが「多くの人に向けた使いやすさ」を重視した結果とも言えます。
ご自身の価値観と照らし合わせてみてくださいね。
エクスペリアとアクオスはどっちがいいか目的別のおすすめを紹介
- カメラの綺麗さを最優先する人へのおすすめ
- ゲームを快適にプレイしたい人へのおすすめ
- コスパ重視で安く手に入れたい人へのおすすめ
- 長く安心して使い続けたい人へのおすすめ
- 実際のユーザーからの評判と口コミまとめ
- 結局どっちが人気?販売台数とシェアの傾向
カメラの綺麗さを最優先する人へのおすすめ
カメラの画質を何よりも重視するなら、デジタルカメラの技術が注ぎ込まれたXperiaがおすすめです。
スマホのカメラに求めるものが「誰でも簡単に見栄えの良い写真が撮れること」ではなく、「自分が表現したい通りの、自然で本格的な一枚を撮ること」であるならば、選ぶべきはXperiaでしょう。
Xperiaのカメラは、まるでソニーの高性能カメラ「α(アルファ)」で撮影したかのような、忠実な色再現と高い解像感が魅力です。
特に、以下のような使い方をしたい方には、Xperiaが最適です。
- 一眼レフカメラのような細かい設定を楽しみたい
マニュアルモードを使えば、シャッタースピードやISO感度などを自分で細かく調整して、こだわりの一枚を撮影できます。 - 見たままの自然な色合いで写真を残したい
過度なAIによる加工が少ないため、料理や風景の色が不自然に鮮やかになることがありません。 - 撮影した写真を後から自分で編集(レタッチ)したい
元々の写真データが非常に高品質なため、編集を加えても画質が劣化しにくく、自分の好きなテイストに仕上げることができます。
もちろん、AQUOSのAIカメラも手軽で非常に綺麗ですが、「写真作品を撮る」というクリエイティブな視点に立つと、Xperiaの本格的なカメラ性能に軍配が上がると言えるでしょう。
ゲームを快適にプレイしたい人へのおすすめ
ゲームをストレスなく快適に楽しむための機能が充実しているXperiaは、ゲーマーにとって最高の選択肢の一つです。
スマホでゲームをプレイする上で重要なのは、単に処理性能が高いことだけではありません。
いかにゲームの世界に没頭できるか、そして勝利に貢献できるか、という視点が大切です。
Xperiaは、そのための「ゲームエンハンサー」という強力な専用機能を搭載しています。
この機能を使えば、以下のようなことが可能になります。
- プレイに集中できる環境作り
ゲーム中の通知をオフにしたり、誤操作を防ぐためにナビゲーションバーをロックしたりできます。 - パフォーマンスの最適化
バッテリーの消費を抑える省電力モードから、最高のパフォーマンスを引き出すモードまで、ゲームに合わせて設定を変更できます。 - 「勝ち」にこだわる機能
暗い場面を意図的に明るく表示して、隠れている敵を見つけやすくする「L-γレイザー」や、特定の音を強調して足音などを聞き取りやすくする「オーディオイコライザー」機能があります。 - プレイの録画・配信
自分のスーパープレイを録画したり、YouTubeでライブ配信したりするのも非常に簡単です。
これらの機能は、まさに「ゲームのためのスマホ」と呼ぶにふさわしい充実ぶりです。
本気でゲームを楽しみたいなら、Xperiaを選んで間違いはないでしょう。
コスパ重視で安く手に入れたい人へのおすすめ
コストパフォーマンスを最優先するなら、幅広い価格帯のモデルを揃え、特にミドルレンジやエントリーモデルに強いAQUOSが断然おすすめです。
スマホは欲しいけれど、できるだけ出費は抑えたい、というのが多くの方の本音ですよね。
AQUOSは、そんなニーズにしっかりと応えてくれるブランドです。
特に人気の「AQUOS sense」シリーズは、「全部入り」とも言われるほど機能が充実しているのが特徴です。
- おサイフケータイ対応
- 防水・防塵性能
- 省エネで美しいIGZOディスプレイ
- AIによる賢いカメラ機能
これらの、日常生活で「あったら嬉しい」機能がしっかり搭載されていながら、価格は比較的手頃なミドルレンジ帯に収まっています。
さらに、「AQUOS wish」シリーズのような、機能をシンプルに絞って価格をさらに抑えたエントリーモデルも用意されています。
「ゲームはあまりしない」「電話やLINE、ネット検索が中心」といった使い方であれば、こうしたモデルでも十分に快適に利用できます。
高価なハイエンドモデルだけでなく、自分の使い方と予算に合わせた最適な一台を選べる「選択肢の多さ」が、コスパを重視する方にとってのAQUOSの最大の魅力と言えるでしょう。
長く安心して使い続けたい人へのおすすめ
どちらの機種もバッテリー寿命を延ばす工夫がされており甲乙つけがたいですが、2年間のOSアップデート保証を明言しているAQUOSは、特に安心して長く使い続けたい方におすすめです。
スマホを一度買ったら、できるだけ長く、快適に使いたいですよね。
そのために重要なのが、「バッテリーの寿命」と「OSのアップデート」です。
バッテリーの寿命を延ばす機能については、Xperiaの「いたわり充電」もAQUOSの「インテリジェントチャージ」も非常に優秀で、両者に大きな差はありません。
そこで差がつくのが、OSアップデートへの対応です。
OSアップデートとは、スマホの基本的なシステムを最新の状態に更新することです。
これにより、新しい機能が使えるようになったり、セキュリティが強化されたりします。
このアップデートが提供されなくなると、アプリが使えなくなったり、安全性の面で不安が出てきたりするのです。
AQUOSは、一部機種で「最大2年間のOSアップデート」と「最大3年間のセキュリティアップデート」を保証することを公式に発表しています。
これは、ユーザーにとって非常に大きな安心材料です。
いつまで最新の状態で使えるかが明確なので、購入計画も立てやすくなります。
もちろんXperiaもアップデートは提供されますが、AQUOSのように期間を明確に保証している点は、長く使いたいユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう。
実際のユーザーからの評判と口コミまとめ
Xperiaはカメラや音質への高評価が集まる一方で、価格や発熱に関する不満の声が見られます。AQUOSはバッテリー持ちやコスパの良さが評価される一方、処理性能への物足りなさを指摘する声があります。
実際にスマホを使っているユーザーのリアルな声は、カタログスペックだけでは分からない使い心地を知る上でとても参考になりますよね。
SNSやレビューサイトなどで見られる、両者の主な評判をまとめてみました。
【Xperiaユーザーの主な声】
- ポジティブな意見
- 「やっぱりカメラが綺麗。特にマニュアル撮影が楽しい」
- 「映画を観る時の没入感がすごい。音も良い」
- 「縦長画面はSNSのタイムラインが見やすくて良い」
- 「ゲームエンハンサーが便利すぎる。もう他のスマホでゲームできない」
- ネガティブな意見
- 「値段が高すぎる。もう少し安ければ…」
- 「夏場にカメラを使っていると、すぐ熱くなって止まることがある」
- 「片手だと操作しにくいのが難点」
【AQUOSユーザーの主な声】
- ポジティブな意見
- 「電池が本当によく持つ。充電を忘れても1日余裕」
- 「この価格でこの性能なら大満足。コスパ最高」
- 「エモパーが可愛くて愛着が湧く」
- 「画面が綺麗で見やすい。さすがIGZO」
- ネガティブな意見
- 「重いゲームをすると、たまにカクつくことがある」
- 「カメラは綺麗だけど、時々色が不自然に鮮やかになる」
- 「デザインにもう少し高級感が欲しい」
やはり、それぞれのブランドの強みと弱みが、そのままユーザーの評価に繋がっているようです。
結局どっちが人気?販売台数とシェアの傾向
国内のAndroidスマホ市場においては、手頃な価格帯のモデルが強いAQUOSが、Xperiaよりも高いシェアを獲得し、人気を集めている傾向にあります。
市場調査会社のデータを見ると、日本国内でのAndroidスマートフォンメーカー別のシェアでは、シャープ(AQUOS)が長年トップクラスを維持しています。
これは、AQUOS senseシリーズのような、多くの人が購入しやすいミドルレンジのスマートフォンが、携帯キャリアなどで広く販売され、安定した人気を得ていることが大きな理由です。
一方、ソニー(Xperia)も常に上位に位置しており、根強いファンを持つ人気ブランドであることは間違いありません。
しかし、Xperiaは比較的高価格帯のモデルが中心のため、販売台数という点では、幅広いラインナップを持つAQUOSに一歩及ばないのが現状です。
【人気の傾向まとめ】
- AQUOS: 幅広い層から支持され、販売台数で市場をリードする「大衆的な人気」を持つ。特にコストパフォーマンスを重視するユーザーからの支持が厚い。
- Xperia: カメラや音楽好き、ゲーマーといった、特定の分野に強いこだわりを持つユーザーから熱狂的に支持される「専門的な人気」を持つ。
つまり、「より多くの人に売れているのはどっち?」と聞かれればAQUOSですが、だからといってXperiaの人気がないわけではありません。
それぞれのブランドが、異なるターゲット層の心を掴んでいる、と理解するのが良さそうですね。
エクスペリアとアクオスどっちがいいかまとめ
- エクスペリアとアクオスは、カメラや音質などのエンタメ性能を重視するならXperia、コスパと使いやすさならAQUOSがおすすめです。
- カメラ性能は、自然な描写のXperiaと、AIで簡単に綺麗な写真が撮れるAQUOSという違いがあります。
- バッテリー持ちは両者優秀ですが、OSアップデート保証を明記しているAQUOSは長く安心して使えます。
- 価格は全体的にXperiaが高価で、AQUOSは幅広い価格帯から選べるためコスパに優れます。
- ゲームを快適にプレイしたいなら、専用機能が充実したXperiaが有利です。
- 実際の評判では、Xperiaは専門性の高さ、AQUOSはバランスの良さが評価されています。
- 国内での人気・シェアは、ミドルレンジが好調なAQUOSの方が高い傾向にあります。