Amazonプライムに入っていても、条件によっては送料無料にならないことがあります。
実際には発送元や金額など、いくつかの理由が関係しています。
「プライム会員なのに送料が発生するのはおかしい」と疑問に思ったことはありませんか?
送料無料にならない主な理由と、その対処法について詳しく解説していきます。
うっかり送料を払わないために、ぜひ最後までご覧ください。
amazonプライムで送料無料にならない理由とは
出荷元がAmazon以外(マーケットプレイス出品者)の場合、プライム会員であっても送料がかかることがあります。
これは、Amazonプライムの送料無料特典が「Amazonが発送する商品」に限られているためです。
出品者が独自に発送する商品では、その出品者の送料ルールが適用されるので、プライム特典は反映されません。
購入前に出荷元がAmazonかどうかを確認することが重要です。
発送元がAmazonではない場合
発送元がAmazonでないと送料がかかるため、購入前にしっかりチェックしてください。
確認の仕方は以下の通りです。
- 商品ページを開く
- 下にある販売元・発送元の欄を確認
- 発送元:Amazonとなっていれば対象です
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真ん中あたりのカートに入れるの下にあります


注文金額が3,500円未満の場合
一部のカテゴリーでは、注文金額が3,500円(税込)未満だと、Amazonプライム会員でも送料がかかる場合があります。
これは2023年以降、特定の低価格商品に対して、特典の適用に最低購入金額の条件が設けられたためです。
特に食品や日用品など、単価が安く軽量な商品が対象となりやすく、1点だけの購入では送料無料にならないことがあります。
ただし、同じ商品を複数個購入して3,500円以上にすれば、送料無料が適用されます。
注文金額には注意し、必要に応じてまとめ買いをするのがおすすめです。
プライム対象外の商品を選んでいる場合
プライム対象マークが付いていない商品は、たとえプライム会員であっても送料がかかります。
これは、Amazonプライムの特典が「プライム対象商品」のみに適用される仕組みだからです。
対象外の商品には通常の配送ルールが適用され、送料が別途必要になる場合があります。
商品ページを確認してprimeマークがない場合は、対象外の可能性が高いです。
特にマーケットプレイス出品のものや、大型で特別な配送が必要なものが該当します。
思わぬ送料の発生を防ぐためにも、購入前に必ずprimeマークの有無をチェックしましょう。
複数配送やギフト券購入など例外ケース
商品によっては、プライム対象であっても配送方法の関係で送料がかかる場合があります。
これは、一部の商品が「特別取扱商品」に分類されており、追加料金が必要になることや、特定の配送オプションを選んだ場合に起こりえます。
たとえば、注文商品が複数配送になって別々に届くケースや、ギフト券(物理カードタイプ)、冷蔵品・大型商品などは、通常とは異なる送料の設定となっています。
こうした例外にあたると送料が発生するため、購入前に配送条件をよく確認しましょう。
amazonプライムで送料無料にするための方法
primeマークが付いた商品を選べば、送料無料が適用されます。
つまり、primeマークがない商品を選んでしまうと、たとえプライム会員であっても送料無料になりません。
商品を購入する際は、primeマークが表示されているかどうかを必ず確認しましょう。
これが、送料を抑えるうえで最も基本的で確実な方法です。
プライム対象商品を確認する
primeマークの確認の仕方は以下の通りです。
- 商品を検索
- 商品名の横にprimeマークがあるか確認
- 商品詳細ページで出荷元:AmazonになっていればOK
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左 primeあり 右 primeなし


左 Amazon 右 マーケットプレイス


まとめ買いやまとめトクを活用する
「まとめトク対象商品」を選んでまとめて購入すれば、割引が受けられることがあります。
これは、指定した複数の商品を一緒に購入することで、特典が自動的に適用される仕組みになっているからです。
主に日用品や食品などのカテゴリーでよく見られ、商品ページに「まとめトク」バナーが表示されているのが目印です。
お得に買い物をするためにも、対象商品をまとめて注文するのがおすすめです。
まとめトクの対象商品の確認の仕方は以下の通りです。
- 商品ページを開く
- 「まとめトク」バナーが表示されているか確認
- 対象商品を4点以上カートに入れると自動で割引が反映されます
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対象商品は日用品や食品などに多く、うまく活用すればお得です。
定期便・初回特典を活用する
定期便や初回購入特典を活用すれば、送料が無料になるだけでなく、割引も受けられることがあります。
定期便は、対象商品ページで「定期おトク便」のオプションを選ぶことで利用でき、プライム会員でなくても送料無料になるのが特長です。
また、「初回購入限定」「定期便で割引」といった表記がある商品では、初回に限り特別価格が適用されるケースもあります。
なお、定期便は一度だけの注文でもキャンセル可能なので、気軽に試すことができます。
よく使う日用品や消耗品などは、定期便を活用することで、手間を省きながらお得に購入できます。
Amazonプライムでも送料無料にならない理由まとめ
Amazonプライムに入っていても、全ての商品が自動的に送料無料になるわけではありません。
発送元がAmazonでない商品や、注文金額が3,500円未満のケース、プライム対象外の商品を選んだ場合などでは送料が発生します。
また、複数配送や特殊な商品の一部も例外です。
送料無料にするには、primeマークと発送元を確認し、まとめ買いや定期便などの特典を活用することが効果的です。
この記事のポイントを参考にして、うまく使いこなしてください。