PayPayの表示名は、アプリのアカウント画面からいつでも簡単に変更できます。
送金相手やお店での支払い時に本名がバレるのが心配な方は、ニックネームで設定しておくと安心です。
この記事では、表示名の確認・変更する具体的な手順から、相手にどう見えるのか、本名で設定するメリット・デメリットまで分かりやすく説明します。
PayPay IDとの違いや、変更が反映されない時の対処法もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
PayPayの表示名の確認方法と変更する手順
- PayPayの表示名はどこで確認できる?
- PayPayの表示名を変更する具体的な手順
- 表示名の変更が反映されない時の対処法
- PayPay IDと表示名の違いとは?
- アカウント名を変更したい場合はどうする?
PayPayの表示名はどこで確認できる?
PayPayの表示名は、アプリの「アカウント」画面からすぐに確認できます。
普段お支払いなどで使っているホーム画面からは直接見えないので、どこにあるか迷ってしまうかもしれませんね。
確認する手順はとっても簡単なので、一緒に見ていきましょう。
まず、PayPayアプリを開いて、画面右下にある「アカウント」という人型のアイコンをタップします。
そうすると、あなたのアイコンと名前が表示された画面に切り替わるはずです。
その画面の上部に表示されている名前が、現在のあなたの「表示名」になります。
ちなみに、この表示名は他の人からあなたにお金を送ってもらう時や、あなたが誰かにお金を送った時に相手に表示される大切な名前です。
もし「あれ、本名のままだったかな?」「ニックネームにしたはずだけど、どんな名前にしたっけ?」と気になったら、この手順ですぐにチェックできますよ。
普段あまり見ない画面かもしれませんが、覚えておくと何かと便利なので、ぜひ一度確認してみてください。
PayPayの表示名を変更する具体的な手順
PayPayの表示名は、アプリのアカウント設定から3ステップで簡単に変更できます。
本名で登録していてニックネームに変えたい時や、気分転換に表示名を変えたい時に便利ですよ。
さっそく、変更する具体的な手順を説明しますね。
まず、PayPayアプリを開き、右下の「アカウント」をタップしてください。
次に、画面上部に表示されている自分のアイコンと名前の部分をタップします。
そうすると、プロフィールの設定画面に移動するので、そこで「表示名の設定」という項目を選びましょう。
あとは、新しく設定したい名前を入力して、右上の「保存」をタップすれば完了です。
とってもシンプルで、1分もかからずにできちゃいます。
新しい表示名は、すぐに反映されることがほとんどです。
友だちとのやりとりで使うことが多いなら、相手に分かりやすいニックネームにしておくと親切かもしれません。
ただし、お店での支払いなど、不特定多数の人の目に触れる可能性も考えて、個人情報が特定されにくい名前にしておくのがおすすめです。
手軽に変更できるので、ぜひ試してみてくださいね。
表示名の変更が反映されない時の対処法
表示名を変更したのにすぐに反映されない時は、アプリの再起動やスマートフォンの再起動を試してみてください。
ほとんどの場合、表示名の変更はすぐに反映されますが、通信環境やアプリの状況によっては少し時間がかかることがあるんです。
「あれ?さっき変えたはずなのに…」と焦らなくても大丈夫ですよ。
まずは、一番簡単な対処法として、PayPayアプリを一度完全に終了させてから、もう一度開いてみましょう。
バックグラウンドで動いているアプリを閉じるのがポイントです。
それでも変わらない場合は、スマートフォン自体を再起動してみるのが効果的です。
スマホを再起動することで、システムがリフレッシュされて、変更が正しく読み込まれることがあります。
また、意外と見落としがちなのがWi-Fiやモバイルデータの通信状況です。
電波が弱い場所にいると、設定の変更がうまくサーバーに届いていない可能性も考えられます。
一度、通信環境の良い場所に移動してから、再度確認してみるのも一つの手です。
これらの方法を試しても表示名が変わらない場合は、少し時間を置いてから再度確認してみてくださいね。
それでも解決しない場合は、PayPayのカスタマーサポートに問い合わせてみることをおすすめします。
PayPay IDと表示名の違いとは?
PayPay IDと表示名は、どちらもPayPayで使われる名前ですが、その役割がまったく違います。
表示名は友だちとのやりとりで見えるニックネームのようなもので、PayPay IDは一人ひとり違う、重複しない固有のIDです。
この二つ、よく似ているので混同してしまう方もいるかもしれませんね。
違いを分かりやすく表にまとめてみました。
項目 | 表示名 | PayPay ID |
---|---|---|
役割 | 相手に表示される名前(ニックネーム) | ユーザーを特定するための固有のID |
変更 | 何度でも可能 | 一度設定すると変更不可 |
重複 | 他の人と同じ名前でもOK | 他の人と同じIDは設定不可 |
使われ方 | 送金や受け取り時の相手への表示 | 友だち検索や送金先の指定 |
このように、表示名は自由度が高く、いつでも好きな名前に変えられます。
本名でもニックネームでも大丈夫ですし、他の人と同じ名前でも問題ありません。
一方、PayPay IDは、銀行口座の口座番号のように、あなただけが使える特別な文字列です。
そのため、一度決めたら後から変更することはできません。
友だちを検索して送金する時などに、このPayPay IDが使われます。
表示名は「見た目の名前」、PayPay IDは「識別のための名前」と覚えておくと分かりやすいですよ。
アカウント名を変更したい場合はどうする?
PayPayの「アカウント名」という固有の名称はありませんが、もし「表示名」のことを指しているのであれば、アプリからいつでも自由に変更が可能です。
一方で、PayPayに登録した「氏名(本名)」を変更したい場合は、少し手続きが必要になります。
「アカウント名ってどれのこと?」と迷ってしまうかもしれませんが、多くの場合は「表示名」か「登録した氏名」のどちらかを変更したいと考えているはずです。
まず、友だちへの送金時などに表示されるニックネーム、つまり「表示名」の変更はとても簡単です。
アプリの「アカウント」画面からプロフィール設定に進み、「表示名の設定」から新しい名前を入力して保存するだけですぐに反映されます。
これなら、気分に合わせて気軽に変えられますね。
次に、PayPayの登録情報である「氏名」を変更したい場合。
これは、結婚などで姓が変わった時などが該当します。
この場合は、アプリ上で自分で変更することはできません。
PayPayの公式ウェブサイトにある「登録情報を変更したい」という専用の問い合わせフォームから、変更を依頼する必要があります。
本人確認などの手続きが必要になるため、少し手間がかかることを覚えておきましょう。
自分がどちらの名前を変更したいのかをはっきりさせてから、適切な手順で進めることが大切です。
PayPayの表示名が相手にバレる?本名に関する注意点とQ&A
- 表示名は本名以外(ニックネーム)でも大丈夫?
- 送金や受け取りで表示名は相手にわかる?
- 店舗での支払いで表示名がバレる可能性はある?
- 表示名を本名にするメリットとデメリット
- 表示名の設定における注意点まとめ
- 表示名の変更回数に制限はある?
- 家族や友人に送金する際の表示名の見え方
表示名は本名以外(ニックネーム)でも大丈夫?
PayPayの表示名は本名以外(ニックネーム)で全く問題ありません。
むしろ、プライバシーの観点からニックネームでの設定をおすすめします。
PayPayでは、お店での支払いや個人間の送金など、さまざまな場面で表示名が相手に見える可能性があります。
そのため、本名を設定していると、意図しない相手にフルネームが知られてしまうリスクも考えられます。
例えば、以下のような場面で表示名が表示されることがあります。
- 友だちに送金した時、相手の取引履歴に表示される
- 友だちからお金を受け取った時、相手の取引履歴に表示される
- お店によっては、支払い完了画面にお店の人が見えるように表示される場合がある
こうした点を考えると、本名を知られたくない相手とのやりとりも想定して、ニックネームや愛称など、個人が特定されにくい表示名にしておくと安心です。
ただし、誰だか分からなすぎるユニークな名前だと、友だちがお金を送る時に「この人で合ってるかな?」と不安にさせてしまうかもしれません。
そのため、親しい間柄の人が見ても、あなただと分かるようなニックネームにしておくと親切ですね。
本名である必要は全くないので、安全で分かりやすい表示名を考えてみてください。
送金や受け取りで表示名は相手にわかる?
個人間でのお金の送金や受け取りを行うと、あなたの表示名は相手に必ずわかります。
これは、お金のやりとりをスムーズで分かりやすくするためのPayPayの仕様なんです。
「誰から送られてきたんだろう?」「ちゃんと〇〇さんに送れたかな?」といった不安をなくすために、お互いの表示名が表示される仕組みになっています。
具体的にどのように表示されるかというと、送金や受け取りが完了すると、PayPayアプリの「取引履歴」にその記録が残ります。
その履歴には、取引した日付や金額と一緒に、相手の表示名とアイコンがはっきりと記載されるのです。
例えば、あなたが友だちに1000円を送金した場合、友だちの取引履歴には「あなたからの送金 1000円」といった形で、あなたの表示名が表示されます。
逆も同じで、あなたが誰かからお金を受け取った場合も、あなたの取引履歴に相手の表示名が記録として残ります。
このようにお金のやりとりをする相手には表示名が必ず伝わるので、本名を設定している場合はフルネームが相手に知られることになります。
もし本名を知られたくない相手と送金などをする可能性があるなら、あらかじめ表示名をニックネームに変更しておくと安心ですね。
店舗での支払いで表示名がバレる可能性はある?
店舗での支払いで、あなたの表示名が店員さんやお客さんにバレる可能性はゼロではありませんが、基本的にはあまり心配しなくても大丈夫です。
多くの場合は、支払い時に自分のスマホ画面を見るだけなので、他人に表示名を見られる機会はほとんどありません。
ただし、状況によっては見えてしまう可能性も考えられます。
例えば、支払い完了時に「ペイペイ!」という決済音が鳴った後、スマホの画面に「支払い完了」のメッセージとあなたの表示名が表示されます。
この画面を店員さんに見せて確認をお願いするようなお店や、自分で画面を確認する際に、後ろに並んでいる人から偶然見えてしまう、といったケースはあり得ます。
特に、レジ周りが混雑している時や、スマホ画面の明るさを最大にしていると、意図せず見られてしまうかもしれません。
また、一部の店舗では、お店側の端末に購入者の表示名の一部が表示されるシステムを導入している場合もあるようです。
とはいえ、個人間の送金のように、相手の履歴にはっきりと名前が残るわけではありません。
あくまで「その場で見られてしまう可能性がある」という程度です。
もし少しでも気になるのであれば、やはり表示名は本名を避け、ニックネームにしておくのが一番安心な対策と言えるでしょう。
表示名を本名にするメリットとデメリット
PayPayの表示名を本名に設定することには、メリットとデメリットの両方があります。
どちらが良いか一概には言えませんが、それぞれの特徴を理解して、自分に合った設定を選ぶのがおすすめです。
まず、本名にするメリットは、相手にとっての分かりやすさと信頼感です。
特に、仕事関係の人や、あまり親しくない人とお金のやりとりをする際には、本名の方が相手を安心させることができます。
「この人、誰だっけ?」と相手を混乱させる心配がなく、スムーズに取引できるのが一番の利点ですね。
一方で、デメリットはプライバシーの問題です。
先ほどもお話ししたように、送金や店舗での支払い時に、意図しない相手にまで本名が知られてしまう可能性があります。
知らない人にフルネームを知られるのは、少し不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ニックネームにする場合のメリットとデメリットは、この逆になります。
ニックネームのメリットは、プライバシーを守れることです。
一方、デメリットとしては、誰だか分かりにくい名前だと、友だちが送金する際に戸惑ってしまう可能性がある点が挙げられます。
それぞれの長所と短所を理解した上で、自分がPayPayを主に誰と、どんな場面で使うことが多いかを考えて設定するのが良いでしょう。
表示名の設定における注意点まとめ
PayPayの表示名を設定する際には、トラブルを避けて安心して使うために、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
特に大切なのは、プライバシーの保護と、他の人が不快に思わない名前を選ぶことです。
これまでに説明してきた内容も含めて、注意点を3つにまとめてみました。
- 個人情報が特定できる名前は避ける
フルネームや、生年月日、電話番号などを連想させるような表示名は絶対にやめましょう。
安全に使うためにも、本名とは関係のないニックネームがおすすめです。 - 誰かを傷つけたり、不快にさせたりする言葉は使わない
公序良俗に反する言葉や、他人を誹謗中傷するような表現は、表示名として不適切です。
多くの人の目に触れる可能性を考えて、誰もが気持ちよく使える名前を心がけましょう。 - 送金相手に分かりやすい名前を意識する
あまりにユニークすぎたり、誰だか全く分からなかったりする表示名だと、友だちがお金を送る時に不安になってしまいます。
親しい友だちなら分かる程度の、適度なニックネームがいちばん使いやすいかもしれません。
これらの点に気をつけるだけで、より安全で快適にPayPayを利用できるようになります。
表示名は後から何度でも変更できるので、もし今の名前に少しでも不安があれば、この機会に見直してみてくださいね。
表示名の変更回数に制限はある?
PayPayの表示名は、何度でも変更することができ、変更回数に特に制限はありません。
そのため、気軽に好きなタイミングで表示名を変更することが可能です。
「友だちとの間でニックネームを変えたから、PayPayの表示名も合わせたいな」
「ちょっと気分転換に、違う表示名にしてみたい」
こんな時でも、手数料などがかかることなく、いつでも自由に変更できるので安心してください。
変更方法はとても簡単で、PayPayアプリのアカウント画面からプロフィール設定に進み、新しい表示名を入力して保存するだけです。
変更が反映されるまでの時間もほとんどかからず、基本的にはすぐに新しい表示名に切り替わります。
ただし、PayPay IDのほうは、一度設定すると後から変更することが一切できないので注意が必要です。
表示名とPayPay IDは役割が違うものなので、混同しないようにしましょう。
表示名は何度でも変更OK、と覚えておけば大丈夫です。
頻繁に変更しすぎると、友だちが「これ誰だっけ?」と混乱してしまう可能性はありますが、システム上のペナルティなどは全くないので、安心して自分の好きな表示名を設定してくださいね。
家族や友人に送金する際の表示名の見え方
家族や友人にPayPayで送金すると、相手の取引履歴にはあなたの「表示名」と「プロフィールアイコン」がはっきりと表示されます。
これにより、誰からお金が送られてきたのかが一目で分かるようになっています。
例えば、あなたが「山田花子」という表示名で、お子さんにおこづかいとして1000円を送金したとします。
そうすると、お子さんのPayPayアプリの取引履歴には、「山田花子から1000円を受け取り」といった内容の通知が届き、履歴にもその記録が残る仕組みです。
金額や送金した日付と一緒に、あなたの設定した表示名がそのまま相手に見える、と覚えておくと良いでしょう。
これは受け取る側も同じで、あなたが友人からお金を受け取った場合も、あなたの取引履歴に友人の表示名が記録されます。
この機能があるおかげで、「誰からだっけ?」と分からなくなることがなく、お金のやりとりがとてもスムーズになります。
もし、家族や親しい友人との間だけで使うことが多いなら、お互いが分かりやすいように、いつもの呼び名やニックネームを表示名に設定しておくと便利かもしれませんね。
逆に、本名を知られたくない相手に送金する可能性がある場合は、事前にニックネームに変更しておくことを忘れないようにしましょう。
PayPayの表示名を変更するまとめ
- PayPayの表示名はアカウント画面から確認でき、いつでも簡単に変更可能です。
- 送金や受け取りをすると、取引履歴に表示名が記録され相手にわかります。
- 店舗での支払い時に表示名がバレる可能性は低いですが、ゼロではありません。
- プライバシー保護のため、表示名は本名でなくニックネームでの設定が安心です。
- 表示名の変更回数に制限はありませんが、PayPay IDは一度設定すると変更できません。
- 表示名の変更が反映されない時は、アプリやスマートフォンの再起動を試しましょう。
- 家族や友人とのやりとりでは、お互いが分かりやすい表示名にしておくと便利です。