ok googleのデバイスのセットアップができない時も解決!iPhone・Android別の接続手順と通知対策

「ok google デバイスのセットアップ」は、Google Homeアプリを使えば誰でも簡単にできます。

設定中に「見つからない」といったエラーが出たり、設定完了後に「通知が消えない」といったトラブルに見舞われたりしても、原因と対策は決まっています。

iPhoneとAndroidそれぞれの手順の違いや、Wi-Fi接続の注意点を理解すれば、すぐに快適なスマートホーム生活を始められます。

この記事では、基本のやり方から、反応しない、完了しないといったトラブルの解決策までをわかりやすくお伝えします。

もう設定画面で悩むことはなくなりますよ。

目次

ok googleのデバイスのセットアップを確実に行う最新の手順

Google Homeアプリを使った基本のやり方

デバイスを設定するには、まずスマホに「Google Homeアプリ」を入れるところからスタートします。

このアプリがリモコン代わりになって、スピーカーやディスプレイを管理してくれるんです。

機械が苦手な方でも、画面のガイド通りに進めれば大丈夫ですよ。

最初に、手元に必要なものを準備しておきましょう。

セットアップに必要なもの

スムーズに進めるために、以下の3つを確認してくださいね。

  • Googleアカウント(Gmailのアドレスとパスワード)
  • 自宅のWi-Fiのパスワード
  • スマホのBluetoothをオンにする

特にWi-Fiのパスワードは、ルーターの裏側に書いてあることが多いので、写真を撮っておくと便利です。

準備ができたら、実際の手順に進みましょう。

アプリでの設定手順

具体的な操作の流れをまとめました。

  1. App StoreまたはGoogle Playから「Google Home」アプリをダウンロードします。
  2. アプリを開き、使いたいGoogleアカウントでログインします。
  3. 設定したいデバイス(Google Nest Miniなど)をコンセントに繋ぎます。
  4. スマホのアプリ画面に「デバイスのセットアップ」という表示が出るのを待ちます。
  5. 表示されたらタップして、画面の指示に従って「次へ」を押していきます。
  6. 最後に、デバイスを置く場所(リビングや寝室など)を選んで完了です。

もし自動で表示が出ないときは、アプリの左上にある「+」マークを押してみてください。

「デバイスのセットアップ」から「新しいデバイス」を選ぶと、探し始めてくれますよ。

最初の接続さえできれば、あとは自分好みに設定を変えていくだけなので簡単です。

Android端末でスムーズに進めるための接続フロー

Androidのスマホを使っているなら、もっと簡単に設定を始められます。

Googleが作っているOSなので、面倒なアプリの操作を飛ばして、自動で認識してくれる機能が充実しているんです。

特に新しいデバイスを買ってきたときは、コンセントに挿すだけでスマホが反応してくれることもありますよ。

ポップアップ通知を活用する

Androidでは、近くに未設定のGoogleデバイスがあると、画面に通知が出ることがあります。

「デバイスのセットアップ」という通知を見つけたら、それをタップするだけで設定画面に飛べるんです。

わざわざアプリを探して開く必要がないので、とてもスムーズですね。

もし通知が来ない場合は、以下の手順で手動設定を行いましょう。

Androidでの手動設定の手順

通知が来なくても焦らなくて大丈夫です。

基本の設定方法は以下の通りになります。

  1. スマホの「設定」を開き、Bluetoothと位置情報がオンになっているか確認します。
  2. Google Homeアプリを開きます。
  3. 画面に「〇〇をセットアップ」というカードが出ていないかチェックします。
  4. カードがあればタップし、なければ左上の「+」から追加します。

うまくいかない時のチェックポイント

Androidならではの注意点として、位置情報の権限があります。

最近のAndroidはプライバシー保護がしっかりしているので、アプリに位置情報の許可を出さないと、新しいデバイスを見つけられないことがあるんです。

設定中に「位置情報の許可」を求められたら、「アプリの使用中のみ許可」を選んであげてくださいね。

また、省電力モードになっているとBluetoothの反応が悪くなることもあるので、設定中は通常のモードにしておくのがおすすめです。

iPhoneを利用する場合の注意点

iPhoneでもGoogleのデバイスは問題なく使えますが、最初にいくつか許可しなければならない設定があります。

Appleのセキュリティがしっかりしている分、Androidよりも少しだけ確認する項目が多いんです。

ここさえクリアすれば、あとは同じように使えるので安心してくださいね。

アプリの権限設定がカギ

iPhoneでセットアップを失敗しないためには、以下の2つの設定を必ず「オン」にする必要があります。

  • Bluetooth: デバイスを見つけるために使います。
  • ローカルネットワーク: Wi-Fi経由でデバイスと通信するために必要です。

特に「ローカルネットワーク」の許可は見落としがちなので注意しましょう。

アプリを初めて開いたときにポップアップが出るので、必ず「許可」を選んでください。

もし間違えて「許可しない」にしてしまった場合は、iPhoneの「設定」から「Google Home」を探して、スイッチをオンに切り替えれば大丈夫です。

iPhoneでのセットアップ手順

基本的な流れはAndroidと似ていますが、iPhoneならではの画面表示もあります。

  1. App StoreからGoogle Homeアプリを入手してログインします。
  2. デバイスの電源を入れたら、Bluetoothがオンになっているかコントロールセンターで確認します。
  3. アプリを開き、画面上部の「デバイスのセットアップ」をタップします。
  4. 「Bluetoothの使用を求めています」と出たら「OK」を押します。
  5. デバイスが見つかったら、接続コードが正しいか確認して進めます。

iPhoneの場合、Wi-Fiの接続時にパスワードの入力を求められることがあります。

あらかじめ用意しておいたパスワードを入力して、接続を完了させましょう。

一度繋がってしまえば、音楽を再生したり天気を聞いたりするのは、iPhoneからでもスムーズに操作できますよ。

対応可能な家電リストの確認

「OK Google」と話しかけて操作できる家電は、実はとてもたくさんあります。

照明やテレビ、エアコンだけでなく、最近ではお掃除ロボットやカーテンの開閉までできるようになっているんです。

自分の持っている家電が対応しているか知っておくと、生活がもっと便利になりますよ。

「Works with Google Home」が目印

対応している家電を見分ける一番簡単な方法は、パッケージや説明書のロゴを確認することです。

「Works with Google Home」または「Google アシスタント対応」と書かれていれば、声で操作ができます。

これから家電を買うときは、このマークがあるかどうかをチェックしてみてくださいね。

アプリから対応リストを探す方法

今持っている家電が使えるかどうかは、Google Homeアプリの中からも探せます。

  1. アプリの左上にある「+」をタップします。
  2. 「デバイスのセットアップ」を選びます。
  3. 「Googleと連携させる」という項目を選びます。
  4. ここに表示されるメーカーのリストが、対応している家電ブランドの一覧です。

主な対応家電とできること

実際にどんな操作ができるのか、代表的なものを表にまとめてみました。

家電の種類声でできる操作の例便利になるシーン
スマート照明「電気を消して」「明るさを50%にして」寝る前にベッドの中から消灯できる
エアコン「冷房をつけて」「温度を2度下げて」リモコンが見当たらない時に便利
ロボット掃除機「掃除を開始して」「ホームに戻って」出かける直前に声だけで掃除を頼める
テレビ「テレビをつけて」「YouTubeを見せて」料理中で手が離せない時に操作できる

これらの家電を連携させるには、それぞれのメーカー専用アプリで初期設定をしてから、Google Homeアプリでリンクさせる必要があります。

最初は少し手間に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、リモコンを探す時間はなくなりますよ。

ok googleでデバイスのセットアップができない原因と解決策

画面の通知が消えない時の対処法

スマホの画面に「デバイスのセットアップ」という通知がずっと表示されている場合は、通知の設定自体を見直すのが一番の早道です。

この通知は、近くにまだ設定されていないGoogleのデバイスがある時に自動で表示される機能です。

自分の家にある新しいスピーカーなら便利ですが、時には隣の家のデバイスに反応してしまうこともあります。

ずっと出ていると気になってしまいますし、電池の減りも心配になりますよね。

まずは、なぜその通知が出ているのかを確認しましょう。

自分のデバイスの場合

もし買ったばかりの製品が手元にあるなら、一度セットアップを完了させてしまうのが解決策になります。

箱から出したままコンセントに繋いで放置していると、スマホはずっと「設定して!」と呼びかけてくるからです。

使う予定がない場合は、コンセントを抜いて電源を切っておけば、通知は自然と消えますよ。

他人のデバイスを拾っている場合

マンションやアパートに住んでいると、壁を隔てた隣人のGoogle Homeに反応してしまうことがあります。

この場合、自分でセットアップすることはできないので、通知そのものを無視するか、表示させないように設定を変える必要があります。

通知を横にスワイプして一時的に消しても、またすぐに復活してしまうことが多いんです。

そんな時は、スマホ側で「この通知を受け取らない」という設定に変えてしまいましょう。

根本的に解決するには、次の項目で紹介する「通知の無効化」を行うのがおすすめです。

不要な通知をオフにして無効化する手順

セットアップの通知が邪魔だと感じるなら、Androidの設定からこの機能を完全にオフにすることができます。

この設定を変えても、他の大切な通知には影響しないので安心してください。

自分のタイミングでアプリを開けば設定はできるので、自動通知は切ってしまっても問題ありません。

手順は少し深い場所にありますが、順番通りに進めば簡単ですよ。

Google設定から変更する手順

Androidスマホでの操作手順をまとめました。

  1. スマホの「設定」アプリ(歯車マーク)を開きます。
  2. メニューの中から「Google」という項目を探してタップします。
  3. 「デバイスと共有」を選びます。
  4. 「デバイス」をタップします。
  5. 「デバイスを探す」というスイッチをオフ(灰色)にします。

このスイッチをオフにすることで、勝手に周りの機器を探しに行く動きが止まります。

これで、自分の意図しないタイミングで通知が来ることはなくなりますよ。

アプリの設定から通知を切る方法

もう一つ、Google Homeアプリ側からも通知の設定を確認しておくと確実です。

  1. Google Homeアプリを開き、右上のアイコンをタップします。
  2. 「Homeアプリの設定」を選びます。
  3. 「通知」の項目を選びます。
  4. 「新しいデバイスの検出」などがオンになっていないか確認します。

ここもオフにしておけば、二重で通知を防ぐことができます。

静かな環境でスマホを使いたい時は、ぜひ試してみてくださいね。

対象のデバイスが見つからない主な要因

アプリで設定を始めようとしても「デバイスが見つかりません」と表示される場合は、距離やBluetoothの状態をまず疑ってみてください。

スマホが新しいスピーカーやディスプレイを見つけられないのには、必ず物理的な理由があります。

目に見えない電波の問題なので難しく感じますが、チェックすべきポイントはシンプルです。

まずは、以下の基本項目を確認してみましょう。

距離と電源のチェック

意外と多いのが、シンプルに電源が入っていないパターンです。

  • 電源プラグがしっかりと奥までコンセントに刺さっているか
  • デバイス本体のライトが点灯・点滅しているか
  • スマホとデバイスの距離が離れすぎていないか

設定をする時は、なるべくスマホをデバイスの近く(5メートル以内)に持っていって操作するのがコツです。

遠すぎるとBluetoothの電波が届かず、検出されないことがあります。

Bluetooth接続の落とし穴

次に確認したいのが、スマホのBluetooth設定です。

普段ワイヤレスイヤホンなどを使っているとオンになっているはずですが、一時的にオフにしていることもありますよね。

一度Bluetoothをオフにして、数秒待ってからもう一度オンにし直すと、認識されることがあります。

これを「オンオフの入れ直し」と呼びますが、通信の不具合を直すのによく効く方法です。

また、以前に他のスマホでそのデバイスを使っていた場合は、前のスマホとの接続が残っているかもしれません。

その場合は、古いスマホのBluetoothを切るか、デバイスを初期化する必要があります。

設定が完了しない場合のWi-FiとBluetooth状況

セットアップの途中で画面が止まってしまったり、エラーが出たりする場合は、Wi-Fi環境を見直すことで解決します。

Googleのデバイスは、スマホと同じWi-Fiネットワークに繋がることで初めて機能します。

そのため、スマホがどのWi-Fiに繋がっているかがとても重要になるんです。

特に最近のルーターは機能が多いため、少しだけ注意が必要です。

2.4GHzと5GHzの違い

Wi-Fiには主に2種類の「周波数帯」というものがあります。

周波数帯特徴表示名の例
2.4GHz壁などの障害物に強く、遠くまで届くBuffalo-G-xxxx, WARPSTAR-xxxx-g
5GHz通信速度が速いが、壁に弱いBuffalo-A-xxxx, WARPSTAR-xxxx-a

セットアップをスムーズにするには、スマホとGoogleデバイスを「同じ周波数帯」のWi-Fiに繋ぐのが鉄則です。

もし途中で失敗するなら、スマホを「2.4GHz」の方(名前にGが入っている方)に繋ぎ直して試してみてください。

2.4GHzの方が障害物に強いため、初期設定には向いていることが多いんです。

Bluetoothは最後までオンに

設定中は、Wi-Fi情報などをスマホからデバイスに送るためにBluetoothを使っています。

「Wi-Fiの設定画面に来たからもういいかな?」と思ってBluetoothを切ってしまうと、そこで通信が途切れてしまいます。

「設定完了」の画面が出るまでは、絶対にBluetoothをオフにしないでくださいね。

また、VPNアプリや広告ブロックアプリを入れていると、それが邪魔をして通信エラーになることもあります。

設定の間だけは、それらのアプリを一時停止しておくと安心です。

呼びかけても反応しない時のマイク確認

設定は終わったはずなのに、「OK Google」と話しかけても無視される場合は、マイクがオフになっている可能性が高いです。

Googleのスピーカーやディスプレイには、プライバシーを守るために物理的な「マイクオフスイッチ」が付いています。

これがオフになっていると、どんなに大きな声で呼んでもデバイスには聞こえていない状態になります。

壊れているわけではないので、スイッチの場所さえ分かればすぐに直せますよ。

スイッチの場所と見分け方

機種によってスイッチの場所は違いますが、共通している合図があります。

それは「オレンジ色のライト」です。

  • Google Home / Nest Mini: 本体の側面や底面にスライド式のスイッチがあります。
  • Google Nest Hub(画面付き): 画面の裏側にスライドスイッチがあります。

もしデバイスのLEDライトがオレンジ色に光っていたり、画面に「マイクがオフです」というアイコンが出ていたりしたら、それはマイクが切れている証拠です。

スイッチをカチッと切り替えて、色が消えるか確認してみましょう。

「マイクがオンになりました」とアナウンスが流れれば成功です。

一時的なフリーズの可能性

マイクがオンなのに反応しない場合は、機械が一時的にフリーズしているかもしれません。

人間で言うと、考え事をしていてぼーっとしている状態ですね。

そんな時は、電源ケーブルを一度抜いて、10秒ほど待ってから挿し直してみてください。

再起動することで頭がスッキリして、また元気に反応してくれるようになりますよ。

解決しないための初期化とリセット方法

これまで紹介した方法を全部試してもダメだった場合は、最終手段としてデバイスを初期化(リセット)しましょう。

これはデバイスを工場から出荷された時の「まっさらな状態」に戻す作業です。

中のデータや設定はすべて消えてしまいますが、不具合も一緒に消えることが多いので、トラブル解決には一番強力な方法なんです。

「壊れたかな?」と諦める前に、最後にこれだけは試してほしい手順です。

初期化のやり方

初期化の方法は、声で頼むのではなく、本体のボタンを使って行います。

機種ごとに少し操作が違うので、代表的なものを挙げておきますね。

  • Google Nest Mini: 本体の底面近くにあるリセットボタンを長押しします。または、マイクをオフにした状態で、本体の上部中央を長押しします。
  • Google Nest Hub: 背面の音量ボタン(2つあるボタンの両方)を同時に10秒以上長押しします。
  • Google Home: 背面のマイクミュートボタンを長押しします。

どの機種も、長押しを始めると「リセットします」というアナウンスやカウントダウンが始まります。

音が鳴り終わるまで指を離さずに押し続けるのがポイントです。

初期化後の再設定

初期化が完了すると、デバイスは再起動して「Google Homeへようこそ」と話し始めます。

これで買ったばかりの状態に戻りました。

あとは、Google Homeアプリを開いて、最初の手順通りに「新しいデバイス」としてセットアップを行いましょう。

以前の設定情報がアプリに残っていると邪魔になることがあるので、アプリ上でも古いデバイス情報を削除しておくと完璧です。

これで不具合が解消されて、スムーズに使えるようになるはずですよ。

ok google デバイスのセットアップまとめ

  • ok google デバイスのセットアップは、Google Homeアプリで行い、iPhoneとAndroidで接続フローが異なります。
  • 「デバイスが見つからない」「検出されない」場合は、スマホとデバイスの距離とBluetoothの状態をチェックします。
  • 設定が「完了しない」時は、Wi-Fiの2.4GHz帯に接続し、Bluetoothをオンのままにすることが重要です。
  • 画面に「通知」が「消えない」問題は、Androidの「デバイスを探す」機能をオフにすることで「無効化」できます。
  • デバイスが「反応しない」時は、本体のマイクが物理的にオフになっていないか、オレンジ色のライトで確認します。
  • すべてのトラブルシューティングを試しても解決しない場合は、「初期化」と「リセット」が最終的な解決策になります。
  • 最新の「リスト」を確認し、対応している家電を連携させれば、スマートホームの利便性が最大化します。
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