SNSで見かける、写真の一部だけが不思議に動く画像は、スマホアプリを使えば誰でも簡単に作れます。
この「シネマグラフ」と呼ばれる加工には、専門的なスキルや高価な機材は必要ありません。
この記事では、無料で使えるおすすめのアプリから、iPhoneやAndroidでの基本的な作り方の手順、そしてインスタグラムで注目を集めるおしゃれな仕上げ方までを分かりやすく紹介します。
お手持ちのスマートフォン一つで、思い出の写真をあっと驚くアート作品に変えることができます。
さっそく、その具体的な方法をみていきましょう。
ちょっとだけ動く写真が作れるおすすめアプリと基本的なやり方
- 写真の一部だけを動かす加工は何と呼ぶ?
- 無料で使えるおすすめアプリの比較一覧
- iPhoneで「ちょっとだけ動く写真」を作成する全手順
- Androidで「ちょっとだけ動く写真」を編集する方法
- パソコンで本格的に編集できるソフトはある?
- Motionleap(モーションリープ)の具体的な使い方
- Vimage(ヴィマージュ)の評判と料金体系
- CapCut(キャップカット)の写真アニメーション機能とは?
写真の一部だけを動かす加工は何と呼ぶ?
写真の一部だけが動く印象的な加工は、「シネマグラフ」と呼ばれています。
動画と静止画を組み合わせた表現方法で、写真の中の特定の部分だけが繰り返し動くのが特徴です。
たとえば、止まっている景色の写真なのに、滝の水だけが流れ落ちていたり、コーヒーカップから湯気だけがゆらゆらと立ち上ったりするような表現がこれにあたります。
よく似たものに、iPhoneの「Live Photos(ライブフォト)」やAndroidの「モーションフォト」がありますが、これらとは少し違います。
Live Photosやモーションフォトは、シャッターを押した前後の数秒間を動画として記録する機能です。
一方でシネマグラフは、もともと1枚の静止画に対して、後から編集で動きを加えて作り出すものを指します。
つまり、撮影時に偶然撮れたものではなく、制作者が「ここを動かしたい」という意図をもって作るのがシネマグラフの面白いところです。
この不思議でアートな表現は、SNSなどで他の人の目を引きやすく、思い出の写真をより印象的に見せたいときにぴったりの手法だといえますね。
無料で使えるおすすめアプリの比較一覧
ちょっとだけ動く写真、「シネマグラフ」は、実はスマホアプリを使えば誰でも無料で簡単に作成できます。
たくさんのアプリがありますが、今回は特に人気が高く、初心者でも扱いやすい3つのアプリを比較してみました。
それぞれの特徴を表にまとめたので、自分に合ったアプリを見つけてみてください。
| アプリ名 | 主な特徴 | こんな人におすすめ |
| Motionleap | 指でなぞるだけで直感的に動きをつけられる。空を別の空に入れ替えるなど、ユニークな機能も豊富。 | とにかく簡単に、感覚的にシネマグラフを作ってみたい初心者の方。 |
| Vimage | 300種類以上の動くエフェクト(効果)を写真に重ねるだけで完成する。おしゃれな雰囲気にしやすい。 | 自分で動きを作るのは苦手だけど、手軽におしゃれな作品を作りたい方。 |
| CapCut | 動画編集アプリだが、写真に動きをつける「写真アニメーション」機能が優秀。他の編集機能も豊富。 | シネマグラフ作りだけでなく、動画編集全般に興味がある方。多機能なアプリを探している方。 |
Motionleapは、自分で「ここを動かしたい」という部分を細かく指定できる自由度の高さが魅力です。
Vimageは、キラキラした光や舞い散る花びらなど、元々用意されているエフェクトを選ぶだけなので、デザインセンスに自信がなくても安心ですよ。
CapCutは、TikTokを運営している会社が作っていることもあり、SNS映えするようなトレンド感のある編集がしやすいのがポイントになります。
どのアプリも無料から始められるので、まずは一度ダウンロードして、使い心地を試してみるのが一番おすすめです。
iPhoneで「ちょっとだけ動く写真」を作成する全手順
iPhoneを使って「ちょっとだけ動く写真」を作るなら、「Motionleap(モーションリープ)」というアプリがとても分かりやすくておすすめです。
ここでは、Motionleapを例にして、具体的な作成手順を5つのステップで解説しますね。
本当に直感的に操作できるので、初めての方でも安心して試せますよ。
- まず、App Storeから「Motionleap」をダウンロードしてアプリを開きます。画面下の「作成」タブをタップし、カメラロールから編集したい写真を選びましょう。
- 次に、写真の中で動かしたい部分を指定します。画面下のメニューから「アニメート」を選び、さらに「パス」をタップしてください。そして、動かしたい範囲を指でなぞるだけです。例えば、川の水の流れに沿って、上流から下流へと指をスライドさせます。矢印が表示され、動きの方向が決まります。
- 動きが写真全体に広がってしまわないように、固定する場所を決めるのがポイントです。メニューから「アンカー」を選び、動かしたくない部分、例えば川岸や周りの岩などをポンポンとタップして固定します。
- 再生ボタン(▶)を押して、動きをプレビューで確認します。動きが速すぎると感じたら、「速度」メニューで調整が可能です。不自然な動きになっていないか、ここでしっかりチェックすることが大切です。
- 最後に、完成した作品を保存します。画面右上の「エクスポート」をタップしてください。動画の長さや画質を選べますが、SNSに投稿するなら「GIF」や「ビデオ」形式が便利です。これで、カメラロールにあなただけの「ちょっとだけ動く写真」が保存されます。
Androidで「ちょっとだけ動く写真」を編集する方法
Androidのスマートフォンで「ちょっとだけ動く写真」を作る場合も、基本的にはiPhoneと同じように専用アプリを使って編集します。
今回は、Androidユーザーにも人気が高い「Vimage(ヴィマージュ)」を使った方法を4つのステップでご紹介します。
このアプリは、選ぶだけでおしゃれな動きを追加できる「エフェクト機能」が特徴です。
- 最初に、Google Playストアから「Vimage」を検索してインストールします。アプリを開いたら、画面下にある「+」ボタンをタップして、ギャラリーから加工したい写真を選んでください。
- 写真の読み込みができたら、次は動きを追加する作業です。画面下部にたくさんのエフェクト(効果)がカテゴリー別に並んでいます。例えば、「煙」「光」「水」などの中から、写真の雰囲気に合いそうなものを探してみましょう。気に入ったエフェクトをタップするだけで、写真の上に動きが追加されます。
- 追加したエフェクトは、大きさや位置、透明度などを指で簡単に調整できます。二本指で広げたり縮めたりしてサイズを変えたり、ドラッグして好きな場所に移動させたりと、直感的に操作できるのが良い点です。エフェクトの色や明るさも変更できるので、元の写真になじむように微調整を加えてみてください。
- 納得のいく作品が仕上がったら、画面の右上にあるチェックマーク(✓)をタップして保存します。このとき、無料版だとアプリのロゴ(ウォーターマーク)が入ることがあります。保存形式は動画(MP4)が一般的で、そのままInstagramやX(旧Twitter)などのSNSに投稿可能です。
Vimageを使えば、まるで魔法のように写真に命を吹き込めます。難しい操作は一切ないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
パソコンで本格的に編集できるソフトはある?
はい、パソコンを使えば、スマホアプリよりもさらに本格的でクオリティの高い「シネマグラフ」を作成することが可能です。
プロの映像クリエイターも使用するような、代表的な2つのソフトを紹介します。
一つ目は、Adobe社の「Photoshop(フォトショップ)」です。
Photoshopは写真加工ソフトとして非常に有名ですが、実は動画編集機能も備わっています。
タイムライン機能を使って、動画の中から特定の部分だけを静止させたり、逆に静止画の一部にだけ動きをつけたりと、非常に細かい編集ができるのが強みです。
例えば、人物は止まっているのに、その人の髪だけが風に揺れている、といった繊細な表現も作り込めます。
もう一つは、同じくAdobe社の「After Effects(アフターエフェクツ)」です。
こちらは映像の合成や特殊効果(VFX)を作成するためのソフトで、シネマグラフ制作においても非常にパワフルです。
炎や水、光といったリアルなエフェクトをゼロから作り出し、写真に合成することができます。
Photoshopが「写真の加工」を起点にしているのに対し、After Effectsは「映像制作」を起点にしているイメージです。
よりダイナミックで、まるで映画のワンシーンのようなシネマグラフを作りたい場合に適しています。
ただし、これらのソフトは専門的な知識やスキルが求められ、月額料金も発生します。
まずはスマホアプリで気軽に試してみて、「もっとこだわりたい!」と感じたら、パソコンでの本格編集にステップアップしてみるのが良いでしょう。
Motionleap(モーションリープ)の具体的な使い方
Motionleapは、指でなぞるだけで写真が動き出す、とても直感的に使えるアプリです。
ここでは、基本的な使い方を3つのステップに分けて、もう少し詳しく解説していきますね。
この手順さえ覚えれば、誰でも簡単に不思議な動く写真を作れるようになります。
ステップ1:動きの「方向」と「範囲」を決める
まず、アプリを開いて写真を選んだら、画面下のメニューから「アニメート」→「パス」を選択します。
これが動きの心臓部です。動かしたい場所、例えば滝の流れや空の雲などを、その動きの方向に沿って指でスーッとなぞります。
すると、なぞった軌跡に矢印が表示されます。この矢印の向きに写真が動く仕組みです。
矢印の長さで動きの速さが変わるので、短くしたり長くしたり試してみるのがおすすめです。
ステップ2:動きを「固定」する
次に、とても大切なのが「アンカー」機能です。これを使わないと、写真全体がぐにゃぐにゃと歪んでしまう原因になります。
メニューから「アンカー」を選び、動かしたくない場所の境界線をポン、ポン、とタップして点を打っていきます。
例えば、滝の水を動かすなら、周りの岩や木々をアンカーで固定するイメージです。
この作業を丁寧に行うことで、動かしたい部分だけが自然に動く、クオリティの高い作品に仕上がります。
ステップ3:動きの「速さ」を調整する
最後に、全体の動きをプレビューで確認しながら仕上げます。メニューにある「速度」で、アニメーション全体のスピードを調整可能です。
ゆっくりとした動きは幻想的な雰囲気に、速い動きはダイナミックな印象を与えます。
また、「ループ」という項目では、動きの繰り返し方を「ブーメラン(往復)」や「ブレンド(自然な繰り返し)」などに変更できます。
これらの機能を組み合わせることで、より自然で滑らかなループ動画が完成します。
保存する際は、SNS投稿なら6秒程度のビデオとして書き出すのが一般的です。
Vimage(ヴィマージュ)の評判と料金体系
Vimageは、自分で動きを描き込むのではなく、用意されたエフェクトを選ぶだけで簡単に動く写真が作れることで人気のアプリです。
利用者からは、「とにかく手軽でおしゃれ」「センスに自信がなくても素敵な作品が作れる」といったポジティブな評判が多く聞かれます。
特に、キラキラ光るエフェクトや、雪や雨が降るエフェクト、鳥が飛ぶといった自然な動きは、どんな写真にも合わせやすく人気が高いです。
一方で、「無料版だと使えるエフェクトが限られている」「ロゴ(ウォーターマーク)が入ってしまうのが少し残念」といった声も見られます。
気になる料金体系ですが、Vimageは基本的に無料で利用できます。
ただし、無料版の場合はいくつかの機能制限があります。
- 利用できるエフェクトの種類が限定される
- 作成した画像に「VIMAGE」のロゴが入る
- 高画質での保存ができない場合がある
これらの制限を解除し、全ての機能を使いたい場合は、有料プラン「Vimageプレミアム」に登録する必要があります。
料金は、月額プラン、年額プラン、そして一度支払えばずっと使える買い切りプランが用意されていることが多いです(料金は変動する可能性があります)。
年額プランは月額で払うよりも割安になる傾向にあります。
まずは無料版で使い勝手を試してみて、もっと色々なエフェクトを使いたくなったり、ロゴなしで作品を作りたいと感じたりしたら、有料プランへのアップグレードを検討するのが賢い使い方と言えるでしょう。
CapCut(キャップカット)の写真アニメーション機能とは?
CapCutは本来、動画編集のためのアプリですが、その中に含まれている「写真アニメーション」機能が、ちょっとだけ動く写真を作るのに非常に優れています。
この機能は、1枚の静止画に、まるでカメラが動いているかのような効果を簡単に追加できるものです。
他のシネマグラフアプリが「写真の一部を動かす」のに対し、CapCutは「写真全体を動かす」ことで躍動感を出すのが特徴だといえます。
使い方はとてもシンプルです。
まずCapCutで新しいプロジェクトを開始し、動画ではなく写真を選びます。
次に、タイムラインに追加された写真クリップをタップすると、編集メニューが表示されます。
その中にある「アニメーション」という項目を選んでください。
すると、「コンボ」というカテゴリーの中に、たくさんのアニメーション効果が用意されています。
例えば、写真が奥から手前にズームしてくる「ズームイン」や、左右に揺れる「振り子」、回転しながら表示されるエフェクトなど、数十種類の中から好きなものをタップするだけで適用できます。
この機能の素晴らしい点は、動画編集アプリならではの豊富な音楽やテキスト、エフェクトと組み合わせられることです。
写真に動きをつけた後、BGMを追加したり、おしゃれなフォントで文字を入れたりすることで、より完成度の高いショートムービーのような作品を簡単に作成できます。
シネマグラフとは少し方向性が異なりますが、写真を退屈させずに見せたい、SNSのリール動画やショート動画で使いたい、といった場合に非常に強力なツールになります。
ちょっとだけ動く写真をおしゃれに仕上げるコツと投稿のポイント
自然に見えるループ動画に仕上げるコツ
自然に見えるループ動画を作る一番のコツは、動画の「始まり」と「終わり」がスムーズにつながるように意識することです。
せっかく不思議な動きを作っても、再生が終わった瞬間にカクッと最初の場面に戻ってしまっては、少し残念な印象になってしまいます。
これを防ぐためには、アプリに搭載されているループ機能をうまく活用するのがポイントです。
例えば、Motionleapなどのアプリには「ブレンド」や「ブーメラン」といったループのスタイルを選ぶ機能があります。
「ブーメラン」は動きが往復するもので、「ブレンド」は動きの終わりを自然に始まりへと溶け込ませてくれるため、より滑らかな繰り返しを表現したいときにおすすめです。
また、動かす対象を欲張りすぎないことも大切になります。
空の雲の流れや、水面のきらめき、ろうそくの炎のゆらぎなど、もともと一定のリズムで繰り返される動きをテーマに選ぶと、ループ加工がしやすく、とても自然な仕上がりになりますよ。
最後に、作成中は何度もプレビュー再生を繰り返して、不自然な点がないか客観的にチェックするひと手間が、作品のクオリティをぐっと引き上げてくれます。
インスタの投稿で目を引くためのポイント
Instagramの投稿で「ちょっとだけ動く写真」を使って他の人の目を引くには、その”ちょっとだけ”という動きをサプライズとして見せることが効果的です。
フィードをスクロールしている指を、思わず止めさせるような仕掛けを意識しましょう。
まず大切なのが、投稿のカバー写真(サムネイル)を、一見すると普通の綺麗な静止画に設定することです。
フィード上では止まって見えていた写真が、自動再生された瞬間に動き出すことで、見た人に「おっ?」という小さな驚きを与えることができます。
また、投稿する際は通常のフィード投稿ではなく、「リール」として投稿するのが断然おすすめです。
リールは現在、Instagramが最も力を入れている機能の一つであり、アルゴリズム的にも多くの人に見てもらいやすい傾向にあります。
さらに、リールは自動でループ再生されるため、シネマグラフの延々と続く不思議な魅力を最大限に活かせます。
投稿文には、「#シネマグラフ」や「#動く写真」といったキーワード系のハッシュタグに加えて、「#カフェ巡り」や「#絶景スポット」など、写真のテーマに合ったハッシュタグも忘れずにつけましょう。
これにより、同じジャンルに興味がある人の目に触れる機会が増えます。
作成した作品を高画質で保存するには?
作成した作品をきれいな画質のまま保存するためには、アプリの「エクスポート(書き出し)」機能の設定を正しく選ぶことが重要です。
ほとんどのアプリでは、無料版の場合、保存できる画質に上限が設けられていることがあります。
作品を保存する直前の画面で、「解像度」や「画質」といった項目を探してみてください。
一般的に、SNSへの投稿であれば「1080p(Full HD)」という設定を選んでおけば、スマートフォンで見る分には十分すぎるほど高画質です。
もし、より高画質な「4K」といった選択肢がグレーアウトしていて選べない場合は、有料プランへのアップグレードが必要になるサインだと考えてよいでしょう。
また、保存する「フォーマット(形式)」も大切です。
ループする動画としてSNSで共有する場合は、「MP4」というビデオ形式が最も一般的で、画質とファイルサイズのバランスに優れています。
「GIF」という形式も動く画像として有名ですが、表現できる色の数が少ないため、写真のような繊細なグラデーションは少し苦手です。
特別な理由がなければ、高画質を保ちやすいMP4形式で保存することをおすすめします。
アプリのウォーターマーク(透かし)を消す方法
作成した写真や動画の隅に入ってしまうアプリのロゴ、いわゆる「ウォーターマーク(透かし)」を消すための最も確実で正しい方法は、そのアプリの有料プランに登録することです。
アプリの開発者は、無料版を多くの人に試してもらうための「お試し期間」として提供しています。
その代わりに、ロゴを入れることでアプリの宣傳を行っているわけです。
そのため、ロゴなしのクリーンな作品を作りたいユーザーに対しては、有料のプレミアム機能として提供するのが一般的な仕組みになっています。
アプリ内の設定画面や、「Pro」や「プレミアム」と表示されているボタンから、有料プランにアップグレードすることが可能です。
プランは月額制や年額制が主流ですが、アプリによっては一度支払えば永久に使える「買い切り」プランが用意されている場合もあります。
もし、そのアプリを今後も長く使い続けたいと思うなら、買い切りプランの方が結果的にお得になるかもしれません。
インターネット上には、非公式にウォーターマークを消せると謳うツールも存在しますが、画質が大幅に劣化したり、セキュリティ上のリスクがあったりするため、利用は避けるべきです。
公式の有料プランを利用するのが、最も安全で賢い選択と言えるでしょう。
商用利用する場合の注意点
作成した「ちょっとだけ動く写真」を、会社の広告や収益化しているブログ、SNSアカウントなどで使用する「商用利用」を考えている場合は、いくつか注意すべき点があります。
最も重要なのは、使用するアプリの利用規約をしっかりと確認することです。
まず大前提として、無料版のアプリで作成した作品の商用利用は、ほとんどの場合で禁止されています。
商用利用をしたいのであれば、必ずそのアプリの有料プランやビジネスプランに登録し、規約で商用利用が許可されていることを確認しなくてはなりません。
次に、元となる写真そのものの権利もクリアになっている必要があります。
自分で撮影した写真であれば問題ありませんが、インターネットから拾ってきた画像や、フリー素材サイトの写真を使う場合は注意が必要です。
フリー素材であっても、「商用利用可」のライセンスが付与されている写真でなければ、使うことはできません。
さらに、Vimageのようにアプリ内で提供されているエフェクトや、CapCutで追加できる音楽などを使用する場合も、それらの素材が商用利用可能かどうかを確認する一手間が大切です。
特に音楽の権利は複雑なため、商用アカウントでBGMとして使う際は、ライセンスがクリアされた音源かどうかを慎重にチェックしましょう。
ちょっとだけ動く写真まとめ
- 写真の一部だけが動く加工は「シネマグラフ」と呼ばれ、スマホアプリで誰でも作成できます。
- 無料で始めるなら、直感的な操作が魅力の「Motionleap」や、選ぶだけでおしゃれになる「Vimage」がおすすめです。
- iPhoneでもAndroidでも、基本的なやり方はアプリで写真を選び、動かしたい部分を指でなぞるだけと簡単です。
- パソコンの専門ソフトを使えば、より本格的でクオリティの高い編集も楽しめます。
- 動画の始まりと終わりが自然につながる「ループ」を意識することが、おしゃれな作品作りのコツです。
- インスタグラムで投稿する際は、多くの人に見てもらいやすい「リール」機能を使うのが効果的です。
- アプリのウォーターマーク(ロゴ)を消したり、商用利用したりする場合は、有料プランへの登録が必要になります。