LINEボイスメッセージをAndroidに保存する方法|できない時の原因と対処法、PC転送まで紹介

LINEのボイスメッセージは簡単な手順でAndroidスマホに保存できます。

この方法を知っておけば、大切なメッセージをいつでも聞き返せるようになります。

この記事では、基本的な保存操作から、PCへの転送や文字起こしといった応用テクニックまで詳しく説明します。

保存できない、再生できないといったよくあるトラブルの解決策も紹介しています。

この記事を読めば、ボイスメッセージの保存に関する全ての疑問が解決します。

目次

LINEのボイスメッセージをAndroidで保存する方法

ボイスメッセージをダウンロードする具体的な操作

LINEのボイスメッセージは、トークルームから簡単な操作ですぐにスマホ本体へダウンロードできますよ。

特別なアプリは必要なく、誰でも直感的に保存できるのが嬉しいポイントです。

「あのときのメッセージ、残しておきたいな」と思ったら、これから説明する手順ですぐに保存しちゃいましょう。

具体的な操作方法は以下の通りです。

  1. 保存したいボイスメッセージが送られてきたトークルームを開きます。
  2. ボイスメッセージの吹き出し部分を指で長押ししてください。
  3. メニュー画面が表示されるので、その中から「その他」をタップします。
  4. 画面の下の方に新しいメニューが出てくるので、その中の「保存」アイコンを選びます。
  5. 「端末に保存」といった選択肢が表示されたら、それをタップして完了です。

この操作だけで、ボイスメッセージの音声データがあなたのAndroidスマホの中に直接保存されます。

もし長押ししたメニューに「保存」が直接表示される場合は、それをタップすればOKです。

機種やLINEのバージョンによって少し表示が違うこともありますが、基本的な流れは同じなので安心してくださいね。

まずはこの一番ベーシックな方法を覚えておくと、いつでも手軽に大切なメッセージを残せるようになります。

LINEのKeep機能を使った保存手順

ボイスメッセージは、LINEに標準でついている「Keep(キープ)」という機能を使っても保存できます。

KeepはLINE専用のクラウドストレージのようなもので、写真や動画、ファイルなどを1GBまで無料で保存しておける便利な機能なんです。

スマホ本体の容量を使いたくない場合や、LINE関連のデータをまとめて管理したいときにぴったりですよ。

Keepに保存する手順は、スマホに直接ダウンロードする操作とほとんど同じです。

  1. 保存したいボイスメッセージがあるトークルームを開きましょう。
  2. 該当のボイスメッセージの吹き出しを長押しします。
  3. 表示されたメニューの中から「Keep」をタップしてください。
  4. 画面に保存したいコンテンツの候補が表示されるので、ボイスメッセージにチェックが入っていることを確認します。
  5. 右下にある緑色の「保存」ボタンをタップすれば、Keepへの保存が完了します。

これで、あなたのKeepにボイスメッセージが保存されました。

Keepに保存したデータは、LINEのホーム画面にある自分のアイコンのすぐ下あたりにある「Keep」のマークからいつでも確認できます。

また、Keepに保存しておけば、スマホを機種変更したときでもLINEアカウントを引き継ぐだけで、新しいスマホでも同じ音声を聞くことが可能です。

ただし、Keepには1GBという容量制限があるので、長時間のボイスメッセージやたくさんのデータを保存するときは空き容量に注意してくださいね。

保存先は端末のどこになる?

ボイスメッセージをスマホ本体に保存したけれど、「あれ、どこに保存されたんだろう?」と探してしまうことってありますよね。

保存された音声ファイルは、Androidスマホ内の特定のフォルダに自動で振り分けられています。

多くの場合、ファイル管理アプリやファイルマネージャーアプリを使うと簡単に見つけ出すことができますよ。

保存先の具体的な場所は、一般的に以下の階層になっていることが多いです。

内部ストレージ > Music > LINE

または、

内部ストレージ > Android > data > jp.naver.line.android > storage > mo

お使いのAndroidのバージョンやスマホのメーカーによってフォルダの構成が少し異なる場合があります。

もし「Music」フォルダの中に見つからない場合は、「Download」フォルダや、LINEという名前のついた別のフォルダを探してみてください。

ファイル管理アプリを持っていない場合は、Google Playストアから「Files by Google」などの無料アプリをインストールするのがおすすめです。

このアプリを使うと、スマホの中のファイルを種類ごとに表示してくれるので、「音声」や「オーディオ」のカテゴリをチェックするだけで簡単に見つけられます。

保存したファイルは、「LINE_VOICE_(日付)」のような名前になっていることが多いです。

保存場所がわかっていれば、後からその音声をメールに添付したり、別のアプリで開いたりするときにもスムーズに対応できるので、一度確認しておくと安心ですね。

他のアプリに共有して保存する裏ワザ

LINEのボイスメッセージは、実は他のアプリに「共有」する機能を使って間接的に保存することもできるんです。

この方法を使えば、普段からよく使うメモアプリやクラウドストレージサービスに直接音声を送れるので、管理がとっても楽になりますよ。

例えば、GoogleドライブやDropbox、Evernoteなどに保存しておけば、スマホだけでなくパソコンからもアクセスできて便利です。

この「共有」機能を使った保存方法は、ダウンロード操作と途中まで同じです。

  1. 保存したいボイスメッセージの吹き出しを長押しします。
  2. 表示されたメニューの中から「その他」を選んでください。
  3. 画面下部に出てくるメニューの中から、四角から矢印が飛び出しているような「共有」アイコンをタップします。
  4. 「他のアプリにシェア」という画面が表示され、あなたのスマホにインストールされているアプリのアイコンが一覧で出てきます。
  5. この中から、保存先として使いたいアプリ(例:Googleドライブ、Dropbox、Gmailなど)を選んでタップします。

あとは、選んだアプリの指示に従って操作すれば保存完了です。

例えば、Googleドライブを選んだ場合は、ファイル名や保存先のフォルダを指定してアップロードできます。

Gmailを選べば、自分のメールアドレス宛に音声ファイルを添付したメールを送ることで、メールボックスに保管しておく、なんてことも可能です。

この方法のメリットは、LINEやスマホ本体の容量を圧迫しないことと、自分が使いやすい場所でデータを一元管理できる点にあります。

大切なボイスメッセージをバックアップする意味でも、非常に有効な手段といえるでしょう。

PCに転送して保存する方法

大事なボイスメッセージは、スマホの中だけでなくパソコンにも保存しておくと、より安心ですよね。

スマホの故障や紛失といった万が一の事態に備えて、バックアップを取っておきたいと考える方も多いでしょう。

パソコンにボイスメッセージを転送するには、いくつかの方法があります。

一番手軽なのは、PC版のLINEを使って直接ダウンロードする方法です。

  1. まず、お使いのパソコンにPC版のLINEをインストールし、ログインします。
  2. ボイスメッセージが送られてきたトークルームを開きます。
  3. 保存したいボイスメッセージの吹き出しの右下あたりにある「…」のマークをクリックします。
  4. 表示されたメニューから「保存」を選択してください。
  5. 「名前を付けて保存」の画面が開くので、好きなファイル名と保存場所をパソコン上で指定して保存します。

この方法なら、ケーブルでスマホとPCを繋ぐ必要もなく、とてもスマートに保存できます。

もしPC版LINEを使っていない場合は、一度スマホに保存した音声ファイルをパソコンに送る方法もあります。

例えば、スマホでボイスメッセージをGoogleドライブなどのクラウドストレージにアップロードし、その後パソコンのブラウザでアクセスしてダウンロードする方法です。

また、スマホとパソコンをUSBケーブルで接続し、スマホの指定のフォルダから音声ファイルを直接パソコンにコピーすることもできます。

どの方法が一番やりやすいかはあなたの環境次第ですが、PC版LINEを使うのが最も手間が少ないのでおすすめですよ。

文字起こしアプリでテキスト化して保存するには

ボイスメッセージの内容を、音声だけでなく文字としても残しておきたいと思ったことはありませんか?

後から内容を読み返したいときや、特定のキーワードで情報を検索したいとき、音声データだけだと少し不便ですよね。

そんなときは、文字起こしアプリやサービスを利用して、ボイスメッセージをテキスト化して保存するのが非常に便利です。

最近の文字起こしツールの精度はかなり高く、日常会話レベルならかなり正確に文章にしてくれます。

具体的な手順は以下のようになります。

  1. まず、LINEのボイスメッセージを「ボイスメッセージをダウンロードする具体的な操作」で説明した方法で、スマホ本体に保存します。
  2. 次に、Google Playストアなどから文字起こし用のアプリをインストールします。無料でも高機能なアプリがたくさんありますよ。(例:「Notta」「Texter」など)
  3. インストールした文字起こしアプリを起動します。
  4. アプリの機能の中から「インポート」や「ファイルから読み込む」といったメニューを選びます。
  5. 先ほどスマホに保存したボイスメッセージの音声ファイルを選択して、アプリに読み込ませます。
  6. アプリが自動で音声の解析を始め、数分待つとテキスト化された文章が表示されます。

出来上がったテキストは、そのままアプリ内に保存したり、コピーしてメモ帳やメールに貼り付けたりして保管できます。

もちろん、完璧に100%正確というわけにはいかないこともありますが、誤字脱字を少し修正するだけで、十分使える議事録やメモとして活用することが可能です。

音声とテキストの両方でデータを残しておけば、内容の確認が格段に楽になります。

大事な用件や心に残った言葉などを、より確実に記録しておきたい場合に、ぜひ試してみてほしい方法です。

LINEのボイスメッセージをAndroidに保存するときの注意点

保存できないときの原因と対処法

LINEのボイスメッセージを保存しようとしたのに、「なぜかうまくいかない…」と困ってしまうことがありますよね。

保存できない場合、いくつかの原因が考えられますが、一つずつ確認していけば解決できることがほとんどです。

慌てずに、まずは以下の点をチェックしてみてください。

最もよくある原因の一つが、スマホ本体の空き容量不足です。

写真や動画、アプリなどでストレージがいっぱいになっていると、新しいファイルを保存するスペースがなくなってしまいます。

設定画面からストレージの空き容量を確認し、不要なデータを削除したり、クラウドに移したりして容量を確保してみましょう。

次に考えられるのは、LINEアプリやスマホのOSが古いバージョンである可能性です。

アプリやOSが最新の状態でないと、予期せぬ不具合が起きることがあります。

Google PlayストアでLINEアプリのアップデートがないか確認し、スマホ本体のソフトウェアアップデートもチェックしてみてください。

また、通信環境が不安定な場合も、保存に失敗する原因になり得ます。

Wi-Fiの電波が弱い場所や、モバイルデータ通信が不安定な場所にいる場合は、安定したネットワーク環境に移動してから再度試してみるのがおすすめです。

これらの基本的な確認事項を試しても解決しない場合は、一度スマホを再起動してみるのも有効な手段です。

単純な一時的エラーであれば、再起動するだけであっさり直ってしまうことも少なくありません。

それでもダメな場合は、LINEアプリのキャッシュを削除してみるという方法もあります。

これらの対処法を順番に試すことで、ほとんどの保存トラブルは解決するはずですよ。

保存期間はいつまで?期限切れに注意

LINEのトークルームで送受信されたボイスメッセージには、実は閲覧・保存できる期間に制限があることをご存知でしたか?

大切なメッセージだからと後で聞こうと思っていたら、いざ開いてみると「保存期間が終了したため再生できません」と表示されてがっかり、なんてことは避けたいですよね。

残念ながら、LINE公式ではボイスメッセージの具体的な保存期間を明確に公表していません。

しかし、一般的には写真や動画と同じように、一定期間が経過するとサーバーから削除されてしまうと考えられています。

経験上、少なくとも数週間から1ヶ月程度は大丈夫なことが多いようですが、これはあくまで目安です。

いつ聞けなくなってもおかしくはない、と考えておくのが安全でしょう。

そのため、残しておきたいと思ったボイスメッセージは、気づいた時点ですぐに保存する習慣をつけることが何よりも重要です。

「後でやろう」と思っていると、うっかり忘れてしまって期限が過ぎてしまう可能性があります。

特に、記念日のメッセージや、仕事の大事な伝言など、失いたくない音声は「即保存」を徹底しましょう。

一度スマホ本体やLINE Keep、その他のクラウドストレージに保存してしまえば、LINEのサーバー上の保存期間は気にする必要がなくなります。

あなた自身のデータとして、半永久的に残しておくことが可能です。

トークルームに表示されているうちはいつでも聞けると思わず、ボイスメッセージは「生もの」だと考えて、早め早めの対応を心がけてくださいね。

このひと手間が、後悔を防ぐ一番の対策になります。

相手に通知されずに保存できる?

ボイスメッセージを保存するとき、「これって相手にバレるのかな?」と少し気になったりしませんか。

特に、何度も聞き返したいけど、そのことを相手に知られるのはちょっと恥ずかしい、なんて状況もあるかもしれません。

結論から言うと、あなたがボイスメッセージを保存しても、相手に通知がいくことは一切ありませんので安心してください。

これは、スマホ本体に直接ダウンロードする場合でも、LINEのKeep機能に保存する場合でも同じです。

相手のトーク画面には何の変化も起こりませんし、「〇〇がボイスメッセージを保存しました」といったメッセージが表示されることもないです。

あなたが自分のスマホでどのような操作をしたかは、相手には全く伝わらない仕組みになっています。

これは、ボイスメッセージに限らず、トークルームの写真を保存したり、テキストをコピーしたりするのと同じです。

LINEの基本的な仕様として、受信側のユーザーが行った保存やコピーといった操作は、送信側には通知されないようになっています。

ただし、一つだけ例外的なケースとして「スクリーンショット」には注意が必要です。

もし、ボイスメッセージの吹き出し部分を含む画面全体のスクリーンショットを撮った場合、その操作自体は相手に通知されません。

しかし、誤ってそのスクリーンショット画像を相手に送信してしまったら、当然ながら画面を撮影したことがバレてしまいます。

保存操作と間違えてスクショを撮ってしまい、さらに誤送信する、ということがないようにだけ気をつけてくださいね。

通常の保存手順を踏んでいる限りは、相手に知られる心配は全くないので、心置きなく大切なメッセージを保存して、好きなだけ聞き返してください。

保存したのに再生できない場合の解決策

「せっかくボイスメッセージを保存したのに、なぜか再生できない!」というトラブルも、時々発生することがあります。

ファイルはあるのに聞けないとなると、とても困ってしまいますよね。

この問題も、いくつかの原因が考えられますので、順番に確認していきましょう。

まず最初に疑うべきは、音声ファイルを再生するためのアプリ(音楽プレイヤーアプリなど)に問題がある可能性です。

スマホに標準で入っている音楽アプリで再生できない場合、別の再生アプリを試してみると解決することがあります。

Google Playストアで「音楽プレイヤー」と検索すれば、たくさんの無料アプリが見つかります。

「VLC for Android」などの対応形式が豊富なプレイヤーを試してみるのがおすすめです。

次に、保存したファイル自体が破損している可能性も考えられます。

ダウンロードの途中で通信が途切れてしまったりすると、ファイルが不完全な状態で保存されてしまうことがあるのです。

この場合は、残念ながらそのファイルを修復するのは難しいです。

もしLINEのトークルームにまだ元のボイスメッセージが残っているなら、一度保存した不完全なファイルを削除して、もう一度ダウンロードし直してみてください。

また、LINE Keepに保存した音声が再生できない場合は、LINEアプリの一時的な不具合の可能性もあります。

先ほど「保存できないときの原因と対処法」で説明したように、LINEアプリの再起動やアップデート、キャッシュの削除、スマホ本体の再起動などを試してみると良いでしょう。

さらに、あまりないケースですが、スマホの音量設定がミュート(消音)になっていたり、イヤホンジャックに何か問題があったり、という物理的な原因も考えられます。

基本的な音量設定なども一度見直してみてください。

これらの方法を試すことで、再生できない問題のほとんどは解決に向かうはずです。

保存したときのファイル名の変更手順

ボイスメッセージを保存すると、「LINE_VOICE_」に続いて日付や数字が羅列された、少し分かりにくいファイル名で保存されますよね。

後からファイルを見返したときに、「これ、誰からのどんな内容だっけ?」と分からなくなってしまうことも少なくありません。

そんなときは、自分で分かりやすいファイル名に変更しておくのがおすすめです。

「〇〇ちゃんからの誕生日メッセージ」や「会議の議事録_日付」のように名前を付けておけば、一目で内容が分かってとても便利ですよ。

ファイル名を変更するには、ファイル管理アプリ(ファイルマネージャー)を使います。

  1. 「Files by Google」などのファイル管理アプリを開きます。
  2. ボイスメッセージが保存されているフォルダ(例:内部ストレージ > Music > LINE)に移動します。
  3. 名前を変更したい音声ファイルを見つけ、そのファイルを長押しするか、ファイルの横にある「︙」(点が縦に3つ並んだマーク)をタップします。
  4. 表示されたメニューの中から「名前の変更」や「リネーム」といった項目を選びます。
  5. 新しいファイル名を入力する画面になるので、自分が分かりやすい名前に書き換えてください。
  6. 入力が終わったら「OK」や「保存」をタップして完了です。

この操作で、ファイルの見た目の名前が変わります。

ファイル名を変更しても、中身の音声データには何の影響もないので安心してください。

このひと手間をかけておくだけで、後々のデータ管理が驚くほど楽になります。

たくさんのボイスメッセージを保存している方ほど、このファイル名の変更は効果的です。

大切な思い出や重要な記録を整理整頓するためにも、ぜひこの方法を活用して、自分だけの分かりやすい音声ライブラリを作ってみてくださいね。

保存されるファイル形式(m4a)とは

LINEのボイスメッセージを保存したとき、ファイルの末尾に「.m4a」という見慣れない文字が付いていることに気づいた方もいるかもしれません。

この「m4a」というのは、音声ファイルの「形式」や「種類」を表す拡張子と呼ばれるものです。

動画ファイルに「mp4」、画像ファイルに「jpg」があるのと同じように、音声ファイルにも様々な形式があります。

「m4a」は「MPEG-4 Audio」の略で、比較的新しい音声ファイル形式の一つです。

この形式の大きな特徴は、高音質でありながらファイルサイズを小さくできる、という点にあります。

有名な音声形式である「mp3」と比べても、同じくらいの音質なら、より小さい容量で保存できることが多いです。

スマホのようにストレージ容量が限られているデバイスにとっては、とても効率的で相性の良い形式だといえますね。

AppleのiTunes Storeで販売されている音楽もこのm4a形式が使われていることが多く、現在では非常に一般的な音声形式の一つになっています。

そのため、ほとんどのAndroidスマホやパソコンでは、特別な設定をしなくても標準の音楽プレイヤーで問題なく再生することが可能です。

もし、あなたが使っている古い機器や一部のアプリがm4a形式に対応していない、という場合には、ファイル形式を変換するツールを使う方法もあります。

オンラインで無料で使える変換サイトや、パソコン用の変換ソフトを使えば、m4aファイルをより汎用性の高いmp3形式などに変えることができます。

ただ、基本的にはm4aのままで困ることはほとんどないはずです。

「m4aは、音質が良くて容量も小さい、イマドキの便利な音声形式なんだな」くらいに覚えておけば十分ですよ。

削除してしまった音声は復元できる?

「間違えて大切なボイスメッセージを削除してしまった…」そんな絶望的な状況に陥ってしまうことも、あるかもしれません。

一度削除してしまったデータを元に戻すのは、残念ながら非常に難しいというのが現実です。

まず、LINEのトークルームからボイスメッセージの吹き出し自体を「削除」してしまった場合、これを復元する公式な方法はありません。

LINEのサーバーからもデータが消えてしまうため、基本的には二度と聞くことはできないと考えてください。

次に、一度スマホ本体に保存した音声ファイルを、ファイル管理アプリなどから削除してしまった場合です。

この場合、ごく稀にですが、専用のデータ復元アプリやソフトを使うことで元に戻せる可能性がゼロではありません。

パソコン用の高度な復元ソフトを使えば、削除されたファイルの痕跡をスキャンして復旧を試みることができます。

しかし、この方法は成功が保証されているわけではなく、専門的な知識が必要な上に、多くは有料です。

また、削除してから時間が経っていたり、新しいデータをたくさん上書き保存したりしていると、復元の成功率はどんどん低くなっていきます。

つまり、どのケースにおいても、一度削除してしまったボイスメッセージを確実に元に戻す簡単な方法はない、というのが結論です。

だからこそ、削除の操作は本当に慎重に行う必要があります。

そして、最も重要な対策は、やはり「バックアップ」です。

本当に大切なボイスメッセージは、スマホ本体だけでなく、PCやGoogleドライブなどのクラウドストレージにもコピーを置いておく(二重に保存しておく)ことを強くおすすめします。

そうすれば、万が一どちらか一方のデータを失ってしまっても、もう一方で保管しているデータを失わずに済みます。

LINEのボイスメッセージを保存!androidまとめ

  • Androidへの保存は、ボイスメッセージを長押しして「保存」をタップするだけで簡単です。
  • LINE Keep機能を使えば、スマホの容量を使わずにクラウド上に保存できます。
  • 保存先はファイル管理アプリの「Music」や「LINE」フォルダ内で確認可能です。
  • 保存できない時は、スマホの空き容量不足や通信環境、アプリのバージョンを確認しましょう。
  • ボイスメッセージには保存期間があるため、大切な音声は早めにダウンロードすることが重要です。
  • 相手に通知されることなく、内緒でボイスメッセージを保存することは可能です。
  • PC版LINEを使えば、パソコンに直接ダウンロードしてバックアップも簡単に取れます。
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