LINEの長文を未読のまま読む方法7選!バレずに全文確認するiPhone/Android/PC別テクニック

LINEで届いた長文メッセージは、相手にバレずに全文読むことができます。

この記事では、iPhoneやAndroid、PCなど、お使いのデバイスに合わせた具体的な方法を7つ紹介します。

機内モードや通知機能の活用、便利なアプリまで、あなたに合った一番簡単な方法が必ず見つかります。

それぞれのメリット・デメリットや、「うっかり既読」を防ぐ注意点も分かりやすく説明します。

もう既読プレッシャーを感じることなく、自分のペースでメッセージを確認しましょう。

目次

LINEで長文を未読のまま読むための具体的な方法

iPhoneで全文をこっそり読むための設定方法は?

iPhoneでは、トーク一覧画面で対象のトークルームを長押しすると、既読をつけずにメッセージの全文を読むことができます。

この機能は「ハプティックタッチ(Haptic Touch)」または古い機種では「3D Touch」と呼ばれるもので、特別な設定は基本的に不要です。

LINEアプリを開き、トークが一覧で表示されている画面で、内容を確認したい相手やグループのトークを指でグッと長押ししてみてください。

そうすると、ポップアップでトーク画面がプレビュー表示され、スクロールすれば長文でも最後まで内容を確認できます。

読み終わったら、プレビュー画面以外の場所をタップするか、指を離せば元のトーク一覧画面に戻り、相手には既読通知が送られません。

もし、この機能がうまく作動しない場合は、iPhone自体の設定を確認してみましょう。

手順は以下の通りです。

  1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
  2. 「アクセシビリティ」をタップします。
  3. 「タッチ」を選択します。
  4. 「触覚タッチ」(または3D Touchとハプティックタッチ)の項目をオンにします。

通常はデフォルトでオンになっているので、ほとんどの方がすぐに使えるはずです。

この方法はLINEアプリの標準機能なので、他のアプリを入れる必要もなく、最も手軽で安全な方法の一つといえます。

ただし、プレビュー画面をタップしてしまうとトーク画面に移動して既読がついてしまうので、そこだけは注意してくださいね。

Androidで使える既読を回避するテクニック一覧

Androidのスマホでは、ウィジェット機能を使うことで、既読をつけずにメッセージを読むことが可能です。

ウィジェットとは、ホーム画面によく使うアプリの情報を常に表示させておける機能のことです。

LINEのウィジェットをホーム画面に追加しておけば、そこに新着メッセージが表示され、タップしてトークルームを開かない限り既読にはなりません。

長文メッセージの場合、ウィジェットの表示領域に収まらないこともありますが、上下にスクロールできるウィジェットなら全文を確認できることもあります。

ウィジェットの設置方法は、お使いのAndroid機種によって少し異なりますが、基本的な手順は以下の通りです。

  1. ホーム画面の何もないところを長押しします。
  2. 「ウィジェット」というメニューが表示されるのでタップします。
  3. ウィジェットの一覧から「LINE」を探して選択します。
  4. 好きなサイズや種類のウィジェットを選んで、ホーム画面に配置します。

この方法のメリットは、一度設定してしまえば、あとは何もしなくても自動でメッセージを確認できる手軽さです。

また、通知をポップアップで表示させる設定も便利です。

LINEアプリの設定から「通知」>「メッセージ通知の内容表示」をオンにし、「通知ポップアップ」を「常に表示」などに設定しておくと、画面の上部にメッセージ内容が表示されます。

ただし、表示される文字数には限りがあるので、長文を読むのには向いていないかもしれません。

手軽さをとるならウィジェット、すぐに気づきたいなら通知ポップアップと、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

PC版LINEなら長文も確実に未読で確認できる理由

パソコンで使えるPC版LINEは、ウィンドウサイズを調整することで、既読をつけずに長文メッセージを読むのに非常に便利です。

スマホアプリとは仕様が異なり、PC版ではトークルームを開いても、そのウィンドウがアクティブ(一番手前に表示されている状態)にならない限り、既読がつきません。

この仕組みを利用して、メッセージを安全に読むことができます。

具体的な手順はとても簡単です。

  1. まず、PC版LINEにログインします。
  2. メインウィンドウ(トーク一覧が表示されている画面)のサイズを、マウスでドラッグして横にぐっと広げます。
  3. トーク一覧の各トークに表示されるメッセージのプレビュー領域が広がり、より多くの文字数が表示されるようになります。

これだけでもかなりの部分を読めますが、さらに別の方法もあります。

それは、内容を見たいトークルームとは別の、どうでもいいトークルーム(公式アカウントなど)をクリックして開いておきます。

そして、そのウィンドウの裏で、本当に見たい相手のトークをクリックして選択するのです。

すると、メインウィンドウの右側にメッセージ内容が表示されますが、ウィンドウがアクティブになっていないため既読はつきません。

この状態なら、マウスのスクロールホイールを使えば、どんなに長い文章でも最後まで読むことが可能です。

仕事中など、パソコンでLINEを確認する機会が多い方にとっては、最も確実で簡単、そして安全な方法と言えるでしょう。

スマホのように指が滑って誤って既読をつけてしまう、といった事故も防げます。

機内モードを使って読む場合の正しい手順と注意点

機内モードを活用すれば、通信を一時的に遮断することで、相手に知られずにメッセージを読むことができます。

この方法は、iPhoneでもAndroidでも使える共通のテクニックです。

ただし、正しい手順で行わないと、機内モードを解除した瞬間に既読がついてしまうので注意が必要です。

安全に読むための正しい手順は以下の通りです。

  1. まず、LINEアプリに新着メッセージが届いていることを確認します。このとき、まだアプリは開かないでください。
  2. 次に、スマホのコントロールセンターや設定画面から「機内モード」をオンにします。Wi-Fiもオフになっていることを必ず確認してください。
  3. 通信が完全に遮断された状態で、LINEアプリを開き、読みたい相手のトークルームを開いてメッセージを読みます。長文でも最後までしっかり読めます。
  4. ここが最も重要なポイントです。メッセージを読み終えたら、トークルームを開いたままにせず、必ずLINEアプリを完全に終了させてください。マルチタスク画面から、LINEアプリを上にスワイプして完全に閉じます。
  5. LINEアプリを完全に終了させたことを確認してから、機内モードをオフに戻します。

この「アプリを完全に終了させる」という手順を忘れると、通信が再開された瞬間に既読情報が相手に送られてしまいます。

この方法のメリットは、特別な設定やアプリが不要で、どんなスマホでも使える汎用性の高さです。

一方で、毎回機内モードのオン・オフやアプリの完全終了といった手間がかかるのがデメリットと言えるでしょう。

うっかり手順を間違えるリスクもあるので、確実に実行できる時にだけ使うのがおすすめです。

通知画面の活用でメッセージの大部分を読む方法

スマホの通知画面(ロック画面や画面上部から下ろす通知センター)を見るだけで、既読をつけずにメッセージのかなりの部分を読むことができます。

LINEからメッセージが届くと、スマホは自動でその内容の一部を通知として表示してくれます。

この通知をタップしてLINEアプリを開かない限り、相手に既読が伝わることはありません。

この方法は、何か特別な設定をする必要もなく、一番手軽に内容を覗き見できるテクニックです。

iPhoneの場合、通知を長押し(ハプティックタッチ)すると、より多くのメッセージ内容が表示されることがあります。

これにより、短い文章であれば全文を、長文であっても冒頭の大部分を確認することが可能です。

Androidの場合も、通知を下にスワイプして展開することで、表示される文字数を増やすことができます。

ただし、この方法で読める文字数には限界があります。

お使いのスマホの機種やOSのバージョン、文字の大きさ設定によっても変わりますが、一般的には100文字前後が表示の目安になることが多いです。

そのため、挨拶や短い用件などの確認にはとても便利ですが、本当に長い文章の全てを読むのには向いていません。

あくまで「どんな内容か、ざっくり把握したい」という時に使うのが良いでしょう。

もし、通知自体が表示されない場合は、スマホ本体の設定とLINEアプリ内の設定の両方で、通知がオンになっているか確認してみてください。

手軽さと内容把握のバランスが良いので、普段から活用したい基本的なテクニックの一つです。

トーク一覧の長押しでプレビューできる文字数

iPhoneのトーク一覧画面で使える長押しプレビュー機能は、既読をつけずにメッセージを読むのに非常に便利ですが、一体どれくらいの文字数が読めるのでしょうか。

結論から言うと、この機能でプレビューできる文字数に、実は明確な上限はありません。

画面に表示される範囲であれば、スクロールすることでどんなに長い文章でも最後まで読むことが可能です。

iPhoneの画面サイズにもよりますが、最初にポップアップで表示される段階でも、おおよそ200文字から300文字程度のメッセージは余裕で表示されます。

これは、一般的なメールやSNSの投稿くらいのボリュームなので、多くの場合はスクロールなしでも内容を把握できるでしょう。

もし、それ以上の本当に長い文章が送られてきた場合でも心配ありません。

プレビュー画面を指で押さえたまま、上下にスライド(スクロール)させることで、メッセージの末尾まで全ての内容を確認することができます。

この操作を行っても、指を離してプレビューを閉じれば既読はつきません。

このテクニックは、特に「長文で送られてきたけど、すぐに返信できないから内容は先に知っておきたい」というシチュエーションで絶大な効果を発揮します。

ただし、注意点が2つあります。

1つ目は、この機能はiPhone(iOS)限定だということです。AndroidのLINEアプリには、残念ながら同様の機能はありません。

2つ目は、プレビュー画面をスクロールしている最中に、うっかり画面をタップしてしまわないように気をつけることです。

タップした瞬間にトーク画面が開いてしまい、既読がついてしまいます。

この点さえ注意すれば、iPhoneユーザーにとっては最強の未読閲覧方法と言えるでしょう。

安全に使えるおすすめの未読閲覧アプリはこれ

既読をつけずにLINEのメッセージを読むための、専用の外部アプリも存在します。

これらのアプリは、スマホの通知領域に届いた情報を読み取って、別の場所に保存・表示してくれる仕組みです。

LINE本体のアプリを開くわけではないので、既読がつく心配がないのが最大のメリットです。

Androidユーザーの方に特におすすめで、有名なものとしては「ちらみ」や「既読回避サポーター」といったアプリがあります。

これらのアプリをインストールして、通知へのアクセスを許可する設定を行うだけで準備は完了です。

その後は、LINEにメッセージが届くたびに、その内容が自動でアプリ内に記録されていきます。

長文メッセージも、通知で受信した範囲内であれば、後からゆっくりと全文を読むことができます。

スタンプや画像も表示できるアプリもあり、非常に高機能です。

ただし、外部アプリを利用する際には、いくつか注意すべき点があります。

  1. 安全性:アプリにスマホの通知へのアクセス権限を与えることになるため、信頼できる開発元が提供している、評価の高いアプリを選ぶことが重要です。個人情報を抜き取るような悪質なアプリも存在する可能性はゼロではありません。
  2. バッテリー消費:常にバックグラウンドで動作するため、スマホのバッテリー消費が少し増える可能性があります。
  3. OSアップデートへの対応:スマホのOSがアップデートされた際に、アプリが一時的に使えなくなることがあります。

iPhoneの場合、App Storeの規約が厳しいため、Androidほど多機能な未読閲覧アプリは多くありません。

iPhoneユーザーの方は、これまで紹介した標準機能(通知の長押しなど)を使うのが、最も安全で確実な方法と言えるでしょう。

アプリの導入は手軽で便利ですが、こうしたメリットとデメリットを理解した上で、自己責任で利用するようにしてくださいね。

LINEで長文を未読のまま読む際の注意点とよくある質問

それぞれの方法のメリットとデメリットを比較

LINEのメッセージを未読のまま読む方法はいくつかありますが、それぞれに良い点と注意すべき点があります。

自分の使い方に合った方法を見つけるために、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

方法メリットデメリット
iPhone長押し・設定不要で手軽<br>・長文も全文読める<br>・安全性が高い・iPhone限定の機能<br>・誤タップで既読になるリスク
Androidウィジェット・一度設定すれば自動で読める<br>・ホーム画面で手軽に確認・長文が途中で切れることがある<br>・設置の手間がかかる
PC版LINE・長文も確実に全文読める<br>・誤操作のリスクが極めて低い・PCがないと使えない<br>・ログインの手間がかかる
機内モード・iPhone/Android両方で使える<br>・長文も全文読める・手順が複雑で面倒<br>・手順を誤ると既読になる
通知画面・設定不要で最も手軽<br>・素早く内容を把握できる・長文は全文読めない<br>・通知を消すと見れなくなる
外部アプリ・スタンプや写真も見れる場合がある<br>・自動で記録され便利・セキュリティやプライバシーのリスク<br>・バッテリー消費が増える可能性

このように、どの方法にも一長一短があります。

例えば、iPhoneユーザーで手軽さと確実性を求めるなら「長押しプレビュー」が最適です。

Androidユーザーで、ある程度の長さのメッセージを自動で確認したいなら「ウィジェット」が便利でしょう。

絶対に失敗したくない重要なメッセージをこっそり読みたい、という場面では「PC版LINE」や「機内モード」が活躍します。

普段は「通知画面」でサッと確認し、長文が来た時だけ別の方法を使う、といったように、状況に応じて複数の方法を使い分けるのが一番賢い使い方かもしれません。

それぞれの特徴を理解して、あなたにとってベストな方法を見つけてみてください。

この操作をすると相手にバレるので注意

未読のままメッセージを読もうと色々試しているときに、うっかりある操作をしてしまうと「既読」がついて相手にバレてしまいます。

特に注意したい、既読がついてしまうNG操作の代表例は「プレビュー画面やトークルームを直接タップしてしまうこと」です。

iPhoneの長押しプレビュー機能はとても便利ですが、表示されたポップアップ画面を指でタップした瞬間に、そのトークルームが正式に開きます。

そうなると、当然ながら既読のマークがついてしまうのです。

「スクロールするつもりが、うっかりタップしてしまった」というミスは意外と多いので、指の操作は慎重に行いましょう。

また、機内モードを使って読んだ後に、LINEアプリを完全に終了させずに機内モードを解除するのも絶対にNGです。

通信が再開された瞬間に、LINEアプリが「このメッセージは読まれましたよ」という信号をサーバーに送ってしまいます。

この手順ミスが、機内モード利用時の失敗談として最も多いケースです。

さらに、これは盲点かもしれませんが、相手が送ったメッセージに対して「リアクション」機能を使うと既読がつきます。

トーク一覧画面の長押しで表示されるメニューからリアクションができますが、この操作を行うとメッセージを読んだことが相手に伝わります。

リアクションはメッセージを開かなくてもできるため、未読のままだと勘違いしやすいので注意が必要です。

他にも、ビデオ通話や音声通話の着信に応答した場合も、その前の未読メッセージは全て既読扱いになります。

これらの操作は、読んだことを相手に知らせる行為だと覚えておきましょう。

うっかりミスで気まずい思いをしないためにも、これらのNG操作をしっかり頭に入れておいてくださいね。

なぜか未読のまま読めないときの原因と対処法

いつも使っている方法でLINEを未読のまま読もうとしても、なぜかうまくいかないことがあります。

その場合、いくつかの原因が考えられますので、慌てずに一つずつ確認してみましょう。

まず最も多い原因は、LINEアプリやスマートフォンのOS(iOSやAndroid)が最新バージョンになっていないことです。

特に、iPhoneの長押しプレビュー(ハプティックタッチ)機能やAndroidのウィジェット機能は、OSのバージョンに依存することがあります。

古いバージョンのままだと、機能が正しく作動しなかったり、そもそも機能自体が使えなかったりします。

まずは、App StoreやGoogle PlayストアでLINEアプリが最新か、そしてスマホの「設定」からOSのアップデートがないかを確認してみてください。

次に考えられるのは、スマホ本体の設定が変わってしまっているケースです。

例えば、iPhoneのハプティックタッチ機能が、何かの拍子に「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」の項目でオフになっているかもしれません。

また、通知が表示されない場合は、LINEアプリ内とスマホ本体の両方で通知設定が許可されているかを見直す必要があります。

LINEの設定画面で「通知」がオンになっているか、スマホの設定でLINEからの通知が許可されているか、両方を確認しましょう。

「機内モードを使っても既読がついてしまう」という場合は、アプリを完全に終了させる手順を忘れている可能性が非常に高いです。

メッセージを読んだ後、マルチタスク画面からLINEアプリをしっかり閉じてから通信を再開する、という手順を再確認してください。

また、PC版LINEで読めない場合は、ウィンドウがアクティブになってしまっているのかもしれません。

必ず別のウィンドウをクリックして、読みたいトーク画面を非アクティブな状態にしてから読むようにしましょう。

これらの点を確認すれば、ほとんどの場合は解決するはずです。

送られてきたスタンプや写真も未読のまま見るには?

メッセージに添付されたスタンプや写真、画像も、既読をつけずにこっそり確認したい時がありますよね。

結論から言うと、いくつかの方法を使えば、スタンプや写真も未読のまま見ることが可能です。

最も簡単なのは、スマホの通知画面(通知センター)で確認する方法です。

LINEで写真やスタンプが送られてくると、テキストメッセージと同じように通知が表示されます。

この時、通知の中に送られてきた画像やスタンプのサムネイル(縮小版)が表示されるのです。

この通知をタップしない限りは既読がつかないので、どんなスタンプが送られてきたか、どんな写真なのかを大まかに把握することができます。

ただし、これはあくまで小さいプレビューなので、画像の細部まで鮮明に見ることは難しいです。

Androidユーザーの方であれば、未読閲覧を補助する外部アプリを使うのがより確実な方法です。

「ちらみ」などのアプリは、通知領域に届いた情報を記録する仕組みなので、受信したスタンプや画像もアプリ内に保存してくれます。

これにより、LINE本体を開くことなく、送られてきた画像を元のサイズで確認することが可能です。

ただし、アプリの安全性やプライバシー設定には注意が必要です。

iPhoneユーザーの場合、残念ながら外部アプリの選択肢は少ないです。

そのため、通知画面での確認が主な方法となります。

機内モードを使っても、一度トークルームを開いてしまうと、画像やスタンプをダウンロードした時点で既読がついてしまう可能性が高いので、この方法での閲覧はおすすめできません。

まとめると、スタンプや写真の未読閲覧は、通知画面でのプレビュー確認が基本となります。

Androidユーザーであれば、加えて外部アプリの利用も有効な選択肢になる、と覚えておくと良いでしょう。

グループLINEでも同じ方法が使える?

はい、これまで紹介してきた未読のままメッセージを読むテクニックは、個人間の1対1のトークだけでなく、複数人が参加しているグループLINEでも基本的に同じように使えます。

例えば、iPhoneのトーク一覧画面での長押しプレビュー機能は、グループLINEのトークでも全く同じように作動します。

グループのトークを長押しすれば、ポップアップで会話の内容がプレビュー表示され、スクロールして長文を確認しても既読はつきません。

これは、大人数のグループで会話が盛り上がっているけれど、すぐに返信する時間はない、という時に状況を把握するのにとても便利です。

同様に、Androidのウィジェット機能やPC版LINEでの閲覧方法も、グループLINEに完全に対応しています。

ウィジェットにグループの新着メッセージが表示されますし、PC版LINEのウィンドウで非アクティブにして読めば、グループの誰にも既読をつけたことが伝わりません。

機内モードを使った方法も、もちろんグループLINEで有効です。

通信を遮断してグループのトークを開き、読み終わったらLINEアプリを完全に終了させる、という手順は全く同じです。

通知画面でのプレビュー確認も、個人トークとグループトークで違いはありません。

ただし、一つだけ意識しておきたいのは、グループLINEでは既読の仕様が少し違うという点です。

ご存知の通り、グループでは誰か一人が読んだだけでは「既読」とは表示されず、「既読1」「既読2」のように、読んだ人数がカウントされていきます。

そのため、もしあなたが未読スルーを続けていても、他のメンバーが読んでいれば、送信者には「既読」の数字が表示されます。

あなたが読んだかどうかを送信者が正確に知ることは難しいですが、既読の人数は増えていくということは覚えておくと良いでしょう。

最新OSのアップデートで使えなくなる可能性

LINEを未読のまま読むテクニックは非常に便利ですが、これらの方法が将来的に使えなくなる可能性は常にあります。

その最も大きな要因となるのが、スマートフォン本体のOS(iOSやAndroid)や、LINEアプリ自体のアップデートです。

特に、iPhoneの長押しプレビューやAndroidのウィジェット、通知機能の仕様などは、OSのアップデートによって挙動が変わることがあります。

例えば、過去のiOSのアップデートで通知の表示方法が大きく変更されたことがありました。

また、LINEアプリ側のアップデートで、これまで使えていた「裏技」的な機能が対策されてしまう可能性もゼロではありません。

LINEの開発元も、ユーザーがどのようにアプリを使っているかを分析しています。

もし、未読で読む機能が何らかの問題を引き起こすと判断された場合、仕様が変更されても不思議ではないのです。

実際に、過去には特定の操作で既読がつかない「バグ」のようなものが、後のアップデートで修正された例もあります。

現在主流となっている「機内モード」や「PC版LINE」での閲覧方法は、通信の仕組みを利用したかなり根本的なテクニックなので、比較的長く使える可能性が高いと考えられます。

しかし、これも100%保証されたものではありません。

もし、今まで使えていた方法が急に使えなくなった場合は、まずはOSやLINEアプリのアップデートがなかったかを確認してみましょう。

そして、X(旧Twitter)などのSNSで「LINE 未読読めない」のように検索してみると、同じ状況の人がいないか、新しい対処法が見つかるかもしれません。

便利な機能はいつか使えなくなるかもしれない、ということを頭の片に置いておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。

既読をつけずに削除したい場合はどうする?

相手から送られてきたメッセージを、既読をつけずに、さらにトークルーム一覧からも消してしまいたい、という場合の方法です。

この場合は、「トークリストから削除する」という操作を行うことで実現できます。

この操作を行えば、相手に既読通知が送られることはなく、自分のLINE上からそのトークルーム自体を非表示にすることができます。

手順は非常に簡単です。

  1. LINEアプリを開き、トークが一覧で表示されている画面にします。
  2. 削除したい相手のトークルームを、右から左へスワイプします(iPhoneの場合)。Androidの場合は、トークルームを長押しするとメニューが表示されます。
  3. 表示されたメニューの中から「削除」というボタンをタップします。
  4. 確認画面が表示されるので、再度「削除」を選択します。

この操作で、あなたのLINEアプリからそのトークルームは完全に削除されます。

ただし、この方法には非常に重要な注意点があります。

それは、「トーク履歴が全て消える」ということです。

一度この方法でトークルームを削除すると、過去のやり取りも全て消えてしまい、元に戻すことはできません。

もし相手から再度メッセージが送られてくればトークルームは復活しますが、それまでの履歴はまっさらな状態になります。

そのため、この方法は「もうこの人とのやり取りは全て消してしまって構わない」という場合にのみ使うようにしてください。

「一時的に未読にしておきたい」という目的には全く向いていません。

あくまで最終手段として、人間関係を整理したい時などに使う機能だと理解しておきましょう。

もし、トーク履歴を残したまま一覧から非表示にしたいだけであれば、「削除」ではなく「非表示」機能を使うのがおすすめです。

非表示にした場合は、設定画面からいつでも再表示させることができます。

LINEの長文を未読のまま読むまとめ

  • LINEの長文は、iPhoneならトーク一覧の長押し、Androidならウィジェット機能で未読のまま読めます。
  • PC版LINEを使えば、ウィンドウを非アクティブにすることでどんな長文も確実に全文確認が可能です。
  • 機内モードを使う方法は強力ですが、読んだ後にアプリを完全に終了させないと相手にバレるので注意が必要です。
  • 通知画面での確認は最も手軽な方法ですが、全文を読むのには向いていません。
  • 送られてきた写真やスタンプも、通知のプレビューや一部のアプリを使えば未読で確認できます。
  • これらの未読で読むテクニックは、個人間のトークだけでなくグループLINEでも同じように使えます。
  • スマホのOSやLINEアプリのアップデートにより、今まで使えた方法が使えなくなる可能性も常にあります。
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