「LINEが使えなくなる」主な原因は、お使いのスマホのOSバージョンが古くなり、サポートが終了するためです。
特に長年使っているiPhoneやAndroidは、LINEの推奨環境を満たせず、対象となる可能性があります。
この記事では、LINEが使えなくなる具体的な原因や条件を詳しく解説します。
また、使えなくなる前に必ずやるべき事前準備や、突然使えなくなった時の対処法も紹介します。
LINEが使えなくなるのは本当?対象となる5つの原因と条件
- 古いOSバージョンがサポート終了の対象になる
- LINEが定めるOSの「推奨環境」とは
- AndroidでのOSバージョン確認方法
- iPhoneでのOSバージョン確認方法
- 機種変更時のアカウント引き継ぎの失敗
- 利用規約違反によるアカウントの停止措置
- 一時的な通信障害やLINE側のサーバーダウン
古いOSバージョンがサポート終了の対象になる
LINEが使えなくなる最も大きな原因は、お使いのスマホのOSバージョンが古くなり、LINEのサポート対象から外れてしまうことです。
なぜなら、LINEは新しい機能を追加したり、セキュリティを安全に保ったりするために、日々アプリを新しくしています。
古いOSのままでは、その新しい技術に対応できなくなってしまうため、ある時点でしょうがなくサポートを終了することになるんです。
例えば、こんなイメージです。
- 昔のガラケーで、最新のスマホゲームが遊べない。
- 古いパソコンで、最新のソフトが動かない。
これらと同じように、LINEというアプリを動かすための土台であるOSが古いままだと、正しく動作しなくなったり、セキュリティ上の問題が出てきたりします。
実際に、過去にも特定のOSバージョン以下のスマホではLINEが使えなくなる、ということが何度もありました。
そのため、一つのスマホを長く使い続けている方は、まずご自身のOSバージョンを確認することが、LINEを安心して使い続けるための第一歩になりますよ。
LINEが定めるOSの「推奨環境」とは
「推奨環境」とは、LINEの全ての機能を快適かつ安全に使うために、「このバージョン以上のOSで使ってくださいね」とLINEが公式に定めている基準のことです。
この推奨環境を満たしていないスマホでも、すぐにLINEが使えなくなるわけではありません。
ですが、推奨環境から外れていると、一部の新しい機能が使えなかったり、動作が不安定になったりすることがあります。
そして、いずれはサポートが完全に終了し、アプリが起動しなくなる可能性が高い状態だと言えます。
現在のLINEの推奨環境は、以下のようになっています。(※情報は記事執筆時点のものです)
| デバイス | 推奨OSバージョン |
|---|---|
| iPhone(iOS) | 16.0 以上 |
| Android | 8.0 以上 |
あなたのスマホがこのバージョンを満たしているかどうかが、今後もLINEを使い続けられるかどうかの大切な目安になります。
この推奨環境は、LINEのアップデートに合わせて定期的に更新されていくので、時々チェックする習慣をつけておくと安心ですよ。
AndroidでのOSバージョン確認方法
お使いのスマホがAndroidの場合、OSバージョンは「設定」アプリから簡単な手順で確認できます。
Androidスマホは、メーカーによって設定画面の言葉の表現が少し違うことがありますが、大まかな流れは同じなので安心してくださいね。
一般的な確認手順は以下の通りです。
- ホーム画面やアプリの一覧から、歯車の形をした「設定」アプリを開きます。
- メニューを一番下の方までスクロールし、「端末情報」や「デバイス情報」、「システム」といった項目を探してタップします。
- 次の画面で「ソフトウェア情報」という項目があれば、それをタップしてください。
- 画面の中に「Androidバージョン」という項目があり、その下に書かれている「13」や「12」といった数字が、あなたのスマホの現在のOSバージョンです。
もし見つけにくい場合は、「設定」アプリの一番上にある検索窓に「Androidバージョン」と入力して検索してみるのが一番の近道ですよ。
iPhoneでのOSバージョン確認方法
iPhoneをお使いの場合、OSのバージョン(iOSバージョン)を確認するのも、同じように「設定」アプリからすぐに行えます。
iPhoneはどの機種でも操作方法が同じなので、迷うことはほとんどないと思いますよ。
確認の手順は、以下の通りです。
- ホーム画面にある、歯車のアイコンの「設定」アプリを開きます。
- メニューの中から「一般」という項目を探してタップします。
- 次の画面の一番上にある「情報」という項目をタップしてください。
- 上から2番目に「iOSバージョン」(古い機種では「システムバージョン」)という項目があります。
- その右側に表示されている「17.1」といった数字が、あなたのiPhoneの現在のバージョンです。
もし、このバージョンがLINEの推奨環境よりも古かった場合は、「一般」の画面に戻り、「ソフトウェアアップデート」という項目からOSを新しくすることができます。
ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
機種変更時のアカウント引き継ぎの失敗
スマホのOSバージョンとは別に、機種変更をする際の「アカウント引き継ぎ」に失敗してしまい、LINEが使えなくなるというケースも非常に多いです。
これは、LINEのアカウント情報(電話番号、メールアドレス、パスワード)が正しく新しいスマホに移行できなかった時に起こります。
本人確認ができないため、これまで使っていたアカウントにログインできなくなってしまうんですね。
引き継ぎに失敗してしまう主な原因は、以下のような事前の準備不足がほとんどです。
- 古いスマホで「アカウント引き継ぎ設定」をオンにするのを忘れていた。
- LINEに登録したメールアドレスやパスワードを、いざという時に忘れてしまった。
- 電話番号が変わったのに、LINEに登録している古い番号のまま機種変更してしまった。
このような事態を防ぐためには、機種変更をする前に、必ずLINEアプリの設定画面からアカウント情報を確認・更新し、引き継ぎ設定をオンにしておくことが絶対に必要です。
大切な思い出や繋がりを失わないためにも、事前の準備はしっかり行いましょう。
利用規約違反によるアカウントの停止措置
スマホ本体やアプリのバージョンに全く問題がなくても、LINEが定めたルールである「利用規約」に違反する行為をしてしまうと、アカウントを強制的に停止(凍結)され、LINEが使えなくなることがあります。
これは、LINEというサービスを誰もが安心して使えるように、迷惑行為や不正行為を取り締まるためのペナルティです。
例えば、以下のような行為は利用規約違反にあたる可能性があります。
- 出会い目的で、知らない相手に無差別にメッセージを送る。
- 広告や宣伝などのスパムメッセージを、大勢の人に送りつける。
- 他人のフリをして、なりすまし行為をする。
- 一つの電話番号で、複数のアカウントを不正に作成しようとする。
普通に友達や家族とコミュニケーションを取っている分には、まず心配する必要はありません。
ですが、このようなルールがあることは知っておきましょう。
一度アカウントが停止されてしまうと、元に戻すのは非常に困難なので、節度を守って利用することが大切です。
一時的な通信障害やLINE側のサーバーダウン
あなたのスマホや設定に全く問題がないのに、突然LINEが使えなくなることもあります。
その原因として考えられるのが、一時的な通信障害や、LINEサービス側のサーバーダウンです。
LINEはインターネットに繋がって初めて使えるアプリなので、以下のような状況では一時的に利用できなくなります。
自分の通信環境の問題
- Wi-Fiの調子が悪い、または接続が切れている。
- スマホの電波が圏外や、電波の弱い場所にいる。
- 月のデータ通信量を使い切ってしまい、通信制限にかかっている。
LINEサービス側の問題
- システムメンテナンスを実施している。
- 予期せぬトラブルで、LINEのサーバーがダウンしている。
このような場合は、少し時間を置けば自然に直ることがほとんどです。
もし「あれ?」と思ったら、まずはWi-Fiをオンオフしてみたり、電波の良い場所に移動したりしてみてください。
それでもダメなら、Twitter(X)などで「LINE 障害」と検索して、他の人も同じ状況か確認してみるのがおすすめですよ。
LINEが使えなくなる前にやるべき事前準備と使えなくなった時の対処法
OSを最新バージョンへアップデートする方法
お使いのスマホのOSバージョンが古いことが分かった場合、LINEをこれからも安心して使い続けるために、OSを最新のバージョンへアップデート(更新)しましょう。
OSのアップデートは、LINEのためだけでなく、スマホ全体の動作を快適にしたり、個人情報を守るためのセキュリティを強化したりする上でも、とても大切なことなんです。
操作は少し時間がかかることもありますが、決して難しくはありません。
アップデートを行う際は、大切なデータが消えてしまわないように、念のため事前にスマホ全体のバックアップを取っておくと、より安心ですよ。
iPhoneのアップデート手順
- Wi-Fiに接続し、iPhoneを充電器に繋ぎます。
- 「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順に進みます。
- 新しいバージョンが見つかると、「ダウンロードしてインストール」という表示が出るのでタップします。
- パスコードを入力し、利用規約に同意すれば、アップデートが始まります。
Androidのアップデート手順
※機種によってメニューの名称が少し異なります。
- Wi-Fiに接続し、スマホを充電器に繋ぎます。
- 「設定」アプリを開き、「システム」や「端末情報」といった項目に進みます。
- 「システムアップデート」や「ソフトウェア更新」といった項目をタップします。
- 画面の指示に従って、アップデートを実行してください。
アップデートには時間がかかることがあるので、寝る前など、スマホを使わない時間帯に行うのがおすすめです。
大切なトーク履歴のバックアップ手順
万が一の事態に備えて、友達や家族との大切なトーク履歴は、必ず定期的にバックアップを取っておくようにしましょう。
なぜなら、スマホが突然壊れたり、機種変更の引き継ぎに失敗したりすると、これまで積み重ねてきた大切なやり取りが、一瞬で全て消えてしまう可能性があるからです。
バックアップさえ取っておけば、何かトラブルがあっても、トーク履歴を元通りに復元することができます。
操作はとても簡単なので、この機会にぜひ設定を見直してみてください。
バックアップは、iPhoneなら「iCloud」に、Androidなら「Googleドライブ」に保存されます。
iPhoneでのバックアップ手順
- LINEのホーム画面右上にある、歯車の形をした「設定」アイコンをタップします。
- 「トーク」→「トークのバックアップ」の順に進みます。
- 「今すぐバックアップ」をタップすれば、手動でのバックアップが始まります。
- また、「バックアップ頻度」を設定しておけば、自動で定期的にバックアップしてくれるので、とても便利ですよ。
Androidでのバックアップ手順
- iPhoneと同様に、「設定」から「トーク」に進みます。
- 「トーク履歴のバックアップ・復元」という項目をタップします。
- バックアップ先のGoogleアカウントを選択し、「Googleドライブにバックアップする」をタップすれば完了です。
思い出の写真や大切な約束が消えてしまわないように、バックアップはあなたのデータを守る「保険」だと思って、必ず設定しておきましょう。
機種変更に備えたアカウント引き継ぎ設定
これからスマホの機種変更を考えている方は、LINEが使えなくならないように、事前の「アカウント引き継ぎ設定」が絶対に必要です。
これを忘れてしまうと、新しいスマホで自分のアカウントにログインできなくなり、友達リストや購入したスタンプなど、全てが使えなくなってしまうんです。
大切なLINEのアカウントを、新しいスマホへ安全にお引越しさせるための、とても重要な手続きだと考えてください。
機種変更の直前に慌てないように、今からでも以下の3つの項目を必ず確認しておきましょう。
- 電話番号の登録:LINEに正しい電話番号が登録されているか。
- メールアドレスの登録:普段使っているメールアドレスを登録しているか。
- パスワードの設定:ログインに必要なパスワードを覚えているか。
これらの情報が最新の状態になっていることを確認したら、いよいよ引き継ぎ設定を行います。
アカウント引き継ぎ設定の手順
- 古いスマホのLINEで、「設定」→「アカウント引き継ぎ」の順に進みます。
- 「アカウントを引き継ぐ」という項目のスイッチをオン(緑色)にします。
注意点として、このスイッチをオンにしてから36時間以内に、新しいスマホで引き継ぎ作業を完了させる必要があります。
そのため、この設定は機種変更をする直前に行うのが一番おすすめです。
突然使えなくなった時の応急対処法
OSのバージョンも問題ないし、特に何もしていないのに、LINEが突然開かなくなったり、メッセージが送れなくなったりすることがあります。
そんな時は、慌てずにこれから紹介する応急対処法を、簡単なものから順番に試してみてください。
多くの場合、スマホやアプリの一時的な不調が原因なので、これらの方法で解決することがほとんどです。
1. 通信環境を確認する
まずはインターネットにちゃんと繋がっているか確認しましょう。
- Wi-Fiの接続を一度オフにして、オンに戻してみる。
- 電波の良い場所に移動する。
- 機内モードを一度オンにして、すぐにオフに戻す。
2. LINEアプリを再起動する
アプリを開いたままにしていると、動作が不安定になることがあります。
マルチタスク画面(iPhoneなら画面下から上にスワイプ)を開き、LINEの画面を上にスワイプして完全に終了させてから、もう一度アプリを開き直してみてください。
3. スマホ本体を再起動する
最も効果的な方法の一つです。
スマホの電源を一度完全にオフにして、少し待ってから再度電源を入れ直してみましょう。
これだけで、多くの不具合がリフレッシュされます。
4. LINEアプリのキャッシュを削除する
アプリ内に溜まった不要なデータ(キャッシュ)が、動作を重くしている可能性があります。
LINEの「設定」→「トーク」→「データの削除」から、「キャッシュデータ」を削除できます。
トーク履歴は消えないので安心してください)
これらの方法を試しても改善しない場合は、LINE側の通信障害の可能性も考えられます。
LINEが使えなくなるまとめ
- LINEが使えなくなる最大の原因は、古いOSバージョンがサポート終了の対象となることです。
- iPhoneはiOS 16.0以上、Androidは8.0以上が推奨環境となっており、これより古い機種は注意が必要です。
- 自分のスマホのOSバージョンを確認し、必要であれば最新版へアップデートすることが重要です。
- 機種変更の際には、アカウント引き継ぎ設定を正しく行わないとLINEが使えなくなることがあります。
- 大切なトーク履歴を守るため、日頃からバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
- 利用規約違反によるアカウント停止や、一時的な通信障害も使えなくなる原因の一つです。
- 突然使えなくなった場合は、まず通信環境の確認やスマホの再起動といった対処法を試してみましょう。