LINEリアクションの顔の意味一覧|脈あり?うざい?使い方と心理を解説

LINEリアクションの顔の絵文字には、それぞれ「いいね」「好き」「笑い」といった基本的な意味があります。

この機能は、メッセージに手軽に感情を伝えるのに便利ですが、意味を誤解すると相手を不快にさせることもあります。

この記事では、全6種類のリアクションの顔の意味と、送る側の心理を詳しく解説します。

脈ありサインの見分け方から、上司など目上の人へのマナー、うざいと思われない使い方まで紹介します。

リアクションを上手に使いこなして、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。

目次

LINEリアクションの顔の意味を種類別に解説

【全6種類】LINEリアクションの顔の意味一覧

LINEのリアクション機能で使える顔の絵文字は、現在6種類あります。

それぞれのリアクションが持つ基本的な意味を一覧表にまとめました。

相手や状況によって少しずつニュアンスは変わりますが、まずはこの基本の意味を覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになりますよ。

リアクションの顔一般的な名称主な意味
👍いいね(グッド)同意、了解、確認、称賛
❤️好き(ハート)大好き、強い好意、大賛成
😂笑い(笑顔)面白い、ウケる、楽しい
🤣うける(爆笑)大爆笑、ツボに入った
😮びっくり(驚き)驚き、意外、感心
😢泣き顔(悲しい)悲しい、同情、感動

これらのリアクションは、メッセージに対して手軽に感情を伝えられる便利な機能です。

スタンプを送るほどではないけれど、既読スルーもしたくない、という絶妙な場面で活躍します。

例えば、グループLINEでのお知らせに「了解」の意味で「いいね」を押したり、友達の面白い投稿に「笑い」を押したりと、様々な使い方ができます。

それぞれの顔が持つ意味を正しく理解して、相手に誤解を与えないように使い分けることが大切ですね。

「いいね(グッド)」のリアクションに込められた心理

サムズアップの「いいね」リアクションは、6種類の中で最も万能で、ポジティブな肯定を示す場合に使われます。

「了解」「確認しました」「賛成です」「良いね!」といった幅広い意味を、この一つのリアクションで伝えることができます。

送る側の心理としては、メッセージの内容に対して肯定的な気持ちを持っていることを示したい場合がほとんどです。

具体的な使われ方をいくつか見てみましょう。

  • 承諾・了解として:
    「次の会議は14時からです」という連絡に対し、「承知しました」という意味で使います。ビジネスシーンでも使いやすいリアクションです。
  • 同意・賛成として:
    「今度のランチはイタリアンにしない?」という提案に、「賛成!」という気持ちで使えます。
  • 称賛・評価として:
    友達が送ってくれた素敵な写真や、頑張った報告などに対し、「素晴らしいね!」「すごいね!」と褒める気持ちを表現します。

また、会話をスマートに終わらせたい時の「読みましたよ」という合図として使われることもあります。

返信するほどではないけれど、無視はしたくない、という心理が働く場面です。

基本的にはポジティブな意味で使われるので、どのリアクションを送るか迷ったら、まずは「いいね」を選んでおけば間違いは少ないでしょう。

「好き(目がハート)」のリアクションは脈ありサイン?

目がハートになっている「好き」のリアクションは、その見た目の通り、強い好意や愛情を示す時に使われます。

異性からこのリアクションが送られてくると、「もしかして脈あり?」とドキドキしてしまうかもしれませんね。

もちろん、恋愛感情を伝えるために使われることもありますが、必ずしもそうとは限りません。

このリアクションが使われる場面は、大きく分けて2つあります。

  1. 人に対する好意(恋愛感情を含む):
    相手の意見や発言に「大好き!」「最高!」と強く共感した時や、相手の存在そのものへの好意を示す時に使われます。これが頻繁に送られてくるなら、脈ありの可能性は少し高まるかもしれません。
  2. 物事や提案に対する強い賛同:
    「今度、〇〇のライブに行かない?」というお誘いや、可愛いペットの写真、美味しそうな食べ物の写真など、人以外への「大好き!」という気持ちを表す場合です。この場合は、恋愛感情とは関係ありません。

つまり、「好き」リアクションだけで脈ありかどうかを判断するのは早計です。

相手がどんな文脈で使っているのか、他のメッセージや普段の態度なども含めて総合的に判断することが大切です。

ただ、少なくともあなたに対して非常にポジティブな感情を持っていることは間違いないでしょう。

「笑い(笑顔)」リアクションはどういう時に使う?

涙を流して笑っている「笑い」のリアクションは、相手のメッセージが面白かったり、楽しかったりした時に使うのが基本です。

スタンプを送るほどではないけれど、クスッと笑ってしまった時や、微笑ましい気持ちになった時にぴったりのリアクションです。

このリアクションは、相手に「あなたのメッセージで楽しい気持ちになったよ」と伝える効果があります。

具体的な使い所としては、以下のような場面が挙げられます。

  • 面白い話やジョークに対して:
    友達の面白い失敗談や、ユーモアのある発言に対して「ウケる!」「面白いね!」という気持ちで使います。
  • 嬉しい報告や写真に対して:
    子どもの可愛い写真や、嬉しい出来事の報告など、見ていて自然と笑顔になるようなメッセージに対して、温かい気持ちを示すために使います。
  • 共感を示す時:
    「今日、すごく良いことがあったんだ!」というようなポジティブなメッセージに、自分も嬉しいという共感の意を込めて使うこともできます。

次に紹介する「うける(爆笑)」のリアクションと似ていますが、こちらは「微笑み」や「笑顔」といった、より穏やかな笑いを表現するのに適しています。

場の雰囲気を和ませる効果もある、便利なリアクションですね。

「うける(爆笑)」リアクションの使い所と注意点

床を転げ回って笑っているような「うける(爆笑)」のリアクションは、先ほどの「笑い」よりもさらに強い「大爆笑」を表現したい時に使います。

「めちゃくちゃ面白い!」「ツボに入った!」というように、笑いをこらえきれないほどの面白さを伝えたい場合に最適なリアクションです。

このリアクションを使うことで、相手に「あなたのセンスは最高に面白い!」という最大の賛辞を伝えることができます。

しかし、このリアクションには一つ注意点があります。

それは、使う場面を間違えると、相手を馬鹿にしている、からかっていると誤解される可能性があることです。

例えば、以下のような場面で使うのは避けた方が良いでしょう。

  • 相手の真剣な相談や失敗談に対して:
    本人が真剣に悩んでいることや、恥ずかしいと思っている失敗に対してこのリアクションを送ると、「笑いものにされた」と相手を傷つけてしまう恐れがあります。
  • 目上の人の発言に対して:
    上司や先輩のメッセージに対して使うと、馴れ馴れしい、失礼な印象を与えてしまう可能性があります。

あくまで、お互いに「面白いこと」として共有できる、気心の知れた友人との間で使うのが基本です。

場の空気を読んで、相手が不快に思わないか一度考えてから使うように心がけましょう。

「びっくり(驚き)」のリアクションが持つ2つの意味

口をあんぐりと開けた「びっくり」のリアクションは、文字通り「驚き」の感情を表しますが、これには大きく分けて2つのニュアンスが含まれています。

一つは、予期していなかった出来事や情報に対する「純粋な驚き」です。

もう一つは、相手の知識や能力に対する「感心」や「賞賛」を伴う驚きです。

それぞれの意味がどのように使われるか、具体的な例を見てみましょう。

  1. 純粋な驚き・意外性を表す使い方
    • 「実は、来月から海外に転勤になったんだ」
    • 「あの二人が付き合ってるらしいよ」
      といった、知らなかった事実や意外なニュースに対して、「え、そうなの!?」という気持ちで使います。
  2. 感心・賞賛を表す使い方
    • 「この問題、こうやって解いたら簡単だよ」
    • 「こんなに綺麗な写真が撮れたんだ」
      といった、相手のすごい知識や技術、成果に対して、「すごい!」「なるほど!」と感心した気持ちを込めて使います。

基本的にはポジティブな驚きを表すリアクションなので、相手を怖がらせたり、不安にさせたりするようなネガティブな意味合いはありません。

何か意外なことを知った時や、相手を褒めたい時に便利なリアクションですね。

「泣き顔(悲しい)」リアクションで相手を不快にさせない使い方

涙を流している「泣き顔」のリアクションは、「悲しい」という気持ちを表すだけでなく、「同情・共感」や「感動」といった幅広い感情を伝える時に使われます。

このリアクションを使うことで、相手の気持ちに寄り添っていることを示すことができます。

しかし、使い方によっては相手を不快にさせてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

このリアクションが持つ意味は、主に以下の3つです。

  • 悲しみへの共感・同情:
    「ペットが病気になっちゃった…」「仕事でミスをして落ち込んでいる」といったネガティブな報告に対し、「それは辛いね」「心中お察しします」という気持ちで使います。
  • 感動の涙:
    映画やドラマの感想、スポーツの試合結果、心温まるエピソードなどに対し、「感動した!」という気持ちを表現します。この場合はポジティブな意味合いになります。
  • 残念な気持ち:
    楽しみにしていた予定が中止になった時など、「残念…」という気持ちを表すためにも使われます。

このリアクションを使う際の注意点は、相手の悲しみに対して安易に使いすぎないことです。

相手が本当に深く傷ついている時にこのリアクションだけを送ると、「軽い同情だな」と受け取られ、不快に思われる可能性があります。

相手の気持ちを本当に思いやるなら、言葉でメッセージを送る方がより誠実さが伝わる場合もありますよ。

LINEリアクションの顔の意味を理解して上手に使う方法

上司や目上の人に使ってもいいリアクションはどれ?

上司や先輩など、目上の方に対してLINEリアクションを使う場合は、基本的に「いいね(グッド)」のみに留めておくのが最も安全で無難です。

ビジネスシーンや、礼儀を重んじるべき相手とのやり取りでは、顔の絵文字を使った感情表現はカジュアルすぎると受け取られ、失礼にあたる可能性があります。

6種類のリアクションの中で、なぜ「いいね」だけが比較的許容されやすいのか、その理由と他のリアクションを避けるべき理由をまとめました。

リアクション目上の人への使用理由
いいね👍△(許容範囲)「承知しました」「確認しました」という業務的な意味合いで使いやすいため。
好き❤️✕(避けるべき)プライベートな好意と誤解されたり、馴れ馴れしい印象を与えたりする。
笑い😂/うける🤣✕(絶対に避けるべき)相手の発言をからかっている、馬鹿にしていると受け取られるリスクが非常に高い。
びっくり😮✕(避けるべき)感情表現が大きすぎ、TPOに合わないことが多い。
泣き顔😢✕(避けるべき)ビジネスの場でのネガティブな感情表現は不適切。

会社の文化や上司との関係性にもよりますが、基本的には言葉で返信する方が丁寧な印象を与えます。

「承知いたしました。ご連絡ありがとうございます。」のように、きちんとした文章で返信する方が、社会人としてのマナーを示せます。

もしリアクションを使うか迷った場合は、使わずにテキストで返信する、と覚えておくのが一番安心ですよ。

返信の代わりとしてリアクションを使うのはアリ?ナシ?

LINEのリアクションをメッセージ返信の代わりに使うのは、状況や相手との関係性によりますが、多くの場合で「アリ」と言える便利な使い方です。

特に、会話をスマートに終わらせたい時や、グループLINEでの意思表示に役立ちます。

ただし、どんな場面でも使えるわけではなく、使い方を間違えると相手に不快感を与えてしまうこともあります。

リアクションが「アリ」な場面:

  • グループLINEでの業務連絡や日程調整
    「確認しました」の意味で「いいね」を押す。全員が返信すると通知だらけになるのを防げます。
  • 会話が一区切りついた時
    返信に困るようなスタンプだけの返事や、「またねー」といった締めくくりの言葉に対し、「読んだよ」という合図として使えます。
  • 写真や動画が送られてきた時
    「いいね」や「好き」で感想を手軽に伝えられます。

リアクションが「ナシ」な場面:

  • 相手から質問されている時
    リアクションだけでは質問の答えになりません。必ず言葉で返信しましょう。
  • 謝罪や真剣な相談をされている時
    リアクションだけで済ませると、非常に不誠実な印象を与えてしまいます。

リアクションは、あくまで「会話の句読点」のような補助的な役割と考えるのが良いでしょう。

言葉で伝えるべき大切なコミュニケーションを、リアクションだけで済ませないように気をつけてくださいね。

既読スルー代わりにリアクションだけ送るのはうざいと思われる?

既読スルーをする代わりにリアクションだけを送る行為は、相手によっては「うざい」と感じられる可能性があります。

ただ、完全に無視される「既読スルー」よりは、「読んだよ」という最低限の意思表示があるだけマシ、と考える人も多いのが実情です。

相手にどう思われるかは、その時の状況や会話の流れに大きく左右されます。

「うざい」「失礼」と思われやすいケース:

  • 返事を期待しているメッセージに対して
    質問や相談など、相手が明らかに返信を求めているのにリアクションだけで済まされると、「答える気がないのかな?」とイライラさせてしまうことがあります。
  • 毎回リアクションだけで済まされる
    いつもリアクションだけで会話を終えようとすると、「私とのトークは面倒なのかな」と相手に感じさせてしまいます。
  • 相手が好意を寄せている場合
    相手があなたからの返事を心待ちにしている時にリアクションだけだと、がっかりさせてしまうかもしれません。

一方で、会話を切り上げるタイミングとしては、リアクションは非常に便利な機能です。

お互いに「もう会話は終わりかな」という雰囲気の時にリアクションを送るのは、スマートな終わらせ方と言えます。

相手の気持ちを想像し、返信が必要な内容かどうかを一度考えてからリアクションを使うのが、思いやりのあるコミュニケーションのコツですよ。

リアクションを送っても相手に通知はいかない?

LINEでメッセージにリアクションを付けても、相手のスマホに「ポコン!」といったプッシュ通知が飛ぶことは基本的にありません。

そのため、相手の時間を邪魔することなく、気軽に気持ちを伝えることができるのがリアクション機能の大きなメリットです。

相手が通知に気づくのは、LINEアプリを開いた時です。

具体的には、以下のように表示されます。

  • トークリスト画面:
    リアクションが付いたトークルームの横に、新着メッセージがある時と同じように緑色の丸い点が表示されます。
  • トーク画面内:
    リアクションが付いたメッセージの吹き出しの下に、小さくリアクションした人のアイコンと、付けられたリアクションの絵文字が表示されます。

この「通知が飛ばない」という仕様は、特に以下のような場面で非常に役立ちます。

  • 夜中や早朝など、相手が寝ている可能性が高い時間帯
  • 会議中や仕事中など、相手が集中しているであろう時間帯
  • 大人数のグループLINEで、全員に通知が行くのを避けたい時

相手の都合を気にすることなく、「読んだよ」「いいね!」という気持ちをそっと伝えられるのが、リアクションのスマートな点ですね。

LINEリアクションの基本的な付け方と変更・削除のやり方

LINEのリアクション機能の使い方はとても直感的で、誰でもすぐに使いこなせます。

操作はすべて、リアクションを付けたいメッセージの「長押し」から始まります。

基本的な付け方から、間違えてしまった時の変更・削除の方法まで、手順を分かりやすく説明しますね。

【リアクションの付け方】

  1. リアクションを付けたい相手のメッセージ(吹き出し)を指で長押しします。
  2. 吹き出しの下に、6種類の顔のリアクションアイコンが表示されます。
  3. その中から、送りたい気持ちに合ったリアクションを選んでタップします。
  4. メッセージの下に、あなたが選んだリアクションが表示されたら完了です。

【リアクションの変更・削除のやり方】

一度付けたリアクションは、後から簡単に変えたり消したりできます。

  1. あなたがリアクションを付けたメッセージを、もう一度長押しします。
  2. 再び6種類のリアクションアイコンが表示されます。
  3. 変更する場合: 別のリアクションアイコンをタップすれば、新しいものに切り替わります。
  4. 削除する場合: 現在選んでいるリアクション(青い丸で囲まれているもの)をもう一度タップすると、選択が解除されてリアクションが消えます。

ちなみに、このリアクション機能が使えるのは、メッセージが送信されてから7日以内というルールがあります。

古いメッセージにはリアクションを付けられないので、その点だけ覚えておきましょう。

リアクションの種類を追加したり設定で変更したりできる?

残念ながら、2025年7月の現時点では、LINEのリアクションの種類を自分で追加したり、既存の6種類を別の絵文字に変更したりすることはできません。

ユーザーが使えるリアクションは、LINEが公式に提供している以下の6種類に固定されています。

  • いいね(グッド)
  • 好き(ハート)
  • 笑い(笑顔)
  • うける(爆笑)
  • びっくり(驚き)
  • 泣き顔(悲しい)

Facebookのリアクション機能のように、様々な感情表現のアイコンが用意されているわけではありません。

これは、世界中の誰もが直感的に意味を理解できるように、あえてシンプルで普遍的なアイコンに絞っているためだと考えられます。

今後、LINEのアップデートによってリアクションの種類が増えたり、イベントに合わせて期間限定のリアクションが登場したりする可能性はありますが、今のところは未定です。

もし、この6種類のリアクションでは表現しきれない気持ちを伝えたい場合は、やはりスタンプや絵文字を使ったり、自分の言葉でメッセージを送ったりするのが一番です。

リアクションはあくまで手軽な補助ツールと捉え、スタンプや言葉でのコミュニケーションと上手く使い分けていくのが良いでしょう。

line リアクション 顔の意味まとめ

  • LINEリアクションの顔は全6種類あり、それぞれ「いいね」「好き」などの意味を持ちます。
  • 「いいね」は「了解」「確認」など最も万能で、目上の人にも比較的使いやすいリアクションです。
  • 目がハートの「好き」リアクションは、強い好意を示しますが必ずしも脈ありサインとは限りません。
  • 「笑い」と「うける」は面白さの度合いで使い分けるべきですが、相手を不快にさせない注意が必要です。
  • リアクションは返信の代わりになりますが、質問や相談など言葉での返信が必要な場面では避けましょう。
  • 既読スルー代わりにリアクションだけ送ると、状況によっては「うざい」と思われる可能性があります。
  • リアクションを付けても相手に通知はいかないため、時間を気にせず気軽に送れます。
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