LINE電話が不在着信になる主な原因は、お使いのスマホ本体やLINEアプリの通知設定、または通信環境にあります。
この記事では、まず簡単な原因の切り分けチェックリストからご紹介します。
次に、iPhoneとAndroidそれぞれの具体的な設定の確認方法や、見落としがちな解決策を順番に解説していきます。
一つずつ原因を探って正しく対処すれば、ほとんどの不在着信トラブルは解決可能です。
大切な人からの電話を逃してしまわないよう、一緒に問題を解消していきましょう。
LINE電話が不在着信になる場合に考えられる原因
- まず試したい原因の切り分けチェックリスト
- iPhone・Androidに共通する通知設定の確認方法
- おやすみモードや集中モードを解除する手順
- Wi-Fiやモバイルデータ通信の接続状況を確認するポイント
- 特定の人からの電話だけが不在着信になる理由
- 不在着信になった時、相手への通知はどう表示される?
まず試したい原因の切り分けチェックリスト
LINE電話がなぜか不在着信になってしまうとき、最初に確認してほしい簡単なチェックリストを用意しました。
いきなり難しい設定をいじる前に、まずはこの4つのポイントをチェックするだけで、意外とあっさり解決することがあるんですよ。
一つずつ確認して、原因を特定していきましょう。
- スマホの通知設定はオフになっていませんか?
- 「おやすみモード」や「集中モード」がオンになっていませんか?
- インターネット(Wi-Fiやモバイル通信)は安定して繋がっていますか?
- LINEアプリやスマホ本体は最新のバージョンになっていますか?
まず、スマホ本体の設定でLINEアプリからの通知が許可されているか確認が必要です。
次に、会議中や就寝中に便利な「おやすみモード」などが、意図せずオンになったままになっていることもよくあります。
また、LINE電話はインターネット回線を使うので、通信が不安定だと着信がうまく届きません。[1]
最後に、LINEアプリやスマホのOSが古いと、不具合が起きやすくなるので、アップデートも確認してみてくださいね。
このチェックリストで、どこに問題がありそうか、大まかな見当をつけることができます。
iPhone・Androidに共通する通知設定の確認方法
LINE電話の着信に気づけない場合、スマホ本体の「通知設定」がオフになっている可能性が高いです。
これはiPhoneでもAndroidでも、まず最初に確認してほしい基本のポイントになります。
LINEアプリ側で通知がオンになっていても、スマホ本体側で許可されていないと、着信音も鳴らず、画面に何も表示されません。
設定の確認方法は、お使いのスマホによって少し違いますが、基本的な流れは同じです。
- iPhoneの場合:「設定」アプリ → 「通知」 → アプリ一覧から「LINE」を選択
- Androidの場合:「設定」アプリ → 「アプリと通知(またはアプリ)」 → アプリ一覧から「LINE」を選択 → 「通知」
この画面を開いて、「通知を許可」や「通知の表示」といった項目がオンになっているかを確認してください。
もしオフになっていたら、そこをオンにするだけで、次からちゃんと着信画面が表示されるようになるはずです。
特に、スマホを買い替えたばかりの時や、OSをアップデートした後などは、設定が意図せず変わってしまっていることもあります。
「前は鳴っていたのに急に…」という場合は、まずこの共通の通知設定を見直してみるのが、解決への一番の近道ですよ。
おやすみモードや集中モードを解除する手順
「夜中に通知で起こされたくない」「仕事に集中したい」そんな時に便利なのが、「おやすみモード」や「集中モード」です。
でも、この設定がオンになったままだと、LINE電話も通知されずに不在着信になってしまうんです。
解除し忘れていることが意外と多いので、着信がこない時は必ずチェックしてみましょう。
iPhoneの場合は「集中モード」、Androidの場合は「おやすみモード」や「サイレントモード」という名前で搭載されています。
解除する手順は、どちらのスマホも簡単です。
iPhoneの場合:
- 画面の右上から下にスワイプして「コントロールセンター」を表示します。
- 月マークの「集中モード」をタップしてオフにするか、設定されているモード(おやすみモードなど)をもう一度タップして解除します
Androidの場合:
- 画面の上から下にスワイプして「クイック設定パネル」を表示します。
- 「おやすみ時間モード」や「サイレントモード」のアイコンをタップしてオフにします。
また、毎日決まった時間に自動でオンになるように設定している可能性もあります。
その場合は、各モードの設定画面からスケジュール自体をオフにするか、LINEからの通知は許可する設定に変更してみてください。
「何もしていないのに急に着信がこなくなった」という時は、このモードが原因かもしれませんよ。
Wi-Fiやモバイルデータ通信の接続状況を確認するポイント
LINE電話はインターネット回線を使って通話するので、通信状況が不安定だと着信が届かなかったり、不在着信になったりします。
「電波が悪い場所にいるわけでもないのに…」と感じる時でも、一度通信状況を見直してみましょう。
確認するポイントはとてもシンプルです。
まず、画面の上部にあるアンテナマークや扇形のWi-Fiマークを見て、電波がしっかり立っているかを確認してください。
もし電波が弱そうなら、場所を少し移動するだけで改善することがあります。
特に、以下の状況では通信が不安定になりやすいので注意が必要です。
- 地下やトンネル、コンクリートの建物の中にいる
- 電車や車で高速移動している
- たくさんの人がスマホを使っている混雑した場所にいる
- 契約している通信会社のデータ通信量の上限を超えてしまった[3]
Wi-Fiに接続している場合は、一度オフにしてモバイルデータ通信に切り替えてみたり、その逆を試してみたりするのも有効な方法です。[9]
また、手軽にできる対処法として、一度「機内モード」をオンにして、10秒ほど待ってからオフに戻すという方法もあります。
これをすると、スマホが改めて電波を探し直してくれるので、一時的な接続の不具合がリセットされることがあります。
LINE電話の調子が悪いなと感じたら、まず通信環境を疑ってみるのがおすすめです。
特定の人からの電話だけが不在着信になる理由
もし、他の人からのLINE電話はちゃんと着信するのに、特定の一人からだけ不在着信になる場合、その原因はとてもシンプルかもしれません。
その相手を、あなたが「ブロック」してしまっている可能性が非常に高いです。
LINEでは、相手をブロックすると、その人からのメッセージや通話など、一切の連絡が届かなくなります。
相手があなたに電話をかけることはできますが、あなたのスマホには着信画面が表示されず、着信音も鳴りません。
そして、相手が通話を切った後に、あなたのトーク画面には「不在着信」の表示だけが残る仕組みになっています。
うっかり間違えてブロックしてしまった、ということも考えられるので、一度ブロックリストを確認してみましょう。
確認と解除の手順は以下の通りです。
- LINEアプリの「ホーム」タブを開き、右上の歯車マーク(設定)をタップします。
- 「プライバシー管理」の中にある「ブロックリスト」をタップします。
- ブロックしている友だちの一覧が表示されるので、該当の人がいないか確認します。
- もしブロックされていたら、名前の横にある「ブロック解除」をタップすれば完了です。
これだけで、その人からの電話がまた正常に着信するようになります。
「なんでこの人からだけ…?」と悩んだら、まずブロックリストをチェックしてみてくださいね。
不在着信になった時、相手への通知はどう表示される?
LINE電話に出られなかった時、相手のスマホにはどのように表示されているのか、気になりますよね。
「もしかして無視したって思われたかな?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。
あなたが電話に出られずに不在着信となった場合、相手のトーク画面には「応答なし」と表示されます。
これは、相手がかけた電話の呼び出しが一定時間(約1分)続いた後、自動的に通話が終了したことを意味しています。
ですので、相手には「呼びかけたけれど、応答がなかったんだな」という状況が伝わるわけです。
また、もし相手が1分経つ前に自分から通話を切った場合は、相手の画面には「キャンセル」、あなたの画面には「不在着信」と表示されます。[11]
どちらのパターンでも、あなたに着信があったこと自体は相手に伝わります。
そのため、不在着信に気づいたら「さっきはごめんね、電話に出られなかった」といったメッセージを送るか、都合の良い時にかけ直してあげるのが親切な対応と言えるでしょう。
相手にどう見えているかが分かれば、余計な心配をせず、落ち着いて対応できますね。
LINE電話が不在着信になるときの具体的な解決策
- 【iPhone向け】通知を正常に受け取るための設定方法
- 【Android向け】着信画面が出ない時の通知設定の見直し方
- LINEアプリ内の通話設定をオンにする手順
- ロック画面に着信を表示させるための設定変更
- スマホ本体を再起動して不具合を解消するやり方
- LINEアプリとOSを最新バージョンにアップデートする重要性
- アプリの動作が重い時に試すキャッシュの削除方法
- 自分から発信できる場合に確認すべきチェックポイント
- 最終手段としてのLINEアプリの再インストール手順
【iPhone向け】通知を正常に受け取るための設定方法
iPhoneでLINEの着信が来ない場合、いくつかの通知設定を見直すことで解決できることが多いです。
LINEアプリだけでなく、iPhone本体の設定も関わってくるので、両方チェックするのがポイントになります。
まず、LINEからの通知が総合的に許可されているかを確認しましょう。
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 下にスクロールして「LINE」をタップします。
- 「通知」という項目をタップしてください。
- 一番上の「通知を許可」がオン(緑色)になっているか確認します。
ここがオフだと、どんな通知も届きません。
次に、ロック画面や通知センターに表示されるように設定します。
- 「ロック画面」「通知センター」「バナー」の3つ全てにチェックが入っているか確認しましょう。
- 「サウンド」や「バッジ」もオンにしておくと、音やアプリアイコンの数字で気づきやすくなります。
さらに、LINEアプリ固有の「iPhoneの基本通話と統合」という設定も重要です。
この設定がオンになっていると、LINE電話がiPhoneの通常の電話と同じように着信画面に表示されます。
LINEアプリの「ホーム」→右上の歯車マーク→「通話」と進み、「iPhoneの基本通話と統合」をオンにしてみてください。
もしこれがオフだと、LINEアプリを開いている時しか着信に気づけないことがあります。
これらの設定を見直すだけで、不在着信はかなり減らせるはずですよ。
【Android向け】着信画面が出ない時の通知設定の見直し方
AndroidスマホでLINEの着信画面が出ない時、原因は通知設定にあることがほとんどです。
機種によって少しずつ表示が違いますが、確認するべきポイントは共通しています。
まずは、スマホ本体がLINEアプリからの通知をブロックしていないか確認しましょう。
- スマホの「設定」アプリを開きます。
- 「アプリと通知」や「アプリ」といった項目をタップします。
- アプリの一覧から「LINE」を探して選択してください。
- 「通知」という項目をタップします。
一番上の「LINEのすべての通知」がオンになっているか必ず確認してください。
ここがオフになっていると、LINEからの通知は一切届きません。
次に、通知の種類ごとの設定を見直します。
「通知」の画面には、「通話」や「メッセージ通知」など、細かい項目が並んでいるはずです。
特に「通話」という項目がオフになっていないか、しっかり確認しましょう。
もし「サイレント」などになっていたら、ポップアップ表示や音で知らせてくれる設定に変更する必要があります。
また、省電力機能が影響しているケースも考えられます。
「バッテリーセーバー」や「電池の最適化」といった機能がオンになっていると、バックグラウンドで動いているLINEアプリの動作を制限してしまい、着信が届かなくなることがあります。
LINEアプリの設定で、「電池の最適化」の対象から外すことで改善される場合があるので、試してみてくださいね。
LINEアプリ内の通話設定をオンにする手順
スマホ本体の通知設定は問題ないのに不在着信になる場合、LINEアプリ自体の通話設定がオフになっている可能性があります。
意外と見落としがちなポイントなので、一度確認してみることをおすすめします。
特に「通話の着信許可」という設定は、LINE電話を受け取るための大前提となる大切な項目です。
設定を確認する手順は、iPhoneもAndroidも共通でとても簡単ですよ。
- まず、LINEアプリを開いて、画面左下の「ホーム」タブをタップします。
- 次に、画面の右上にある歯車の形をした「設定」アイコンをタップしてください。
- 設定メニューの中から、少し下にスクロールして「通話」という項目を探してタップします。
- 一番上に表示される「通話の着信許可」という項目の右側にあるスイッチを確認しましょう。
このスイッチがオフ(灰色)になっていると、誰からもLINE電話がかかってこなくなり、相手がかけても呼び出し音が鳴らずにすぐに切れてしまいます。
もちろん、あなたのスマホには着信通知も来ません。
もしオフになっていたら、タップしてオン(緑色)に切り替えてください。
これだけで、LINE電話を正常に受け取れるようになります。
何かの拍子に自分でオフにしてしまっていたり、アプリのアップデートで設定が変わってしまったりすることもあるので、覚えておくと安心です。
ロック画面に着信を表示させるための設定変更
スマホを操作していない時、つまりロック画面の状態の時にLINE電話の着信に気づけない、という悩みもよく聞きます。
これは、ロック画面に通知を表示する設定がオフになっていることが原因です。
せっかく着信があっても、画面が真っ暗なままでは気づきようがありませんよね。
この設定を変更すれば、スリープ中でもちゃんと着信画面が表示されるようになります。
iPhoneとAndroidで設定方法が少し違うので、それぞれ説明しますね。
iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開き、「通知」をタップします。
- アプリ一覧から「LINE」を選びます。
- 「通知」画面の中にある「ロック画面」という項目にチェックが入っているか確認してください。
- ここにチェックを入れれば、ロック中でも通知が表示されます。
Androidの場合(機種により異なります):
- 「設定」アプリを開き、「通知」や「ロック画面」といった項目をタップします。
- 「ロック画面上の通知」などの項目を探し、「通知内容をすべて表示する」や「通知を表示」を選択します。
- さらに、LINEアプリ個別の通知設定で、ロック画面での表示が許可されているかも確認しましょう。
この設定をしておけば、ポケットやバッグの中にスマホを入れていても、画面が光って着信を知らせてくれるので、大事な電話を逃すことが少なくなります。
着信音だけでなく、視覚的にも気づけるように設定を見直してみてください。
スマホ本体を再起動して不具合を解消するやり方
いろいろな設定を確認しても原因がわからない…そんな時に試してほしいのが、スマホ本体の「再起動」です。
「そんなことで直るの?」と思うかもしれませんが、一時的なシステムの不具合や、メモリ不足などが原因で起こるトラブルの多くは、再起動するだけであっさり解決することがあります。
パソコンの調子が悪い時に再起動するのと同じ感覚ですね。
再起動は、起動しているアプリをすべて終了させ、システムを一度リフレッシュしてくれる効果があります。
これにより、LINEアプリや通知機能が正常な状態に戻ることが期待できるのです。
やり方はお使いのスマホによって少し異なりますが、基本的には電源ボタンを長押しするだけです。
iPhoneの場合:
- 音量ボタンのどちらか片方と、サイドボタン(電源ボタン)を同時に長押しします。
- 「スライドで電源オフ」という表示が出たら、スライドして電源を切ります。
- 完全に画面が消えたら、再度サイドボタンを長押ししてAppleのロゴが表示されるまで待ちます。
Androidの場合:
- 電源ボタンを長押しします。
- メニューが表示されたら、「再起動」をタップします。(「電源を切る」を選んだ場合は、再度電源ボタン長押しで起動します)
設定を見直しても改善しない場合は、まずこの再起動を試してみてください。
お金もかからず、データが消える心配もない、一番手軽で効果的なトラブルシューティングの方法ですよ。
LINEアプリとOSを最新バージョンにアップデートする重要性
LINE電話が不在着信になる原因として、LINEアプリやスマホのOS(iOSやAndroid)が古いバージョンままであることが考えられます。
ソフトウェアは、常に新しい機能の追加や、発見された不具合を修正するために、定期的にアップデートされています。
古いバージョンのまま使い続けていると、最新の機能に対応できなかったり、セキュリティ上の問題が発生したり、今回のような通知の不具合が起きやすくなったりするのです。
LINEとスマホのOSは、お互いに連携して動作しています。
そのため、どちらか一方だけが古いと、うまく噛み合わずに問題が発生することがあります。
面倒くさがらずに、常に最新の状態を保つことが、快適にスマホを使うための基本だと考えてください。
アップデートの確認方法は簡単です。
LINEアプリのアップデート:
- iPhoneなら「App Store」、Androidなら「Google Playストア」を開きます。
- 「LINE」と検索して、アプリのページに「アップデート」と表示されていたらタップして更新します。
OSのアップデート:
- iPhone:「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」
- Android:「設定」→「システム」→「システム アップデート」
「アップデートがあります」と表示されたら、Wi-Fiに接続した状態で実行しましょう。
「アップデートしたら治った」というケースは本当に多いので、設定の見直しと合わせて、バージョンの確認も習慣にすると良いですね。
アプリの動作が重い時に試すキャッシュの削除方法
LINEアプリを使っているうちに、なんだか動作がモッサリしてきた、開くのに時間がかかる…と感じたことはありませんか?
その原因は、「キャッシュ」が溜まりすぎているせいかもしれません。
キャッシュとは、一度表示した画像やトーク履歴などを一時的に保存しておくデータのことです。
これがあるおかげで、次回同じデータを開く時に素早く表示できるのですが、溜まりすぎると逆にアプリ全体の動作を圧迫し、通知の遅延や不具合を引き起こすことがあります。
LINE電話の着信が遅れたり、不在着信になったりするのも、このキャッシュが原因の一つとして考えられます。
不要なキャッシュを削除することで、アプリの動作が軽くなり、問題が解決する場合があります。
キャッシュを削除しても、友だちリストやトーク履歴、アルバムの写真などが消えることはないので、安心して行ってください。
削除する手順は以下の通りです。
- LINEアプリの「ホーム」タブを開き、右上の歯車マーク(設定)をタップします。
- 「トーク」という項目を選択します。
- 「トークルーム内の一時ファイルを削除」または「データの削除」といった項目をタップします。
- 「キャッシュデータ」の横にある「削除」をタップすれば完了です。
定期的にこのキャッシュの削除を行うことで、LINEを快適な状態で使い続けることができます。
アプリの動作が重いなと感じたら、ぜひ試してみてください。
自分から発信できる場合に確認すべきチェックポイント
「相手からのLINE電話は不在着信になるのに、自分からかけることはできる」という、ちょっと不思議な状況に陥ることがあります。
この場合、考えられる原因はかなり絞られてきます。
自分から発信できるということは、インターネット接続やLINEアプリの基本的な機能には問題がない、ということです。
では、なぜ着信だけがうまくいかないのでしょうか。
確認すべきチェックポイントは、主に「通知」に関する設定です。
以下の3つのポイントを、もう一度丁寧に見直してみてください。
- スマホ本体の通知設定:
LINEアプリからの通知が許可されていますか?特に、ロック画面への表示やサウンドの許可がオフになっていないか確認しましょう。 - おやすみモードや集中モード:
特定の時間だけ通知をオフにするモードが、意図せずオンになったままではありませんか?コントロールセンターなどから簡単に確認・解除できます。 - LINEアプリ内の通知設定:
LINEアプリの設定内で、「通話の着信許可」がオンになっているか、再度確認してください。これがオフだと着信自体を受け付けません。
自分から発信できるのに着信できない場合は、電波やアプリの根本的なエラーではなく、単に「着信を知らせる機能」だけが何らかの理由で止められている状態です。
焦らずに、これまで見てきた通知関連の設定を一つずつチェックすれば、必ず原因が見つかるはずですよ。
最終手段としてのLINEアプリの再インストール手順
ここまで紹介したすべての方法を試しても、どうしてもLINE電話の不在着信が直らない…。
そんな時の最終手段として、「LINEアプリの再インストール」があります。
これは、一度アプリをスマホから削除し、もう一度インストールし直す方法です。
アプリを再インストールすることで、内部で発生していた複雑なエラーや、壊れてしまったデータがリセットされ、工場出荷時のようなクリーンな状態に戻すことができます。
ただし、この方法はいくつか注意点があるので、必ず手順を守って行ってください。
最も重要なのは、「トーク履歴のバックアップ」です。
バックアップを取らずにアプリを削除してしまうと、友だちとのこれまでのやり取りが全て消えてしまいます。
再インストール前の準備:
- LINEアプリの「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」に進みます。
- 「今すぐバックアップ」をタップして、最新のトーク履歴を保存します。
- メールアドレスとパスワードが登録されているかも、必ず確認しておきましょう。
準備ができたら、アプリを再インストールします。
- ホーム画面でLINEアプリのアイコンを長押しし、「Appを削除」または「アンインストール」を選択してアプリを消します。
- App StoreまたはGoogle Playストアから、もう一度LINEアプリをインストールします。
- アプリを開き、登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
- 途中で「トーク履歴を復元」という画面が表示されたら、必ず復元を実行してください。
これはあくまで最終手段ですが、多くの不具合を解決できる強力な方法です。
他の方法で改善しなかった場合は、慎重に試してみてくださいね。
LINE電話が不在着信になるときの総まとめ
- LINEの不在着信は、まずスマホの通知設定、おやすみモード、通信状況、アプリのバージョンの4点を確認しましょう。
- iPhone、Android共に、スマホ本体の設定でLINEからの通知が許可されているか見直すことが基本です。
- LINEアプリ内の設定画面で、「通話の着信許可」がオンになっているかは必ずチェックしてください。
- 特定の相手からだけ着信しない場合は、自分が相手をブロックしていないかブロックリストを確認します。
- 原因不明の不具合は、スマホの再起動やLINEアプリのキャッシュを削除することで改善されることがあります。
- 相手への表示は「応答なし」となるため、不在着信に気づいたら、後からフォローの連絡を入れると親切です。
- 全ての対処法を試しても直らない場合は、トーク履歴をバックアップした上でアプリの再インストールが最終手段です。