LINE通話中に「相手が電話を着信しました」と表示されるのは、相手のスマホに電話がかかってきたり、アラームが鳴ったりしたのが原因です。
あなたとの通話を切りたくて切ったわけでも、ブロックされたわけでもないので安心してください。
この記事では、このメッセージが表示される詳しい仕組みと、具体的な原因を一つずつ解説します。
また、表示させないためのiPhoneの設定変更や、ブロックされている時の表示との決定的な違いもわかります。
突然通話が切れて不安に感じているあなたの疑問が、きっと解決しますよ。
LINEで相手が電話を着信しましたと表示される意味
- 通話が強制終了される主な原因
- iPhoneの基本通話と統合設定の影響
- 実際の電話着信やキャッチホンとの関係
- アラームやタイマー作動による通話切断
- 動画視聴などのメディア再生が干渉するケース
- 通話エラーコードT55が表示される状況
- メッセージを出さないための設定変更手順
通話が強制終了される主な原因
LINE通話がいきなり切れて、このメッセージが表示されるのは、相手のスマートフォンで「LINEよりも優先すべきこと」が起きたからです。
決してアプリの故障や不具合ではありませんので、まずは安心してくださいね。
スマートフォンは、LINE通話よりも優先度が高い「割り込み」が入ると、強制的に通話を終了させる仕組みになっています。
主な原因として考えられるものを整理してみました。
- 相手に電話番号を使った普通の電話がかかってきた
- 相手がセットしていた目覚ましやタイマーが鳴った
- 相手がYouTubeなどで動画を再生しようとした
- スマートフォンの設定が、外部からの着信を優先するようになっている
このように、原因はあなたのスマホではなく、相手側のスマホの状況にあります。
特にiPhoneを使っている場合、購入時の初期設定でこの割り込みが発生しやすい状態になっていることがほとんどです。
急に切れると「何か変なこと言ったかな?」と不安になるかもしれません。
しかし、これはあくまで機械的な仕組みによるものなので、気にする必要はありませんよ。
相手が通話を切ろうとしてボタンを押したわけではないので、その点も誤解しないようにしましょう。
まずは「相手のスマホに何か別の通知が来たんだな」と捉えておくのが正解です。
このあと、具体的な原因をひとつずつ詳しく見ていきますね。
iPhoneの基本通話と統合設定の影響
このメッセージが出る原因のナンバーワンは、iPhoneにある「iPhoneの基本通話と統合」という設定がオンになっていることです。
これは、LINEの通話を普通の電話と同じように履歴に残したり、ロック画面から直接応答できたりする便利な機能のことを指します。
とても便利な反面、この機能がオンになっていると、LINE通話中に普通の電話がかかってきたときに、強制的にLINEが切断されてしまうんです。
Androidを使っている方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、iPhoneユーザーの多くはこの設定がデフォルトでオンになっています。
この設定によるメリットとデメリットを表にまとめてみました。
| 項目 | 設定がONの状態 | 設定がOFFの状態 |
|---|---|---|
| 電話着信時の動作 | LINEが強制終了し、電話着信画面になる | LINEは切れず、電話着信が通知のみ表示される |
| 着信履歴 | iPhone本体の履歴に残る | LINEアプリ内のみに残る |
| 通話品質 | 通常の電話回線に近い品質 | データ通信に依存する |
このように、通話品質を安定させるためにオンにしている人も多いのですが、その代償として「割り込み着信」に弱くなってしまいます。
もし相手がiPhoneを使っているなら、ほぼ間違いなくこの設定が影響していると考えていいでしょう。
知らずに使っている人がほとんどなので、教えてあげると喜ばれるかもしれませんね。
「着信しました」というメッセージは、まさにこの設定が働いて「電話が来たからLINEは一旦切るね」とシステムが判断した証拠なのです。
実際の電話着信やキャッチホンとの関係
LINE通話中に相手のスマホへ通常の電話がかかってくると、LINE通話は即座に中断されてしまいます。
これは、スマートフォンにとってLINEはあくまで「アプリ」であり、電話番号への着信こそが「本来の電話機能」として最優先されるからです。
相手がキャッチホン(割込通話サービス)を契約しているかどうかは、実はあまり関係ありません。
キャッチホンがあれば「プププ」と音が鳴って選べるイメージがあるかもしれませんが、LINE通話の場合は問答無用で切れてしまうことが多いのです。
この時の相手側の状況を整理してみましょう。
- LINE通話の画面が突然消える
- 通常の電話の着信画面に切り替わる
- LINE側には「応答なし」や「キャンセル」の履歴が残る場合がある
通話していたあなたから見ると、突然「相手が電話を着信しました」と出て通話が終わります。
一方で、相手は急に電話着信画面になるので、慌てて電話に出たり、あるいは電話を切ってLINEに戻そうとしたりするでしょう。
もし通話が切れた直後にかけ直しても「通話中」と表示されるなら、相手はその割り込んできた電話に対応している最中です。
ビジネスの電話や宅配便の連絡など、どうしても出なければならない電話は誰にでもあるものです。
この現象が起きたときは、相手の電話が終わるまで少し時間を置いて待ってあげるのが親切ですね。
アラームやタイマー作動による通話切断
意外と知られていないのが、目覚まし時計のアラームやキッチンタイマーが原因で通話が切れてしまうケースです。
特にiPhoneの場合、全画面でお知らせしてくれるタイプのアラーム機能が作動すると、LINE通話よりもそちらが優先されることがあります。
たとえば、夜寝る前に通話をしていて、そのまま寝落ちしてしまったとしましょう。
朝になって相手の目覚ましアラームが鳴った瞬間に、通話がつながったままだとアラーム音が聞こえないトラブルを防ぐため、スマホが自動的に通話を切ることがあるのです。
また、料理中や勉強中にタイマーをセットしながら通話している場合も同様です。
「ピピピ」という時間が来たことを知らせる通知が、強力な割り込みとして処理されてしまいます。
アラームで切れるときの特徴
- 決まった時間に切れることが多い
- 朝の起床時間や、カップ麺の3分後などに発生する
- 相手は「アラームを止める画面」といきなり対面する
この場合、相手も悪気があって切ったわけではありません。
むしろ「アラームが鳴ったせいで通話が切れちゃった!」と焦っている可能性が高いでしょう。
もし定期的に同じ時間帯に通話が切れるようなら、相手のアラーム設定を確認してもらうと解決するかもしれませんよ。
スマホは「通話」よりも、ユーザーが設定した「時間のお知らせ」を緊急度の高い用事だと判断することがある、と覚えておいてくださいね。
動画視聴などのメディア再生が干渉するケース
通話中に「ねえ、この動画見てみて」とURLを送ったり、一緒にYouTubeを見ようとしたりすることはありませんか。
実は、通話中に別のアプリで動画や音楽を再生しようとすると、通話が切断されることがあります。
これは、スマートフォンの「マイクとスピーカーの使用権」を、LINEから動画アプリへと奪われてしまうために起こる現象です。
最近のスマホは性能が良いので「ながら通話」もできるようになっていますが、アプリの相性によってはうまくいきません。
特に以下のような操作をした瞬間に切れることが多いですね。
- インスタグラムで音声付きのストーリーを開いた
- 送られてきた動画ファイルの再生ボタンを押した
- TikTokなどの動画アプリを起動した
LINE通話は音声データをリアルタイムでやり取りしているため、他のアプリが「音を出したい」と主張すると、混線を防ぐために身を引いてしまうのです。
あなた側には「相手が電話を着信しました」と表示されることがありますが、実際には電話ではなく、アプリの音声出力への切り替えが原因ということも珍しくありません。
このメッセージは、広義には「他の通信や音声機能が割り込んだ」という意味も含んでいるからです。
もし話が盛り上がっている最中に動画の話題になって突然切れたなら、相手がその動画を見ようとしたのかもしれませんね。
悪気はなく、操作ミスのようなものなので、かけ直して「動画開いたら切れちゃった?」と聞いてみるとよいでしょう。
通話エラーコードT55が表示される状況
「相手が電話を着信しました」という表示とともに、画面の隅やエラー詳細に「T55」というコードが出ることがあります。
これはLINEのシステム内部で使われているエラーコードのひとつです。
普段はあまり目にすることはありませんが、詳しい意味を知っておくと状況がより正確にわかります。
T55エラーは、具体的に「他社回線の通話割り込みによる強制終了」を指しています。
T55エラーが示す意味
- T:Termination(終了)や Trouble(トラブル)の頭文字に関連するコード分類
- 55:外部要因、特に電話回線の割り込みを示す番号
つまり、このコードが出たときは、アプリのバグや電波の悪さではなく、明確に「スマホの機能として割り込み処理が行われた」という証明になります。
サポートセンターなどに問い合わせる際、このコードを伝えると話が早くなりますが、一般のユーザーとしては「確実に電話やアラームが原因だな」と判断する材料にすれば十分です。
システム的な話になってしまいますが、LINEアプリは常に通信状況を監視しています。
そこで「OS側から通話権限を取り上げられた」と判断したときに、このT55というフラグを立てて通話を終了させているのです。
もし何度もこのエラーが出る場合は、やはり相手の設定や環境を見直す必要があります。
単なる通話切れではなく、システムが正常に「割り込み」を検知して動作した結果ですので、スマホ自体は正常に動いている証拠でもありますよ。
メッセージを出さないための設定変更手順
頻繁にこのメッセージが出て会話が中断されるのは、やっぱりストレスが溜まりますよね。
もし相手がiPhoneを使っているなら、設定をひとつ変更してもらうだけで、この現象を劇的に減らすことができます。
これからは電話がかかってきてもLINE通話を切らず、通知だけで知らせてくれるようになりますよ。
ぜひ、次に通話するときやメッセージで、以下の手順を相手に教えてあげてください。
iPhoneでの設定変更ステップ
- iPhoneのホーム画面から「LINE」アプリを開く
- ホームタブの右上にある歯車マーク(設定)をタップする
- メニューの中から「通話」を探してタップする
- 「iPhoneの基本通話と統合」という項目を見つける
- このスイッチをオフ(緑色から灰色)にする
たったこれだけで設定は完了です。
この設定をオフにすると、LINE通話中に電話がかかってきても、画面上に「着信あり」と通知が出るだけで、通話自体はそのまま継続できるようになります。
ただし、着信履歴がiPhone本体の履歴に残らなくなるという小さなデメリットもあります。
それでも「大切な話をしているときに切れるのは嫌」という場合は、この設定を切っておくのが一番の解決策です。
Androidの方は機種によって設定場所が異なりますが、基本的には「通話設定」や「高度な通話設定」の中に似たような項目がある場合があります。
まずは一番多いiPhoneの設定を見直すことで、快適な通話環境を手に入れましょう。
相手が電話を着信しましたの表示はブロックではない
ブロックされている時の挙動との決定的な違い
通話が急に切れてこのメッセージが出ると「もしかしてブロックされた?」と不安になってしまいますよね。
でも、はっきりと断言します。このメッセージは、ブロックとは全く関係ありません。
もし相手にブロックされている場合、そもそも電話をかけること自体ができない仕組みになっています。
具体的にどうなるのか、ブロックされている時とかかってきた電話で切れた時の違いを比べてみましょう。
| 状況 | あなた側の表示 | 相手側の反応 |
|---|---|---|
| ブロックされている時 | 呼び出し音が延々と鳴り続けるだけで、誰も出ない | 通知も着信音も一切なし。履歴も残らない |
| 電話の割り込みで切れた時 | 「相手が電話を着信しました」と表示され、通話が終了する | LINE通話が切れ、電話の着信画面が表示される |
このように、ブロックされている場合は、呼び出し音が鳴り続けるだけで、相手には何も届いていない状態です。
あなたから見れば、ただ相手が電話に出ないだけのように見えます。
一方、「相手が電話を着信しました」と表示されるのは、一度は確実につながって、その後に何らかの理由で切断された証拠です。
つまり、相手のスマホに着信が届いていることは間違いないので、ブロックされている可能性はゼロと考えて大丈夫ですよ。
このメッセージが出たときは、相手の人間関係を心配するよりも、スマホの機械的な事情を疑うのが正解です。
不安な気持ちはわかりますが、早とちりして落ち込まないようにしてくださいね。
着信拒否設定におけるメッセージの有無
ブロックと似た機能で「着信拒見」がありますが、この場合も「相手が電話を着信しました」というメッセージは表示されません。
着信拒否は、相手のスマホの設定で、特定の番号からの電話を受け付けないようにする機能です。
LINEの機能であるブロックとは少し違いますが、結果としてあなたからの連絡が相手に届かなくなる点は同じです。
もし、あなたが電話番号で相手に電話をかけて着信拒否されていたら、「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」といったアナウンスが流れることが多いでしょう。
では、LINE通話における「通話の着信拒否」はどうなるのでしょうか。
LINEには特定の相手からの通話だけを拒否する設定はありません。
そのため、もしLINE通話を拒否したい場合は、相手をブロックするしか方法がないのです。
つまり、LINEにおいては「通話の着信拒否=ブロック」とほぼ同じ意味になります。
先ほどの見出しで説明したように、ブロックされている場合は呼び出し音が鳴り続けるだけです。
このメッセージが表示されたということは、少なくとも相手はあなたをブロックしていない状態だと言えます。
「拒否されたんだ…」と落ち込む必要は全くありません。
むしろ、相手はあなたとの通話を続けたいのに、別の電話やアラームによって邪魔されてしまった、と考えてあげるのが自然ですよ。
相手側の画面に不在着信が残る仕組み
あなた側で「相手が電話を着信しました」と表示されて通話が切れたとき、相手のスマホには何が起きているのでしょうか。
実は、相手のLINEアプリには、あなたからの不在着信の履歴がしっかりと残っています。
これは、あなたが意図的に通話を切ったのではなく、システムによって強制的に終了させられたことを示しています。
もし相手があなたからの電話を意図的に無視したり、赤いボタンで拒否したりした場合は、状況が少し異なります。
相手側の履歴の違い
- 電話の割り込みで切れた場合
あなたからの「不在着信」または「キャンセル」の履歴が残る。「ごめん、電話が来ちゃって!」と状況を説明しやすい。 - 相手が意図的に拒否した場合
着信履歴は残るが、相手は「自分で切った」という自覚がある。かけ直すかどうかは相手の判断次第。
つまり、不在着信の履歴が残るということは、相手にとって「ああ、さっきのLINE通話は電話のせいで切れちゃったんだな」と状況を把握する手がかりになるのです。
もし相手がその割り込み電話にすぐ対応し終えれば、不在着信の履歴を見て、あなたにかけ直してくれる可能性が高いでしょう。
あなた側からは相手の状況が見えないので不安になるかもしれませんが、相手側にはちゃんと状況証拠が残っています。
通話が切れても焦らず、相手からの折り返しを少し待ってみるのが良い対応ですよ。
通話を切りたい時の言い訳として使う方法
これまでの説明とは少し視点を変えて、この仕組みを「言い訳」として上手に使う方法もご紹介します。
長電話になってしまって切りたいけど、正直に「もう切りたい」とは言いにくい時ってありますよね。
そんな時に、この「相手が電話を着信しました」の表示を、意図的に作り出すことができるんです。
やり方はとても簡単です。
意図的にメッセージを出す手順
- LINE通話中に、自分のスマホで誰かに電話をかける(家族や自分の家の固定電話など)
- 相手に電話がつながった瞬間に、LINE通話が強制的に終了する
- 通話相手の画面には「(あなた)が電話を着信しました」と表示される
- 少し時間を置いてから「ごめん!お母さんから電話来ちゃって!」とメッセージを送る
こうすることで、相手は「ああ、仕方ないな」と思ってくれて、角を立てずに通話を終えることができます。
アラームを鳴らす方法もありますが、電話をかける方がより自然で確実です。
もちろん、何度も使うと不自然に思われる可能性があるので、ここぞという時の最終手段として覚えておくと便利かもしれません。
相手を傷つけずに会話を切り上げるための、ちょっとしたテクニックとして活用してみてください。
ただし、この方法には少しだけリスクもあるので、次の見出しで注意点を説明しますね。
嘘をついた場合に相手にバレる可能性
先ほど紹介した「言い訳」として使う方法は便利ですが、使い方を間違えると嘘がバレてしまう可能性もあるので注意が必要です。
一番のポイントは、LINE通話の履歴です。
あなたが自分のスマホから誰かに電話をかけてLINE通話を強制終了させた場合、相手のトークルームには「不在着信」や「キャンセル」といった履歴は残りません。
通話が просто「終了」した記録だけが残るのです。
バレてしまうかもしれない状況
- 相手がLINEの仕様に詳しく、不在着信履歴がないことを不審に思う
- あなたが電話をかけた相手が、すぐに折り返してきてしまう
- 何度も同じ言い訳を使うことで、パターンを読まれてしまう
もし相手が「あれ?電話で切れたなら不在着信って表示されるはずじゃ…」と気づいた場合、少し気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。
また、言い訳に使った電話相手(例えばお母さん)が「さっき電話くれた?」とLINEしてくる、なんていううっかりミスも考えられます。
この言い訳は、あくまで相手がLINEの細かい仕様に詳しくない場合に有効な手段です。
それに、本当に大切な相手との関係を考えたとき、正直に「そろそろ寝るね」と伝える勇気も必要かもしれませんね。
便利なテクニックではありますが、使う相手や状況をよく考えて、リスクがあることも頭の片隅に置いておきましょう。
信頼関係を壊してしまっては元も子もありませんからね。
相手が電話を着信しましたまとめ
- 「相手が電話を着信しました」は、LINEより電話着信やアラームが優先されたサインです。
- 通話が強制終了される最大の原因は、iPhoneの「基本通話と統合」設定によるものです。
- この表示はブロックや着信拒否を意味するものではなく、心配する必要はありません。
- ブロックされている場合、そもそも呼び出し音が鳴り続けるだけで通話は始まりません。
- 通話が切れた後、相手のLINEにはあなたからの不在着信履歴が残っています。
- 通話を切りたい時の言い訳として意図的に表示させることも可能ですが、嘘がバレるリスクもあります。
- iPhoneの設定を変更すれば、電話がかかってきてもLINE通話が切れなくなります