iPhoneのテザリングで常時接続を維持するための専用アプリは、残念ながら存在しません。
テザリングが勝手に切れる主な原因は、iPhoneの省電力機能によるものです。
この記事では、アプリに頼らず、iPhoneやPCの設定変更で常時接続を実現する具体的な方法を解説します。
最も安定するUSBテザリングのやり方から、バッテリー消費や通信量の注意点まで分かります。
正しい知識と設定で、快適なテザリング環境を整えましょう。
iPhoneのテザリングで常時接続を維持するアプリと代替方法
- 【結論】テザリング常時接続専用のiPhoneアプリは存在する?
- アプリ不要!iPhoneの設定だけで常時接続を維持する方法
- 最も安定して常時接続できるUSBテザリングのやり方
- 省電力で常時接続したい場合のBluetoothテザリング
- Macでテザリングを安定して利用するためのコツ
- Windows PCでテザリングが切れないようにする設定
- 裏ワザ?通信を発生させ続けるアプリで接続を維持する
テザリング常時接続専用のiPhoneアプリは存在する?
結論から言うと、iPhoneのテザリングを常時接続させることだけを目的とした専用アプリは、App Storeには存在しません。
これは、AppleのiOSのセキュリティ仕様が関係しています。
iOSでは、一つのアプリがOS全体の通信設定(テザリングの自動切断機能など)を直接コントロールすることが、基本的に許可されていないのです。
そのため、「このアプリをインストールすればテザリングが絶対に切れなくなります!」といった魔法のようなアプリは、残念ながら作ることができません。
検索すると、テザリングの接続を維持するためのツールとして紹介されているアプリを見かけることもあります。
しかし、それらはテザリング自体を制御するのではなく、「定期的に微弱な通信を発生させ続ける」ことで、iPhoneに「まだ通信中ですよ」と認識させ、結果的に自動切断を防ぐ、という間接的な仕組みを利用したものです。
つまり、専用のアプリを探すよりも、iPhoneや接続先のパソコンの設定を見直したり、テザリングの接続方法を変えたりする方が、よほど確実で根本的な解決につながります。
アプリに頼らずとも常時接続を維持する方法はいくつかあるので、安心してくださいね。
アプリ不要!iPhoneの設定だけで常時接続を維持する方法
実は、iPhoneのWi-Fiテザリングが切れないようにするには、特別なアプリは必要ありません。
接続先であるパソコン側で、定期的にiPhoneへ向けて通信を送り続ける設定をしてあげることで、自動切断を防ぐことができます。
これは「ping(ピング)」という、ネットワークが繋がっているかを確認するためのコマンドを使う簡単な方法です。
Windowsの場合:
- メモ帳を開き、「ping -t (iPhoneのIPアドレス)」と入力します。(IPアドレスが分からなければ、デフォルトゲートウェイのアドレスでも可)
- このファイルを「tethering.bat」のような名前で保存します。
- テザリング中にこのファイルをダブルクリックすると、コマンドプロンプトが開き、iPhoneへの通信が継続的に行われます。
Macの場合:
- 「ターミナル」アプリを起動します。
- 「ping (iPhoneのIPアドレス)」と入力してEnterキーを押します。
- ターミナルを閉じない限り、通信が継続されます。
この方法は、iPhoneに「まだパソコンが通信を使っていますよ」とアピールし続けるイメージです。
これにより、iPhoneが「誰も使っていないから節電のためにテザリングをオフにしよう」と判断するのを防ぎます。
ただし、常に通信を行うため、iPhoneのバッテリーは少し消費しやすくなる点だけ覚えておいてくださいね。
最も安定して常時接続できるUSBテザリングのやり方
iPhoneのテザリングで、最も安定して常時接続を維持できる方法は「USBテザリング」です。
Wi-FiやBluetoothと違い、iPhoneとパソコンを物理的にLightningケーブルで接続するため、電波干渉などの影響を受けず、接続が非常に安定しています。
さらに、パソコンからiPhoneへ給電されるため、バッテリーの消費を気にする必要がないのが最大のメリットです。
長時間の作業をする場合には、この方法が一番おすすめです。
USBテザリングのやり方はとても簡単です。
- お使いのLightningケーブルで、iPhoneとパソコンを接続します。
- iPhoneの「設定」アプリを開き、「インターネット共有」をタップします。
- 「ほかの人の接続を許可」のスイッチをオンにします。
これだけで、パソコン側がiPhoneをネットワーク接続用のデバイスとして自動的に認識し、インターネットに繋がります。
もし初めてWindowsパソコンでUSBテザリングを行う場合、うまく認識されないことがあります。
その際は、Apple公式サイトから最新版の「iTunes」をインストールしてみてください。
iTunesに含まれているドライバがインストールされることで、iPhoneが正しく認識されるようになりますよ。
安定性とバッテリーの心配がないUSBテザリングは、常時接続の最強の味方です。
省電力で常時接続したい場合のBluetoothテザリング
コンセントやモバイルバッテリーがない外出先などで、できるだけiPhoneのバッテリーを節約しながらテザリングをしたい、という場合には「Bluetoothテザリング」が選択肢になります。
Bluetoothテザリングは、Wi-Fiテザリングに比べて消費電力が少ないのが大きなメリットです。
ただし、その分通信速度はかなり遅くなるため、高画質な動画の視聴や、大容量ファイルのダウンロードには向いていません。
メールのチェックや、Webサイトの閲覧、SNSの更新といった、軽い作業であれば問題なくこなせます。
Bluetoothテザリングの設定手順は以下の通りです。
- まず、iPhoneと接続したいパソコンなどの両方で、Bluetoothをオンにしておきます。
- iPhoneの「設定」→「インターネット共有」を開き、「ほかの人の接続を許可」をオンにします。
- パソコン側でBluetoothデバイスの検索を行い、あなたのiPhoneを見つけて「ペアリング」します。
- ペアリングが完了したら、パソコンのネットワーク設定から、Bluetooth接続でインターネットにアクセスするように設定します。
Wi-Fiテザリングと同じように、一定時間通信がないと接続が切れることはありますが、Wi-Fiよりは切れにくい傾向があります。
「速度はそこそこで良いから、とにかくバッテリーを長持ちさせたい」という場面で活躍する方法ですね。
Macでテザリングを安定して利用するためのコツ
もしあなたがMacユーザーなら、「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」という機能を使うことで、iPhoneのテザリングを非常にスムーズかつ安定して利用できます。
これは、同じApple IDでiCloudにサインインしているMacとiPhoneが近くにあると、Mac側からiPhoneのテザリングを直接オンにできる便利な機能です。
いちいちiPhoneを取り出して設定を操作する必要がありません。
この機能を使うための条件は以下の通りです。
- MacとiPhoneの両方が、同じApple IDでiCloudにサインインしていること。
- MacとiPhoneの両方で、Wi-FiとBluetoothがオンになっていること。
設定が完了していれば、使い方はとても簡単です。
- Macの画面右上にあるメニューバーの、扇形のWi-Fiアイコンをクリックします。
- 利用できるネットワークの一覧の中に、「インターネット共有」という項目であなたのiPhoneの名前が表示されます。
- これをクリックするだけで、自動的にiPhoneのテザリングがオンになり、Macがインターネットに接続されます。
この方法の素晴らしい点は、もし接続が切れてしまっても、再度同じ手順でワンクリックするだけで、すぐに再接続できることです。
接続が切れることへのストレスが大幅に減るので、Macユーザーならぜひ活用したい機能ですね。
Windows PCでテザリングが切れないようにする設定
WindowsパソコンでiPhoneのテザリングを利用していると、いつの間にか接続が切れてしまうことがあります。
これは、Windowsの省電力機能が働いて、ネットワーク接続を勝手にオフにしてしまうことが原因の場合があります。
この問題を解決するために、Windows側で2つの設定を見直してみましょう。
1. デバイスマネージャーの設定変更
- スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を開きます。
- 一覧から「ネットワーク アダプター」を探してダブルクリックします。
- 「Apple Mobile Device Ethernet」のようなiPhone関連の項目を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「電源の管理」タブを開き、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外して「OK」をクリックします。
2. 電源オプションの設定変更
- 「設定」→「システム」→「電源とスリープ」→「電源の追加設定」と進みます。
- 現在選択されているプランの「プラン設定の変更」をクリックし、「詳細な電源設定の変更」を開きます。
- 「ワイヤレス アダプターの設定」→「省電力モード」と進み、設定を「最大パフォーマンス」に変更します。
これらの設定を行うことで、パソコンが勝手にテザリングを切断してしまうのを防ぎ、より安定した常時接続が期待できますよ。
裏ワザ?通信を発生させ続けるアプリで接続を維持する
どうしてもWi-Fiテザリングを常時接続したいけれど、難しい設定はしたくない…という場合に、最終手段として使える裏ワザがあります。
それは、iPhone側で常に通信を発生させ続けるアプリを起動させておく、という方法です。
iPhoneは、テザリング中に通信が一定時間ないと、省電力のために接続を自動で切断します。
この仕組みを逆手に取り、意図的に通信を起こし続けることで、自動切断を防ぐのです。
具体的な方法としては、以下のようなものが考えられます。
- 動画のストリーミング再生:
YouTubeなどの動画アプリで、長時間の動画(例えば、焚き火の映像や作業用BGMなど)を、一番低い画質(144pなど)に設定して、音を消して再生し続けます。 - オンラインゲームの放置:
常にサーバーと通信を行っているオンラインゲームを起動したままにしておく方法です。 - Webページの自動リロードアプリ:
指定したWebページを一定間隔で自動的に再読み込みしてくれるアプリを使い、軽いページをリロードさせ続けます。
ただし、この方法は大きなデメリットを伴います。
- データ通信量(ギガ)を大量に消費する。
- バッテリーの消耗が非常に激しい。
- iPhone本体がかなり熱くなる。
あくまで緊急避難的な裏ワザであり、日常的に使うのはおすすめできません。
基本的には、USBテザリングや、これまで紹介したPC側の設定で対応するのが賢明ですよ。
iPhoneのテザリングを常時接続する前に知るべき知識と注意点
- そもそもiPhoneのテザリングが勝手に切れる原因
- 常時接続によるバッテリー消費と本体の発熱について
- データ通信量(ギガ)の消費は大丈夫?確認方法と節約術
- 常時接続中のセキュリティリスクと対策
- テザリングの速度が遅いと感じた時の改善策
- 何をやってもテザリングが繋がらない時の最終チェックリスト
そもそもiPhoneのテザリングが勝手に切れる原因
iPhoneのWi-Fiテザリングが、使っている途中で勝手に切れてしまう主な原因は、「省電力機能」にあります。
これは故障ではなく、iPhoneにもともと備わっている仕様です。
iPhoneは、バッテリーを長持ちさせるために、常に電力消費を抑えようと賢く動作しています。
テザリング機能、特にWi-Fiテザリングはバッテリーの消費が大きいため、iPhoneは「今、テザリングは使われていないな」と判断すると、自動的にその機能をオフにして節電しようとします。
具体的には、Wi-Fiテザリングをオンにした状態で、接続しているパソコンやタブレットなどの子機側からの通信が約90秒(1分半)ないと、接続が自動的に切断されるように設計されています。
あなたが作業に集中してキーボードを打っているだけの時間は、インターネット通信が発生していない「無通信状態」と見なされてしまいます。
そのため、「まだ使うつもりだったのに!」というタイミングで接続が切れてしまうのです。
この問題を解決するには、iPhoneに「まだ通信を使っていますよ」と定期的に知らせてあげる必要があります。
それが、これまで紹介してきた「pingコマンド」であったり、「USBテザリング」という物理的な接続方法だったりするわけですね。
常時接続によるバッテリー消費と本体の発熱について
iPhoneのテザリングを常時接続すると、とても便利である一方、2つの大きなデメリットが伴います。
それが、「バッテリーの激しい消費」と「本体の発熱」です。
テザリングは、iPhoneが携帯電話回線から受け取ったデータを、Wi-FiやBluetoothの電波に変換して周りに飛ばすという、非常にエネルギーを使う作業です。
これを常時行うわけですから、バッテリーがみるみるうちに減っていくのは避けられません。
特にWi-Fiテザリングは消費電力が大きく、モバイルバッテリーなどでの給電なしに長時間使用するのは難しいでしょう。
また、iPhoneは内部の精密機器がフル稼働するため、本体がかなり熱くなります。
触ると「カイロかな?」と思うくらい熱くなることも珍しくありません。
本体が高温になりすぎると、iPhoneは自身を保護するために、性能を一時的に低下させたり、充電を停止したり、「高温注意」の警告を表示して機能を停止したりすることがあります。
これらの問題を避けるためには、以下のような対策が有効です。
- USBテザリングを活用する: 給電しながら通信できるため、バッテリーと発熱の問題を同時に解決できます。
- ケースを外す: ケースが熱をこもらせる原因になるため、外して放熱しやすくします。
- 直射日光を避ける: 夏場の車内など、高温になる場所での使用は特に危険です。
常時接続の便利さと引き換えに、これらのリスクがあることをしっかり理解しておきましょう。
データ通信量(ギガ)の消費は大丈夫?確認方法と節約術
テザリングを常時接続するということは、パソコンやタブレットでのインターネット利用が、すべてiPhoneのデータ通信量(ギガ)でまかなわれるということです。
そのため、気づかないうちに大量のギガを消費してしまい、月末を待たずして速度制限にかかってしまうリスクがあります。
特に、パソコンでのインターネット利用は、スマホでの利用に比べてデータ消費量が大きくなる傾向があります。
例えば、高画質な動画の視聴や、ソフトウェアのアップデート、クラウドサービスとの同期などが自動で行われると、ギガは一瞬でなくなってしまいます。
まずは、自分がどれくらいデータ通信量を使っているかを把握することが大切です。
確認方法:
iPhoneの「設定」→「モバイル通信」と進み、下にスクロールすると「インターネット共有」の項目で、テザリングで消費したデータ量を確認できます。
節約術:
- Windowsの「従量制課金接続」をオンにする:
WindowsのWi-Fi設定で、iPhoneのテザリング接続を「従量制課金接続」として設定します。これにより、OSの自動アップデートなど、バックグラウンドでの大きなデータ通信が抑制されます。 - 各種アプリの自動アップデートをオフにする:
パソコンにインストールされているアプリの自動更新機能を、手動更新に切り替えておきましょう。 - 動画の画質を下げる:
YouTubeなどの動画を視聴する際は、画質を480p以下に設定するだけでも、データ消費を大幅に節約できます。
自分の契約プランのデータ容量を常に意識しながら、賢く使うことが重要ですよ。
常時接続中のセキュリティリスクと対策
iPhoneのテザリングを常時接続するということは、あなたのiPhoneが常に「Wi-Fiスポット」として電波を発信し続けている状態を意味します。
これにより、セキュリティ上のリスクも少し高まることを知っておく必要があります。
一番のリスクは、悪意のある第三者にあなたのテザリング接続へ不正に侵入され、インターネットをタダ乗りされたり、通信内容を盗み見られたりする可能性があることです。
このようなリスクを避けるために、テザリングのパスワード設定は非常に重要です。
以下の対策を必ず行いましょう。
- 推測されにくい複雑なパスワードを設定する
iPhoneの「設定」→「インターネット共有」→「“Wi-Fi”のパスワード」から設定できます。「12345678」のような単純なものではなく、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた、最低でも8文字以上の複雑なパスワードにしてください。 - iPhoneの名前(SSID)を変更する
初期設定のままだと「〇〇のiPhone」というように、あなたの名前が表示されてしまいます。個人が特定されにくい、無関係な名前に変更しておくと、より安全です。 - 公共の場では必要な時だけオンにする
カフェや空港など、不特定多数の人がいる場所では、常時接続は避けるのが賢明です。必要な時だけテザリングをオンにし、使い終わったらこまめにオフにする習慣をつけましょう。
セキュリティ対策を万全にして、安全にテザリング機能を活用してくださいね。
テザリングの速度が遅いと感じた時の改善策
テザリングの常時接続はできているけれど、なんだか通信速度が遅くてイライラする…という場面も少なくありません。
テザリングの速度は、様々な要因に影響されます。
もし速度が遅いと感じたら、以下の改善策を一つずつ試してみてください。
- iPhoneを電波の良い場所に置く
これが最も基本的で効果的な方法です。iPhoneが受け取る携帯電話回線の電波が弱ければ、テザリングの速度も当然遅くなります。窓際など、なるべく電波状況の良い場所にiPhoneを移動させてみましょう。 - 接続方法をWi-FiからUSBに変える
Wi-Fiテザリングは、周囲の電波干渉(他のWi-Fiや電子レンジなど)の影響を受けやすいです。USBケーブルで有線接続すれば、これらの影響を受けずに、より高速で安定した通信が期待できます。 - 5GHz帯のWi-Fiを利用する(対応機種の場合)
iPhone 12以降のモデルでは、テザリングで使うWi-Fiの周波数帯を「5GHz」に設定できます。「設定」→「インターネット共有」→「互換性を優先」をオフにすると5GHz帯が使えます。2.4GHz帯より高速で安定しますが、壁などの障害物には少し弱くなります。 - iPhoneを再起動する
iPhone内部で一時的な不具合が起きている可能性もあります。一度iPhoneを再起動することで、動作がリフレッシュされ、速度が改善することがあります。
これらの方法を試しても改善しない場合は、利用している場所の電波が混雑していたり、キャリア側で速度制限がかかっていたりする可能性も考えられます。
何をやってもテザリングが繋がらない時の最終チェックリスト
これまで紹介した方法をすべて試しても、iPhoneのテザリングが全く繋がらない、あるいはすぐに切れてしまう。
そんな絶望的な状況に陥った時に、最終確認としてチェックすべき項目をリストにまとめました。
見落としている単純なミスがないか、一つずつ確認していきましょう。
【最終チェックリスト】
- iPhoneのモバイルデータ通信はオンになっている?
大前提として、これがオフだとテザリングはできません。「設定」→「モバイル通信」を確認しましょう。 - 契約プランはテザリングに対応している?
格安SIMなど、一部の料金プランではテザリングがオプション契約になっていたり、そもそも非対応だったりします。自分の契約内容を再確認してみてください。 - キャリアのネットワーク障害は起きていない?
利用している携帯電話会社で、通信障害が発生している可能性もあります。公式サイトやSNSなどで情報を確認しましょう。 - iPhoneのOSは最新バージョンになっている?
OSが古いと、不具合の原因になることがあります。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を確認してください。 - ネットワーク設定をリセットしてみる
これは最終手段ですが、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を実行すると、接続に関する問題が解決することがあります。ただし、保存していたWi-Fiパスワードなどがすべて消えてしまうので注意が必要です。
これらの項目をすべて確認しても解決しない場合は、iPhone本体のハードウェア的な故障も考えられます。Appleサポートに相談することをおすすめします。
iphone テザリング 常時接続 アプリまとめ
- iPhoneのテザリングを常時接続させる専用アプリは無く、PCやiPhoneの設定で対応するのが基本です。
- テザリングが勝手に切れる主な原因は、約90秒通信がないと作動するiPhoneの省電力機能です。
- 最も安定して常時接続できる方法は、給電しながら通信できる「USBテザリング」です。
- WindowsやMacでpingコマンドを使い、通信を発生させ続けるとWi-Fiテザリングが切れにくくなります。
- Windows PCでは、デバイスマネージャーの電源管理を見直すことで接続が安定します。
- 常時接続はバッテリー消費と本体の発熱が激しいため、USB接続やケースを外すなどの対策が重要です。
- データ通信量(ギガ)の消費が大きくなるため、従量制課金接続の設定などで節約を心がけましょう。