iPhoneの写真アプリ「ピープル」で特定の人が認識されない主な原因は、写真の枚数不足や写りの問題です。
しかし、もし自動で表示されなくても、写真ライブラリから手動で簡単に追加・登録することが可能です。
この記事では、ピープルのスキャンが進まない時の確認点から、認識がおかしい時の修正方法、同一人物が複数表示された時の結合手順まで、具体的な操作を分かりやすく紹介します。
横顔やマスク姿の写真しかなくて困っている方も、この記事を読めば大丈夫。
あなたのiPhoneのピープル機能を賢く育て、大切な人との思い出をもっと見つけやすくしましょう。
iPhoneのピープルで人が認識されない主な原因
- ピープルのスキャンがなかなか進まない時の確認点
- 特定の人がピープルにまったく表示されない場合のチェックリスト
- ピープルの認識に必要な写真の最低枚数
- 横顔やマスク姿の写真が認識されにくい理由
- ピープルの認識がおかしい時に考えられる要因
- 犬や猫などのペットをピープルに登録する方法
- ピープルのスキャン情報をリセットしてやり直す手順
ピープルのスキャンがなかなか進まない時の確認点
ピープルのスキャンが進まない主な原因は、iPhoneが充電されていなかったり、スキャンに必要な条件がそろっていなかったりするためです。
このスキャンは、iPhoneが使われていないプライベートな時間に行われるよう設計されています。
そのため、普通に使っている間はなかなか進みません。
もし「ピープル」アルバムの下に「〇〇枚の写真をスキャン中」といった表示が出たまま進まない場合は、以下の3つの条件がそろっているか確認してください。
- iPhoneが充電器に接続されていること
バッテリー残量を気にせず、負荷のかかる処理を行うために電源接続は必須です。 - iPhoneがWi-Fiに接続されていること
モバイルデータ通信ではなく、安定したWi-Fi環境が必要です。 - 写真アプリが完全に閉じられていること
バックグラウンドで起動している状態ではなく、アプリを完全に終了させてください。
これらの条件を満たした状態で、iPhoneをロックして一晩おいてみてください。
寝ている間に、iPhoneが自動で写真の解析を進めてくれます。
写真の枚数が多い場合は、完了までに数日かかることもありますので、あわてずに待ってみるのが基本の対処法になります。
特定の人がピープルにまったく表示されない場合のチェックリスト
特定の友人や家族だけがピープルに表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。
その人物の写真が少ないか、iPhoneが「顔」として認識しにくい写真ばかりである可能性が高いです。
ピープル機能は、iPhoneが「これは人の顔だ」と判断した写真だけを対象にします。
もし特定の人が表示されないなら、以下のチェックリストを確認してみてください。
- 顔がはっきり写っていますか?
顔が小さすぎたり、暗すぎたり、ブレていたりすると認識されません。 - 顔が隠れていませんか?
サングラスや大きな帽子、手などで顔の一部が隠れていると、AIは顔として判断しにくいです。 - 横顔や後ろ姿ばかりではありませんか?
認識の基本は正面からの顔です。横顔なども認識はされますが、最初のきっかけとしては正面顔が必要です。 - 写真の枚数は足りていますか?
その人の写真が数枚しかない場合、データが足りずに個別のアルバムが作られないことがあります。 - 以前に「非表示」に設定していませんか?
過去に間違ってその人をピープルから非表示にしてしまった可能性も考えられます。
これらの項目に心当たりがある場合は、まずはその人の顔がはっきりと写っている正面からの写真を何枚か探してみましょう。
それでもダメな場合は、手動で追加する方法を試すのがおすすめです。
ピープルの認識に必要な写真の最低枚数
ピープル機能で一人の人物としてアルバムが自動で作成されるためには、明確な基準枚数はありませんが、ある程度の枚数が必要です。
経験上、同じ人物の顔がはっきりと写っている写真が、最低でも5枚から10枚程度あると認識されやすくなります。
iPhoneのAIは、複数の写真から顔の特徴を学習し、「これは同じ人物だ」と判断する仕組みです。
そのため、写真が1枚や2枚だけでは、データが不足していて個人として分類することができません。
写真の枚数 | 認識のされやすさ |
---|---|
1〜4枚 | 個別のアルバムが作られにくい。手動での追加が必要になることが多い。 |
5〜10枚 | 認識され始め、個別のアルバムが自動作成される可能性が高まる。 |
10枚以上 | 認識精度が上がり、より多くの写真が自動で分類されるようになる。 |
もし、登録したい人の写真があまりない場合は、自動で認識されるのを待つよりも、手動で追加する方が早くて確実です。
たとえば、子どもが生まれたばかりの時などは、まだ写真の枚数が少ないため、ピープルに自動で表示されないことがよくあります。
まずは意識してその人の写真を撮りためていくか、既存の写真から手動で登録してあげましょう。
そうすることで、iPhoneがその人の顔を学習し、今後の認識精度も上がっていきますよ。
横顔やマスク姿の写真が認識されにくい理由
ピープル機能で横顔やマスクをした顔がうまく認識されないのは、AIが顔の特徴を読み取るための重要な情報が不足しているからです。
iPhoneの顔認識AIは、目、鼻、口の位置や形、輪郭といった複数の特徴点のバランスを見て人物を判断しています。
横顔やマスク姿では、これらの重要なパーツが隠れてしまうため、AIが正確な判断を下すのが難しくなるのです。
- 横顔の場合
片方の目や、顔の半分が隠れてしまい、左右対称であるという重要な情報が失われます。鼻の形は分かりますが、両目の間隔などのデータが取れません。 - マスク姿の場合
顔の半分近くを占める鼻や口、あごのラインが完全に隠れてしまいます。AIにとっては、目元だけで人物を特定する、とても難しいクイズのような状態です。 - サングラスをかけている場合
人物の印象を大きく左右する「目」が隠れてしまうため、これも認識を困難にする大きな要因です。
ただ、最新のiOSではAIの性能も向上しており、ある程度の枚数の正面写真で学習が進んでいれば、横顔やマスク姿でも同じ人物として分類してくれることが増えました。
もし認識されにくい場合は、まずその人の正面からの顔写真をいくつか手動で登録してあげましょう。
AIに「正解」を教えてあげることで、だんだんと応用問題である横顔なども認識できるようになっていきますよ。
ピープルの認識がおかしい時に考えられる要因
ピープルの認識がおかしくなる、例えば別人を同じ人と判断したり、名前を間違えたりする主な要因は、学習データの不足や写真の質のばらつきにあります。
iPhoneのAIも完璧ではなく、時には「間違い」を犯してしまうことがあるのです。
具体的には、以下のようなケースで認識がおかしくなりやすいです。
- 顔が似ている人を混同してしまう
兄弟や親子、骨格が似ている友人などを、同じ人物として分類してしまうことがあります。 - 成長による顔の変化
子どもの成長記録など、赤ちゃんの頃の写真と現在の写真では顔つきが大きく変わるため、AIが別人と判断してしまうことがあります。 - 写真の写りが大きく異なる
普段はメガネをかけていない人が、ある写真でだけメガネをかけていたり、髪型が大きく変わったりすると、認識がずれる原因になります。 - 写真の角度や照明
特殊な角度から撮った写真や、強い影ができている写真なども、AIを混乱させる要因になり得ます。
これらの「間違い」は、ある意味仕方のないことです。
大切なのは、間違いに気づいた時に、私たちが手動で修正してあげることです。
間違って分類された写真を正しい人物のアルバムに移動させたり、アルバムを結合したりすることで、AIは再学習していきます。
地道に修正を続けることが、ピープルの認識精度をどんどん良くしていく一番の近道ですよ。
犬や猫などのペットをピープルに登録する方法
iPhoneの写真アプリでは、人間だけでなく、大切な家族である犬や猫も「ピープル」として認識し、アルバムを自動で作成してくれます。
この機能は「ピープルとペット」という名前の通り、動物の顔も認識の対象になっているのです。
もし、飼っているペットが自動で認識されない場合は、人間と同じように手動で追加してあげることができます。
操作方法は、人間を登録する手順とまったく同じです。
- ライブラリから、ペットが写っているお気に入りの写真を1枚選びます。
- 写真を表示した状態で、画面を上にスワイプします。
- 写真の下に、認識された顔のアイコン(サムネイル)が表示されるので、それをタップします。
- 画面の上部に表示される「名前を追加」をタップします。
- ペットの名前を入力して、「次へ」→「完了」と進みます。
これで、あなたのペット専用のアルバムが作成されます。
一度登録すれば、iPhoneは他の写真からもそのペットを見つけ出し、自動でアルバムに追加してくれるようになります。
犬種や猫種が違っても、個々の顔の特徴をしっかりと見分けてくれるので、多頭飼いしているお家でも安心です。
大切なペットとの思い出を振り返るのが、もっと簡単で楽しくなりますよ。
ピープルのスキャン情報をリセットしてやり直す手順
ピープルの認識があまりにもおかしくなってしまい、手動での修正も追いつかない…。
そんな時の最終手段として、ピープルの認識情報を一度すべてリセットして、最初からやり直す方法があります。
この操作を行うと、これまで登録したすべての人の名前や、アルバムの分類情報が完全に消去され、工場出荷時のようなまっさらな状態に戻ります。
本当に困った時のための操作なので、実行する前によく考えてから行ってくださいね。
【ピープルの情報をリセットする手順】
- ピープルアルバムを開き、右上の「…」(三点リーダー)をタップします。
- メニューの中から「ピープルをリセット」を選択します。
- 確認のメッセージが表示されるので、「ピープルをリセット」をタップして実行します。
この操作でリセットされるのは、あくまで「誰が誰であるか」という認識情報だけです。
写真や動画そのものがiPhoneから削除されることは一切ありませんので、その点は安心してください。
リセット後は、iPhoneを充電しながらWi-Fiに接続し、一晩おくことで、再びゼロから顔のスキャンが始まります。
もう一度、新しくピープルアルバムを作り直したい、という場合にのみ試してみてください。
iPhoneのピープルに認識されない人を手動で追加する方法
- 写真から直接ピープルに手動で名前を追加する操作
- 認識された顔に新しく名前を付ける基本的なやり方
- 間違って登録された名前を正しく修正する手順
- 同一人物が複数表示された時にアルバムを結合する方法
- 特定の人の認識精度を上げて写真を増やすコツ
- よく見る人をトップに表示させるお気に入り機能の使い方
- ピープルアルバムから特定の人物を非表示にする設定
- 一度登録したピープルのアルバムを削除する操作方法
写真から直接ピープルに手動で名前を追加する操作
iPhoneが自動で認識してくれない人は、写真から直接手動で追加するのが一番簡単で確実な方法です。
この操作を行うことで、新しいピープルアルバムが作成され、それを元にiPhoneが他の写真からも同じ人を探し始めてくれます。
いわば、iPhoneに「この人が〇〇さんだよ」と最初に教えてあげる、大切な操作になります。
以下の手順で、かんたんに登録できますよ。
- まず、写真アプリの「ライブラリ」を開き、登録したい人がはっきりと写っている写真を1枚選びます。
- 写真全体が表示されたら、画面を軽く上にスワイプしてください。
- 画面の下の方に、写真に写っている人の顔が丸いアイコン(サムネイル)で表示されます。
- 登録したい人の顔アイコンをタップします。
- 次の画面の上部に「名前を追加」という青い文字が表示されるので、そこをタップします。
- 名前の入力画面になるので、名前を入れて「次へ」を押し、最後に「完了」を押せば登録完了です。
もし、手順3で顔のアイコンが表示されない場合は、その写真ではiPhoneが「顔」として認識できていないということです。
その際は、別の写真で同じ操作を試してみてくださいね。
認識された顔に新しく名前を付ける基本的なやり方
iPhoneが「これは誰か一人の人物だ」と認識はしてくれたものの、まだ名前が登録されていない顔は、「ピープル」アルバムに「名称未設定」として表示されます。
ここに並んでいる顔に名前を付けてあげるのが、ピープル機能を使いこなすための基本的なステップです。
たくさんの「名称未設定」の顔に一つひとつ名前を付けていくことで、あなたの写真ライブラリが整理されていきます。
操作はとてもシンプルですよ。
- まず、写真アプリの「アルバム」タブを開き、下の方にある「ピープルとペット」を選択します。
- 名前を付けたい人の顔写真(サムネイル)が一覧に表示されているので、それをタップします。
- その人の写真が集まったアルバムが開きます。画面の一番上を見てください。
- 「名前を追加」という青い文字があるので、そこをタップします。
- 名前を入力し、「次へ」→「完了」と進めば、名前の登録は終わりです。
もし、登録したい名前がiPhoneの「連絡先」アプリに登録されている場合は、名前を入力し始めると候補が表示されます。
それを選択すれば、連絡先の情報と紐づけることもできて便利ですよ。
間違って登録された名前を正しく修正する手順
時には、iPhoneが人物を間違えてしまい、ピープルに登録されている名前が違う、ということがあります。
例えば、Aさんのアルバムに、Bさんの写真が混ざってしまっているようなケースです。
これはAIの誤認識によるものなので、私たちが手動で正しい名前に修正してあげる必要があります。
この修正作業を繰り返すことで、iPhoneのAIが再学習し、将来の間違いが減っていきます。
名前の修正は、以下の手順で行うことができます。
- まず、「ピープルとペット」のアルバムを開き、名前を修正したい人のアルバムをタップします。
- 画面の上部に、現在登録されている間違った名前が表示されていますので、その名前の部分をタップしてください。
- メニューが表示されるので、「名前を編集」を選択します。
- ここで、キーボードを使って正しい名前に打ち直し、「次へ」→「完了」とタップします。
これで、アルバムの名前が正しいものに修正されます。
AIの間違いは、特に顔が似ている兄弟や、成長前後の子どもの写真などで起こりやすいです。
間違いに気づいたら、面倒がらずにこまめに直してあげることが、ピープル機能を賢く育てるコツですよ。
同一人物が複数表示された時にアルバムを結合する方法
同じ人物のはずなのに、なぜかピープルアルバムに2つも3つも別々のアルバムが作られてしまうことがあります。
これは、髪型が大きく変わったり、子どもの頃と大人になってからだったりと、写真によって顔の印象が違う場合に起こりやすい現象です。
このようにバラバラになってしまったアルバムは、「結合」機能を使って、正しく一つにまとめることができます。
この操作で、iPhoneに「これらは全部同じ人なんだよ」と教えてあげましょう。
- 「ピープルとペット」のアルバムを開き、画面右上の「選択」をタップします。
- まとめたい人のアルバムをすべてタップして、青いチェックマークを付けていきます。
- 複数のアルバムを選択すると、画面の右下に「結合」という青い文字が表示されるので、それをタップします。
- 「これらのピープルは同一人物ですか?」という最終確認のメッセージが出ますので、「はい」をタップすれば結合完了です。
結合すると、別々のアルバムに入っていた写真がすべて一つのアルバムに集約されます。
アルバムの名前は、結合したアルバムのいずれかの名前が引き継がれますが、もし違う名前になってしまったら、後から正しい名前に修正できるので安心してくださいね。
特定の人の認識精度を上げて写真を増やすコツ
特定の人のピープルアルバムを見ていると、「もっと写真があったはずなのに、これしか認識されていないな」と感じることがあります。
そんな時は、手動でiPhoneに「この写真も〇〇さんのだよ」と教えてあげることで、認識精度を上げ、アルバムの写真を増やすことができます。
これは、iPhoneのAIに学習を手伝ってあげるような作業で、認識精度を向上させるのに最も効果的な方法です。
以下の手順で、AIの家庭教師になってあげましょう。
- まず、認識精度を上げたい人のピープルアルバムを開きます。
- 画面右上の「…」(三点リーダー)をタップし、表示されたメニューから「〇〇さんの写真を追加で確認」といった項目を選択します。(iOSのバージョンにより文言が少し異なります)
- すると、iPhoneが「これも〇〇さんですか?」と判断に迷っている写真の候補をたくさん表示してくれます。
- 一枚一枚の写真について、「はい」か「いいえ」で答えていきます。
この地道な作業を繰り返すことで、iPhoneはその人の顔の特徴をより深く学習します。
その結果、これまで認識されなかった横顔や、少し写りが悪かった写真なども、正しくその人のアルバムに分類されるようになっていくのです。
よく見る人をトップに表示させるお気に入り機能の使い方
家族や恋人、親友など、頻繁に見返す人のピープルアルバムは、すぐに見つけられると便利ですよね。
そんな時に役立つのが、「お気に入り」機能です。
この機能を使うと、特定の人をピープルアルバムの一覧の一番上に、大きいサイズで固定表示させることができます。
お気に入りに登録しておけば、たくさんの人の中から探す手間が省けて、写真へのアクセスがぐっと楽になります。
設定方法は、とてもかんたんです。
【お気に入りに登録する方法】
- お気に入りに登録したい人のピープルアルバムを開きます。
- 画面右上の「…」(三点リーダー)をタップします。
- 表示されたメニューの中から、「〇〇さんをお気に入りに追加」を選択すれば完了です。
または、ピープルアルバムの一覧画面で、登録したい人の顔写真(サムネイル)をきゅっと長押しすることでも、「お気に入りに追加」のメニューが出てきます。
お気に入りに登録されると、サムネイルの左下に小さなハートマークが付き、一覧の最上部に表示されるようになります。
もちろん、お気に入りは何人でも登録可能です。
よく見る人は、どんどんお気に入りに入れて、自分だけの特別なアルバムを作ってみてくださいね。
ピープルアルバムから特定の人物を非表示にする設定
ピープルアルバムには、もうあまり見返すことのない人や、自動で認識されたけれど特に分類しておく必要のない人が表示されることもあります。
そんな時は、「非表示」機能を使って、その人を一覧から見えないように設定することが可能です。
この操作をしても、その人の写真がiPhoneから削除されるわけではないので、安心してください。
あくまでピープルの一覧画面に表示されなくなり、写真アプリが自動で作成する「メモリー」などにも、その人が登場しにくくなる、という機能です。
【特定の人を非表示にする手順】
- まず、「ピープルとペット」のアルバムを開きます。
- 一覧の中から、非表示にしたい人の顔写真(サムネイル)を探します。
- そのサムネイルを長押し(軽く押し続ける)します。
- メニューが表示されるので、その中から「〇〇さんを非表示」を選択します。
たったこれだけで、その人はアルバムの一覧から見えなくなります。
もし、また表示させたくなった場合は、ピープルアルバムの奥の設定画面からいつでも元に戻すことができます。
写真ライブラリを自分にとって心地よい状態に保つための、便利な機能のひとつです。
一度登録したピープルのアルバムを削除する操作方法
間違えて人物を登録してしまったり、テストで作成したアルバムが不要になったりした場合、そのピープルアルバム自体を削除することができます。
「非表示」機能がアルバムを隠すだけなのに対し、「削除」はアルバムとその認識情報を完全に消してしまう操作です。
この操作を行っても、その人の写真や動画そのものがiPhoneから消えることは絶対にありません。
削除されるのは、あくまで「この顔は〇〇さん」という紐付け情報と、その人のために作られたアルバムだけです。
【ピープルアルバムを削除する手順】
- 「ピープルとペット」のアルバムを開きます。
- 一覧の中から、削除したい人の顔写真(サムネイル)を探します。
- そのサムネイルを長押しします。
- 表示されたメニューの中に、「ピープルアルバムから削除」という項目があるので、それを選択します。
これで、その人のアルバムは一覧から完全に削除されます。
もし、削除した人をもう一度ピープルに登録したい場合は、また最初のステップから、手動で写真を選んで名前を追加してあげる必要があります。
不要なアルバムを整理して、すっきりさせたい時に活用してください。
iphoneのピープルが認識されないまとめ
- ピープルで人が認識されない主な原因は、写真不足や顔がはっきり写っていないことです。
- 認識しない人は、写真ライブラリから対象の写真を選び、手動で簡単に追加できます。
- 自動認識がおかしい場合、アルバムの「結合」や名前の「修正」でAIを正しく再学習させましょう。
- 同じ人物が複数に分かれて表示されたら、「結合」機能で一つのアルバムにまとめられます。
- 犬や猫などのペットも、人間と同じ手順でピープルに登録してアルバムを作成可能です。
- よく見る人は「お気に入り」に登録すると、アルバムのトップに表示されて便利です。
- どうしても認識がおかしい時は、最終手段として「ピープルをリセット」して最初からやり直せます。