iPhoneの絵文字は、キーボードの地球儀マークから簡単に出すことができます。
また、「わらう」と入力して予測変換から😂を出す方法や、ユーザ辞書への登録といった便利な裏技もたくさんあります。
この記事では、基本的な出し方から、最新絵文字の追加方法、絵文字が消えた・打てない時の解決策まで詳しくご紹介します。
さらに、かわいい顔文字や特殊文字の入力方法も解説しているので、あなたのメッセージ表現がもっと豊かになりますよ。
ぜひ参考にして、毎日のコミュニケーションをより楽しんでくださいね。
iPhoneの絵文字の基本的な出し方と便利な裏技
- 絵文字キーボードを追加する最初の設定手順
- 地球儀マークで入力キーボードを切り替えるには?
- 「読み」を入力して予測変換から絵文字を出すコツ
- よく使う組み合わせをユーザ辞書に登録する方法
- 最新の絵文字を自分のiPhoneで使えるようにするには?
- iPhone標準のキーボードで顔文字を簡単に出すやり方
- 白黒の絵文字など特殊文字を入力するコマンド
- メッセージで送れる動く絵文字(ステッカー)の作り方
絵文字キーボードを追加する最初の設定手順
iPhoneでカラフルな絵文字を入力するには、まずキーボードの設定で「絵文字」キーボードを有効にする必要があります。
ほとんどの場合、iPhoneを使い始めた時から自動で設定されていますが、もしキーボードを切り替えても絵文字が出てこない場合は、この設定を確認してみてください。
設定方法はとても簡単なので、すぐにできますよ。
以下の手順で進めていきましょう。
- iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 下にスクロールして「一般」という項目をタップしてください。
- 次に「キーボード」を選びます。
- 一番上にある「キーボード」という項目をもう一度タップします。
- 「新しいキーボードを追加…」という青い文字をタップしましょう。
- 各国の言語キーボードが一覧で表示されるので、その中から「絵文字」を探して選択します。
これで、あなたのiPhoneのキーボードに絵文字が追加されました。
文字入力画面で、キーボードの左下にある地球儀のマークを押せば、絵文字キーボードに切り替わるようになっているはずです。
絵文字が使えなくて困っていた方は、まずこの設定からチェックしてみてくださいね。
地球儀マークで入力キーボードを切り替えるには?
iPhoneのキーボードで日本語や英語、そして絵文字を切り替えるには、キーボードの左下にある地球儀のマークを使います。
この地球儀マークをポンと軽くタップするだけで、設定しているキーボードが順番に切り替わっていきます。
例えば、「日本語かな」→「英語」→「絵文字」といったサイクルで表示が変わるので、とても直感的に操作できますよ。
また、この地球儀マークには便利な長押し機能もあります。
地球儀マークを1秒ほど長押しすると、現在iPhoneに追加されているキーボードの一覧がポップアップで表示されます。
指を離さずに、そのまま使いたいキーボード(例えば「絵文字」)までスライドさせてから指を離せば、一発で目的のキーボードに切り替えることが可能です。
日本語、英語、絵文字の他に、韓国語や中国語など、たくさんのキーボードを追加している方にとっては、順番に何度もタップする手間が省けるので、この長押し機能は特に便利です。
キーボードの切り替えがうまくいかない時は、まずこの地球儀マークをタップ、または長押ししてみてください。
普段のメッセージのやり取りが、よりスピーディーで快適になります。
「読み」を入力して予測変換から絵文字を出すコツ
いちいち絵文字キーボードに切り替えるのが少し面倒、と感じることはありませんか。
そんな時は、文字の「読み」を入力して、予測変換の候補から直接絵文字を出す方法がとても便利です。
このテクニックを使えば、文章の流れを止めずにサッと絵文字を挿入できますよ。
やり方はとても簡単で、絵文字のイメージに合う言葉をひらがなやカタカナで入力するだけです。
例えば、こんな風に変換できます。
- 「わらう」と入力 → 😂、😄、😊
- 「おこる」と入力 → 😡、😠、😤
- 「はーと」と入力 → ❤️、💕、♡
- 「ねこ」と入力 → 🐈、🐾、😸
- 「くるま」と入力 → 🚗、🚙、🚐
このように、感情を表す言葉や、動物、物などの名前を入力すると、関連する絵文字が予測変換の候補欄に表示されます。
候補の中から使いたい絵文字をタップするだけで入力が完了します。
この機能は、どんな絵文字がどんな言葉で出てくるか探してみるのも楽しいですよ。
「びっくり」や「きらきら」など、擬音語や擬態語でも面白い絵文字が出てくることがあるので、ぜひ色々な言葉で試してみてくださいね。
よく使う組み合わせをユーザ辞書に登録する方法
いつも使うお決まりの挨拶や、メールの署名、特定の絵文字の組み合わせなどがあるなら、「ユーザ辞書」に登録しておくのが断然おすすめです。
ユーザ辞書に登録しておけば、自分で決めた短い「よみ」を入力するだけで、登録した単語や文章、絵文字の組み合わせを一瞬で呼び出すことができます。
この機能を活用すれば、毎回の入力の手間が大幅に省けて、とても効率的になりますよ。
登録の手順は以下の通りです。
- iPhoneの「設定」アプリを開き、「一般」→「キーボード」と進みます。
- 「ユーザ辞書」という項目をタップしてください。
- 画面の右上にある「+」ボタンをタップします。
- 「単語」の欄に、登録したい絵文字の組み合わせや文章を入力します。(例:「→💖✨」)
- 「よみ」の欄に、その単語を呼び出すための短いキーワードを入力します。(例:「きら」)
- 最後に右上の「保存」をタップして完了です。
これで、「きら」とキーボードで入力するだけで、予測変換の候補に「→💖✨」が表示されるようになります。
「おつ」で「お疲れ様です😊」、「よろしく」で「よろしくお願いします🙇♀️」などを登録しておくと、仕事の連絡などでも大活躍しますよ。
最新の絵文字を自分のiPhoneで使えるようにするには?
新しいデザインの可愛い絵文字が追加されたというニュースを見かけて、自分のiPhoneでも早く使いたいと思うことがありますよね。
最新の絵文字を使えるようにする唯一の方法は、iPhoneのシステムである「iOS」を最新のバージョンにアップデートすることです。
新しい絵文字は、不定期に行われるiOSのアップデートに含まれる形で提供されます。
そのため、お使いのiPhoneのiOSが古いバージョンのままだと、新しい絵文字はキーボードに表示されません。
iOSをアップデートする手順はとても簡単です。
- まず、「設定」アプリを開きます。
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップします。
- 新しいバージョンのiOSが提供されている場合は、ここに表示されます。
- 「ダウンロードしてインストール」をタップし、画面の指示に従って進めればアップデートが始まります。
アップデートには時間がかかる場合があるので、Wi-Fiに接続していて、充電が十分にある時に行うのがおすすめです。
注意点として、自分が最新の絵文字を使えるようになっても、メッセージを送る相手のiOSが古いと、その絵文字が正しく表示されずに「□」のような記号(文字化け)になってしまうことがあります。
iPhone標準のキーボードで顔文字を簡単に出すやり方
(^_^;) や (´ω`) のような、記号を組み合わせた顔文字も、メッセージを彩るのに欠かせないですよね。
実はiPhoneの標準キーボードには、この顔文字を簡単に入力するための専用機能が備わっています。
特別なアプリを入れなくても、たくさんの種類の顔文字をサッと呼び出すことができますよ。
顔文字を出すには、まずキーボードを「日本語 – かな」の入力モードに切り替えます。
キーボードの左下あたりに「^_^」という顔文字の形をしたキーがあるので、そこをタップしてみてください。
すると、キーボードの上部にある予測変換の欄に、人気の顔文字がずらっと表示されます。
ここから好きなものを選んでタップするだけで、簡単に入力ができます。
さらに多くの顔文字から選びたい場合は、予測変換欄の右端にある「^」マークをタップしましょう。
そうすると、画面いっぱいに顔文字の一覧が広がり、スクロールしてたくさんの候補の中からじっくりと選ぶことが可能です。
「よく使う項目」や「新規」といったカテゴリに分かれているので、探しやすいのも嬉しいポイントです。
わざわざ「かおもじ」と入力して変換しなくても、この「^_^」キーを使えば、いつでも手軽に豊富な顔文字を活用できます。
白黒の絵文字など特殊文字を入力するコマンド
カラフルな絵文字だけでなく、♡や♪、〒といった白黒のシンプルな記号(特殊文字)を使いたい時もありますよね。
これらの特殊文字も、iPhoneのキーボードで特定の「よみ」を入力することで、簡単に出すことができます。
キーボードの一覧から探すよりも、知っていると素早く入力できてとても便利です。
例えば、以下のようなコマンド(よみ)で様々な記号を呼び出せます。
- 「きごう」→ ♪, →, ©, ®, 〒, ※
- 「かっこ」→ 「」, 『』, (), 【】
- 「まる」→ ①, ②, ③, ◯, ●
- 「ほし」→ ☆, ★, ✴︎
- 「すうがく」→ +, −, ±, ≠, ∞
- 「けいせん」→ ┌, ┴, ├, ─
このように、入力したい記号の種類をそのまま言葉で入力すると、予測変換の候補に出てくることが多いです。
「はーと」で♡、「すぺーど」で♠️のように、特定の図形名で入力することもできます。
また、「たんい」と入力すれば、℃(摂氏)や℉(華氏)、㎡(平方メートル)といった単位記号も簡単に出せますよ。
どんな言葉でどんな記号が出るのか、色々試してみるのも面白いかもしれません。
これらのコマンドをいくつか覚えておくと、文章作成の幅がぐっと広がります。
メッセージで送れる動く絵文字(ステッカー)の作り方
iPhoneの標準の「メッセージ」アプリ(iMessage)では、自分で撮った写真からオリジナルの動く絵文字、つまり「ステッカー」を作って送れる機能があります。
ペットの写真や子供の面白い表情など、お気に入りの写真を使って、LINEスタンプのように気軽に使えるので、ぜひ試してみてください。
ステッカーの作り方は、思っているよりもずっと簡単です。
- まず、「写真」アプリを開き、ステッカーにしたい被写体がはっきりと写っている写真を選びます。
- 写真の中の、切り抜きたい被写体(人物やペットなど)を指で1秒ほど長押しします。
- 被写体が光るように浮き上がったら、指を離します。メニューが表示されるので「ステッカーを追加」をタップしてください。
- これで、ステッカーの一覧に今の画像が追加されます。キラキラさせたり、ぷくっとさせたりするエフェクトを追加することも可能です。
特に、iPhoneの「Live Photos(ライブフォト)」という機能で撮影した写真を使うと、アニメーションする動くステッカーが作れますよ。
作ったステッカーを送る時は、メッセージアプリの入力欄の横にある「+」を押し、「ステッカー」を選ぶと、作成したオリジナルステッカーの一覧が表示されます。
ここから送りたいものを選んで、会話を楽しく彩ってみてください。
iPhoneの絵文字の出し方で困った時の解決策
- キーボードから絵文字の選択肢が消えた時の復元方法
- 絵文字が突然打てない・入力できなくなった時の原因
- 予測変換候補に絵文字が出てこない場合のチェックリスト
- Simejiキーボードアプリの豊富な絵文字を使う方法
キーボードから絵文字の選択肢が消えた時の復元方法
文字入力の時に地球儀マークを押しても、なぜか絵文字のキーボードが出てこなくなってしまった、という経験はありませんか。
そんな時は、何かの拍子にiPhoneのキーボード設定から「絵文字」が消えてしまったのかもしれません。
でも、故障ではないので安心してくださいね。簡単な設定の見直しで、すぐに元通りに復元できますよ。
絵文字の選択肢を復元させる手順は、以下の通りです。
- iPhoneの「設定」アプリを起動します。
- 「一般」→「キーボード」と進んでください。
- 一番上にある「キーボード」の項目をタップします。
- 今あなたのiPhoneに追加されているキーボードの一覧が表示されます。この中に「絵文字」という項目があるか確認しましょう。
- もし「絵文字」がなければ、「新しいキーボードを追加…」を選び、一覧から「絵文字」をタップして追加します。
もし、一覧に「絵文字」があるのに表示されない、という場合は、一度その項目を左にスワイプして「削除」し、そのあとで再度「新しいキーボードを追加…」から追加し直してみてください。
この「入れ直し」の作業で、調子が悪かったキーボードがリフレッシュされて、問題が解決することが多いです。
絵文字が突然打てない・入力できなくなった時の原因
さっきまで普通に使えていたのに、急に絵文字が入力できなくなると、ちょっと焦ってしまいますよね。
絵文字が打てなくなる原因はいくつか考えられますが、その多くは一時的なシステムの不具合であることがほとんどです。
考えられる主な原因としては、以下のようなものがあります。
- iPhoneの一時的な動作不良
- 特定のアプリ(LINEやInstagramなど)だけの問題
- 古いiOSのバージョンによるバグ
まずは、一番簡単で効果的な対処法として、iPhoneを一度再起動してみましょう。
電源を一度完全にオフにしてから、もう一度入れ直すだけです。これだけで、多くの場合はあっさりと問題が解決します。
もし特定のアプリだけで絵文字が打てないなら、そのアプリを一度完全に終了させてから、もう一度開いてみてください。
それでも改善しない場合は、iPhoneのOSが最新の状態になっているかを確認しましょう。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進み、もし新しいバージョンがあればアップデートを行うことで、キーボード関連の不具合が修正される可能性があります。
慌てずに、まずは再起動から試してみるのがおすすめです。
予測変換候補に絵文字が出てこない場合のチェックリスト
「はーと」と入力すれば❤️が出てくるはずなのに、予測変換の候補に絵文字が全く表示されなくなった、というケースがあります。
この便利な機能が使えないと、いちいち絵文字キーボードに切り替える必要があり、少し不便ですよね。
予測変換に絵文字が出てこない時は、キーボードの設定が意図せず変わってしまっているのかもしれません。
以下のチェックリストを確認してみてください。
□ 予測変換の機能はオンになっていますか?
「設定」→「一般」→「キーボード」と進み、「予測」という項目のスイッチがオン(緑色)になっているか確認してください。ここがオフだと、そもそも予測変換自体が表示されません。
□ 絵文字キーボードは追加されていますか?
予測変換で絵文字を出すには、そもそも絵文字キーボードが使える状態になっている必要があります。設定から絵文字キーボードが追加されているか、念のため確認しましょう。
□ iPhoneを再起動してみましたか?
一時的なシステムの不具合も考えられるので、一度iPhoneの電源を入れ直してみるのも有効な手段です。
ほとんどの場合、一番上の「予測」機能がオフになっていることが原因です。ぜひ一度、設定を見直してみてくださいね。
Simejiキーボードアプリの豊富な絵文字を使う方法
iPhoneに標準で入っている絵文字だけでは物足りない、もっと変わった面白い絵文字や顔文字を使いたい、と感じている方もいるかもしれません。
そんな方には、無料のキーボードアプリ「Simeji(しめじ)」を導入するのがおすすめです。
Simejiを使えば、iPhoneの標準キーボードにはない、数えきれないほどの豊富な絵文字や顔文字、アスキーアートなどを自由に使えるようになります。
Simejiを使い始めるための手順はこちらです。
- まず、App Storeで「Simeji」と検索し、アプリをインストールします。
- 次に、iPhoneの「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」と進みます。
- 「新しいキーボードを追加…」から「Simeji」を選んで追加してください。
- 追加した「Simeji」をタップし、「フルアクセスを許可」のスイッチをオンにします。
これで準備は完了です。
文字を入力する際に、キーボードの地球儀マークを長押しして「Simeji」に切り替えれば、Simejiの多機能なキーボードが使えるようになります。
季節限定の絵文字や、自分の好きな写真でキーボードの背景をカスタマイズできる「きせかえ」機能など、楽しい機能がたくさん詰まっているので、ぜひ試してみてください。
iPhoneの絵文字の出し方まとめ
- iPhoneで絵文字を出すには、まず「設定」から絵文字キーボードを追加するのが最初のステップです。
- キーボードの地球儀マークをタップするか、「わらう」等の読みを入力して予測変換から出すのが基本的な出し方です。
- よく使う絵文字の組み合わせは、ユーザ辞書に登録しておくと短い「よみ」で一瞬で入力できて便利です。
- 最新の絵文字を使うには、iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデートする必要があります。
- キーボードから絵文字が消えた時は、設定からキーボードを一度削除し、再度追加し直すと直ることが多いです。
- かわいい顔文字は、特別なアプリを使わなくても日本語かなキーボードの「^_^」キーから簡単に入力できます。
- もっと豊富な絵文字を使いたい場合は、Simejiなどの専用キーボードアプリを導入するのもおすすめです。