Google oneのバックアップは必要か、必要ないかは使用者の用途によって大きく左右されます。
無くしたくないデータがある場合は、バックアップをした方が間違えなく安心なんですね。
しかし、データ容量が膨大で無料で使える範囲の15GBを超えてしまう場合は、一概にバックアップをするべきとは言えません。
そこで今回は、Google oneでバックアップができるデータの種類と、バックアップとはどんなものなのかについて詳しく解説していきます!
自動バックアップ機能のオンオフ切り替えのやり方もあわせて紹介するので、必要かどうかを一緒に考えていきましょう!
Google Oneのバックアップは必要か
Google Oneのバックアップ機能を使うと、スマホの機種変更時やスマホを紛失してしまった際にデータを復元することができます。
スマホの中のデータは、主に個々のアカウントに保存されるものと、スマホ端末に保存されるものの2種類あるんですね。
LINEやインスタ、ティックトックのようにアカウントが存在するアプリやデータの場合は、登録したユーザーIDとパスワードでアカウントを簡単に引き継ぐことができ、全データを移せるんです。
しかし、撮った写真や動画、電話帳、カレンダーなどのデータはスマホに直接保存されるため、スマホを無くすとデータが消えてしまいます。
スマホの電源が突然入らなくなった場合や、充電ができなくなった場合において、バックアップしていないとそれらを取り出すことができません。
無くしたくないデータがある場合も速やかにバックアップを取ることをおすすめします。
バックアップしないとどうなる
バックアップをしないと、スマホの紛失時や故障時にスマホ本体に保存されていたデータが全て消えてしまいます。
また、スマホが壊れてからだとバックアップをすることができないのも注意すべきポイントですね。
スマホが正常に動いている間にバックアップを行わずに消えたデータについては、どんな手を使っても取り戻すことができません。
バックアップできるもの
続いては、Google oneにバックアップできるものについて詳しく紹介します。
アプリデータ
アプリデータとは、主にメールやチャットなどの送信履歴や内容を指します。
ビジネス関係のアプリや、学校のポータルアプリなどのデータをバックアップすることが可能というわけですね。
しかし、アプリによってはバックアップが対応していないものもあるので注意が必要です。
通話履歴
通話履歴とは、電話アプリの通話履歴のことを指します。
LINE通話は含まれません。
デフォルトでインストールされている電話機能のみのアプリにおける通話履歴は、バックアップの対象となります。
連絡先
連絡先とは主に電話帳のことを指します。
スマホ本体に登録している名前や電話番号、住所などの情報はバックアップの対象となります。
また、電話帳アプリに登録している連絡先に関してはアプリデータとしてバックアップの対象となりますよ。
設定
設定とは、スマホの本体設定のことを指します
セキュリティや言語設定、キーボード、壁紙、開発者モードの設定などはバックアップの対象です。
使い慣れている設定をそのまま次のスマホに移せたら、かなり便利ですね!
SMSメッセージ
SMSメッセージとは、電話番号を介してメールのやり取りをするSMSのデータを指します
昨今ではあまり見かけなくなりましたが、LINEやメッセージアプリが出る前はSMSがメールのやり取りの主軸でした。
SMSメッセージもバックアップの対象となります。
写真と動画
スマホ本体に保存されている写真と動画のことを指します。
また、Googleフォトに保存されている写真もバックアップの対象ですよ。
しかし、写真や動画は数次第では膨大な保存容量となります。
ストレージをかなり圧迫してしまうので、契約しているプランの保存容量を必ず確認してくださいね。
MMSメッセージ
MMSとはマルチメディアメッセージングサービスのことを指します。
ビジネスなどで独自のアドレスや電話番号を介してメールのやり取りをするものとなっており、これもバックアップの対象ですよ。
バックアップはどこに保存される?
Google oneのバックアップはGoogleのサーバーに保存されます。
Google oneはGoogleが開発した独自のアプリであり、追加オプションのようなものなんですね。
そのため、Googleのサーバーに保存されます。
自動バックアップのオン・オフ切り替え
続いては、Google oneにおける自動バックアップのオンオフを切り替える方法について紹介します。
自動バックアップとは、データがスマホに保存された時に自動でバックアップを作成してくれるシステムのことを指します。
とても便利な反面、残したくないデータも全てバックアップされてしまうので注意が必要ですね。
- Google oneを開く
- 左上の三本線を押し、設定を押す
- バックアップ設定の管理を押す
- Google oneの自動バックアップを切り替える
画像での解説を閉じる場合はここをタップ





Google oneバックアップは必要かまとめ
いかがでしたか?
Google oneのバックアップは、スマホの紛失時や故障時にデータを保護してくれる大切な機能だと言うことが分かりましたね。
アプリデータ、通話履歴、連絡先、設定、SMSメッセージ、写真と動画、MMSメッセージの7種類がバックアップの主な対象でした。
Google oneの自動バックアップは、アプリ内で簡単にオンオフ切り替えることができますよ。
スマホの突然の故障は、誰しもが一度は経験することかと思います。
私もいきなり充電ができなくなってしまい、残りの充電ではバックアップが間に合わなかった苦い経験があります。
Google oneは15GB以内なら無料で使用できますので、常にバックアップをとっておくと安心かと思います。
ぜひ試してみてくださいね!