AirPodsのケースを探す方法｜音で探す手順から紛失時の購入方法まで網羅

AirPodsのケースをなくした時は、iPhoneの「探す」アプリを使えば見つけられる可能性が高いです。

この記事では、モデルごとの探し方の違いや、音を鳴らして探す具体的な手順を詳しく解説します。

充電切れやオフラインで探せない場合の理由と対処法も、しっかり分かりますよ。

万が一見つからなかった時に備えて、ケースのみを購入する方法や値段についても紹介します。

落ち着いて、一つずつ効果的な探し方を試していきましょう。

AirPodsのケースを探すための具体的な方法

• AirPods Proや第3世代などモデルごとの探し方の違い
• 「探す」アプリにケースの位置を地図で表示させる手順
• ケースのスピーカーから音を鳴らして見つけるやり方
• 「手元から離れたときに通知」を受け取る設定方法
• 紛失モードを有効にするメリットと設定手順
• オフラインと表示されて探せない場合の理由
• 充電切れ（バッテリーなし）の状態で見つける方法
• Bluetooth接続の精度と捜索範囲の目安

AirPods Proや第3世代などモデルごとの探し方の違い

お使いのAirPodsのモデルによって、ケースの探し方が少し違うってご存知でしたか？

特に「AirPods Pro (第2世代)」は、ケースを探すための機能が他のモデルよりも充実しているんです。

まず、ほとんどのAirPodsモデルでは、iPhoneの「探す」アプリを使えば、ケースが最後に確認された場所を地図でチェックできます。

これは、ケースの中に入っているイヤホン本体のBluetooth接続を利用した機能ですね。

大きな違いが出てくるのが、より積極的に探すための機能です。

AirPods Pro (第2世代)の充電ケースには、スピーカーとU1チップというものが内蔵されています。

これによって、以下の2つの特別な探し方ができるんですよ。

1. ケースから音を鳴らす
2. 「正確な場所を見つける」機能で、家の中など近くにある場合に方向と距離を表示する

他のモデル、例えばAirPods (第3世代)やAirPods Pro (第1世代)のケースにはスピーカーがついていないため、残念ながらケース単体で音を鳴らすことはできません。

ただ、イヤホン本体がケースの中にあれば、イヤホンの音を鳴らして、その音を頼りに探すことはできますよ。

モデル	地図で場所を確認	ケースの音を鳴らす	正確な場所を見つける
AirPods Pro (第2世代)	◯	◯	◯
AirPods (第3世代)	◯	×	×
AirPods Pro (第1世代)	◯	×	×
AirPods (第2世代)	◯	×	×

ご自身のモデルで使える機能を把握しておくと、いざという時にスムーズに行動できますね。

「探す」アプリにケースの位置を地図で表示させる手順

AirPodsのケースが見当たらない時、まず試してほしいのがiPhoneの「探す」アプリです。

このアプリを使えば、ケースがどこにあるのか、最後に確認された場所を地図上で見ることができますよ。

操作はとっても簡単なので、落ち着いてやってみてくださいね。

1. まず、iPhoneのホーム画面から「探す」アプリを開きます。紫色のレーダーのようなアイコンが目印です。
2. アプリを開いたら、画面の下にあるメニューから「デバイスを探す」をタップしましょう。
3. すると、あなたのApple IDに登録されているデバイスの一覧が表示されます。その中から、なくしてしまったAirPodsの名前を見つけてタップしてください。
4. これで、地図上にあなたのAirPodsの現在の位置、または最後に通信が確認された場所が表示されます。

もし家の中にあるはずなのに見つからない、という場合は、地図を拡大してみてください。

「〇〇（自宅の住所）で検出されました」のように表示されていれば、家の中のどこかにある可能性が非常に高いです。

この機能を使うには、事前にAirPodsとiPhoneがペアリングされていて、「探す」ネットワークがオンになっている必要があります。

ほとんどの場合は初期設定でオンになっていますが、もしもの時のために、一度設定を確認しておくと安心ですよ。

まずはこの方法で、ケースがありそうな大まかな場所を把握することから始めてみましょう。

ケースのスピーカーから音を鳴らして見つけるやり方

もしお使いのモデルがAirPods Pro (第2世代)なら、ラッキーかもしれません。

このモデルのケースは、スピーカーから音を鳴らして場所を知らせてくれる便利な機能がついています。

家の中でどこに置いたか分からなくなってしまった時などに、とても役立ちますよ。

音を鳴らす手順は、以下の通りです。

1. iPhoneの「探す」アプリを開き、「デバイスを探す」タブからお使いのAirPodsを選択します。
2. デバイスの詳細画面が表示されたら、「サウンドを再生」という項目をタップしてください。
3. すると、AirPodsの充電ケースから「ピピッ、ピピッ」という電子音が鳴り始めます。

この音は、イヤホン本体から鳴る音とは別に、ケース自体から鳴るのが特徴です。

音量はそこまで大きくはないので、テレビを消して、部屋を静かにして耳を澄ましてみてください。

クッションの下やカバンの中など、ちょっとした隙間に入り込んでいても、音を頼りにすれば見つけやすくなります。

ただし、この機能が使えるのは、ケースがiPhoneのBluetooth接続範囲内（およそ10メートルが目安）にあって、なおかつ充電が残っている場合に限られます。

もし「サウンドを再生」をタップしても反応がない場合は、ケースが遠くにあるか、充電が切れている可能性が考えられます。

とはいえ、近くにあるかもしれない時は、試してみる価値は十分にありますよ。

「手元から離れたときに通知」を受け取る設定方法

AirPodsのケースをなくしてしまう一番の原因は、やっぱり「置き忘れ」ですよね。

そんなうっかりを防いでくれる、とても便利な機能が「手元から離れたときに通知」です。

これを設定しておくと、AirPodsが手元から一定の距離離れたときに、ペアリングしているiPhoneに通知を送ってくれるんです。

これさえ設定しておけば、カフェや職場などにケースを置き忘れて席を立った瞬間に気づくことができますよ。

設定方法は簡単なので、ぜひ今すぐやってみてください。

1. iPhoneで「探す」アプリを開き、「デバイスを探す」タブをタップします。
2. デバイスのリストから、お使いのAirPodsを選択してください。
3. 画面を下にスクロールすると、「通知」という欄に「手元から離れたときに通知」という項目がありますので、これをタップします。
4. 次の画面で、「手元から離れたときに通知」のスイッチをオン（緑色）にすれば設定完了です。

この機能の賢いところは、通知が不要な場所を指定できる点です。

例えば、自宅にいるときはケースを置きっぱなしにしても問題ないですよね。

そういう場合は、「次の場所以外で通知」の項目で自宅の住所を追加しておきましょう。

そうすれば、自宅では通知が来なくなり、外出先で置き忘れたときだけ知らせてくれるようになります。

このひと手間が、未来の紛失を防ぐ最大の予防策になりますよ。

紛失モードを有効にするメリットと設定手順

いろいろ探したけれど見つからない…そんな時は「紛失モード」をオンにしましょう。

これは、あなたのAirPodsを誰かが見つけてくれた時に、持ち主であるあなたに繋がりやすくするための機能です。

紛失モードを有効にすると、主に2つのメリットがあります。

まず1つ目は、あなたの連絡先を拾ってくれた人に伝えられることです。

紛失モードを設定する際に、あなたの電話番号やメッセージ（例：「このAirPodsを見つけた方はご連絡ください」など）を登録できます。

誰かがあなたのAirPodsを拾って自分のiPhoneに接続しようとすると、その画面にあなたの登録した連絡先が表示される仕組みになっているんです。

2つ目のメリットは、あなたのAirPodsがロックされ、他の人が使えなくなることです。

拾った人が勝手に自分のデバイスとしてペアリングして使う、ということを防げます。

設定手順は以下の通りです。

1. 「探す」アプリを開き、なくしたAirPodsを選択します。
2. 画面を下にスクロールし、「紛失としてマーク」という項目にある「有効にする」をタップします。
3. 画面の指示に従って進み、「続ける」をタップします。
4. 連絡先の電話番号を入力する画面になるので、あなたの電話番号を入力し、「次へ」をタップします。
5. 最後に、拾ってくれた人へのメッセージを入力し、「有効にする」をタップすれば完了です。

この設定をしておけば、誰かがケースを見つけてくれた際に通知が届きます。

諦める前に、必ずこの設定をしておくことを強くおすすめします。

オフラインと表示されて探せない場合の理由

「探す」アプリでAirPodsの場所を確認しようとしたら、「オフライン」や「サウンドを再生できません」と表示されて困った経験はありませんか？

こうなってしまうのには、主に3つの理由が考えられます。

1つ目の理由は、ケースの充電が完全に切れてしまっていることです。

AirPodsは電子機器なので、当然ながらバッテリーがなければ電波を発することができません。

そのため、「探す」アプリで現在の位置情報を送ることができず、オフラインと表示されてしまいます。

2つ目は、iPhoneとのBluetooth接続が届かない範囲にある場合です。

AirPodsとiPhoneはBluetoothで繋がっていますが、その範囲は約10メートルほど。

壁などの障害物があれば、さらに短くなります。

この範囲よりも遠くにケースがあると、通信が途切れてオフラインになってしまうのです。

3つ目の理由として、iPhone側の設定で「”探す”ネットワーク」がオフになっている可能性も考えられます。

この設定がオフだと、AirPodsが近くにあっても位置情報を更新することができません。

通常はオンになっていますが、何かの拍子で設定が変わってしまった可能性もゼロではありません。

オフラインと表示されても、がっかりしないでください。

アプリには「最後に確認された場所」が地図上に表示されているはずです。

まずはその場所へ向かい、自分の行動を思い出しながら探してみるのが一番の近道ですよ。

充電切れ（バッテリーなし）の状態で見つける方法

AirPodsのケースが充電切れになってしまうと、「探す」アプリの地図でリアルタイムに追跡したり、音を鳴らしたりすることができなくなります。

もう見つからないかも…と不安になってしまいますよね。

でも、諦めるのはまだ早いですよ。

充電が切れてしまった場合に最も重要な手がかりとなるのが、「探す」アプリに表示される「最後に確認された場所」です。

これは、ケースの充電が切れる直前に、最後にiPhoneとの接続が確認された場所を示しています。

まずは、アプリでその場所を確認し、そこへ向かってみましょう。

例えば「〇〇駅」と表示されていたら、駅のどのあたりにいたか、どんな行動をしたかを思い出してみてください。

ベンチに座った時かな？ それとも、カバンから何かを取り出した時かもしれない…といった具合です。

このように、最後に確認された場所と自分の記憶を照らし合わせることで、捜索範囲をぐっと絞ることができます。

また、「探す」ネットワークという仕組みも、あなたの味方になってくれるかもしれません。

これは、あなたのAirPodsの近くを、他の誰かのiPhoneやiPadが通りかかった時に、そのデバイスが匿名で位置情報をAppleに送信してくれるというものです。

そのため、あなたが最後に見た場所から移動していても、誰かが近くを通れば位置情報が更新される可能性があるのです。

充電切れの状態ではハイテクな探し方はできませんが、アプリが示してくれる最後のヒントを頼りに、粘り強く探してみてくださいね。

Bluetooth接続の精度と捜索範囲の目安

AirPodsを探すとき、頼りになるのがiPhoneとのBluetooth接続です。

このBluetoothが、どのくらいの範囲まで届いて、どれくらいの精度で場所を教えてくれるのか気になりますよね。

一般的に、AirPodsとiPhoneの間のBluetoothが安定して接続できる範囲は、障害物がない開けた場所で約10メートルが目安だと言われています。

ただし、家の中のように壁や家具、ドアなどがあると、電波が遮られてしまうため、接続範囲はもっと狭くなります。

もしかしたら、数メートルしか届かないこともあるかもしれません。

「探す」アプリで「近くにあります」と表示されているのに見つからない時は、このBluetoothの範囲内にある、ということです。

そして、もしお使いのモデルがAirPods Pro (第2世代)なら、「正確な場所を見つける」という、さらに精度の高い機能が使えます。

これは、UWB（超広帯域無線）という技術を使っていて、数センチ単位の精度でケースの場所を特定できるんです。

「探す」アプリでこの機能をオンにすると、画面にケースの方向を示す矢印と、そこまでの距離が表示されます。

「0.5m 右方向」のように、まるで宝探しゲームのようにケースまで案内してくれるんですよ。

この機能があれば、部屋のどこかにあるはずなのに見つからない、という状況で大活躍します。

通常のBluetoothでの捜索は「この部屋のどこか」までですが、UWBを使えば「ソファのクッションの裏」まで特定できる、といったイメージですね。

AirPodsのケースを探す時に役立つ情報と最終手段

• ケースのみをApple Storeで購入する方法と値段
• 交換品の注文に必要なシリアル番号の確認方法
• AppleCare+ for Headphonesの保証は適用される？
• どうしても見つからない時の警察への遺失届
• よくある質問：イヤホン本体とケースで探し方は違う？

ケースのみをApple Storeで購入する方法と値段

いろいろ探したけれど、どうしてもAirPodsのケースが見つからない…。

そんな時は、ケースだけを新しく購入することができますよ。

購入できる場所は、Apple Storeの店舗か、Appleの公式サポートへの電話やチャットでの注文になります。

残念ながら、オンラインのApple Storeでケース単体をポチっと買うことはできないので、注意してくださいね。

一番確実なのは、お近くのApple Storeに直接行って、ジーニアスバーを予約することです。

スタッフの方に事情を説明すれば、スムーズに対応してもらえますよ。

気になるお値段ですが、これはお使いのAirPodsのモデルによって変わってきます。

あくまで目安ですが、Appleの公式情報を参考にすると、以下のような価格帯になっています。

モデル	ケースの交換料金（保証対象外）
AirPods Pro (第2世代) MagSafe充電ケース	15,800円
AirPods (第3世代) MagSafe充電ケース	12,800円
AirPods (第3世代) Lightning充電ケース	11,200円
AirPods Pro MagSafe充電ケース	15,800円
ワイヤレス充電ケース	12,800円
充電ケース	9,000円

※上記は税込価格で、変動する可能性があります。

決して安い金額ではないので、最終手段として考えておきたいところですね。

購入の際には、イヤホンの左右がそろっていることと、ケースのシリアル番号が必要になる場合があります。

スムーズに手続きするためにも、事前に準備しておくと安心ですよ。

交換品の注文に必要なシリアル番号の確認方法

AirPodsのケースを交換・購入する手続きの際に、「シリアル番号」が必要になることがあります。

でも、なくしてしまったケース本体に書いてあるシリアル番号なんて、確認のしようがないですよね。

安心してください、シリアル番号はケースがなくても確認する方法がいくつかありますよ。

一番簡単なのは、AirPodsが入っていた元の製品の箱を確認する方法です。

箱の側面に貼られているバーコードシールの近くに、シリアル番号が記載されています。

もし箱を捨ててしまっていても、大丈夫です。

過去にAirPodsをiPhoneに接続したことがあれば、iPhoneの設定から確認できます。

手順は以下の通りです。

1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
2. 「Bluetooth」をタップします。
3. デバイスのリストの中から、あなたのAirPodsの名前の横にある「i」マークをタップします。もしAirPodsが表示されない場合は、その下の「自分のデバイス」という項目を確認してみてください。
4. 次の画面で、モデル名やバージョン情報と一緒にシリアル番号が表示されます。

この方法なら、AirPodsが手元になくても大丈夫です。

また、Apple IDに製品を登録している場合は、Appleの公式サイトからサインインして確認することもできます。

Apple Storeやサポートに連絡する前に、このいずれかの方法でシリアル番号を控えておくと、その後の手続きがとてもスムーズに進みます。

いざという時のために、この確認方法を覚えておくと便利ですよ。

AppleCare+ for Headphonesの保証は適用される？

高価なAirPodsだからこそ、「AppleCare+ for Headphones」に加入している方もいるかもしれませんね。

この保証があれば、紛失したケースも安く手に入るのでは？と期待してしまいますよね。

残念ながら、AppleCare+は、紛失や盗難に対しては保証の対象外なんです。

AppleCare+が主にカバーしてくれるのは、製品の故障や、操作中に誤って落としてしまった時などの「過失や事故による損傷」になります。

例えば、ケースを落として壊してしまった、水に濡らして故障させてしまった、といった場合には、通常の修理料金よりもずっと安いサービス料で修理や交換をしてもらえます。

しかし、「どこかに置き忘れてなくしてしまった」というケースには、この保証を使うことができないのです。

そのため、紛失したケースを新しく手に入れる場合は、AppleCare+に加入しているかどうかに関わらず、先ほどお伝えした「保証対象外」の交換料金（実費）がかかってしまいます。

これは少しがっかりするポイントかもしれませんが、保証のルールなので仕方がないところですね。

AppleCare+はあくまで「壊れてしまった時のお守り」であって、「なくしてしまった時のお守り」ではない、と覚えておくと良いでしょう。

紛失しないように、「手元から離れたときに通知」機能を活用するなど、日頃から気をつけることが一番大切になりますね。

どうしても見つからない時の警察への遺失届

「探す」アプリも試したし、心当たりの場所も全部探したけれど、どうしても見つからない…。

そんな時は、最終手段として警察に「遺失届（いしつとどけ）」を出しておくことを考えましょう。

遺失届とは、「こんなものを、このあたりでなくしてしまいました」と警察に届け出ておく書類のことです。

もし誰かがあなたのAirPodsのケースを拾って警察に届けてくれた場合、この遺失届の情報と照らし合わせて、あなたに連絡が来る可能性があります。

特に、駅や商業施設など、公共の場所でなくした可能性が高い場合は、施設側から警察に届けられていることも多いですよ。

遺失届を出すのに、手数料などは一切かかりません。

最寄りの交番や警察署に行って、備え付けの用紙に必要事項を記入するだけで手続きは完了します。

その際に、以下のような情報を伝えられるように準備しておくとスムーズです。

• なくした物：AirPodsのモデル名（例：AirPods Pro 第2世代の充電ケース）
• なくした日時：いつ頃なくしたか
• なくした場所：どこでなくした可能性があるか
• 物の特徴：ケースの色、キーホルダーの有無など
• 自分の名前、住所、連絡先

正直なところ、遺失届を出したからといって、必ず見つかるわけではありません。

でも、誰かの善意によって戻ってくる可能性をゼロにしないためにも、やっておいて損はない手続きです。

諦めて新しいものを買う前に、最後の望みをかけて届け出てみてはいかがでしょうか。

よくある質問：イヤホン本体とケースで探し方は違う？

「AirPodsを探す」と言っても、なくしたのがイヤホン本体なのか、それとも充電ケースなのかで、探し方が少し変わってくるんです。

基本的な探し方は、どちらも「探す」アプリを使う、という点で同じです。

一番大きな違いは、「音を鳴らして探す」機能にあります。

イヤホン本体（L側またはR側）は、全てのモデルで「探す」アプリから音を鳴らすことができます。

たとえケースの外にあっても、バッテリーが残っていてBluetoothの範囲内にあれば、イヤホン自体から小さな音を出して場所を知らせてくれます。

一方で、充電ケースから音を鳴らせるのは、「AirPods Pro (第2世代)」だけなんです。

このモデルのケースには特別にスピーカーが内蔵されているため、単体で音を出すことができます。

しかし、それ以外のモデルのケースにはスピーカーがないため、音を鳴らして探すことはできません。

ただし、イヤホン本体がケースの中に入っている状態であれば、イヤホンの音を鳴らすことで、間接的にケースの場所を探ることはできますよ。

ケースの中からくぐもった音が聞こえてくるので、それを頼りに探すわけです。

まとめると、以下のようになります。

• イヤホン本体：全てのモデルで、単体で音を鳴らせる。
• 充電ケース：AirPods Pro (第2世代)のみ、単体で音を鳴らせる。
• その他のケース：イヤホンが入っていれば、イヤホンの音を頼りに探せる。

このように、なくしたのがどちらかによって、使える機能に少し違いがあることを覚えておくと、いざという時に慌てずに済みますね。

AirPodsのケースを探すまとめ

• AirPodsのケースを探す基本は、iPhoneの「探す」アプリでの位置確認です。
• AirPods Pro (第2世代)は、ケースのスピーカーから音を鳴らす機能が使えます。
• 置き忘れ防止には「手元から離れたときに通知」の設定が効果的です。
• 本格的に紛失した時は、見つかる可能性を上げる「紛失モード」を有効にしましょう。
• オフラインや充電切れの状態でも、最後に検知された場所を頼りに探せます。
• どうしても見つからない場合の最終手段として、ケースのみを購入できます。
• ケースの値段はモデルで異なり、Apple Storeや公式サポートでの注文が可能です。