iPhoneでは、おやすみモードを設定していても標準の「時計」アプリのアラームは必ず鳴りますので、ご安心ください。
これは、睡眠を妨げる不要な通知と、朝に起こすための重要なアラームをiPhoneが区別しているためです。
一方でAndroidは、設定次第でアラームが鳴らなくなることがあるため注意が必要です。
この記事では、おやすみモードや集中モードの基本的な仕組みから、アラームが鳴らない時の原因とチェックポイント、LINEの通知を確実にオフにする設定まで詳しく紹介します。
これを読めば、おやすみモードを安心して活用し、快適な睡眠とスッキリした目覚めを手に入れることができます。
おやすみモードでもアラームが鳴る仕組みと基本設定
- iPhoneでおやすみモードを設定してもアラームが鳴る理由
- Androidでアラームが鳴らない場合の主な原因
- 最新iOSの「集中モード」や「睡眠モード」との違い
- 「サイレントモード(マナーモード)」との根本的な違い
- LINEの通話や通知を確実に鳴らさないための設定
- おやすみモード中のアラーム音量の調整とバイブレーション設定
- アラーム以外の「タイマー」の音は鳴るのか解説
iPhoneでおやすみモードを設定してもアラームが鳴る理由
iPhoneでは、おやすみモードを設定していても、標準の「時計」アプリで設定したアラームは必ず鳴ります。
これは、iPhoneが「安眠を妨げる不要な通知」と「起きるべき時間に知らせる重要なアラーム」を、別物として扱っているからです。
おやすみモードの本来の目的は、夜中のLINE通知や急ぎでない電話などで睡眠が邪魔されないようにすることです。
一方で、アラームは、たとえ睡眠中でもユーザーを確実に起こすという、非常に重要な役割を持っています。
もし、おやすみモードにしたらアラームまで鳴らなくなってしまうと、多くの人が寝過ごしてしまい大変なことになりますよね。
そのため、Appleは意図的に、おやすみモードのサイレント機能がアラームには影響しないように設計しています。
これは不具合ではなく、ユーザーの生活を守るための「仕様」なのです。
なので、「アラームをかけたいけど、夜中に通知が来たら嫌だな」という時でも、心配せずにおやすみモードをオンにして大丈夫。
朝になれば、設定した時間に、いつものようにアラームがあなたを起こしてくれますよ。
Androidでアラームが鳴らない場合の主な原因
Androidスマートフォンでおやすみモード(または、おやすみ時間モード)を設定した際にアラームが鳴らない場合、その主な原因は「アラームの許可設定がオフになっている」ことです。
iPhoneとは異なり、Androidではおやすみモード中でも何を許可し、何を制限するかを、ユーザーがより細かくカスタマイズできます。
そのため、意図せずアラームを鳴らさない設定にしてしまっている可能性があるのです。
もしアラームが鳴らなくて困っている場合は、以下の設定を確認してみてください。
(お使いの機種やOSのバージョンによって、メニュー名が少し違う場合があります)
- スマートフォンの「設定」アプリを開きます。
- 「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」や「通知」といった項目をタップします。
- 「おやすみ時間モード」または「サイレントモード」を選択します。
- 設定項目の中から「アラームとその他の割り込み」や「許可する例外」といった部分を探します。
- その中に「アラーム」という項目があるので、スイッチがオン(許可する状態)になっているか確認してください。
もしここがオフになっていると、おやすみモード中はアラームも無音になってしまいます。
Androidユーザーの方は、この「自分で細かく設定できる」という点を覚えておくと、トラブルを解決しやすくなりますよ。
最新iOSの「集中モード」や「睡眠モード」との違い
最近のiPhoneでは、「おやすみモード」は「集中モード」という大きな枠組みの中の一機能として位置づけられています。
特に「睡眠」という名前の集中モードは、従来のおやすみモードをさらにパワーアップさせたものです。
これらのモードの主な違いを理解しておくと、自分の生活に合わせてより便利に使い分けることができますよ。
| モード名 | 主な役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| おやすみモード | すべての通知を一時的に止めたい時 | 最もシンプル。仕事や勉強など、とにかく集中したい時に使う汎用的なモード。 |
| 睡眠モード | 睡眠の質を高めたい時 | ・就寝準備時間になると自動でオン ・ロック画面が暗く、シンプルになる ・ヘルスケアアプリと連携して睡眠を記録 |
| パーソナル、仕事など | 状況に応じて通知を管理したい時 | ・モードごとに許可するアプリや連絡先を細かく設定できる ・位置情報や時間で自動的にオンにできる |
一番のポイントは、どのモードを設定していたとしても、標準の「時計」アプリでセットしたアラームはきちんと鳴る、ということです。
「睡眠モードにしたら、アラームも寝ちゃうんじゃないの?」なんて心配は無用です。
集中モードは、あなたの生活リズムに合わせて、不要な情報だけを上手にシャットアウトしてくれる賢いアシスタントのような機能。
ぜひ、いろいろ試して自分にぴったりの設定を見つけてみてくださいね。
「サイレントモード(マナーモード)」との根本的な違い
「おやすみモード」と「サイレントモード(マナーモード)」は、どちらもスマホを静かにさせる機能ですが、その目的と仕組みは根本的に異なります。
この違いを理解しないと、「静かにしたはずなのに、画面が光って気になる…」といったことが起きてしまいます。
かんたんに言うと、目的の違いは以下の通りです。
- サイレントモード → 「音」だけを消すのが目的。
- おやすみモード → 「通知そのもの」を遮断するのが目的。
それぞれの特徴を比べてみると、その違いがよく分かります。
| サイレントモード(マナーモード) | おやすみモード | |
|---|---|---|
| 設定方法 | 本体の側面スイッチ(iPhone) | ソフトウェア(コントロールセンターなど) |
| 電話やLINEの通知 | 音は鳴らないが、画面は光る。バイブは震える。 | 音も鳴らず、画面も光らない。通知は静かに届く。 |
| アラーム | 鳴る | 鳴る |
| 主な利用シーン | 会議中、映画館、電車の中など | 就寝中、勉強中、運転中など |
つまり、その場のエチケットとして一時的に音を消したい時は「サイレントモード」。
睡眠や勉強のように、一定時間、誰にも邪魔されずに集中したい時は「おやすみモード」が適しています。
この2つを正しく使い分けることで、スマホとの付き合い方がもっと快適になりますよ。
LINEの通話や通知を確実に鳴らさないための設定
おやすみモードを設定すれば、基本的にはLINEのメッセージ通知や通話の着信音が鳴ることはありません。
しかし、「特定の人からの連絡は例外として許可する」という設定をしている場合、その人からのLINE通話は鳴ってしまう可能性があります。
夜中に起こされたくない、という場合は、おやすみモードの設定を一度見直しておくのが確実です。
以下の手順で、すべての人からの通知をブロックする設定になっているか確認しましょう。
- 「設定」アプリを開き、「集中モード」をタップします。
- 「おやすみモード」を選択します。
- 「通知を許可」の欄にある「連絡先」と「アプリ」の2項目を確認します。
- 【連絡先の設定】
「連絡先」をタップし、「誰も許可しない」にチェックが入っているか確認します。もし特定の人を許可している場合は、リストから削除するか、一時的にこの設定を選びます。 - 【アプリの設定】
念のため「アプリ」もタップし、許可されたアプリのリストに「LINE」が含まれていないことを確認します。
この設定にしておけば、たとえ親しい友人や家族からであっても、おやすみモード中はLINEの通知や通話が届くことはありません。
通知は、モードを解除した時にまとめて確認できます。
安心してぐっすり眠るために、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
おやすみモード中のアラーム音量の調整とバイブレーション設定
おやすみモード中に鳴るアラームの音量は、iPhone本体の「サウンドと触覚」の設定でコントロールします。
普段の着信音や通知音とは別に、アラームの音量だけを調整することが可能です。
「音が大きすぎて心臓に悪い」あるいは「小さすぎて起きられない」といった悩みは、ここで解決できますよ。
【アラーム音量の調整方法】
- 「設定」アプリを開き、「サウンドと触覚」をタップします。
- 「着信音と通知音の音量」というスライダが表示されます。このスライダを左右に動かすことで、アラームの音量を調整できます。
- その下にある「ボタンで変更」のスイッチをオフにしておくのがおすすめです。これをオフにすると、本体側面の音量ボタンで着信音量が不意に変わってしまうのを防げます。
また、音だけでなく、バイブレーション(振動)もアラームごとに細かく設定できます。
【バイブレーションの設定方法】
- 「時計」アプリを開き、設定したいアラームの「編集」をタップします。
- 「サウンド」の項目を選びます。
- 画面の一番上にある「触覚」をタップします。
- ここで、好きな振動パターンを選んだり、「なし」を選択して振動をオフにしたりすることができます。
音と振動を自分好みにカスタマイズして、毎朝気持ちよく目覚められるように設定してみてくださいね。
アラーム以外の「タイマー」の音は鳴るのか解説
iPhoneの標準「時計」アプリに内蔵されている「タイマー」機能は、アラームと同様に、おやすみモードを設定していてもきちんと音が鳴ります。
これも、Appleが「ユーザーが意図して時間を計っている重要な通知」と判断しているため、おやすみモードの制限を受けない仕様になっているのです。
例えば、以下のようなシーンで安心してタイマーを使うことができます。
- 料理中の時間管理
パスタの茹で時間や、お肉を焼く時間など、キッチンでタイマーは必須ですよね。おやすみモード中でも問題なく使えます。 - 短い仮眠(パワーナップ)
「15分だけ仮眠したい」という時に、アラームをセットするのは少し面倒です。そんな時もタイマーなら手軽にセットでき、確実に起こしてくれます。 - 勉強や仕事の区切り
「25分集中して5分休憩する」といったポモドーロテクニックを実践する際にも、タイマーは非常に役立ちます。
このように、タイマーはアラームと同じく、おやすみモードの影響を受けない特別な通知です。
夜中に通知が来ないようにしつつ、短時間の仮眠を取りたい、といった場合でも、心配せずにタイマーを活用してくださいね。
おやすみモードでアラームが鳴らない原因と解決策
- おやすみモードの時間指定と自動化の設定方法
- 特定の人からの電話だけを鳴らすための許可設定
- 繰り返しかかってきた電話を例外として許可する設定
- アラームが鳴らない時に最初に確認すべき5つのチェックポイント
- コントロールセンターから手動でオンオフするやり方
- ロック画面に表示される月マーク(アイコン)の意味
- おやすみモードが勝手にオンになる時の解除方法
- どうしてもアラームが鳴らずに起きれない時の最終手段
おやすみモードの時間指定と自動化の設定方法
おやすみモードは、毎日同じ時間に自動でオン・オフするようにスケジュール設定ができます。
いちいち手動で切り替える手間が省けるので、生活リズムが整っている方にはとてもおすすめの機能です。
就寝時間と起床時間を設定しておけば、あなたの睡眠をスマートにサポートしてくれますよ。
設定は、「集中モード」の中から行います。
- 「設定」アプリを開き、「集中モード」をタップします。
- 「おやすみモード」を選択します。(もしなければ、右上の「+」から新規で作成します)
- 「スケジュールを追加」または「自動的にオンにする」という項目を探してタップします。
- 「時刻」を選択し、おやすみモードをオンにしたい時間(例えば、23:00)とオフにしたい時間(例えば、7:00)を設定します。
- 曜日も指定できるので、「平日のみ」や「毎日」など、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能です。
これで設定は完了です。
あとは毎日、指定した時間になるとiPhoneが自動的におやすみモードになり、朝になれば自動で解除されます。
もし、スケジュールした時間以外に集中したい時があっても、コントロールセンターから手動でオンにすることもできます。
この自動化機能を使いこなして、オンとオフの切り替えをiPhoneにまかせてしまいましょう。
特定の人からの電話だけを鳴らすための許可設定
おやすみモード中でも、「家族からの緊急の電話だけは受けたい」といった場合がありますよね。
そんな時のために、特定の人からの連絡だけを例外として許可する設定が用意されています。
この設定をしておけば、他の人からの通知はすべてブロックしつつ、大切な人からの着信だけは逃さずに済みます。
設定方法は以下の通りです。
- 「設定」アプリから「集中モード」→「おやすみモード」と進みます。
- 「通知を許可」の欄にある「連絡先」をタップします。
- 「通知を許可する連絡先」の項目で、「追加」をタップします。
- あなたのiPhoneの連絡先リストが表示されるので、着信を許可したい人をすべて選択します。
- 選択が終わったら、右上の「完了」をタップします。
これで、選択した人からの電話やメッセージは、おやすみモード中でも通常通り通知されるようになります。
両親やパートナー、お子さんの学校など、本当に緊急性の高い連絡先だけを登録しておくのがおすすめです。
また、同じ画面で「通話を許可」という項目もあります。
ここで「許可した連絡先のみ」や「よく使う項目」などを選んで、より細かく誰からの電話を受けるかを設定することもできますよ。
繰り返しかかってきた電話を例外として許可する設定
おやすみモードには、本当に緊急の電話を逃さないための、もう一つの便利な機能があります。
それが、「繰り返しの着信を許可」という設定です。
この設定をオンにしておくと、同じ人から3分以内に2回目の電話がかかってきた場合に、その着信音を鳴らしてくれるのです。
1回目の着信は、おやすみモードなので通常通り消音されます。
しかし、それでも相手がもう一度かけてくるということは、よほど緊急の用件である可能性が高いですよね。
その「緊急性」をiPhoneが判断し、2回目の着信を通知してくれるという、とても賢い仕組みです。
この設定は、先ほど紹介した「特定の人からの電話を許可する」設定と併用できます。
【設定方法】
- 「設定」→「集中モード」→「おやすみモード」と進みます。
- 「通知を許可」の欄にある「連絡先」をタップします。
- 次の画面で「通話を許可」という項目をタップします。
- 「繰り返しの着信を許可」というスイッチがあるので、これをオン(緑色)にします。
この設定をしておけば、連絡先に登録していない相手からの緊急電話にも気づくことができます。
万が一の事態に備えて、オンにしておくと安心できる機能のひとつですね。
アラームが鳴らない時に最初に確認すべき5つのチェックポイント
iPhoneのおやすみモードは、基本的にはアラームを妨げませんが、もし「鳴らなかった!」という事態が起きたら、他の部分に原因がある可能性が高いです。
寝坊してしまわないように、アラームが鳴らない時に真っ先に確認すべき5つのポイントをリストアップしました。
あわてずに、ひとつひとつチェックしてみてください。
- 音量設定はゼロになっていませんか?
「設定」→「サウンドと触覚」で、「着信音と通知音の音量」スライダが一番左になっていないか確認します。 - アラームのサウンド設定が「なし」になっていませんか?
「時計」アプリで該当のアラームを編集し、「サウンド」が「なし」以外になっているか確認します。 - Bluetoothイヤホンに接続されたままになっていませんか?
ワイヤレスイヤホンに接続したままだと、アラーム音がイヤホン側から鳴ってしまい、本体スピーカーからは聞こえません。 - そもそもアラームがオンになっていますか?
基本的なことですが、時計アプリでアラームのスイッチがオン(緑色)になっているか、念のため確認しましょう。 - 他のアラームアプリを使っていませんか?
おやすみモードでも確実に鳴るのは、iPhone標準の「時計」アプリのアラームだけです。他社製のアラームアプリは、通知がオフになることがあります。
これらのどれかに当てはまっているケースがほとんどです。
特に、Bluetoothの接続は意外と見落としがちなので、注意してみてくださいね。
コントロールセンターから手動でオンオフするやり方
おやすみモードは、スケジュール設定だけでなく、必要な時にいつでも手動でオン・オフすることができます。
その一番かんたんな方法が、「コントロールセンター」を使うやり方です。
会議の前や、映画を見る直前など、「今すぐ集中したい!」という時に、2〜3回のタップですぐにモードを切り替えられます。
【コントロールセンターからの操作方法】
- コントロールセンターを開く
- Face ID搭載のiPhone(iPhone X以降):画面の右上隅から下にスワイプします。
- ホームボタン搭載のiPhone(iPhone SE、iPhone 8など):画面の下端から上にスワイプします。
- 集中モードのボタンをタップ
コントロールセンターの中に、「集中モード」または三日月のアイコンが表示されています。そこをタップします。 - モードを選択
「おやすみモード」「パーソナル」「仕事」など、登録している集中モードの一覧が表示されますので、「おやすみモード」をタップすればオンになります。
オフにする時も、同じ手順でコントロールセンターを開き、点灯している「おやすみモード」のボタンをもう一度タップするだけです。
この手軽な操作方法を覚えておけば、スケジュールに縛られず、もっと柔軟におやすみモードを活用できますよ。
ロック画面に表示される月マーク(アイコン)の意味
iPhoneのロック画面やステータスバーに表示される三日月(🌙)のマークは、「おやすみモード」または何らかの「集中モード」がオンになっていることを示すアイコンです。
このマークが出ている間は、電話の着信やアプリの通知が制限されている状態だということを意味します。
もし、「友達からのLINEが全然来ないな」「電話が鳴らないな」と思ったら、まず画面の上の方を見て、この月マークが表示されていないか確認してみてください。
意図せずにおやすみモードがオンになっていることに気づくきっかけになります。
このアイコンは、状況によって少し見た目が変わります。
- ただの月マーク
おやすみモードがオンになっています。 - 月マークの横に人のアイコン
パーソナルモードがオンになっています。 - 月マークの横にベッドのアイコン
睡眠モードがオンになっています。
このように、アイコンを見るだけで、どの集中モードが有効になっているのかが、おおよそ分かるようになっています。
もしこのマークを消したい(=モードを解除したい)場合は、コントロールセンターを開いて、該当する集中モードのボタンをタップすれば、すぐにオフにすることができますよ。
おやすみモードが勝手にオンになる時の解除方法
「設定した覚えがないのに、いつの間にかおやすみモードになっている…」という場合、いくつかの自動化設定が有効になっている可能性が考えられます。
iPhoneは、ユーザーの生活を便利にするために、さまざまなきっかけで自動的に集中モードをオンにする機能を持っているのです。
もし勝手にオンになるのを止めたい場合は、以下の3つの自動化設定を見直してみてください。
- 時刻によるスケジュール設定
毎日決まった時間にオンになる設定です。- 「設定」→「集中モード」→「おやすみモード」と進み、「スケジュールを追加」の欄に設定がないか確認し、あればオフにします。
- スマートアクティベーション
場所やアプリの使用状況などから、iPhoneが「今は集中すべきタイミングだ」と判断して自動でオンにする機能です。- スケジュールの設定画面にある「スマートアクティベーション」をオフにします。
- 運転モード
車の運転中であることを検知すると、自動で「運転」集中モードがオンになります。- 「設定」→「集中モード」→「運転」と進み、「運転中」の項目で「手動」を選択するか、このモード自体を使わないように設定します。
これらのどれかが、意図しないタイミングでおやすみモードを起動させている原因であることがほとんどです。
自分の使い方に合わない自動化は、オフにしておきましょう。
どうしてもアラームが鳴らずに起きれない時の最終手段
iPhoneの標準アラームでどうしても起きられない、または万が一鳴らなかった時のことが心配でたまらない、という方もいるかもしれません。
そんな時の最終手段として、物理的な「目覚まし時計」を併用するのが、最も確実で安心できる方法です。
スマートフォンは多機能で便利ですが、ソフトウェアの不具合や、うっかりした設定ミスといったリスクがゼロではありません。
大切な日の朝に寝坊してしまうリスクを考えれば、数百円から数千円で買える目覚まし時計は、最高の保険になります。
最近では、ただ大音量が鳴るだけでなく、さまざまな機能を持った目覚まし時計があります。
- 大音量モデル
普通の時計では起きられない方向けに、工事現場のような非常に大きな音が出るモデルです。 - 光で起こすモデル
太陽光に近い強い光を放ち、自然な目覚めを促すタイプの時計。音で起きるのが苦手な方におすすめです。 - 振動モデル
枕の下などに入れて、強い振動で起こしてくれるタイプ。同室で寝ている人を起こしたくない場合に便利です。
iPhoneのアラームをメインで使いつつ、絶対に遅刻できない日のバックアップとして、こうした物理的な目覚まし時計を一つ持っておくと、心に大きな余裕が生まれますよ。
おやすみモードのアラームまとめ
- iPhoneの標準時計アプリのアラームは、おやすみモードや睡眠モードを設定しても必ず鳴ります。
- Androidでアラームが鳴らない場合、おやすみモードの設定で「アラームの許可」がオフになっていることが主な原因です。
- おやすみモードとサイレントモードは違い、おやすみモードは「通知そのもの」、サイレントモードは「音」だけを制限します。
- LINEの通話などを確実に止めたい時は、集中モードの「通知を許可する連絡先」を「誰も許可しない」に設定します。
- アラームが鳴らないと感じたら、まず音量設定、Bluetooth接続、他社製アラームアプリの使用などを確認しましょう。
- 特定の人からの電話だけを許可したり、繰り返しかかってきた緊急の電話を鳴らしたりする例外設定も可能です。
- おやすみモードが勝手にオンになる場合は、時刻スケジュールやスマートアクティベーションの設定を見直すことで解除できます。