保護者によるスマホの使用制限は、特定の裏ワザを使えば解除できる場合があります。
iPhoneのスクリーンタイムやAndroidのファミリーリンクには、それぞれ解除につながる方法が存在します。
パスコードが分からない場合でも、スマホを初期化することで対応できることもあります。
ただし、これらの裏ワザには親にバレたりデータが消えたりするリスクが伴います。
この記事では、デバイス別の具体的な解除手順と、実行する前に知っておくべき注意点を分かりやすく説明します。
保護者による使用制限の解除方法で使える裏ワザをデバイス別に解説
- iPhoneのスクリーンタイムを解除する具体的な手順は?
- Androidのファミリーリンクを解除するやり方とは?
- パスコードなしで機能制限を解除する方法はある?
- アプリの時間制限だけを解除する裏ワザ
- 特定のアプリ制限を回避するテクニック
- Googleアカウントの抜け道を利用した解除テクニック
- iCloudからサインアウトして制限を無効化する手順
- リカバリーモードでiPhoneを復元して解除する方法
iPhoneのスクリーンタイムを解除する具体的な手順は?
iPhoneのスクリーンタイムは、スクリーンタイム・パスコードが分かっていれば、実は「設定」アプリから簡単に解除できるんですよ。
もしパスコードを忘れてしまっても、設定時に使用したApple IDとパスワードさえ覚えていればリセットできるので、安心してくださいね。
一番安全で確実な解除の手順は、以下の通りです。
- まず、ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 次に、メニューの中から「スクリーンタイム」という項目を探してタップしてください。
- 画面を一番下までスクロールすると表示される「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。
- ここで、設定しているスクリーンタイム・パスコードの入力を求められるので、4桁の数字を入力しましょう。
- 再度「スクリーンタイムをオフにする」をタップすれば、解除は完了です。
もし、設定したパスコードを忘れてしまった場合は、パスコード入力画面に表示される「パスコードをお忘れですか?」をタップしてください。
すると、スクリーンタイム・パスコードの設定に使用したApple IDとそのパスワードを入力する画面に切り替わります。
本人確認ができれば、パスコードをリセットして、スクリーンタイムをオフにすることができますよ。
データを消したり、難しい操作をしたりする必要がないので、まず最初にこの方法を試してみてくださいね。
Androidのファミリーリンクを解除するやり方とは?
Androidスマホの利用を管理するファミリーリンクは、保護者の方のスマホから、または条件付きでお子様自身のスマホから解除することが可能です。
保護者の方のスマホから解除するのが、一番簡単な方法になります。
保護者のスマホでファミリーリンクアプリを開き、お子様のアカウントを選んでください。
次に「設定を管理」から「アカウント情報」へ進み、「アカウントを削除」を選択します。
画面の指示に従って操作すれば、お子様のスマホの管理設定を解除できますよ。
お子様自身が13歳以上(または国によって定められた年齢以上)で、自分のアカウントを自分で管理することに同意している場合は、自分のスマホからも解除ができます。
「設定」から「Google」へ進み、「Googleアカウント」を管理する画面を開いてください。
「保護者による設定」といった項目から、保護者の監督を停止する手続きに進める場合があります。
ただし、この操作を行うと保護者の方に通知が届くので、内緒で進めるのは難しいかもしれません。
もしこれらの方法が使えない場合、最終手段としてスマホからGoogleアカウントごと削除する方法もあります。
ただ、アカウントを削除すると、紐づいているデータも消えてしまう可能性があるので注意が必要ですよ。
パスコードなしで機能制限を解除する方法はある?
スクリーンタイムやファミリーリンクのパスコードが分からなくても、機能制限を解除する方法はあります。
ただし、その方法を使うとスマホの中のデータがすべて消えてしまう、という大きなリスクを伴うことを覚えておいてくださいね。
iPhoneの場合は、パソコンを使って「リカバリーモード」で初期化するという方法があります。
MacかWindowsのパソコンにiPhoneをケーブルでつなぎ、特定のボタン操作でリカバリーモードを起動させます。
パソコンの画面に「復元」というボタンが表示されたら、それをクリックするとiPhoneが工場出荷時の状態に戻ります。
これで機能制限も綺麗さっぱりなくなりますが、写真やアプリ、友達との連絡先などもすべて消えてしまいます。
Androidのスマホでも同じように、「リカバリーモード」での初期化が可能です。
一度電源を切り、特定のボタン(多くの場合は電源ボタンと音量ダウンボタンの同時長押し)を押しながら起動すると、リカバリーモードの画面になります。
メニューの中から「Wipe data/factory reset」という項目を選んで実行すれば、スマホは購入した時と同じ状態に戻りますよ。
どちらの方法も、事前にバックアップを取っていない限り、データを元に戻すことはできないので、実行する前によく考えてくださいね。
アプリの時間制限だけを解除する裏ワザ
特定のアプリにかけられた時間制限だけを、一時的に解除するとても簡単な裏ワザがあります。
それは、スマホ本体の日付や時刻の設定を、手動で過去に戻すという方法です。
1日の利用時間の上限に達してしまったアプリも、この方法を使えばシステムを少しだけだませて、また使えるようになることがありますよ。
やり方はとってもシンプルです。
まず、iPhoneなら「設定」アプリから「一般」へ進み、「日付と時刻」という項目をタップします。
そこで「自動設定」というスイッチをオフにしてください。
すると、日付と時刻を自由に設定できるようになるので、例えば日付を1日前に戻してみましょう。
Androidの場合も同様に、設定メニューの中から日付と時刻の自動設定をオフにして、手動で変更します。
これだけで、使用時間の上限がリセットされて、制限されていたアプリが再び起動できるかもしれません。
ただし、この方法はあくまで一時的なごまかしで、根本的な解決にはならない点に注意してくださいね。
また、時刻設定を変えると、他のアプリの通知が正常に届かなくなるなどの不具合が起きる可能性もあるので、その点は理解しておきましょう。
特定のアプリ制限を回避するテクニック
もし特定のSNSやゲームアプリだけが使えないように制限されている場合、一度そのアプリを削除してから、もう一度インストールし直すことで制限を回避できることがあります。
このテクニックがうまくいくことがあるのは、保護者の使用制限の設定によっては、新しくインストールされたアプリにすぐには制限が適用されない場合があるからです。
やり方は簡単で、まずホーム画面で制限されているアプリのアイコンを長押しします。
メニューが表示されたら、「Appを削除」または「アンインストール」を選んで、アプリをスマホから消してしまいましょう。
そのあと、すぐにApp StoreやGoogle Playストアを開いて、削除したのと同じアプリを検索し、再インストールします。
運が良ければ、再インストールされたアプリは制限がかかっていない状態で起動できるかもしれません。
ただし、この方法には注意点もあります。
アプリを削除すると、ゲームのセーブデータなど、アプリ内に保存されていた情報が一緒に消えてしまう可能性があります。
また、多くの制限機能では、アプリの再インストールが保護者に通知される仕組みになっているので、内緒で実行するのは難しいかもしれません。
恒久的な対策ではなく、またすぐに制限がかかってしまうことが多い、一時しのぎの方法だと考えてくださいね。
Googleアカウントの抜け道を利用した解除テクニック
Androidスマホでファミリーリンクによる制限を回避する方法として、管理されているGoogleアカウントを使わない、という抜け道があります。
具体的には、現在スマホに設定されている管理対象のGoogleアカウントから一旦ログアウトし、新しく作った管理されていないGoogleアカウントでログインし直す、というテクニックです。
新しくGoogleアカウントを作る際は、年齢を13歳以上に設定することがポイントになります。
13歳未満でアカウントを作成しようとすると、保護者の同意が必須になってしまうからです。
新しく作った、誰にも管理されていないアカウントでスマホにログインし直せば、ファミリーリンクの制限を受けずに自由にスマホを使えるようになります。
ただし、このテクニックには大きなハードルがいくつかあります。
まず、ファミリーリンクで管理されているGoogleアカウントは、保護者の許可がないとスマホから簡単に削除したり、ログアウトしたりできないように設定されている場合がほとんどです。
結局、アカウントを切り替えるためには、一度スマホを初期化する必要が出てくるケースが多いでしょう。
また、新しいアカウントを使うということは、今まで使っていたアカウントに保存されていた写真や連絡先、ゲームのデータなどにはアクセスできなくなってしまう、というデメリットも忘れないでくださいね。
iCloudからサインアウトして制限を無効化する手順
iPhoneの場合、iCloudからサインアウトすることで、スクリーンタイムの一部の機能が無効になることがあります。
ですが、実はこの方法は、スクリーンタイム・パスコードを知らないと実行できないケースがほとんどなんです。
もしサインアウトができる状態であれば、手順は以下の通りです。
まず「設定」アプリを開いて、一番上に表示されている自分の名前(Apple ID)の部分をタップします。
開いた画面を一番下までスクロールしていくと、「サインアウト」という赤い文字の項目があるので、そこをタップしましょう。
次に、Apple IDのパスワードを入力するよう求められるので、正しく入力します。
iPhone内にデータを残すかどうかなどを聞かれますが、画面の指示に従って進めればサインアウトが完了します。
しかし、スクリーンタイムが有効になっているiPhoneでは、この「サインアウト」の項目がグレーアウトしていて、タップできないようにロックされていることが大半です。
これは、子どもが勝手にサインアウトして制限を解除するのを防ぐための機能なんですね。
つまり、この方法はスクリーンタイムのパスコードを知っているか、そもそもサインアウトが制限されていない、というかなり限定的な状況でしか使えません。
もし実行できたとしても、「iPhoneを探す」機能がオフになるなど、セキュリティ面でのリスクもあることを覚えておいてください。
リカバリーモードでiPhoneを復元して解除する方法
パスコードを忘れてしまった、どうしてもスクリーンタイムを解除したい、という場合の最終手段の一つが、リカバリーモードを使ってiPhoneを初期化(復元)する方法です。
この方法を実行すれば、スクリーンタイムの設定を含め、iPhone内のすべてのデータと設定が消去され、工場出荷時のまっさらな状態に戻ります。
そのため、機能制限も強制的に解除することができますよ。
この作業には、iPhone本体の他に、パソコン(WindowsまたはMac)と、iPhoneを接続するためのLightningケーブルが必要です。
手順は以下の通りです。
- まず、iPhoneの電源を完全にオフにします。
- 次に、パソコンとiPhoneをケーブルで接続してください。
- 接続したまま、お使いのiPhoneの機種に合わせたボタン操作で、リカバリーモードを起動させます。
- 成功すると、パソコンの画面(WindowsならiTunes、MacならFinder)に「iPhoneに問題があります」というメッセージと、「復元」と「アップデート」の選択肢が表示されます。ここで「復元」を選んでください。
- あとはパソコンが自動で作業を進めてくれ、完了するとiPhoneが再起動し、購入した時と同じ「こんにちは」の画面が表示されます。
この方法の最大の注意点は、iPhoneの中の写真や連絡先、アプリなどのデータがすべて消えてしまうことです。
事前にバックアップを取っていない限り、大切なデータを元に戻すことは二度とできなくなってしまうので、実行する前によく考えてくださいね。
保護者による使用制限の解除方法で裏ワザを使う際のリスクと注意点
- 親にバレないで制限を解除するための注意点は?
- 制限を強制的に解除するとどうなる?
- スマホを初期化して制限をリセットする方法とデメリット
- 専門の解除ツールを使えば簡単にできる?
- どうしても制限を解除できない場合の最終手段
- DFUモードを使った強制解除の具体的なやり方
- 解除の裏ワザが失敗する原因と対処法
親にバレないで制限を解除するための注意点は?
保護者の方に気づかれずに使用制限を解除するのは、正直なところかなり難しいです。
スクリーンタイムやファミリーリンクといった機能は、設定が変更されると保護者に通知が届くように作られていることが多いからなんですね。
例えば、パスコードを変更しようとしたり、管理用のアプリを消そうとしたり、アカウントからサインアウトしたりすると、保護者のスマホに「〇〇さんが設定を変更しようとしました」といった内容のお知らせが届くことがあります。
位置情報共有をオフにするなど、一見関係なさそうな操作も通知の対象になる場合があるんですよ。
もし通知が届いてしまうと、裏ワザを試したことが分かってしまい、かえって信頼を損ねてしまうかもしれません。
時刻設定を変更するような簡単な裏ワザでも、アプリの動作がおかしくなることで、結局は不審に思われるきっかけになる可能性があります。
バレないようにするための絶対的な方法はなく、どんな裏ワザにも発見されるリスクが伴う、ということを一番の注意点として覚えておいてくださいね。
制限を強制的に解除するとどうなる?
もしスマホを初期化するなどの方法で制限を強制的に解除した場合、一番に起こるのはスマホの中にあるデータがすべて消えてしまうことです。
これは、スマホが工場から出荷された時と全く同じ、まっさらな状態に戻ることを意味します。
あなたがこれまで撮りためてきた大切な写真や動画、友達や家族との連絡先、メッセージのやり取りの履歴がすべて失われてしまいます。
毎日遊んでいたゲームのセーブデータや、便利に使っていたアプリも、もちろん例外ではありません。
バックアップを取っていない限り、これらのデータを元に戻すことは二度とできなくなります。
使用制限という悩みは解決するかもしれませんが、それと引き換えに失うものがとても大きいんですね。
また、スマホを再び使えるように設定し直した後、保護者の管理下にないことに気づかれてしまう可能性も高いです。
その結果、どうして初期化したのかを説明する必要が出てきたり、もっと厳しいルールが設けられたりするかもしれませんよ。
スマホを初期化して制限をリセットする方法とデメリット
スマホを初期化、つまり工場出荷時の状態に戻すことは、使用制限をリセットするための最終的な方法の一つです。
しかし、この方法にはいくつかの大きなデメリットが伴うので、実行する前によく理解しておく必要があります。
一番大きなデメリットは、やはりスマホ内のデータが完全に消去されてしまうことです。
- 全てのデータが消える
思い出の写真や動画、友達の連絡先、アプリのデータなど、全ての情報がなくなってしまいます。バックアップがなければ、二度と元には戻せません。 - 再設定に時間がかかる
初期化した後は、言語設定やWi-Fi接続、アカウントへのログインなど、一から全て設定し直す必要があり、かなりの時間がかかります。 - 保護者に気づかれる
ファミリーリンクやスクリーンタイムの管理下から外れるため、保護者にはすぐにその事実が分かってしまいます。信頼関係に影響が出るかもしれません。 - 有料コンテンツの損失
購入したアプリや音楽は再ダウンロードできますが、アプリ内課金で購入したアイテムなどが失われる可能性もあります。
このように、初期化は制限を解除できる一方で、失うものが非常に大きい方法です。
専門の解除ツールを使えば簡単にできる?
インターネット上には、「スクリーンタイムを簡単に解除できる」とうたう専門のソフトウェアやツールが存在します。
しかし、こうした非公式のツールを使用するのは、非常に多くのリスクが伴うため、絶対におすすめできません。
まず考えられるのが、ウイルスやマルウェアに感染する危険性です。
便利な解除ツールを装って、実際にはあなたのパソコンやスマホから個人情報を盗み出したり、端末を乗っ取ったりする悪質なプログラムが仕込まれているケースが後を絶ちません。
大切なアカウントのパスワードや、クレジットカード情報が盗まれてしまう可能性もゼロではありません。
また、こうしたツールは動作が不安定なものが多く、最悪の場合、スマホのシステムを破壊してしまい、二度と使えなくしてしまう「文鎮化」という状態に陥ることもあります。
お金を払って購入したのに全く機能しなかった、という詐欺のようなケースも少なくありません。
公式に提供されている安全な方法と比べて、得られるメリットよりも、個人情報流出や端末の故障といったリスクの方がはるかに大きいのです。
甘い言葉に誘われて、安易に手を出さないようにしてくださいね。
どうしても制限を解除できない場合の最終手段
いろいろな方法を試しても、どうしても使用制限を解除できない、と悩んでしまうこともありますよね。
技術的な最終手段として残されているのは、やはりスマホを初期化することですが、これにはデータが全て消えるという大きな代償が伴います。
そこで、全く違う視点からの「最終手段」を提案させてください。
それは、勇気を出して保護者の方と話し合ってみることです。
なぜ制限を解除してほしいのか、その理由を正直に、そして冷静に伝えてみるのはどうでしょうか。
例えば、「勉強に役立つこのアプリを使いたいから、その時間だけ延長してほしい」「友達との付き合いで、この時間帯だけは連絡が取れるようにしてほしい」など、具体的な理由とセットでお願いしてみるのです。
感情的に「自由にさせて!」と伝えるのではなく、「こういう理由で困っているから、ルールを少しだけ見直してほしい」という形で相談すれば、大人も真剣に耳を傾けてくれるかもしれません。
すぐに全てが解決するわけではないかもしれませんが、お互いにとって納得できる新しいルールを見つけるきっかけになる可能性があります。
リスクを冒して裏ワザを試すよりも、ずっと建設的で、より良い結果につながるかもしれませんよ。
DFUモードを使った強制解除の具体的なやり方
DFUモードは、iPhoneを最も根幹の部分から強制的に復元するための、非常に強力な手段です。
一般的なリカバリーモードよりもさらに深いレベルでシステムを入れ替えるため、スクリーンタイムなどの機能制限も完全にリセットされますが、同時にデータも完全に消去されます。
これは専門の技術者も利用する最終手段であり、手順も少し複雑で、失敗するリスクも伴うことを理解してください。
この作業にはパソコンが必須です。
- まず、iPhoneをパソコンにUSBケーブルで接続し、iTunes(古いWindows)またはFinder(Mac)を開いておきます。
- 次に、お使いのiPhoneのモデルに応じた、非常に正確なボタン操作でDFUモードを起動させます。この操作はタイミングがシビアです。
- DFUモードに成功すると、iPhoneの画面は真っ暗なまま何も表示されません。もしリンゴのマークやリカバリーモードの画面が出たら、それは失敗ですので最初からやり直してください。
- iPhoneの画面は黒いままですが、パソコン側には「リカバリーモードのiPhoneを見つけました」というメッセージが表示されます。
- 画面の指示に従って「復元」をクリックすると、iPhoneのソフトウェアとファームウェアの完全な再インストールが始まります。
この方法はiPhoneを完全に初期化するため、事前のバックアップがなければデータを元に戻すことは不可能です。
非常に高度でリスクの高い方法なので、実行は慎重に判断してください。
解除の裏ワザが失敗する原因と対処法
せっかく見つけた解除の裏ワザを試したのに、うまくいかなくてがっかりすること、ありますよね。
失敗してしまうのには、いくつかの典型的な原因が考えられます。
一番多い原因は、スマホのOSがアップデートされたことで、その裏ワザが使えなくなってしまった、というケースです。
AppleもGoogleも、セキュリティを守るために常にシステムの穴を塞ぐアップデートを行っています。昨日まで使えた抜け道が、今日にはもう通れなくなっている、ということは日常茶飯事なんです。
また、単純に手順を間違えている可能性もあります。
特にDFUモードのように、特定のボタンを特定の秒数だけ押す、といった複雑な操作は、少しタイミングがずれるだけで成功しません。
保護者の方が設定している制限のレベルが非常に高くて、アプリの削除やアカウントの変更といった、裏ワザに必要な操作自体がブロックされている場合もあります。
これらの対処法としては、まず、試そうとしている裏ワザが、お使いのOSのバージョンに対応しているかを確認することが大切です。
手順が複雑なものは、解説サイトをもう一度じっくり読んだり、動画で実際の操作を見たりして、完全に理解してから再挑戦してみましょう。
それでもうまくいかない場合は、残念ながらその方法は既に対策されてしまった可能性が高い、と考えるのが賢明かもしれません。
保護者による使用制限解除方法の裏ワザまとめ
- 保護者による使用制限はiPhoneとAndroidで解除方法が異なります。
- スクリーンタイムのパスコードは、Apple IDを使えばリセットできる場合があります。
- パスコードなしで解除する裏ワザとして、リカバリーモードでの初期化があります。
- スマホを初期化すると写真などのデータが全て消えるので注意が必要です。
- 制限解除の操作は親にバレる可能性が高く、スマホに通知が届くことが多いです。
- 専門の解除ツールはウイルス感染などの危険性があるため使用は避けましょう。
- どうしても解除できない場合は、保護者とルールについて話し合うのも一つの手です。