AQUOSの低速充電を解除する9つの対処法!原因の特定から急速充電に戻す方法まで

AQUOSの「低速充電中」という通知は、充電ケーブルやACアダプター、スマホ本体の設定を見直すことで解除できます。

多くの場合、原因はスマホ本体の故障ではなく、充電している環境に隠れているんです。

この記事では、低速充電になってしまう原因の特定方法から、誰でも簡単に試せる具体的な対処法までを順番に紹介します。

もし修理が必要になった場合の費用や窓口についても解説しています。

最後まで読めば、あなたの悩みはきっと解決に向かいますよ。

目次

AQUOSの低速充電を解除するために知っておきたい原因

スマホが低速充電になる主な原因一覧

AQUOSが低速充電になってしまう原因は、実は一つだけではありません。

スマホ本体や充電器、ケーブルなど、さまざまな要因が組み合わさっていることが多いんです。

いきなり修理に出す前に、まずは何が原因なのかをチェックしてみましょう。

主な原因は、大きく分けて以下の5つが考えられます。

  • 充電ケーブルやACアダプターの問題
  • スマホ本体のUSBポート(充電口)の汚れや故障
  • バッテリー自体の劣化
  • AQUOS本体のソフトウェアや設定の問題
  • 充電している環境(パソコンのUSBポートなど)

一番よくあるのは、充電ケーブルの内部が断線していたり、ACアダプターの出力が弱かったりするケースですね。

特に、長年同じケーブルを使っていると、見た目はきれいでも中身が傷んでいることがあります。

また、スマホの充電口にホコリが詰まっているのも意外と多い原因の一つです。

ポケットやカバンの中に入れているうちに、小さなゴミが溜まって接触不良を起こしてしまうんですね。

これらの原因は、どれか一つだけの場合もあれば、複数が関係していることもあります。

まずは落ち着いて、身近なところから一つずつ確認していくのが、解決への一番の近道ですよ。


「低速充電中」の通知が表示される条件とは

「低速充電中」という通知は、AQUOSが「もっとパワーが欲しいのに足りていないよ」と教えてくれているサインです。

これは、スマホが故障したわけではなく、受け取っている電力の量が一定の基準を下回った時に表示されるAndroidの標準機能なんですね。

具体的には、スマホが急速充電に必要とする電力(ワット数)を、ACアダプターやケーブルが供給できていない状態を指します。

この通知が表示されやすい具体的なシチュエーションは、以下の通りです。

  • パソコンのUSBポートから充電している
  • モバイルバッテリーの出力が弱い
  • 車のシガーソケット用充電器の品質が低い
  • 100円ショップなどで購入した低出力のACアダプターを使っている
  • 急速充電に非対応の古いケーブルを使っている

特にパソコンのUSBポートは、データ転送が主な目的なので、充電用に供給される電力はとても小さいんです。

そのため、充電はできても時間がかかり、「低速充電中」と表示されやすくなります。

この通知は、いわばスマホが「このままじゃ時間がかかるよ」「本来のパフォーマンスが出せないよ」と教えてくれている警告のようなもの。

見方を変えれば、スマホが自身の状態をきちんと把握して教えてくれている証拠でもあります。

このサインを見たら、まずは充電環境を見直してみるのがおすすめです。


充電ケーブルの断線や汚れを確認する方法

充電ケーブルの問題をチェックするには、「見た目の確認」と「他の機器で試す」という2つの方法が確実で分かりやすいですよ。

まずは、ケーブルをじっくり観察することから始めましょう。

一番壊れやすいのは、コネクタの根元の部分です。

この部分を指で軽く曲げてみて、中の線が見えたり、ビニールの被膜が破れていたりしたら、それが原因である可能性が非常に高いです。

また、スマホに差し込むUSB-Cコネクタの金属端子部分も見てみてください。

黒く変色していたり、ホコリや汚れが付着していたりすると、電気がうまく流れずに低速充電の原因になります。

見た目で異常がなくても、内部で断線していることもよくあります。

そんな時は、動作チェックをしてみましょう。

手順は簡単です。

  1. いつも使っている充電ケーブルで、他のスマホやタブレットなど、別の機器を充電してみる。
  2. 逆に、AQUOSを「正常に充電できる」とわかっている別のケーブルで充電してみる。

もし1で他の機器も低速充電になるなら、そのケーブルが原因です。

2でAQUOSが問題なく急速充電できた場合も、やはり元のケーブルに問題があったと判断できます。

このように、一つずつ条件を変えて試してみることで、原因を特定しやすくなりますよ。


純正品以外のACアダプター利用時の注意点

純正品以外のACアダプターを使う時は、「出力(W数)」と「安全規格(PSEマーク)」の2つを必ずチェックしてください。

これを確認しないと、低速充電になるだけでなく、スマホの故障や思わぬ事故につながる可能性もあるので注意が必要です。

まず大切なのが「出力」、つまり電気を送り出すパワーです。

AQUOSの急速充電には、「USB Power Delivery(PD)」という規格に対応したアダプターが欠かせません。

アダプターの本体をよく見ると、「出力」や「OUTPUT」といった項目に「5V/3A」や「9V/2A」のような数字が書かれているはずです。

このボルト(V)とアンペア(A)を掛け算したものがワット(W)数になり、この数字が大きいほどパワーが強いということになります。

AQUOSを快適に急速充電するなら、最低でも20W以上の出力があるアダプターを選ぶのがおすすめです。

もう一つ絶対に確認してほしいのが、「PSEマーク」です。

これは、日本の法律で定められた電気用品の安全基準をクリアした製品にだけ表示が許されているマークなんです。

ひし形や丸で囲まれた「PSE」という文字が目印ですね。

このマークがない製品は、安全性が保証されておらず、異常な発熱や発火のリスクがあります。

特にネット通販やディスカウントストアで安価に売られているものには注意が必要です。

大切なスマホを守るためにも、この2つのポイントは必ず守るようにしてくださいね。


スマホ本体のUSBポートの掃除とチェックポイント

スマホの充電口、つまりUSBポートは、意外とホコリが溜まりやすい場所です。

ここにホコリが詰まると、ケーブルが奥までしっかり刺さらずに接触不良を起こし、低速充電の原因になることがよくあります。

まずは、安全な方法でチェックと掃除をしてみましょう。

掃除を始める前に、必ずスマホの電源は切っておいてくださいね。

  1. ライトで照らして中を覗く
    スマホの充電口に、別のスマホのライトなどを当てて中をよく見てみましょう。ポケットに入れているうちに溜まった糸くずや、お菓子のクズなどが詰まっていることがあります。
  2. 安全な道具でホコリを取り除く
    ここで大切なのは、使う道具です。金属製のピンセットや安全ピンなどは、内部を傷つけたりショートさせたりする危険があるので絶対にダメですよ。
    おすすめは、カメラレンズの掃除などに使う「エアダスター」でホコリを吹き飛ばす方法です。
    もし固まったゴミがある場合は、「木製のつまようじ」や「竹串」など、電気を通さない細いもので、優しくそっとかき出すようにしてください。力を入れすぎないのがポイントです。

息を強く吹きかけるのも、湿気や唾液が中に入ってしまい故障の原因になるのでやめましょう。

掃除をしてもケーブルがグラグラしたり、カチッとはまる感覚がなかったりする場合は、ポート内部の端子が破損している可能性も考えられます。


バッテリーの劣化状況をチェックする目安

バッテリーも消耗品なので、使っているうちに少しずつ劣化していきます。

バッテリーが劣化すると、たくさんの電気を一度に受け止める力が弱まり、スマホが安全のためにあえて充電スピードを落とすことがあるんです。

ご自身のAQUOSのバッテリーがどのくらい劣化しているかは、設定画面から簡単に確認できますよ。

確認する手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. メニューの中から「バッテリー」(または「電池」)という項目をタップしてください。
  3. 次の画面で「バッテリーの状態」や「電池の健康度」といった項目を探します。(※AQUOSの機種やOSのバージョンによって表示名が少し違うことがあります)

ここに表示される「最大容量」が、新品の時と比べた現在のバッテリーの性能を示しています。

この数値が「80%」を下回っている場合は、バッテリーがかなり劣化しているサインと考えていいでしょう。

また、設定画面の数字以外にも、以下のような症状が出ていたら劣化が進んでいる可能性があります。

  • 充電の減りが以前より明らかに早くなった
  • フル充電したのに、すぐに残量が90%台に落ちる
  • 充電中に本体が触れないほど熱くなる
  • バッテリーが膨らんで背面パネルや画面が浮き上がっている(※この場合は危険なので、すぐに使用を中止してください)

これらのサインが見られたら、バッテリー交換を検討するタイミングかもしれません。


そもそもAQUOSで急速充電をするための条件

AQUOSでスピーディーな急速充電を実現するには、実は「スマホ本体」「充電ケーブル」「ACアダプター」の3つすべてが、急速充電に対応している必要があります。

この3つのうち、どれか一つでも対応していないと、その一番低い性能に合わせてしまい、結果的に低速充電になってしまうんです。

まるでチームプレーのようなものですね。

具体的に、それぞれのアイテムでどんな条件が必要か、表にまとめてみました。

アイテム必要な条件チェックポイント
スマホ本体USB PD対応ここ数年に発売されたAQUOSなら、ほとんどが対応しています。
充電ケーブルUSB PD対応ケーブルのパッケージや製品説明に「PD対応」や「60W対応」などと書かれています。
ACアダプターUSB PD対応(20W以上がおすすめ)アダプター本体に「PD」の文字や「出力:9V/2.22A」等の記載があるか確認しましょう。

よくある失敗例が、スマホとACアダプターは最新なのに、昔から使っている充電ケーブルをそのまま流用してしまうケースです。

見た目は同じUSB Type-Cでも、ケーブル内部の仕様が急速充電に対応していないと、せっかくの性能が全く活かせません。

また、100円ショップなどで売られているケーブルは、充電自体はできても急速充電(PD)には非対応のものがほとんどです。

もし低速充電で悩んでいるなら、一度、ご自身の充電グッズたちが「急速充電チーム」のメンバーとしてふさわしいか、改めて確認してみてくださいね。

AQUOSの低速充電を解除する具体的な対処法

最初に試したいスマホ本体の再起動手順

充電の調子が悪いなと感じたら、まず試してほしいのがスマホ本体の「再起動」です。

なんだかんだで、一時的なソフトウェアの不具合はこれだけで解決することが本当に多いんですよ。

目に見えないところで動いているアプリが悪さをしていたり、システムの調子が悪くなっていたりするのを、再起動が一回リセットしてくれるんですね。

やり方はとっても簡単です。

  1. 本体の右側にある電源ボタンを長押しします。
  2. 画面に「電源を切る」「再起動」といったメニューが表示されます。
  3. 「再起動」をタップするだけです。

これだけで、数分後にはスマホがリフレッシュされた状態で立ち上がってきます。

もし、画面が固まってしまって通常の再起動ができない場合は、「強制再起動」を試してみてください。

AQUOSの多くの機種では、電源ボタンと音量の上ボタンを同時に8秒以上長押しすることで、強制的に再起動がかかります。

この方法は、最終手段ではありますが、データが消えることはないので安心してください。

専門的な知識もいらず、誰でもすぐに試せる一番手軽な対処法です。

低速充電に限らず、スマホの動作が「何かおかしいな?」と感じた時の基本の”き”として覚えておくと便利ですよ。


AQUOSの充電に関する設定の見直し方

AQUOSには、バッテリーを長持ちさせるための便利な機能が備わっていますが、その機能が意図せず低速充電の原因になっていることがあります。

特に確認したいのが「インテリジェントチャージ」という機能です。

これは、バッテリーの劣化を防ぐために、充電の習慣を学習して、あえて満充電になるまでの速度を調整してくれる賢い機能なんです。

例えば、就寝中に充電することが多いと、スマホが「朝起きるまでに100%になればいいや」と判断して、ゆっくり充電することがあります。

この設定を確認・変更する手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「バッテリー」をタップします。
  3. 「インテリジェントチャージ」という項目を探してタップします。
  4. 設定がオンになっている場合は、一度オフに切り替えてみてください。

この設定をオフにして充電速度が改善されれば、これが原因だった可能性が高いですね。

ただし、この機能はバッテリーの寿命を延ばすためには有効なものです。

もし急速充電したい時だけオフにして、普段はオンにしておくといった使い分けをするのが上手な付き合い方かもしれません。

一度、ご自身のAQUOSの設定がどうなっているか、チェックしてみてください。


アプリが原因か調べるセーフモードの起動方法

いろいろ試しても原因がわからない場合、もしかしたら後から自分でインストールしたアプリが影響しているのかもしれません。

そんな時に、原因を特定するのに役立つのが「セーフモード」という機能です。

セーフモードは、スマホを購入した時に最初から入っている必要最低限のアプリだけで起動する、いわば「お試しモード」のようなものです。

この状態で低速充電が解消されるのであれば、後から入れたいずれかのアプリが原因であると特定できます。

セーフモードを起動する手順は、以下の通りです。

  1. 電源ボタンを長押しして、電源メニューを表示させます。
  2. 「電源を切る」の文字の上を、指で長押し(ロングタップ)します。
  3. 「セーフモードで再起動」という確認画面が表示されるので、「OK」をタップします。

再起動すると、画面の左下に「セーフモード」という文字が表示されます。

この状態で充電してみて、速度が元に戻るか確認しましょう。

もしセーフモードで問題が解決した場合は、原因と思われるアプリを探してアンインストールする必要があります。

最近インストールしたアプリや、バッテリー管理系のアプリなどが怪しいことが多いですね。

セーフモードを終了するには、通常通り再起動するだけで元に戻りますよ。


充電ランプが点滅・点灯しない時の意味

AQUOS本体についている小さな充電ランプ(通知LED)は、ただ光っているだけではなく、色や光り方でスマホの状態を教えてくれています。

このランプの意味を知っておくと、問題の切り分けに役立ちますよ。

基本的には、充電中のバッテリー残量に応じて色が変わるようになっています。

ランプの状態示している意味
赤色に点灯充電中(バッテリー残量が14%以下など、少ない状態)
黄色に点灯充電中(バッテリー残量が15%〜89%など、中程度の状態)
緑色に点灯充電完了(バッテリー残量が90%以上)
赤色に点滅充電異常(本体温度の異常、バッテリーの異常など)
消灯充電されていない、または設定でオフになっている

一番注意したいのが「赤色の点滅」です。

これは、スマホ本体が熱すぎたり冷たすぎたりして、安全のために充電をストップしているサインかもしれません。

あるいは、バッテリー自体に深刻な問題が起きている可能性も考えられます。

もし赤く点滅していたら、一度充電ケーブルを抜いて、スマホを常温の場所にしばらく置いてから再度試してみてください。

それでも改善しない場合は、故障の可能性が高いです。

また、ランプが全く点灯しない場合は、そもそも電気が供給されていない状態です。

ケーブルやアダプター、コンセントに問題がないか確認してみましょう。


充電が全くできない場合の切り分け方

低速どころか、充電が全くできなくなってしまった時は、慌てずに一つずつ原因を切り分けていくことが大切です。

問題が「スマホ本体」にあるのか、それとも「充電グッズ」にあるのかをはっきりさせましょう。

以下のチェックリストを上から順番に試してみてください。

  1. コンセントを変えてみる
    まずは基本ですが、ACアダプターを今挿しているコンセントから抜いて、別の場所のコンセントに挿してみましょう。意外と延長コードやタップが原因のこともあります。
  2. ACアダプターを変えてみる
    もし他にACアダプターがあれば、それに交換して充電できるか試します。
  3. 充電ケーブルを変えてみる
    ケーブルは消耗品なので、見た目はきれいでも内部で断線していることがよくあります。正常に使えるとわかっている別のケーブルで試してみましょう。
  4. 他の機器を充電してみる
    これが一番確実な切り分け方法です。いつも使っているACアダプターとケーブルのセットで、家族のスマホやタブレットなど、他の機器が充電できるか確認してください。

この4番目のステップで他の機器が問題なく充電できるなら、残念ながら原因はAQUOS本体側にある可能性が非常に高いです。

逆に、他の機器も充電できないのであれば、原因はACアダプターかケーブルのどちらかにあると判断できます。

このように一つずつ試すことで、無駄な出費を防ぎ、的確に次の対処法へ進めますよ。


AQUOS senseシリーズ特有の充電トラブルと口コミ

AQUOSの中でも特に人気の高い「sense」シリーズは、利用者が多い分、様々なトラブル報告や口コミが集まりやすいです。

低速充電に関しても、senseシリーズ特有の傾向が見られることがあります。

ネット上の口コミなどでよく見られるのは、以下のようなケースです。

  • 「ソフトウェアをアップデートしたら、急に低速充電になった」
  • 「純正の充電器(ACアダプター)じゃないと、充電が不安定になることがある」
  • 「sense6やsense7で、USBポートの接触がだんだん甘くなってきた気がする」
  • 「特定のモバイルバッテリーとの相性が悪いみたい」

特に、OSのアップデートがきっかけで充電の挙動が変わった、という声は少なくありません。

これは、新しいOSでバッテリー保護のロジックが変更されたり、一時的なバグが発生したりすることが原因と考えられます。

もしアップデート後に調子が悪くなった場合は、メーカーから修正のアップデートが出ていないか確認してみるのも一つの手です。

また、senseシリーズはコストパフォーマンスが高いモデルのため、充電器が付属していないことが多いですよね。

そのため、ユーザーが様々な充電器を使うことになり、結果として相性問題が起きやすいという側面もあるかもしれません。

これらの口コミは、全ての端末に当てはまるわけではありませんが、「自分だけじゃないんだ」と知るだけでも少し安心できます。

もしお使いの機種がsenseシリーズなら、一度「(自分の機種名) 低速充電」などで検索してみると思わぬ解決策が見つかることもありますよ。


自分で試しても改善しない場合は故障の可能性

これまで紹介した対処法をすべて試しても、低速充電が全く改善しない…。

その場合は、残念ながらスマホ本体のどこかが物理的に故障している可能性が高いと考えられます。

ユーザー自身で対処できるのは、ソフトウェアの設定や、ケーブルなどの周辺機器の問題までです。

本体内部の部品が原因となると、専門家による修理が必要になります。

故障が考えられる主な箇所は以下の通りです。

  • USBポート(充電口)の内部破損
    毎日のようにケーブルを抜き差しするため、内部の端子が摩耗したり、破損したりすることがあります。掃除をしてもケーブルがグラつく場合は、この可能性が高いです。
  • バッテリー自体の故障
    劣化が進み、正常に電気を受け取れなくなっている状態です。バッテリーが膨張している場合は特に危険なので、すぐに使用を中止してください。
  • 本体基板の充電制御回路の故障
    電気の流れをコントロールしている、スマホの心臓部とも言えるパーツの故障です。こうなると、部品の交換が必要になります。

これらの故障は、見た目では判断がつきません。

自分で分解しようとすると、かえって状態を悪化させてしまったり、メーカー保証の対象外になったりするリスクがあります。

「ここまでやってもダメなら、プロに任せよう」と切り替えることも大切ですよ。


AQUOSの修理を依頼する際の費用と窓口

いろいろ試しても直らない場合、最後の手段はプロによる修理です。

AQUOSの修理を受け付けてくれる正規の窓口は、主に2つあります。

修理の依頼先特徴
契約している携帯キャリアドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどのキャリアショップ。代替機を借りやすいのがメリットです。
メーカー(シャープ)シャープの公式サイトから申し込む「AQUOSスマホ修理サポート」。SIMフリーモデルなどはこちらになります。

気になる修理費用は、お使いのスマホが保証の対象かどうかで大きく変わってきます。

例えば、ドコモの「ケータイ補償サービス」のような有料の補償サービスに加入している場合は、数千円程度の負担で済むことがほとんどです。

一方で、保証期間が過ぎていたり、保証対象外だったりすると、修理費用は全額自己負担となります。

費用の目安としては、以下の通りです。

  • バッテリー交換:約10,000円〜20,000円
  • USBポートの修理:約15,000円〜30,000円
  • 基板修理:30,000円以上〜

修理を依頼する前に、必ずやっておいてほしいのが「データのバックアップ」です。

修理の過程でデータが初期化されてしまう可能性が非常に高いため、連絡先や写真など、大切なデータは必ずSDカードやクラウドに保存しておきましょう。

修理には1〜2週間ほど時間がかかることが多いので、その間の連絡手段も考えておくと安心ですね。

AQUOSの低速充電を解除するまとめ

  • 低速充電の主な原因は、充電ケーブルやACアダプター、USBポートの汚れです。
  • AQUOSを急速充電するには、本体・ケーブル・アダプターの3つがPD対応である必要があります。
  • 簡単な対処法として、まずはスマホ本体の再起動を試してみましょう。
  • ケーブルの断線やUSBポートのホコリも原因になるため、掃除や交換で改善することがあります。
  • バッテリーの劣化が進むと充電速度が落ちるため、設定から最大容量を確認してください。
  • それでも解除できない場合は、セーフモードでアプリの影響を調べるのが有効です。
  • 全ての対処法を試しても直らない場合は故障の可能性が高く、キャリアやメーカーへの修理相談が必要です。
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