AQUOSはどこの国のブランド?シャープと鴻海の関係から製造国、日本製との違いまで紹介

AQUOSは日本の電機メーカー「シャープ」が展開するブランドです。

ただし、2016年からは台湾の「鴻海(ホンハイ)精密工業」が親会社となっており、製品の多くは海外で製造されています。

「日本製だと思っていた」「台湾の企業になって品質は変わったの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、AQUOSブランドの現在の立ち位置を明確にし、スマホやテレビがどこで作られているのか、その品質や評判まで詳しくお伝えします。

これを読めば、AQUOS製品の「今」がすっきりと分かります。

目次

AQUOSはどこの国のブランドなのかを解説

AQUOSブランドを展開するシャープの概要

AQUOS(アクオス)は、日本の大手電機メーカーであるシャープ株式会社が展開しているブランドです。

シャープは1912年に早川徳次氏によって創業された、100年以上の歴史を持つ企業なんですよ。

もともとは「シャープペンシル」を発明したことで知られていますが、その後はラジオやテレビ、白物家電など、私たちの生活に身近な製品を数多く生み出してきました。

本社は大阪府堺市にあり、日本の技術力を代表する企業の一つとして、長年にわたり国内の家電業界をリードしてきた存在です。

AQUOSブランドが誕生したのは2001年のこと。

液晶テレビのブランドとしてスタートし、「世界の亀山モデル」というキャッチフレーズで一躍有名になりましたね。

現在ではテレビだけでなく、スマートフォンやタブレット、オーディオ機器など、幅広い製品ラインナップでAQUOSブランドが使われています。

特にスマートフォンのAQUOSは、省エネ性能に優れたIGZO液晶ディスプレイや、おサイフケータイ、防水・防塵機能など、日本のユーザーに嬉しい機能が充実しているのが特徴です。

このように、AQUOSは紛れもなく日本の企業であるシャープが生み出した、日本生まれのブランドなんです。

AQUOSの親会社はどの企業?

AQUOSブランドを持つシャープの親会社は、台湾に本社を置く鴻海(ホンハイ)精密工業という企業です。

「フォックスコン」という社名の方が、聞き馴染みがあるかもしれませんね。

鴻海精密工業は、電子機器の受託製造サービス(EMS)を行う企業としては世界最大手として知られています。

具体的には、AppleのiPhoneやiPad、ソニーのPlayStation、任天堂のNintendo Switchなど、世界的に有名な製品の製造を数多く手掛けているんですよ。

つまり、製品の企画や開発は他社が行い、鴻海がその生産を請け負うというビジネスモデルで大きな成功を収めている会社なんです。

そんな世界的な製造技術を持つ鴻海が親会社になったことで、シャープの生産効率やコスト競争力は大きく向上したと言われています。

シャープがこれまで培ってきた液晶技術や家電開発のノウハウと、鴻海のグローバルな生産・調達力が組み合わさった形ですね。

「外資系の傘下」と聞くと少し寂しい気持ちになるかもしれませんが、日本の技術と台湾の生産力が融合した、新しいものづくりの形と見ることもできます。

シャープとしての独立した経営はある程度維持しつつ、巨大なグループの一員として安定した基盤の上で製品開発が続けられています。

シャープはいつ台湾の鴻海(ホンハイ)に買収された?

シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったのは、2016年8月のことです。

この年の8月12日に、鴻海がシャープの株式の約66%を取得し、子会社化が正式に完了しました。

当時のシャープは、液晶パネル事業への巨額投資がうまくいかず、厳しい経営状況に陥っていました。

そこで、経営再建のために複数の企業と交渉していましたが、最終的に支援を決定したのが鴻海だったんです。

買収額は約3,888億円と発表されており、日本の大手電機メーカーが海外企業に買収されるというニュースは、当時は大きな話題となりました。

この買収によって、シャープの経営は大きく変わることになります。

鴻海から派遣された新しい経営陣のもとで、徹底したコスト削減や経営の効率化が進められました。

その結果、一時は赤字に苦しんでいたシャープの業績は、V字回復を遂げることになります。

AQUOSブランドの製品開発も、この新しい体制のもとで続けられています。

買収から数年が経ち、現在では鴻海グループのグローバルなネットワークや購買力を活かしながら、シャープ独自の技術を盛り込んだ製品が次々と生み出されています。

日本の電機業界にとって大きな転換点となった出来事でしたが、AQUOSブランドが存続し、今も新しい製品が私たちの手元に届く背景には、こうした経緯があったのですね。

AQUOSがどこの国で製造されているかを紹介

AQUOSスマホは本当に日本製?

AQUOSスマホが「本当に日本製か」と聞かれると、答えは「一部は日本で、多くは海外で製造されている」というのが実情に近いです。

かつてのように、すべての部品を日本で作り、組み立てまで国内で完結する「純日本製」のスマホは、現在ではほとんど存在しません。

これはAQUOSに限らず、多くのスマホメーカーに共通することです。

スマホの中には、CPUやメモリ、カメラセンサーなど、世界中の様々な国の企業が作った高性能な部品が詰まっています。

これらの部品を海外から調達し、人件費などのコストが比較的安い海外の工場で組み立てるのが、現在の主流な生産スタイルなんです。

ただし、AQUOSスマホの場合、製品の企画や設計、開発といった頭脳の部分は、主に日本のチームが担当しています。

また、最終的な品質チェックや、日本市場向けの細かな調整なども国内で行われることが多いです。

そのため、「企画・設計は日本、製造・組み立ては海外」という分業体制になっていると理解するのが良いでしょう。

「Made in Japan(日本製)」という表記は難しくても、「Designed & Engineered in Japan(日本の技術で設計された)」という魂が込められている、と考えるとしっくりくるかもしれませんね。

AQUOSテレビの生産国はどこ?

AQUOSテレビの現在の主な生産国は、中国やマレーシアなどの海外です。

かつて「世界の亀山モデル」として一世を風靡した頃は、三重県の亀山工場でパネルからテレビの組み立てまで一貫して行う「メイド・イン・ジャパン」を象徴する存在でした。

しかし、テレビ市場の価格競争が激しくなる中で、シャープも生産体制を見直し、コストを抑えられる海外での生産にシフトしていきました。

特に、親会社である鴻海(ホンハイ)は世界中に巨大な生産拠点を持っているため、そのネットワークを活用して効率的に生産を行っています。

そのため、現在お店で売られているAQUOSテレビの多くは、海外の工場で組み立てられたものになっています。

ただし、誤解してはいけないのは、画質の心臓部となる技術開発は今も日本国内で行われているという点です。

例えば、高画質エンジンである「Medalist」の開発や、液晶パネルの性能を最大限に引き出すための映像処理技術などは、日本のエンジニアたちが中心となって研究開発を続けています。

つまり、組み立てを行う場所は海外であっても、AQUOSテレビならではの美しい映像美を生み出す頭脳や技術は、しっかりと日本で育まれているんですね。

生産国は海外でも、画質の設計思想は「日本製」と言えるかもしれません。

AQUOS製品の現在の製造拠点一覧

AQUOSブランドの製品は、現在、世界中の様々な拠点で製造されています。

親会社である鴻海(ホンハイ)グループのグローバルな生産網を活用し、製品の種類や特性に応じて最適な場所で生産する体制が整えられています。

以下に、主な製造拠点をまとめました。

製品カテゴリ主な製造拠点(国・地域)備考
スマートフォン台湾、ベトナムなど企画・開発は日本。鴻海の工場で製造されることが多い。
テレビ中国、マレーシア、メキシコなどグローバルモデルは海外生産が中心。日本国内での開発も継続。
白物家電(冷蔵庫・洗濯機)タイ、中国などアジア市場向けの製品は、現地のニーズに合わせて生産。
ディスプレイパネル中国、台湾など鴻海グループの巨大なパネル工場で生産されることが多い。

このように見ると、スマートフォンやテレビといった主要なAQUOS製品の多くが、海外の拠点で生産されていることがわかります。

これは、世界中の企業と競争していくために、コストパフォーマンスを高めることが非常に重要だからです。

一方で、日本国内にも工場は残っています。

例えば、栃木県にある矢板工場では、超高精細な映像技術の研究開発や、一部の業務用ディスプレイなどの生産が行われています。

製品の心臓部となる最先端技術は日本で生み出し、量産は海外の拠点で効率的に行う、という役割分担がされているんですね。

最新モデルAQUOS Rシリーズの製造国について

AQUOSスマホのフラッグシップモデルである「AQUOS Rシリーズ」は、企画・開発・設計を日本で行い、製造は主に台湾の工場で行われています。

Rシリーズは、シャープが持つ最新の技術を惜しみなく投入した、高性能なハイエンドモデルとして知られていますね。

最新のCPUを搭載し、カメラ性能やディスプレイの美しさに徹底的にこだわった製品です。

こうした最先端のスマホを形にするためには、非常に高度な製造技術と精密な組み立てが求められます。

そこで活躍するのが、親会社である鴻海(ホンハイ)が持つ、世界トップクラスの生産能力です。

鴻海は長年、AppleのiPhoneをはじめとする世界中のスマホを製造しており、そのノウハウは計り知れません。

シャープの日本の技術者たちが設計した複雑な内部構造やデザインを、高い品質を保ちながら大量生産できるのは、鴻海の製造技術があってこそと言えるでしょう。

つまり、AQUOS Rシリーズは、シャープの「開発力」と鴻海の「製造力」という、日台の強みが融合して生まれた製品なのです。

日本のユーザーのニーズを深く理解した企画と、それを形にする世界最高水準の工場。

この二つが組み合わさることで、魅力的なAQUOS Rシリーズが私たちの手元に届けられています。

AQUOS senseシリーズはどこで作られている?

多くのユーザーに支持されているスタンダードモデル「AQUOS senseシリーズ」も、企画や設計は日本で行い、実際の製造は海外の工場が担っています。

senseシリーズは、手頃な価格でありながら、バッテリー持ちの良さやおサイフケータイ、防水機能など、ユーザーが「欲しい」と感じる機能をしっかり押さえているのが人気の理由ですよね。

この「ちょうどいい」バランスを実現するために、コスト管理は非常に重要になります。

そのため、部品の調達や組み立ては、コスト競争力に優れた海外の拠点を活用するのが最も効率的なんです。

具体的には、親会社である鴻海(ホンハイ)グループが持つ、ベトナムなどの工場で生産されることが多いと言われています。

日本で企画された「こういうスマホが欲しい」という想いを、海外の工場で形にしているイメージですね。

多くの人が手に取りやすい価格で提供するために、グローバルな生産体制を活かしているのです。

ただし、senseシリーズが日本市場でこれだけ人気なのは、単に安いからだけではありません。

日本のユーザーの生活習慣を細かく分析し、「こういう機能があれば便利だろうな」という視点で企画されている点が大きいでしょう。

製造国は海外でも、その根底には日本のユーザーに寄り添う「おもてなし」の心が込められている、と言えるかもしれませんね。

日本におけるシャープの組み立て工程とは

現在、AQUOSスマートフォンの最終的な組み立て工程のほとんどは海外の工場で行われていますが、日本国内の工場も非常に重要な役割を担っています。

特に、品質管理に関する最終的なチェックや、修理・サポートといった工程は、今も日本の拠点が中心となって行っています。

例えば、海外の工場で組み立てられた製品が日本に届いた後、抜き取り検査などを行い、日本の厳しい品質基準をクリアしているかを厳しくチェックします。

万が一、初期不良などが見つかった場合に、その原因を究明し、海外の製造ラインにフィードバックするのも日本の技術者の大切な仕事です。

また、ユーザーがスマホを落として画面を割ってしまったり、調子が悪くなったりした際の修理対応も、国内のサービスセンターで行われます。

海外メーカーの製品だと修理に時間がかかったり、対応がスムーズでなかったりすることがありますが、AQUOSなら国内で迅速に対応してもらえる安心感がありますね。

つまり、量産としての「組み立て」は海外がメインですが、製品の信頼性を担保する「品質保証」や、購入後の「アフターサービス」という面で、日本の拠点がしっかりと機能しているのです。

目に見える組み立て作業だけでなく、こうした見えない部分での工程が、AQUOSブランドへの信頼を支えている大切な要素と言えるでしょう。

AQUOSスマホの品質や評判はどう?

AQUOSスマホの品質や評判は、全体的に「堅実で安心して使える」という声が多いです。

特に評価されているポイントをいくつかご紹介しますね。

まず、バッテリー性能の高さが挙げられます。

省エネ性能に優れたIGZO液晶ディスプレイと、大容量バッテリーの組み合わせにより、「電池が長持ちする」という口コミは非常に多く見られます。

外出先でスマホをよく使う人にとっては、とても心強いポイントですよね。

次に、ディスプレイの美しさです。

液晶のシャープと言われるだけあって、発色が良く、動画や写真がキレイに見えるという評価が定着しています。

また、日本のユーザーに嬉しい機能が充実している点も、評判の良さにつながっています。

ほとんどのモデルで「おサイフケータイ」や「防水・防塵性能」に対応しているため、日常生活でとても便利に使うことができます。

一方で、海外の高性能なスマホと比較すると、処理性能やカメラ性能が少し物足りないという意見もあります。

最新の3Dゲームを最高画質で楽しみたい、といったヘビーユーザーからは、少しパワー不足を感じるという声も聞かれます。

とはいえ、一般的な使い方、例えばSNSや動画視聴、ネット検索などでは全く問題なく快適に動作します。

派手さはないけれど、毎日使う道具として信頼できる。それがAQUOSスマホの品質と評判だと言えそうですね。

AQUOS製品のサポート体制について

AQUOS製品のサポート体制は、国内メーカーならではの手厚さが魅力です。

万が一、製品が故障してしまったり、使い方がわからなくなったりした時でも、安心して相談できる窓口が整えられています。

まず、電話やWebサイトを通じたサポート窓口が充実しています。

専門のスタッフが丁寧に対応してくれるので、スマホの操作に不慣れな方でも安心です。

チャット形式で気軽に質問できるサービスも用意されていて、待ち時間なく疑問を解決できるのは嬉しいポイントですね。

また、修理が必要になった場合も、国内に修理拠点があるため、対応がスピーディーです。

海外メーカーの製品だと、修理のために海外へ送らなければならず、何週間も手元から離れてしまうことがありますが、AQUOSならその心配が少ないでしょう。

一部の携帯キャリアショップでは、代替機を貸し出してくれるサービスもあります。

さらに、「モバイル補償」といった有料オプションに加入していれば、画面割れや水濡れなどの万が一のトラブルの際にも、少ない自己負担で修理や交換をしてもらえます。

こうしたきめ細やかなサポート体制は、製品を企画・販売しているのが日本の企業であるシャープだからこそ実現できる強みです。

製品そのものの性能だけでなく、購入した後も長く安心して使い続けられる。

このサポート体制が、AQUOSブランドを選ぶ大きな理由の一つになっていることは間違いありません。

【比較】Xperiaはどこの国のブランド?

Xperia(エクスペリア)は、日本のソニーグループ株式会社が展開するブランドです。

AQUOSと同じく、日本を代表する電機メーカーが生み出した、日本生まれのブランドということになりますね。

ソニーは、ウォークマンやプレイステーションなど、革新的な製品で世界を驚かせてきた企業として有名です。

その技術力はXperiaにも注ぎ込まれており、特にカメラ性能やオーディオ、ディスプレイ技術には定評があります。

例えば、ソニーのデジタルカメラ「α(アルファ)」で培われた最先端のカメラ技術が搭載されていたり、高音質な音楽が楽しめるハイレゾ再生に対応していたりと、エンターテイメント機能に強いのが大きな特徴です。

製造に関しては、AQUOSと同様にグローバルな体制が敷かれており、タイなどの海外工場で生産されています。

しかし、製品の企画開発や設計、そしてソニーならではの独自技術は、日本のエンジニアたちが中心となって手がけています。

AQUOSが「省エネ性能」や「生活に便利な機能」で評価されているのに対し、Xperiaは「カメラ」や「音楽・映像体験」といったエンタメ性能で個性を発揮していると言えるでしょう。

どちらも日本の技術力が光る、魅力的なスマホブランドですね。

【比較】OPPOはどこの国のブランド?

OPPO(オッポ)は、中国に本社を置く広東欧珀移動通信有限公司が展開するスマートフォンブランドです。

2018年に日本市場に本格参入して以来、急速にシェアを伸ばしている人気のブランドですね。

OPPOの最大の魅力は、なんといってもコストパフォーマンスの高さにあります。

比較的手に取りやすい価格帯の製品が多いにもかかわらず、デザイン性が高かったり、急速充電技術が優れていたりと、価格以上の価値を感じさせる製品作りが非常に上手です。

特に、短時間でバッテリーをフル充電できる「VOOC(ヴォーク)」という独自の急速充電技術は、多くのユーザーから高く評価されています。

また、カメラ機能にも力を入れており、AIを活用して人物の肌をきれいに見せる「ビューティー機能」などが充実しているのも特徴です。

AQUOSやXperiaが、おサイフケータイや防水といった日本市場向けの機能を重視しているのに対し、OPPOはグローバルで評価されている機能を武器にしています。

ブランドの国籍で言うと、AQUOSやXperiaが「日本」であるのに対し、OPPOは「中国」です。

それぞれのお国柄や企業の得意分野が、製品の個性となって表れているのが面白いですね。

日本の堅実なものづくりと、中国のスピード感とコスト競争力。

スマホを選ぶ際には、こうしたブランド背景の違いも参考にしてみると良いかもしれません。

今後のAQUOSブランドの展開予測

今後のAQUOSブランドは、親会社である鴻海(ホンハイ)グループとの連携をさらに深め、よりグローバルな視点での製品開発が進んでいくと予測されます。

一つは、鴻海グループの immense な購買力と生産能力を活かした、さらなるコスト競争力の強化です。

世界中から高品質な部品をより安く調達し、効率的な生産ラインで組み立てることで、高性能でありながら価格を抑えた、魅力的な製品が期待できます。

これは特に、競争の激しいAQUOS senseシリーズのようなミドルレンジのスマホにおいて、大きな強みとなるでしょう。

もう一つは、シャープ独自の技術と鴻海グループが持つ技術の融合です。

例えば、シャープが長年培ってきた省エネ液晶技術「IGZO」と、鴻海グループが持つ最先端のディスプレイ技術を組み合わせることで、これまでにない新しいディスプレイが生まれるかもしれません。

また、鴻海グループは電気自動車(EV)の分野にも力を入れているため、将来的にはAQUOSの技術が車載ディスプレイなどに応用されていく可能性も考えられます。

もちろん、これまで通り日本のユーザーに寄り添った製品開発も継続されるはずです。

おサイフケータイや防水機能といった、日本の生活に欠かせない機能は維持しつつ、グローバルな技術トレンドを取り入れた製品展開が進むでしょう。

「日本の魂」を持ったまま、世界の大きな舞台で戦っていく。それがこれからのAQUOSブランドの姿かもしれませんね。

AQUOSはどこの国かのまとめ

  • AQUOSは、日本のシャープ株式会社が展開する、日本生まれのブランドです。
  • 2016年にシャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されたため、親会社は台湾企業です。
  • AQUOSスマホの製造国は、企画・設計は日本ですが、組み立ては台湾やベトナムなど海外で行われています。
  • AQUOSテレビも、現在は中国やマレーシアなどの海外工場で主に生産されています。
  • 多くの製品は厳密な「日本製」ではありませんが、日本の技術や品質管理基準が生かされています。
  • 品質や評判は高く、特にバッテリー性能やディスプレイの美しさ、手厚い国内サポート体制が魅力です。
  • 比較されるXperiaは同じく日本のソニー、OPPOは中国のブランドで、それぞれ強みが異なります。
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