Apple Watchバッテリー確認方法と最大容量の目安!寿命や交換のサイン

Apple Watchのバッテリー残量はコントロールセンターで、寿命に関わる最大容量は設定アプリから数値で確認できます。

iPhoneのウィジェットを使えば、手元でスマホを見るだけで複数の機器の電池状況をまとめて管理することも可能です。

一般的に最大容量が80%を下回ると劣化のサインであり、3年程度での交換や修理が必要になるケースが多くなります。

この記事では、日々の残量チェックから、長く使うための節約設定、いざという時の修理費用までを分かりやすく紹介します。

まずはご自身のWatchが今どのくらい元気な状態なのか、正しい手順で診断してみましょう。

目次

Apple Watchのバッテリーを確認する方法とiPhoneで残量を表示する手順

コントロールセンターで残量を即座に見る操作

Apple Watchの電池があとどれくらい残っているか知りたいとき、一番手っ取り早いのはコントロールセンターを開くことです。

操作はとてもシンプルで、サイドボタンを一度カチッと押すだけなんですよ。

画面にメニューが表示されるので、そこにあるパーセント(%)の数字を探してみてください。

それが現在のバッテリー残量になります。

もし古いモデルやOSを使っている場合は、画面の下から上へ指をスワイプすることで同じメニューが出せますよ。

自分のWatchがどのタイプか試してみるとすぐに分かるはずです。

文字盤に常に表示させておく方法

毎回ボタンを押すのが面倒だなと感じるなら、文字盤に最初から表示させておくのがおすすめです。

これを「コンプリケーション」と呼ぶのですが、時計を見るだけで残量がわかるので本当に便利なんですよね。

設定も難しくありません。

  1. 文字盤を長押しして「編集」をタップします。
  2. 左右にスワイプして、丸や四角の枠が表示される画面にします。
  3. 変更したい枠をタップし、Digital Crown(リューズ)を回して「バッテリー」を選びます。
  4. Digital Crownを押し込めば設定完了です。

これで、時間を確認するついでに電池の減り具合もチェックできるようになります。

外出先で「あとどれくらい保つかな?」と不安になることも減りますよ。

充電中に確認する場合

充電器に乗せているときは、画面上にある緑色の雷マークをタップしてみてください。

すると、現在の充電レベルが大きく表示されます。

円グラフのような形であとどれくらいで満タンになるかが視覚的にわかるので、お出かけ前の忙しい時間にはここを見ると良いですね。

まずはこの基本操作を覚えておけば、日常使いで困ることはほとんどありません。

iPhoneのウィジェットに追加して管理する設定

Apple Watchをつけていない時や充電中に、手元のiPhoneから電池残量を確認したいこともありますよね。

そんな時は、iPhoneのホーム画面に「バッテリーウィジェット」を置いておくとすごく便利です。

わざわざ時計の画面をのぞき込まなくても、スマホを開くだけでパッと確認できるようになりますよ。

ホーム画面への追加手順

iPhoneの操作に慣れている方なら、設定はあっという間に終わります。

以下の手順で進めてみてくださいね。

  1. iPhoneのホーム画面の何もないところを長押しします。
  2. アプリがプルプル震え出したら、左上の「+」マークをタップします。
  3. 「ウィジェットを検索」という窓に「バッテリー」と入力するか、リストから探して選択します。
  4. 好きなサイズ(形)を選んで「ウィジェットを追加」をタップします。
  5. 最後に右上の「完了」を押せばOKです。

これだけで、ホーム画面にApple Watchの電池残量が表示されるようになります。

複数の機器をまとめて管理できる

このウィジェットの良いところは、Apple Watchだけでなく、AirPodsやiPhone本体の電池も一覧で見られる点です。

「時計の充電は大丈夫だけど、イヤホンの充電がない!」なんてうっかりミスも防げますよね。

サイズを大きめのものにしておけば、それぞれの機器の名前とパーセントがリストで見られるので、ガジェット好きにはたまりません。

ロック画面にも配置可能

さらに便利なのが、ロック画面への配置です。

iPhoneを持ち上げて画面を点灯させるだけで、ロックを解除せずにApple Watchの残量が確認できます。

朝の支度中など、手が離せない時にサッと見るのに最適ですよ。

ライフスタイルに合わせて、自分が一番見やすい場所に配置してみてくださいね。

数値が表示されない場合の原因と再起動手順

せっかく確認しようとしたのに、なぜかバッテリーの数値が表示されないことや、データが反映されないことがあります。

壊れたのかな?と不安になるかもしれませんが、ほとんどの場合は一時的な通信エラーやシステムのご機嫌斜めが原因です。

まずは落ち着いて、基本的な対処法を試してみましょう。

まず試したい再起動の手順

電子機器の調子が悪い時は、再起動をするのが一番の特効薬になります。

Apple WatchとiPhone、両方の電源を一度切って入れ直してみてください。

Apple Watchの再起動方法は以下の通りです。

  1. サイドボタンを長押しします。
  2. 画面右上の電源マークをタップします。
  3. 「電源オフ」のスライダを右にドラッグして電源を切ります。
  4. 画面が消えたら、もう一度サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押しします。

これだけでシステムがリフレッシュされて、正しく表示されるようになることが多いんですよ。

ペアリングの接続を確認する

再起動しても直らない場合は、iPhoneとの接続がうまくいっていない可能性があります。

iPhoneのBluetoothがオフになっていないか確認してみてください。

また、コントロールセンターの上部に赤いiPhoneアイコンや「×」マークが出ていたら、接続が切れているサインです。

その場合は、iPhoneとApple Watchを近づけてみたり、機内モードを一度オンにしてからオフに戻したりすると再接続されることがあります。

OSのバージョンもチェック

意外と盲点なのが、OSのアップデート忘れです。

iPhoneのiOSやApple WatchのwatchOSが古いと、うまく連携が取れなくなることがあります。

設定アプリから「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進んで、未適用の更新がないか見てみてくださいね。

常に最新の状態にしておくことが、トラブルを防ぐ秘訣です。

フル充電されないトラブルの解決策

寝ている間に充電しておいたのに、朝起きたら「80%」で止まっていた、なんて経験はありませんか?

故障を疑う前に確認してほしいのが、Apple Watchに搭載されている「バッテリー充電の最適化」という機能です。

これは電池の劣化を防ぐための親切な機能なのですが、満タンまで充電したい時にはちょっと困りますよね。

最適化機能の仕組み

リチウムイオン電池は、ずっと100%の状態で充電し続けると寿命が縮まりやすくなります。

そこでApple Watchは、あなたの生活リズムを学習して、「使い始める直前」に合わせて残りの20%を充電するように調整してくれるんです。

つまり、80%で止まっているのは故障ではなく、バッテリーを長持ちさせようとしてくれている証拠なんですよ。

機能をオフにして満充電する方法

とはいえ、今日は長時間外出するから朝一番で100%にしておきたい、という日もありますよね。

そんな時は、一時的にこの機能をオフにすることができます。

  1. Apple Watchの「設定」アプリを開きます。
  2. 下にスクロールして「バッテリー」を選びます。
  3. さらに「バッテリーの状態」をタップします。
  4. 「バッテリー充電の最適化」のスイッチをオフにします。

ここで「明日までオフにする」を選べば、次の日には自動でまたオンに戻るので、切り忘れの心配もありません。

充電器やケーブルの汚れもチェック

もし設定が原因ではない場合は、物理的な接触不良かもしれません。

Apple Watchの裏面や充電器の磁気面に、皮脂やホコリがついていませんか?

柔らかい布でサッと拭き取るだけで、充電スピードが戻ることもよくあります。

また、使っているアダプタの出力が弱いと時間がかかることもあるので、iPad用などの少し強めの充電器を使ってみるのも一つの手ですよ。

Apple Watchのバッテリーを確認して最大容量から寿命を判断する目安

設定アプリから最大容量を調べるステップ

自分のApple Watchが今どれくらい健康なのかを知るには、「最大容量」という数字を確認するのが一番確実です。

この数字は、新品の時を100%とした場合に、今現在どれくらいの電気を蓄えられるかを示しています。

確認はiPhoneを使わなくても、Apple Watch単体で簡単にできますよ。

手元でササッと操作できるので、以下の手順を試してみてください。

  1. Apple Watchのホーム画面(アプリが丸く並んでいる画面)から、歯車マークの「設定」をタップします。
  2. メニューを下にスクロールして、「バッテリー」という項目を探してタップします。
  3. バッテリーの残量グラフが表示されますが、さらに下へスクロールします。
  4. 「バッテリーの状態」という項目があるので、そこをタップします。
  5. 画面に表示される「最大容量」の横にあるパーセント(%)を確認してください。

これが、あなたのApple Watchの今の健康状態を表す成績表のようなものです。

もしここが「90%」なら、満タンまで充電しても新品の時の9割しか使えないということになります。

定期的にチェックする習慣を

この数字は毎日見る必要はありませんが、季節の変わり目や「最近減りが早いな」と感じた時に確認すると良いでしょう。

数字が急激に減ることは稀ですが、半年で数パーセント減るのは普通のことです。

あまり神経質にならずに、目安として捉えておいてくださいね。

長く使っていると徐々に数字が下がっていきますが、それはあなたが愛用している証でもあります。

まずは今の自分の時計がどんな状態か、一度チェックしてみることから始めましょう。

80パーセント以下が意味する交換のサイン

バッテリーの状態を確認したとき、もし最大容量が「80%」を下回っていたら、そろそろバッテリー交換を考えるタイミングです。

Apple公式でも、この80%という数字を一つの大きな区切りとして設定しています。

では、なぜ80%が重要なのでしょうか。

それは、これより下がると急に使い勝手が悪くなることが多いからです。

80%以下で起きる不具合

数字の上ではまだ8割も残っているように見えますが、リチウムイオン電池の特性上、実際の使用感はもっと厳しくなります。

具体的には以下のような症状が出やすくなります。

  • 朝100%で出かけたのに、夕方には電池が切れてしまう
  • 動作がなんとなくカクカクしたり、アプリの起動が遅くなったりする
  • 突然電源が落ちてしまい、再起動が必要になる

こうなると、時計としての信頼性が下がってしまい、安心して使えなくなってしまいますよね。

重要なメッセージが表示される

最大容量が80%未満になると、「バッテリーの状態」の画面に重要なメッセージが表示されるようになります。

「バッテリーが著しく劣化しています」といった内容の警告文です。

これが出たら、もう我慢して使い続けるよりも、交換や買い替えを検討したほうが快適に過ごせますよ。

もちろん、すぐに爆発したり壊れたりするわけではありません。

ですが、モバイルバッテリーを持ち歩くストレスを抱えるよりは、スッキリとメンテナンスすることをおすすめします。

数字は正直なので、80%というラインをしっかり意識しておいてくださいね。

一般的な寿命と劣化する年数の平均

Apple Watchのバッテリーは消耗品なので、どんなに大切に使ってもいつかは寿命がやってきます。

一般的に、新品で購入してから「約3年」が、バッテリー交換や買い替えのひとつの目安と言われています。

もちろん使い方によって前後はしますが、毎日充電を繰り返していると、だいたいこれくらいの時期に最大容量が80%近くまで下がってくることが多いんです。

モデルによる寿命の違い

Seriesによっても多少の差はありますが、基本的な寿命の傾向は大きく変わりません。

ざっくりとしたイメージを表にまとめてみました。

モデル平均的な寿命の目安特徴
Series 4 / 5 / 62年半〜3年毎日使うと3年目で減りが気になる
SE (第1・2世代)3年前後機能がシンプルなので比較的持ちやすい
Ultra / Ultra 23年〜4年元々のバッテリーが大きいので長持ち傾向
Series 7 / 8 / 93年前後高速充電を使うと熱で劣化しやすい場合も

あくまで平均的なデータですが、3年を過ぎたら「そろそろかな」と心の準備をしておくと良いですね。

劣化を早めるNG行動

3年持たずにバッテリーがダメになってしまう場合、日頃の使い方が影響しているかもしれません。

特にバッテリーにとって大敵なのが「極端な温度」です。

夏の車内に置きっぱなしにしたり、直射日光が当たる場所で充電したりしていませんか?

また、お風呂やサウナに一緒に連れて行くのも、熱によるダメージが大きいので避けたほうが無難です。

逆に、使わずに何ヶ月も放置して電池を空っぽのままにしておくのも、バッテリーを傷める原因になります。

普通に使っていれば3年は持つ優秀な時計なので、少しだけ温度に気をつけて、長く付き合っていきましょう。

充電回数が劣化に与える影響の仕組み

「頻繁に充電するとバッテリーが悪くなる」という話を聞いたことはありませんか?

実はこれ、今のApple Watchに関しては半分正解で半分間違いなんです。

Apple Watchに使われているリチウムイオン電池は、「充電サイクル」という考え方で寿命が決まります。

回数ではなく、合計でどれだけ充電したかが重要なんですよ。

サイクルカウントとは

サイクルカウントとは、バッテリー容量の100%相当を使い切った時点で「1回」とカウントする仕組みです。

例えば、今日50%使って充電し、明日また50%使って充電したとします。

この場合、2回充電していますが、合計で100%分使ったことになるので、サイクルとしては「1回」と数えられます。

つまり、毎日こまめに継ぎ足し充電をしても、それだけで寿命が急激に縮まるわけではないので安心してください。

Appleが定める基準

Appleは公式に、Apple Watchのバッテリー性能について以下のような基準を公表しています。

  • フル充電サイクルを1000回繰り返した時に、本来の容量の80%を維持するように設計されている

単純計算すると、毎日100%使い切って充電したとしても、約1000日(2年9ヶ月ほど)は健康な状態を保てるということです。

実際には毎日0%になるまで使い切ることは少ないので、3年近く持つという計算と合致しますね。

ただし、充電しながら高負荷な処理をさせたり、熱がこもる状態で充電を続けたりすると、このサイクル以上に劣化が進んでしまいます。

「継ぎ足し充電はOKだけど、熱には気をつける」

これだけ覚えておけば、充電のタイミングに神経質になりすぎる必要はありませんよ。

減りが早い原因を特定するチェックリスト

バッテリーの最大容量はまだ90%以上あるのに、なぜか最近電池の減りが早い。

そんな時は、バッテリー自体の劣化ではなく、設定やアプリの使い方に原因があるケースがほとんどです。

無意識のうちに電気を食う設定になっているかもしれません。

一度、以下の項目をチェックして、設定を見直してみましょう。

見直すべき設定リスト

特に消費電力が大きい機能をピックアップしました。

必要のないものはオフにするだけで、劇的に持ちが良くなりますよ。

  1. 常時表示ディスプレイ
    「設定」→「画面表示と明るさ」→「常にオン」をオフ。
    手首を下げている時も画面がついていると、やはり電池を消費します。
  2. 画面の明るさ
    「設定」→「画面表示と明るさ」で、明るさを一番暗く(左側)に調整。
    室内なら一番暗い設定でも十分見えます。
  3. 手首を上げてスリープ解除
    よく動く仕事をしていると、意図せず画面が点灯していることがあります。
    オフにして、タップして点灯するようにすると節約できます。
  4. 不要な通知
    iPhoneの「Watchアプリ」→「通知」から、不要なアプリの通知をオフ。
    通知が来るたびに画面が点灯し、バイブレーションが作動するのは大きな負担です。
  5. バックグラウンド更新
    「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で、使わないアプリをオフ。
    裏で勝手に通信しているのを防ぎます。

ペアリングの不具合も疑う

設定を見直しても改善しない場合は、iPhoneとの通信がうまくいっておらず、無駄に電力を消費している可能性があります。

一度Apple Watchのペアリングを解除して、もう一度接続し直してみてください。

少し手間はかかりますが、これだけで嘘のように電池持ちが復活することがよくあるんです。

「なんかおかしいな」と思ったら、まずは設定の見直しと再ペアリング。

これで修理に出さずに解決できることが多いですよ。

長持ちさせるための低電力モード活用法

どうしても充電できない状況や、朝から晩まで長時間外出する日は、「低電力モード」を活用しましょう。

これはwatchOS 9から導入された機能で、以前の「省電力モード(時計しか表示されない機能)」とは違い、多くの機能を使いながらバッテリーを節約できる優れものです。

賢く使えば、バッテリー切れの恐怖から解放されますよ。

低電力モードで制限されること

このモードをオンにすると、電池を持たせるために一部の機能がストップしたり、制限されたりします。

主な変更点は以下の通りです。

  • 常時表示ディスプレイがオフになる
    画面が常に消えた状態になり、手首を上げた時だけ点灯します。
  • 心拍数のバックグラウンド測定が停止
    不規則な心拍の通知などは来なくなります。
  • 通知の受信が遅れることがある
    リアルタイム性が少し下がります。
  • アニメーションが少しカクつく
    画面の滑らかさを落として省エネします。

ワークアウトの計測などは通常通りできるので、日常生活で困ることは意外と少ないんです。

設定方法はとても簡単

低電力モードへの切り替えは、コントロールセンターから数秒でできます。

  1. 文字盤の下から上へスワイプしてコントロールセンターを出します。
  2. パーセント表示のバッテリーアイコンをタップします。
  3. 「低電力モード」のスイッチをオンにします。
  4. 下に出てくる「オンにする」または「期間を指定してオン」を選びます。

画面の上に黄色い円のアイコンが表示されれば設定完了です。

旅行中や、今日は長く持たせたいという日には、朝家を出るタイミングでオンにしておくのも賢い使い方ですね。

ここぞという時の切り札として、ぜひ覚えておいてください。

AppleCare+による無償交換の適用条件

もしバッテリーが劣化してしまった場合、修理費用が心配ですよね。

でも、もしあなたが「AppleCare+(アップルケアプラス)」という保証プランに入っているなら、無料で新品のバッテリーに交換してもらえる可能性があります。

これは非常に大きなメリットなので、まずは自分が加入しているかどうかを確認しましょう。

無償交換になる絶対条件

AppleCare+に入っているからといって、無条件で交換してくれるわけではありません。

適用されるには、明確なルールが一つだけあります。

それは、「バッテリーの最大容量が80%未満になっていること」です。

つまり、80%以上ある状態で「減りが早いから交換して」と頼んでも、基本的には断られてしまうか、有償での対応になってしまいます。

逆に言えば、79%以下になっていれば、保証期間内なら何度でも無償で交換(修理)してもらえるんです。

加入状況の確認方法

自分がAppleCare+に入っているか忘れてしまった、期限がいつまでか分からない、という方は以下の手順で確認できます。

  1. iPhoneの「Watchアプリ」を開きます。
  2. 「一般」→「情報」と進みます。
  3. 「AppleCare+」または「限定保証」という欄を確認します。

ここに「有効期限:◯◯年◯◯月◯◯日」と書かれていれば、まだ保証期間内です。

未加入との違い

もし入っていない場合、交換にはそれなりの費用がかかります。

違いを表にしてみました。

状態最大容量80%未満最大容量80%以上
AppleCare+ 加入中0円(無償)対象外(または有償)
AppleCare+ 未加入有償(実費)対象外(または有償)

もし期限が切れそうなら、80%を切るのを待つのではなく、一度Appleのサポートに相談してみるのも良いでしょう。

高い保証料を払っているのですから、使える権利はしっかり使いたいですよね。

交換費用の相場と修理申し込みの流れ

保証に入っていない、あるいは保証期間が切れてしまった場合でも、有償でバッテリー交換をすることは可能です。

Apple Watchは決して安い買い物ではないので、バッテリーだけ交換して長く使い続けたいと考えるのは当然ですよね。

では、実際どれくらいのお金がかかるのでしょうか。

交換費用の目安

Apple公式のサービスを利用する場合、モデルによって料金が異なりますが、おおよその相場は決まっています。

  • Series 3〜9、SEなど
    だいたい15,000円〜16,000円程度
  • Apple Watch Ultra
    だいたい18,000円〜20,000円程度

これに加えて、郵送で修理を頼む場合は送料などが含まれることもあります。

新品を買うよりは安いですが、古いモデルを使っている場合、「あと数万円出して新品のSEを買ったほうが良いかも?」と迷う絶妙な金額ですよね。

修理に出す前に、一度最新モデルの価格と比較してみることをおすすめします。

修理を申し込む3つの方法

修理の依頼方法は、自分の都合に合わせて選べます。

  1. 持ち込み修理
    お近くのApple Store(要予約)や、正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラなど)に直接持って行きます。
    対面で診断してもらえるので安心感があります。
  2. 配送修理
    Appleのサイトから申し込み、自宅に配送業者が取りに来てくれます。
    梱包箱も持ってきてくれるので、時計本体を渡すだけ。
    外出する必要がなく一番楽ちんです。
  3. 電話サポート
    WEBでの操作が不安な場合は、Appleサポートに電話をして手配してもらうことも可能です。

申し込み前の準備

修理に出す前には、必ずiPhoneとのペアリングを解除しておきましょう。

解除することで自動的にデータのバックアップがiPhone側に保存されます。

戻ってきた時計(または交換品)を再度ペアリングするときに、「バックアップから復元」を選べば、元の環境に戻せますよ。

愛着のある時計を長く使うためのメンテナンス、ぜひ検討してみてくださいね。

Apple Watchのバッテリー確認まとめ

  • 日常の残量確認はコントロールセンターか、iPhoneのウィジェット活用が便利です。
  • 健康状態を示す最大容量は、設定アプリの「バッテリー」項目から数値で診断できます。
  • 最大容量が80%を下回ると劣化のサインであり、電池の減りが早くなる原因です。
  • 一般的な寿命の目安は約3年ですが、充電回数よりもサイクルの合計が影響します。
  • 長持ちさせるには「常時表示」や「画面の明るさ」などの設定を見直すのが効果的です。
  • AppleCare+加入者なら、最大容量80%未満で無償交換の対象になります。
  • 修理費用はモデルにより異なりますが、1万5千円から2万円程度が相場です。
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