Apple Walletで使えるポイントカード一覧!追加方法と非対応カード(楽天/Tカード)の賢い管理術

iPhoneのApple Walletには、Pontaカードやdポイントカードなどを直接追加できます。

これにより、お財布からカードを探す手間なく、iPhoneだけでポイントを貯めたり使ったりすることが可能です。

Tカードや楽天ポイントカードといった公式非対応のカードも、専用アプリを使えばスマートに管理できます。

この記事では、Walletに対応しているポイントカードの一覧から具体的な追加手順、非対応カードの解決策までを分かりやすく紹介します。

レジでのスマートな使い方をマスターして、キャッシュレスライフをさらに快適にしましょう。

目次

Apple Walletで使えるポイントカードの一覧と追加方法

Apple Walletに公式対応しているポイントカードの種類

iPhoneのApple Walletに公式で対応しているポイントカードは、実はそれほど多くありません。

2024年現在、主に対応しているのは以下のメジャーなポイントカードです。

  • Pontaカード
  • dポイントカード

これらのカードは、それぞれの公式アプリから簡単な操作でApple Walletに追加できます。

一度追加してしまえば、お店のレジで「ポイントカードをお願いします」と言われた時に、iPhoneをかざすだけでポイントを貯めたり使ったりできるようになりますよ。

一方で、多くの人が利用している「Tカード」や「楽天ポイントカード」などは、残念ながら現時点ではApple Walletに直接追加する公式の方法は提供されていません。

そのため、これらのカードを使いたい場合は、それぞれの公式アプリを起動してバーコード画面を提示する必要があります。

どうして対応カードが少ないのかというと、Walletに追加できるカードにはAppleが定めた技術的な基準があるためです。

今後、対応するポイントカードが増えてくれると、ますますiPhoneだけでお買い物が完結して便利になりますよね。

まずはご自身のよく使うポイントカードが対応しているか、確認してみてください。

Pontaカードを登録する具体的な手順

ローソンなどで使えるPontaカードは、簡単な手順でApple Walletに登録できます。

登録作業は、Pontaの公式アプリである「Pontaカード(公式)」アプリから行います。

まだアプリをお持ちでない方は、先にApp Storeからインストールしておきましょう。

具体的な登録手順は、以下の通りです。

  1. 「Pontaカード(公式)」アプリを開き、ログインします。
  2. ホーム画面の中央あたりに表示されている「Apple Walletに設定」というボタンをタップしてください。
  3. 画面が切り替わり、Pontaカードのデザインが表示されます。内容を確認し、画面右上の「追加」をタップします。
  4. 「カードがWalletに追加されました」と表示されたら、登録は完了です。

これだけの操作で、あなたのPontaカードがApple Walletに入るのでとても簡単ですね。

登録が完了すると、Walletアプリを開いた時にクレジットカードなどと一緒にPontaカードが表示されるようになります。

お店で使う時は、Walletアプリを起動してPontaカードを選び、バーコードを店員さんに見せるだけでOKです。

物理的なカードを持ち歩く必要がなくなるので、お財布の中がすっきりしますよ。

dポイントカードを追加するやり方

ドコモユーザーでなくても使えるdポイントカードも、Apple Walletへの登録に公式で対応しています。

こちらの登録も、「dポイントクラブ」という公式アプリから行います。

アプリが手元にない場合は、先にApp Storeで検索してインストールを済ませておきましょう。

dポイントカードをApple Walletに追加する手順はこちらです。

  1. 「dポイントクラブ」アプリを起動し、dアカウントでログインします。
  2. 画面下部にあるメニューから「カード」のアイコンをタップしてください。
  3. デジタルdポイントカードのバーコードが表示されている画面が開きます。
  4. バーコードの下にある「Apple Walletに追加」という黒いボタンをタップしましょう。
  5. カードのデザインが表示されるので、確認して画面右上の「追加」をタップします。

これで、あなたのdポイントカードがApple Walletに仲間入りします。

Walletアプリ内でPontaカードなど他のカードと並んで表示されるので、管理がしやすくなりますね。

レジでの使い方はPontaカードと同じで、Walletアプリからdポイントカードを選んでバーコードを提示するだけです。

よく行くお店でdポイントが貯まるなら、ぜひ設定しておくことをおすすめします。

Tカード(Tポイント)をウォレットに入れるには?

TSUTAYAやファミリーマートなど、多くのお店で使えるTカードですが、残念ながら現時点ではApple Walletに直接追加する公式の方法はありません。

そのため、Pontaカードやdポイントカードのように、Walletアプリから直接呼び出して使うことはできません。

では、どうすればiPhoneでTポイントを貯めたり使ったりできるのでしょうか。

答えは、「Tポイントアプリ」や「PayPay」などの公式アプリを利用することです。

これらのアプリをインストールし、Tカード番号を連携させておくことで、アプリ内にバーコードを表示させることができます。

お店のレジで、そのバーコード画面を店員さんに提示すれば、プラスチックのカードと同じようにポイントを貯めたり、使ったりすることが可能です。

少し手間には感じますが、物理的なカードを持ち歩かなくても良くなる点はメリットと言えるでしょう。

  1. 「Tポイントアプリ」などをApp Storeからインストールします。
  2. アプリを開き、Yahoo! JAPAN IDでログインしてTカード番号を連携させます。
  3. お会計の際に、アプリを起動してバーコード画面を提示します。

このように、Walletには非対応ですが、アプリを使えばiPhoneでスマートにTポイントを活用できますよ。

ポイントカードをiPhoneにまとめるメリットとは?

たくさんのお店でポイントカードを作っていると、お財布がパンパンになってしまいがちですよね。

これらのポイントカードをiPhoneのApple Walletや専用アプリにまとめることには、たくさんのメリットがあります。

一番のメリットは、なんといってもお財布がスッキリすることです。

何枚も持ち歩いていたプラスチックのカードが不要になるので、お財布が軽くなり、カードを探す手間も省けます。

レジ前で「あのカードどこだっけ?」と焦ることもなくなりますよ。

他にも、こんないいことがあります。

  • カード忘れ防止:iPhoneさえ持っていれば、うっかりポイントカードを家に忘れてくるという失敗がなくなります。
  • スムーズな会計:レジでアプリやWalletをサッと開いて提示するだけなので、お会計がとてもスマートになります。
  • ポイント管理が楽:アプリを使えば、現在のポイント残高や有効期限をいつでも手軽に確認できます。
  • 紛失リスクの軽減:もしカードを落としてしまっても、iPhoneならパスコードなどで保護されているため、不正利用されにくいです。

このように、ポイントカードをiPhoneに集約することは、身軽になるだけでなく、ポイントの管理やセキュリティ面でも多くの利点があります。

まだの方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

レジでのスマートな使い方と提示方法

Apple Walletにポイントカードを追加したら、次はお店でのスマートな使い方をマスターしましょう。

やり方はとても簡単で、慣れればプラスチックのカードを探すよりもずっと素早くお会計ができます。

基本的な使い方の流れは以下の通りです。

  1. お会計の際、店員さんに「ポイントカードをお願いします」と言われたら、iPhoneのサイドボタン(またはホームボタン)をダブルクリックします。
  2. Apple Payの画面が起動し、メインのクレジットカードなどが表示されます。
  3. その画面で少し下にスクロールすると、登録しておいたPontaカードやdポイントカードが出てきます。
  4. 使いたいポイントカードをタップして選択してください。
  5. カードのバーコードが表示されるので、それを店員さんに見せてスキャンしてもらいます。

たったこれだけで、ポイントを貯めたり使ったりすることができます。

Apple Payでの支払いと組み合わせれば、iPhoneを一度提示するだけでポイント付与と決済が同時に完了する場合もありますよ。(お店によります)

もしサイドボタンのダブルクリックでWalletが起動しない設定にしている場合は、普通にWalletアプリのアイコンをタップして起動し、カードを選んでください。

この流れを覚えておけば、もうレジ前で慌てることはありません。

ホーム画面から一瞬で表示させるウィジェット設定

レジ前でアプリを探して焦ったり、Walletを開くのが少し面倒に感じたりすることもありますよね。

そんな時は、iPhoneのホーム画面に「ウィジェット」を設定するのがおすすめです。

ウィジェットを使えば、特定のポイントカードのバーコードを、アプリを開く手間なく一瞬で表示させることができます。

よく使うポイントカードがある方には、ぜひ試してほしい便利な機能です。

ここでは例として、「Pontaカード」のウィジェット設定方法をご紹介します。

  1. iPhoneのホーム画面の何もないところを長押しして、画面がぷるぷると震える編集モードにします。
  2. 画面の左上にある「+」ボタンをタップしてください。
  3. ウィジェットの検索窓に「Ponta」と入力するか、一覧からPontaアプリを探してタップします。
  4. いくつかのウィジェットサイズが表示されるので、バーコードが表示されるサイズを選び、「ウィジェットを追加」をタップします。
  5. ホーム画面に追加されたウィジェットを、好きな場所にドラッグして配置し、右上の「完了」をタップします。

これで、ホーム画面に常にPontaカードのバーコードが表示されるようになります。

レジではこの画面をそのまま見せるだけでOKです。

他のポイントカードアプリも多くがウィジェットに対応しているので、ぜひ活用してみてください。

Apple Walletのポイントカード一覧にない時の解決策

楽天ポイントカードはApple Walletに直接対応してる?

楽天市場や提携している街のお店で幅広く使える楽天ポイントカードですが、残念ながら現時点ではApple Walletに公式対応していません。

そのため、Pontaカードやdポイントカードのように、Walletアプリ内にカードを追加して管理することはできないのが現状です。

しかし、iPhoneで楽天ポイントを貯めたり使ったりする方法はちゃんとありますので、安心してくださいね。

その方法は、楽天が公式に提供しているアプリを利用することです。

  • 楽天ポイントクラブアプリ
  • 楽天ペイアプリ

これらのアプリのどちらかをインストールし、楽天IDでログインすれば、アプリ内にポイントカードのバーコードを表示させることができます。

お店のレジで会計をする際に、アプリを起動してそのバーコード画面を店員さんに見せるだけで、プラスチックのカードと同じように使えます。

特に「楽天ポイントクラブ」アプリは、ホーム画面にウィジェットを設定しておくと、ワンタップでバーコードを表示できるのでとても便利ですよ。

Walletにまとめられないのは少し残念ですが、アプリを使えばカードを持ち歩く必要はなくなり、ポイント残高の確認も簡単になるので、ぜひ活用してみてください。

WAONやnanacoのような電子マネーは登録できる?

セブンイレブンで使えるnanacoや、イオン系列で使えるWAONは、ポイントカードとしてApple Walletに登録することはできません。

ですが、これらのカードは「電子マネー」としてApple Payに設定することが可能です。

Apple PayにWAONやnanacoを登録しておけば、iPhoneをレジの端末にかざすだけで支払いが完了します。

そして、その支払いと同時に、それぞれのポイントも自動的に貯まる仕組みになっています。

つまり、ポイントカードを別で提示する必要がなくなるので、お会計が格段にスムーズになるんです。

登録方法はとても簡単ですよ。

  1. iPhoneのWalletアプリを開きます。
  2. 画面右上の「+」ボタンをタップしてください。
  3. 「電子マネー」を選択し、一覧からWAONまたはnanacoを選びます。
  4. 画面の案内に従って、お手持ちのプラスチックカードから情報を移行するか、新規で発行します。

この設定をしておけば、支払いとポイント獲得が一度で済み、まさに一石二鳥です。

ポイントカードそのものをWalletで管理するのとは少し意味合いが異なりますが、結果的によりスマートにお買い物ができるようになるので、WAONやnanacoをよく使う方には必須の設定と言えるでしょう。

公式非対応のカードを追加する裏技はある?

Apple Walletに対応していないTカードや楽天ポイントカードなどを、どうにかしてWalletに追加する「裏技」のようなものがあれば便利ですよね。

しかし、残念ながら、Apple Walletのシステムはセキュリティが非常に高いため、非対応のカードを無理やり追加するような直接的な裏技は存在しません。

Appleが公式に許可したカードしか登録できない仕組みになっているのです。

では、諦めるしかないのかというと、そうではありません。

公式非対応のカードをiPhoneでまとめて管理するための、とても賢い「解決策」があります。

それは、ポイントカード集約アプリを利用することです。

例えば、「Stocard」のような専用アプリを使えば、お店のポイントカードのバーコードをスキャンして、アプリ内にデジタルカードとして保存できます。

これにより、たくさんのポイントカードを一つのアプリで一元管理できるようになるのです。

これはApple Walletに直接追加するわけではありませんが、お財布からたくさんのカードをなくし、iPhone一つに集約するという目的は達成できます。

次の項目で、この便利なアプリについて詳しくご紹介しますね。

Stocardアプリを使った賢い解決策

Apple Walletに対応していないポイントカードが多くて困っているなら、「Stocard」というアプリがあなたの救世主になるかもしれません。

このアプリは、様々なポイントカードのバーコードやQRコードをスキャンして、iPhoneの中にまとめて保存しておける、いわば「デジタルのカードケース」です。

Tカードや楽天ポイントカードはもちろん、スーパーやドラッグストア、アパレルショップなど、お店独自のポイントカードもほとんど登録できます。

使い方はとってもシンプルです。

  1. App Storeから「Stocard」アプリをインストールします。
  2. アプリを開き、画面下部の「+」ボタンをタップして、追加したいカードのお店を選びます。
  3. iPhoneのカメラが起動するので、手持ちのプラスチックカードのバーコードをスキャンします。

たったこれだけで、アプリ内にデジタル化されたポイントカードが追加されます。

お財布に入れていた何十枚ものカードを、このアプリ一つに集約することが可能です。

レジではStocardアプリを起動し、使うカードを選んでバーコードを提示するだけ。

Apple Walletに直接入れるわけではありませんが、これさえあれば、もう「あのカード持ってくるの忘れた!」と後悔することもなくなりますよ。

追加したカードが表示されない・見つからない時の対処法

PontaカードなどをApple Walletに追加したはずなのに、なぜか表示されない、見つからない、ということがあります。

そんな時は、慌てずにいくつかの点を確認してみてください。簡単な見落としが原因の場合がほとんどです。

まず、Walletアプリの一番下までしっかりスクロールしてみましょう。

Walletアプリは、クレジットカードや電子マネー、ポイントカードなどを自動で整理します。思わぬ場所に表示されていることもありますし、「有効期限切れのパス」の項目に紛れ込んでいる可能性も考えられます。

それでも見つからない場合は、一度iPhoneを再起動してみてください。

ちょっとしたシステムの不具合であれば、再起動するだけであっさりと解決することがよくあります。

また、カードを追加した元のアプリ(Pontaカードなら「Pontaカード(公式)」アプリ)をもう一度開いて、Walletへの追加が正常に完了しているか確認するのも有効です。

場合によっては、再度追加操作をすることで正しく表示されることもあります。

最終手段としては、iPhoneのOSが最新バージョンになっているかを確認しましょう。

「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」からチェックできます。

大抵はこれらの方法で解決するので、落ち着いて一つずつ試してみてくださいね。

不要になったポイントカードの削除方法

有効期限が切れたり、もう使わなくなったりしたポイントカードがApple Walletに残っていると、少しごちゃごちゃして見づらいですよね。

そんな時は、簡単な操作で不要なカードを削除して、Walletの中を整理整頓しましょう。

削除の手順は、以下の通りです。

  1. まず、iPhoneのWalletアプリを起動します。
  2. 削除したいポイントカード(Pontaカードやdポイントカードなど)を選んでタップしてください。
  3. カードが表示されたら、画面の右上にある「…」(詳細)ボタンをタップします。
  4. カードの詳細画面が開くので、下にスクロールしていくと、「パスを削除」または「カードを削除」という赤い文字の項目があります。
  5. そこをタップすると、「このパスを削除してもよろしいですか?」という確認メッセージが表示されます。
  6. 再度「削除」をタップすれば、操作は完了です。

この操作で、Walletアプリ内からそのカードが完全に削除されます。

ただし、一度削除してしまうと元に戻すことはできないので、本当に不要なカードか確認してから行ってくださいね。

もしまた同じカードを追加したくなった場合は、再度それぞれの公式アプリから登録作業を行う必要があります。

Apple Watchでポイントを貯めるにはどうする?

iPhoneのApple Walletに追加したポイントカードは、実はApple Watchでも同じように使えることをご存知でしたか?

iPhoneとApple WatchはWalletの中身を自動で同期してくれるので、特別な設定をしなくても、Apple Watchでポイントカードのバーコードを表示させることができるんです。

これなら、iPhoneすらカバンから出す必要がなく、手首をかざすだけでポイントが貯められます。

使い方は、iPhoneよりもさらにスマートですよ。

  1. お会計の際、Apple Watchのサイドボタン(デジタルクラウンの下にあるボタン)をダブルクリックします。
  2. Apple Payの画面が起動するので、デジタルクラウンを回すか、画面をスワイプして、使いたいポイントカードを選びます。
  3. ポイントカードのバーコードがApple Watchの画面に表示されます。
  4. その画面を、お店のバーコードリーダーにかざしてスキャンしてもらえば完了です。

支払いもApple Payに設定しておけば、ポイントを提示したあと、もう一度サイドボタンをダブルクリックして、そのまま決済することも可能です。

このスマートさを一度体験すると、もう物理的なカードには戻れなくなるかもしれませんね。

Apple Walletのポイントカード一覧まとめ

  • Apple Walletに公式対応しているポイントカードは、主にPontaカードとdポイントカードです。
  • 各カードの公式アプリから「Apple Walletに追加」ボタンを押すだけで、簡単に登録が完了します。
  • 楽天ポイントカードやTカードは現時点で非対応のため、Walletに直接入れることはできません。
  • 非対応カードは「Stocard」などのアプリを使えば、iPhoneでまとめて管理することが可能です。
  • レジではiPhoneのサイドボタンをダブルクリックすると、登録したポイントカードを素早く表示できます。
  • 追加したカードはApple Watchにも同期され、手首をかざすだけでポイントを貯められます。
  • ホーム画面のウィジェット機能を活用すれば、アプリを開かずにバーコードを一瞬で提示できて便利です。
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