iPhoneロック画面でのアップルウォレットの出し方！設定手順と反応しない時の対処法

2025-12-14

iPhoneのアップルウォレットは、サイドボタンを素早く2回押すだけでロック画面からすぐに起動できます。

ホームボタンがある機種なら、ホームボタンをカチカチっと2回押せば同じように呼び出せます。

もしボタンを押しても反応しない場合は、設定メニューで「ダブルクリック」の機能がオフになっている可能性が高いです。

レジ前で焦らないための正しい操作のコツと、どうしても出ない時に役立つ裏技的な解決策を詳しく紹介します。

この記事を読めば、マスクをしていても荷物を持っていても、片手でスマートに支払いができるようになりますよ。

iPhoneのロック画面で素早くアップルウォレットの出し方を設定する手順

サイドボタンをダブルクリックする基本操作

iPhoneの右側にあるサイドボタンを、カチカチっと素早く2回押してください。

これがFace IDを搭載しているiPhoneで、一番速くウォレットを呼び出す方法になります。

画面が消えている真っ暗な状態でも、ロック画面が表示されている状態でも、どちらでも大丈夫です。

お買い物のレジ前で慌てないためにも、まずはこの基本操作をマスターしておきましょう。

ボタンを押すタイミングのコツ

うまく反応しない時は、ボタンを押すスピードが少しゆっくりすぎるのかもしれません。

マウスのダブルクリックと同じような感覚で、ポンポンとリズミカルに押すのがポイントです。

もし画面が消えるだけでウォレットが出てこない場合は、もう少し速く2回連続で押してみてください。

慣れるまでは、お家で何度か練習してみるのがおすすめです。

Face ID搭載モデルでの流れ

この操作ができるのは、ホームボタンがないタイプのiPhoneです。

具体的な手順は以下のようになります。

iPhoneの右側面にある「サイドボタン」を見つけます
そのボタンを素早く2回押します
画面にウォレット（カード類）が表示されます
Face ID（顔認証）またはパスコードでロックを解除します
「リーダーにかざしてください」と表示されたら準備完了です

これだけで、すぐに支払いの準備が整います。

アプリのアイコンを探してタップするよりも、ずっとスムーズに会計ができますよ。

最初は少しコツがいりますが、慣れてしまえば無意識にできるようになるはずです。

毎日の支払いが驚くほど快適になるので、ぜひ試してみてくださいね。

ホームボタン搭載機種での起動方法

ホームボタンがあるiPhoneを使っている場合は、そのホームボタンを素早く2回押してください。

iPhone SEシリーズやiPhone 8以前のモデルでは、この方法が基本になります。

画面がロックされている状態であれば、ボタンをカチカチっと押すだけでウォレットが立ち上がります。

指紋認証（Touch ID）とセットで使えるので、とてもスピーディーですよ。

Touch IDを使った支払いの流れ

ホームボタンがある機種は、指を置くだけで認証も同時に終わるのが大きなメリットです。

具体的な使い方の手順を整理しました。

画面がロックされている状態で、ホームボタンを2回素早く押します
ウォレット画面が表示されます
ホームボタンに登録した指を乗せたままにします
「リーダーにかざしてください」と表示されたら、レジの端末にかざします

指を乗せるだけで、「ウォレットの呼び出し」と「本人確認」が一度に完了します。

マスクをしていても問題なく使えるので、この機能を重宝している人も多いはずです。

うまく起動しないときのチェックポイント

もしホームボタンを2回押しても何も起きないときは、押す間隔が広すぎないか確認してみてください。

また、iPhoneを開いてホーム画面を操作している最中は、このショートカットは使えません。

あくまで「画面がロックされている時」に使える機能だと覚えておきましょう。

アプリを使っている最中などは、コントロールセンターなど別の方法を使うことになります。

まずは、iPhoneをスリープ状態にしてから、カチカチっと2回押す練習をしてみてください。

古い機種でも最新のOSでも、この便利な機能は変わらずに使えますよ。

ロック中にアクセスを許可する設定手順

サイドボタンやホームボタンを押してもウォレットが出ない場合は、設定アプリで機能を「オン」にする必要があります。

初期設定やアップデートのタイミングで、ここが「オフ」になっていることがあるんです。

故障かな？と焦る前に、まずは設定メニューを確認してみましょう。

設定はとても簡単で、1分もあれば完了します。

ウォレット設定の確認手順

iPhoneの設定画面から、以下の手順でスイッチを確認してください。

グレーの歯車アイコン「設定」アプリを開きます
画面を少し下にスクロールして「ウォレットとApple Pay」をタップします
「サイドボタンをダブルクリック」（またはホームボタン）という項目を探します
その横にあるスイッチが緑色（オン）になっているか確認します

もしここがグレー（オフ）になっていたら、スイッチをタップして緑色に切り替えてください。

これで、ロック画面からでもボタン操作でウォレットを呼び出せるようになります。

合わせて確認しておきたい項目

この設定画面では、他にも便利な機能のオン・オフが切り替えられます。

設定項目	機能の内容	おすすめの設定
サイドボタンをダブルクリック	ロック時にボタン2回押しで起動	オン（必須）
Macでの支払い	Mac上の決済をiPhoneで認証	オン（便利）
通知を許可	利用履歴などの通知を受け取る	オン（安心）

特に「サイドボタンをダブルクリック」は、今回のメイン機能なので必ずオンにしておきましょう。

設定を変更したら、一度画面をロックして、実際にボタンを2回押してテストしてみてください。

これでスムーズにカードが表示されれば、設定完了です。

Face ID認証をスムーズに行うコツ

ウォレットを出した後、iPhoneの画面をしっかり見つめることが、認証を最速で通すコツです。

Face IDは、ユーザーが画面を注視しているかどうかを確認しています。

レジの端末に急いでかざそうとして、iPhoneから目をそらしてしまうと、認証に失敗しやすくなります。

まずは手元でロックを解除してから、リーダーにかざすという順番を意識しましょう。

正しい認証のステップ

レジの前でまごつかないための、スムーズな流れは以下の通りです。

レジに並んでいる間に、サイドボタンをダブルクリックします
iPhoneを顔の正面に持ってきて、画面を見ます
画面上の鍵マークが開くか、カードがアクティブになるのを確認します
認証が終わってから、レジのリーダーにかざします

この「見る」というワンアクションを丁寧に行うだけで、失敗がぐっと減ります。

マスク着用時や認証できない場合

マスクをしていても、iPhone 12以降のモデルなら「マスク着用時Face ID」を設定しておけばスムーズです。

もしどうしても顔認証がうまくいかない時は、すぐに「パスコードで支払う」というボタンが表示されます。

その場合は慌てずに画面をタップして、数字のパスコードを入力すれば支払いが可能です。

また、帽子を深くかぶっていたり、サングラスをしていると認識されにくいことがあります。

支払いの時だけ少し顔を上げたり、サングラスをずらすなどの工夫をすると良いでしょう。

焦ると余計に認証されにくくなるので、一呼吸おいて画面を見るのが一番の近道ですよ。

Suicaをエクスプレスカードにするメリット

SuicaやPASMOをよく使うなら、「エクスプレスカード」に設定しておくと、認証の手間が一切なくなります。

通常はFace IDやTouch IDを通さないと支払いができませんが、この設定ならかざすだけでOKです。

改札を通る時や、自販機で飲み物を買う時など、スピードが求められる場面で最強の機能と言えます。

充電が切れてしまっても、予備電力で少しの間なら使えるという安心感もありますよ。

エクスプレスカードの設定方法

設定はとても簡単なので、交通系ICカードを入れている人はすぐにやってみましょう。

「設定」アプリを開き、「ウォレットとApple Pay」を選択します
「交通系ICカード」という項目の中にある「エクスプレスカード」をタップします
登録しているSuicaやPASMOの中から、メインで使う1枚を選びます
認証（Face IDまたはパスコード）を求められるので解除します

これで設定は完了です。

どれくらい便利になるのか

エクスプレスカードに設定すると、以下の手順がすべて不要になります。

サイドボタンのダブルクリック
Face IDやTouch IDでの認証
画面の点灯（スリープのままでOK）

つまり、iPhoneをポケットから出して、そのまま改札やリーダーにタッチするだけで支払いが終わります。

プラスチックのカードを使っているのと同じ感覚ですね。

ただし、コンビニなどでクレジットカード払いをしたい時は、通常通りダブルクリックでの呼び出しが必要です。

使い分けができるようになると、iPhone一つでの生活がもっと快適になりますよ。

Pontaカードやポイントカードを併用する際の手順

ポイントカードと決済用のカードを両方出す時は、先にポイントカードを表示させて読み込んでもらいましょう。

アップルウォレットにはPontaカードやdポイントカードなども登録できます。

しかし、支払いと同時にポイントも自動で付くわけではないお店がほとんどです。

「ポイントカードの提示」と「支払い」は、別々の操作として行う必要があります。

レジでのスムーズな流れ

ローソンなどを例に、ポイントを貯めてから支払う手順を紹介します。

サイドボタンをダブルクリックしてウォレットを開きます
画面下に重なっているカードの中から、Pontaカードなどをタップして選びます
店員さんに「ポイントカードをお願いします」と伝えてリーダーにかざします
読み取りが終わったら、再度サイドボタンをダブルクリックします（または画面上のメインカードをタップ）
決済用のクレジットカードやSuicaに戻して、支払いを済ませます

少し手間に感じるかもしれませんが、慣れると数秒でできるようになります。

自動選択機能について

一部のお店やカードの組み合わせでは、端末にかざすだけで自動的にポイントカードが反応することもあります。

でも、確実なのは「自分で選んで出す」方法です。

レジで「ポイントカードはお持ちですか？」と聞かれたら、まずはポイントカードを表示させる。

その後に「クレジットで」と伝えて決済する。

この順番を守れば、ポイントの取り忘れも防げますし、店員さんとのやり取りもスムーズになりますよ。

財布からカードを探す手間がない分、切り替え操作さえ覚えればとても楽ちんです。

レジでリーダーにかざす時の正しい位置

iPhoneの先端部分を、レジの読み取り機（リーダー）の中心にかざすのが正解です。

実は、通信を行うためのアンテナはiPhoneの上部に埋め込まれています。

画面全体や真ん中あたりをかざしても反応しづらいことがあるのは、この位置のズレが原因なんです。

改札でもコンビニでも、「iPhoneの頭を読ませる」というイメージを持つとうまくいきますよ。

かざし方の良い例と悪い例

反応を良くするために、ちょっとした角度や距離感も意識してみましょう。

項目	良い例（反応しやすい）	悪い例（反応しにくい）
当てる位置	iPhoneの先端（カメラ付近）	画面の中央やリンゴマーク付近
距離	リーダーに軽く触れるか1cm以内	離れすぎている（数センチ以上）
角度	リーダーと平行にする	極端に斜めにしている
持ち方	下の方を持つ	上部を手で覆ってしまう

リーダーにベタッとくっつける必要はありませんが、近づけないと電波が届きません。

また、金属製の厚いケースなどを使っていると、電波が遮られてしまうこともあります。

反応しない時の対処法

もしリーダーにかざしても「シーン」として反応がない時は、一度iPhoneを離してください。

そしてもう一度、先端部分をリーダーの中心に合わせて、ゆっくり近づけてみましょう。

店員さん側の操作がまだ完了していない場合もあるので、画面の案内をよく見るのも大切です。

「かざしてください」という合図が出てから、先端をスッと差し出すのがスマートですね。

位置さえ間違えなければ、一瞬で「ピピッ」と支払いが完了しますよ。

サイドボタンが反応しない時のアップルウォレットの出し方とコントロールセンター活用法

ボタンを押しても反応しない原因と対策

何度ボタンを押してもウォレットが出てこない時は、まずiPhoneの「一時的な不具合」を疑って再起動してみましょう。

設定が正しいのに反応しない場合、システムが少し疲れているだけというケースが意外と多いんです。

電源を一度切って、入れ直すだけであっさり直ることがよくありますよ。

それでもダメな場合は、ボタンの押し方や物理的な要因をチェックしていく必要があります。

反応しない時によくある原因リスト

意外と見落としがちなポイントをリストアップしてみました。

ボタンを押すスピードが遅すぎる（もっと速くカチカチっと押す）
iPhoneケースが厚すぎてボタンがしっかり押せていない
iOSのバージョンが古くて不具合が起きている
バッテリー残量が極端に少なくなっている

特にケースを変えたばかりの時は要注意です。

ケースの素材が固くて、自分では押しているつもりでも、iPhone本体のボタンまで力が伝わっていないことがあります。

一度ケースを外した状態で、ダブルクリックが反応するか試してみてください。

ボタン自体が故障している可能性

もしケースを外しても、再起動しても、設定を見直しても反応しないなら、ボタンの故障かもしれません。

サイドボタンは毎日使う場所なので、長く使っていると接触が悪くなることもあります。

「カチッ」というクリック感が弱くなっていたり、押したまま戻ってこない感じがしたら要注意です。

その場合は、修理に出すか、この後紹介する「画面操作で出す方法」を代わりに使ってみてください。

無理に強く押すと症状が悪化することもあるので、優しく扱ってあげましょう。

ボタンが使えなくても、コントロールセンターや背面タップなど、代わりの方法はたくさんあるので安心してくださいね。

ホーム画面でアプリが見つからない場合の探し方

ホーム画面からウォレットのアプリアイコンが消えてしまった時は、「検索機能」を使って探すのが一番の近道です。

誤って削除してしまったか、フォルダの奥深くに隠れてしまっている可能性が高いですね。

iPhoneには強力な検索機能がついているので、それを使えば一発で見つかりますよ。

最速で見つける検索手順

アイコンを目で探すよりも、以下の手順で検索した方が早いです。

ホーム画面の真ん中あたりを指で下に少しスライドさせます（または画面下の「検索」をタップ）
検索窓が出てくるので、「ウォレット」と入力します
アプリのアイコンが表示されたらタップして起動します

もしこれで出てこない場合は、アプリ自体が削除されているかもしれません。

その時はApp Storeを開いて「ウォレット」と検索し、雲のマークをタップして再ダウンロードしてください。

Apple純正のアプリですが、実は削除できるようになっているんです。

Appライブラリを確認する

ホーム画面の一番右のページまでスワイプしていくと、「Appライブラリ」という画面になります。

ここは、インストールされている全てのアプリが自動で整理されている倉庫のような場所です。

カテゴリーごとに分かれているので、ここから探すのも一つの手です。

ホーム画面を左にどんどんスワイプして、一番最後のページに行きます
上の検索バーで「ウォレット」と入力するか、アイコン一覧から探します
見つかったら、アイコンを長押しして「ホーム画面に追加」を選ぶと元に戻せます

よく使うアプリなので、ホーム画面の1ページ目など、押しやすい場所に置いておくと便利ですよ。

整理整頓のついでに、定位置を決めてあげましょう。

コントロールセンターに追加して呼び出すテクニック

画面の右上からスワイプして出す「コントロールセンター」にウォレットのボタンを置いておくと、ロック解除中でもすぐに呼び出せます。

サイドボタンの調子が悪い時や、スマホを操作している最中に買い物をしたい時にとても便利です。

ここなら、他のアプリを開いていてもワンアクションで決済画面に行けますよ。

コントロールセンターへの追加手順

最初はボタンが表示されていないことが多いので、設定から追加してあげる必要があります。

「設定」アプリを開き、「コントロールセンター」をタップします
下の方にある「コントロールを追加」リストから「ウォレット」を探します
左側の緑色の「＋」ボタンをタップします
上の「含まれているコントロール」のリストに移動したことを確認します

これで準備は完了です。

リストの右側にある三本線をドラッグすれば、ボタンの並び順も好きな位置に変えられますよ。

使いやすい場所に配置しておきましょう。

実際の使い心地

レジでアプリを見ている時や、メールをチェックしている時に「お会計お願いします」と言われたとします。

そんな時、わざわざホーム画面に戻ってアプリを探すのは面倒ですよね。

この設定をしておけば、画面右上（ホームボタンがある機種は下から）をスッとスワイプするだけです。

お財布のアイコンをタップすれば、すぐにカードが表示されます。

ボタンをカチカチ押す物理的な操作が苦手な人にも、おすすめの方法です。

スマートフォンの画面操作だけで完結するので、指への負担も少ないですよ。

背面タップ機能を使った便利なショートカット

iPhoneの背中をトントンと2回叩くだけでウォレットを起動させる、「背面タップ」という裏技のような機能があります。

これはボタン操作も画面操作も不要で、片手でサッと呼び出せるのが最大の魅力です。

指の位置を変えずに起動できるので、荷物で手がふさがっている時なんかに重宝しますよ。

背面タップの設定方法

少し深い階層にある設定なので、手順を追って設定してみましょう。

「設定」アプリから「アクセシビリティ」を開きます
「タッチ」という項目を選び、一番下までスクロールして「背面タップ」をタップします
「ダブルタップ」を選択します
リストの中から「ウォレット」を選んでチェックを入れます

これで、iPhoneの背面を人差し指などで「トントン」と叩くと、ウォレットが立ち上がるようになります。

使う時のコツと注意点

反応が悪い時は、少し強めに、リズミカルに叩くのがコツです。

ケースをつけていても基本的に反応しますが、あまりに分厚い耐衝撃ケースだと鈍くなることがあります。

また、意図せず机に置いた時の振動などで起動してしまうことも稀にあります。

誤作動が気になる場合は、「ダブルタップ」ではなく「トリプルタップ（3回叩く）」に設定するのもアリですね。

自分好みにカスタマイズできるので、ボタン操作がしっくりこない人はぜひ試してみてください。

魔法みたいに画面が変わるので、最初はちょっと感動しますよ。

アクセシビリティ機能でAssistiveTouchを活用

画面上に浮かぶ白い丸いボタン（AssistiveTouch）を使って、ウォレットを呼び出すことも可能です。

サイドボタンが完全に壊れてしまった場合や、指の力が弱くてボタンが押しにくい場合に、救世主となる機能です。

画面上の好きな場所にボタンを置けるので、親指が届きやすい位置で操作を完結させられます。

仮想ボタンの設定手順

この白いボタンを表示させて、そこにウォレット機能を割り当てます。

「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」と進みます
一番上のスイッチをオンにすると、画面に丸いボタンが現れます
「最上位メニューをカスタマイズ」を選びます
アイコンのどれかをタップして、「ウォレット」に変更します

または、「ダブルタップ」のアクションにウォレットを割り当てる設定も便利です。

そうすれば、白い丸ボタンをポンポンと押すだけで起動できるようになります。

どんな時に便利？

この機能の良さは、物理ボタンを一切使わなくて済むことです。

ボタンの修理代は高いので、壊れたまま使い続けたいという人にも選ばれている方法ですね。

普段は半透明になっていて邪魔になりにくいですし、使わない時はSiriに頼んで消すこともできます。

「AssistiveTouchを消して」と言えば消えますし、「つけて」と言えばまた出てきます。

どうしても物理ボタンが押しにくいと感じるなら、この画面上のボタンが頼もしい相棒になってくれますよ。

Siriに話しかけて起動させる音声操作

手袋をしていて画面が触れない時や、料理中で手が濡れている時は、Siriに頼んで出してもらうのが一番です。

iPhoneに向かって話しかけるだけで、アプリを探して起動してくれるので、究極のハンズフリー操作と言えますね。

家の中でネットショッピングをする時や、車の中で助手席から支払いを準備する時などに役立ちます。

Siriへの頼み方

使い方はとてもシンプルで、いつものようにSiriを呼ぶだけです。

「Hey Siri、ウォレットを出して」
「Hey Siri、Apple Payを開いて」

このように話しかければ、すぐに画面にカードが表示されます。

あとは顔認証やパスコード入力をするだけで支払いの準備が整います。

外で使う時のポイント

静かなお店や人混みの中で、スマホに話しかけるのは少し恥ずかしいかもしれません。

そんな時は、サイドボタンを長押ししてSiriを起動し、小声でささやくように伝えても認識してくれます。

また、「テキスト入力でSiriを使う」設定にしている場合は、文字で打って指示することも可能です。

とはいえ、やはり声で操作できるのがSiriの醍醐味です。

荷物を抱えていてどうしても手が使えない！という緊急事態の時のために、この方法も頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

ウィジェット画面から残高を確認する方法

ホーム画面の1ページ目を右にスワイプした「今日の表示」やホーム画面上に、ウォレットのウィジェットを置いておくと便利です。

アプリを開かなくても、Suicaの残高やメインカードの情報がパッと目に入るようになります。

改札を通る前やレジに並ぶ前に、「あれ？残高足りてるかな？」と不安になることがなくなりますよ。

ウィジェットの配置手順

ホーム画面を自分好みに飾る感覚で、簡単に設定できます。

ホーム画面の空いているところを長押しして、アイコンがプルプル震える状態にします
左上に出てくる「＋」ボタンをタップします
「ウィジェットを検索」のところで「ウォレット」と入力して選びます
表示させたいサイズを選んで、「ウィジェットを追加」をタップします

これでホーム画面に残高などが表示されるパネルが追加されます。

どんな情報が見られる？

主に設定している交通系ICカードの残高や、Apple Payのメインカードが表示されます。

タップすればすぐにウォレットアプリが立ち上がるので、ショートカットとしても優秀です。

お出かけ前にチラッと見るだけで、「チャージしておかなくちゃ」と気づけるのがいいところですね。

支払い直前で「残高不足です」と言われて焦るあの嫌な瞬間を、未然に防ぐことができますよ。

ホーム画面のデザインに合わせて、使いやすい場所に置いてみてください。

Apple Watchでの表示と支払いの流れ

もしApple Watchをお持ちなら、iPhoneをカバンから出す必要すらありません。

手首についている時計のボタンを押すだけで、支払いが完了してしまうんです。

一度この快適さを味わうと、もうスマホを出すのが面倒に感じてしまうほど便利ですよ。

Apple Watchでの操作方法

操作はiPhoneととてもよく似ています。

Apple Watchの右側にある「サイドボタン」を2回素早く押します（デジタルクラウンではなく、その下の細長いボタンです）
画面にカードが表示されます
そのまま手首をリーダーにかざします

「カチッ」と振動が伝わってくれば、支払い完了の合図です。

顔認証がいらないメリット

Apple Watchのすごいところは、支払いのたびに顔認証や指紋認証をしなくていい点です。

手首に巻いてロックを解除している間は、ずっと「本人確認済み」の状態が続いているからです。

なので、マスクをしていても、サングラスをしていても、全く関係ありません。

ボタンを2回押してかざすだけ。これ以上の時短はないですよね。

ただし、iPhoneに入っているカード情報とは別に、Apple Watch用としてカードを追加設定する必要があります。

Watchアプリから簡単に設定できるので、持っている人はぜひ活用して、スマートな決済ライフを楽しんでくださいね。

アップルウォレットの出し方まとめ

基本操作はロック画面でサイドボタンを素早く2回クリックします
ホームボタン搭載機種はホームボタンのダブルクリックで起動します
反応しない時は設定の「ウォレットとApple Pay」を確認してください
Face ID認証を成功させるコツはしっかり画面を見つめることです
どうしてもボタンが効かない時はコントロールセンターを活用しましょう
Suica利用者はエクスプレスカード設定なら認証なしで通過できます
Apple Watchもサイドボタン2回押しで簡単に支払いが可能です