Androidのギャラリーに写真が表示されない問題は、多くの場合、スマホの再起動や簡単な設定の見直しで解決します。
突然大切な写真が見えなくなると、とても焦ってしまいますよね。
その原因は、一時的な不具合やキャッシュの問題、SDカード、隠しファイルの設定など様々です。
この記事では、誰でもすぐに試せる簡単な対処法から、原因ごとの詳しい解決策までを順番に紹介します。
まずは焦らず、簡単な手順から一つずつ試して、大切な写真を見つけましょう。
Androidのギャラリーに写真が表示されない場合にまず試すべきこと
- 最も簡単で効果的なスマホの再起動方法
- ギャラリーアプリのキャッシュをクリアする手順
- メディアストレージのデータを消去して画像を再スキャンさせるやり方
- アプリに必要なストレージへのアクセス権限を許可する方法
- セーフモードで起動して原因のアプリを特定するには?
最も簡単で効果的なスマホの再起動方法
Androidのギャラリーに写真が表示されないとき、まず試してほしいのがスマホの再起動です。
なんだか調子が悪いな、と感じたときのほとんどは、この再起動だけであっさり直ってしまうことがよくあります。
スマホを長時間使っていると、目には見えないデータが溜まったり、システムが少し不安定になったりすることがあるんです。
再起動をすると、そういったごちゃごちゃしたものが一旦リセットされて、スマホがスッキリした状態に戻ります。
そのため、ギャラリーアプリが写真を読み込めなくなっていたような一時的な不具合なら、これだけで解決する可能性が高いですよ。
やり方はとっても簡単です。
ほとんどのAndroidスマホでは、本体の横にある電源ボタンを長押しします。
すると画面に「再起動」というメニューが出てくるので、それをポンとタップするだけです。
もし「再起動」のメニューが見当たらない場合は、「電源を切る」を選んで、完全に電源がオフになったのを確かめてから、もう一度電源ボタンを長押しして起動し直しても同じ効果が得られます。
お金もかからないし、時間も数分で終わるので、何かトラブルがあったら「まずは再起動」と覚えておくと便利ですよ。
ギャラリーアプリのキャッシュをクリアする手順
スマホを再起動しても写真が表示されないなら、次に試してほしいのがギャラリーアプリの「キャッシュ」をクリアする方法です。
キャッシュというのは、アプリを速く動かすために一時的に保存されているデータのことなんです。
このキャッシュが古くなったり、何かのきっかけで壊れてしまったりすると、アプリがうまく動かなくなる原因になります。
ギャラリーアプリで言えば、写真のサムネイル(小さな見本画像)などがキャッシュにあたりますが、これが悪さをして写真本体をうまく表示できなくさせている可能性があるんですね。
でも、安心してください。
キャッシュはあくまで一時的なデータなので、これを削除しても、あなたの大切な写真データが消えてしまうことは絶対にありません。
キャッシュをクリアする手順は、以下の通りです。
まず、スマホの「設定」アプリを開いてください。
次に、「アプリ」や「アプリと通知」といった項目を探してタップします。
アプリの一覧が出てくるので、その中からいつも使っている「ギャラリー」アプリを見つけて選びましょう。
ギャラリーの画面になったら、「ストレージ」または「ストレージとキャッシュ」という項目をタップしてください。
最後に、「キャッシュを削除」または「キャッシュをクリア」というボタンを押せば完了です。
操作が終わったら、もう一度ギャラリーアプリを開いて、写真がちゃんと表示されるか確認してみてくださいね。
メディアストレージのデータを消去して画像を再スキャンさせるやり方
キャッシュのクリアでもダメだった場合、もう少しだけ踏み込んだ対処法として「メディアストレージ」のデータを消去する方法があります。
メディアストレージというのは、スマホの中にある写真や動画、音楽といったファイルが「どこに保存されているか」を記録している、いわば住所録のようなものです。
この住所録の情報が古くなったり、壊れてしまったりすると、ギャラリーアプリは写真がどこにあるのか分からなくなってしまい、結果として「表示されない」という状態になるんです。
そこで、この住所録(メディアストレージのデータ)を一度リセットして、スマホにもう一度写真を探しに行ってもらう(再スキャンさせる)のがこの方法の目的です。
「データを削除」と聞くとドキッとするかもしれませんが、写真や動画そのものが消えるわけではないので安心してくださいね。
手順は以下の通りです。
まず「設定」アプリを開き、「アプリ」に進みます。
アプリ一覧の右上にあるメニュー(点が三つのアイコンなど)をタップして、「システムアプリを表示」を選択してください。
そうすると、普段は見えないシステム用のアプリも表示されるようになります。
その中から「メディアストレージ」という名前のアプリを探してタップします。
「ストレージ」という項目を選び、「データを削除」を実行してください。
この操作の後は、スマホを一度再起動するのがおすすめです。
再起動後に、システムが自動でスマホ内の写真を探し直して住所録を作り直してくれます。
少し時間がかかることもありますが、これでギャラリーに写真が復活することが多いですよ。
アプリに必要なストレージへのアクセス権限を許可する方法
ギャラリーアプリに、スマホ内の写真や動画を保存している場所(ストレージ)へのアクセス許可がないと、当然ながら写真を表示することはできません。
最近のスマホはセキュリティがしっかりしているので、新しく入れたアプリや、OSのアップデートがあった後などに、この「権限」の設定がいつの間にか変わってしまっていることがあるんです。
「以前は普通に見れていたのに、急に見られなくなった」という場合は、この権限が原因かもしれません。
ギャラリーアプリが写真フォルダを覗きに行くのを、スマホがブロックしてしまっているような状態ですね。
この設定は、ご自身で簡単に確認して、許可し直すことができます。
まずは「設定」アプリを開いて、「アプリ」の項目に進んでください。
アプリの一覧から、お使いの「ギャラリー」アプリをタップします。
アプリ情報の画面に「権限」や「アプリの権限」という項目があるので、そこを選んでください。
権限の一覧の中に「ストレージ」や「ファイルとメディア」といった項目があるはずです。
もしこれが「許可しない」や「不許可」になっていたら、そこをタップして「許可」に変更しましょう。
Androidのバージョンによっては「常に許可」や「アプリの使用中のみ許可」といった選択肢がありますが、ギャラリーアプリの場合は「許可」しておけば大丈夫です。
設定を変更したら、ギャラリーアプリを開き直してみてください。
今まで見えなかった写真が、ちゃんと表示されるようになっているはずです。
セーフモードで起動して原因のアプリを特定するには?
これまで紹介した方法を全部試しても解決しない…。そんなときは、後からご自身でインストールした他のアプリが、何かしら悪影響を与えている可能性を疑ってみましょう。
それを確かめるのに便利なのが「セーフモード」という起動方法です。
セーフモードとは、スマホを購入したときに最初から入っている必要最低限のアプリだけで起動する、お試しモードのようなものです。
もしセーフモードで起動したときにギャラリーの写真が正常に表示されるなら、原因は後から入れたアプリのどれかである可能性が非常に高い、ということになります。
セーフモードで起動する一般的な方法は、まず電源ボタンを長押しして「電源を切る」のアイコンを表示させます。
次に、その「電源を切る」のアイコンを長押しすると、「セーフモードで再起動」といった案内が出てくるので、それをタップします。
スマホが再起動し、画面の隅に「セーフモード」と表示されていれば成功です。
この状態でギャラリーアプリを開き、写真が見えるかどうかを確認してください。
もし写真が見えたら、原因となっているアプリを特定する作業に入ります。
写真が表示されなくなったタイミングの直前にインストールしたアプリや、最近アップデートしたアプリから順番に、一つずつアンインストールしては通常モードで再起動し、ギャラリーの表示を確認する、という作業を繰り返します。
原因のアプリが特定できたら、そのアプリを再インストールするか、代替アプリを探しましょう。
セーフモードを終了するには、普通にスマホを再起動するだけで元に戻りますよ。
Androidのギャラリーに写真が表示されない場合にまず試すべきこと
- 画像を非表示にする「.nomedia」ファイルを見つけて削除する方法
- SDカードが原因のときに確認すべきチェック項目
- 特定のフォルダだけが表示されない場合の解決策
- ダウンロードした画像はどこに保存されている?
- LINEで保存した写真がギャラリーに見つからない理由
- Googleフォトとの同期設定で見直すべきポイント
- 隠しアルバム設定を解除して再表示させるには?
- 最終手段として写真データを復元するアプリの選び方
画像を非表示にする「.nomedia」ファイルを見つけて削除する方法
もし特定のフォルダの写真だけが表示されない場合、「.nomedia」という名前のファイルが隠れているのが原因かもしれません。
これは少し特殊なファイルで、その役割は「このフォルダの中にある画像や動画は、ギャラリーに表示しなくていいですよ」とスマホに教える目印のようなものなんです。
アプリによっては、キャッシュなどの不要な画像がギャラリーに表示されないように、このファイルを自動で作ることがあります。
何かの手違いで、大切な写真が入っているフォルダにこのファイルが作られてしまうと、写真が隠されてしまうというわけです。
この「.nomedia」ファイルは普通のファイルとは違って隠しファイルなので、見つけて削除するにはファイル管理アプリが必要です。
Google純正の「Files by Google」など、使いやすいアプリをPlayストアからインストールしてください。
アプリを開いたら、まず設定画面で「隠しファイルを表示する」といった項目をオンにします。
次に、写真が表示されなくて困っているフォルダ(例えば「DCIM」や「Pictures」の中など)を開いてみてください。
もし「.nomedia」という名前のファイルが見つかったら、それを長押しして削除しましょう。
このファイルを削除しても、大切な写真データそのものが消えることはないので安心してください。
操作が終わったら、スマホを一度再起動するか、ギャラリーアプリのキャッシュをクリアすると、隠れていた写真が表示されるようになりますよ。
SDカードが原因のときに確認すべきチェック項目
写真をSDカードに保存している方は、SDカード自体に何か問題が起きている可能性も考えてみましょう。
SDカードはとても便利ですが、物理的なカードなので、接触が悪くなったり、時には壊れてしまったりすることもあります。
写真が表示されない原因がSDカードにあるかどうかを確かめるために、いくつかチェックしてほしい項目があります。
まず、一番簡単なのが「抜き差ししてみる」ことです。
スマホの電源を一度完全に切ってから、SDカードをトレーから抜き、もう一度しっかりと奥まで挿し直してみてください。
ホコリなどで一時的に接触が悪くなっていただけなら、これだけで直ることがあります。
次に、そのSDカードをパソコンのカードリーダーや、他のスマホなど、別の機器で読み込めるか試してみましょう。
もし他の機器でも写真が見えないのであれば、残念ながらSDカード自体が故障している可能性が高いです。
また、カメラアプリの設定で、写真の保存先を一時的に「内部ストレージ」に変えて一枚撮ってみるのも有効な確認方法です。
その写真がギャラリーに問題なく表示されるなら、やはり原因はSDカード側にあると考えられます。
最後に、SDカードの金属の端子部分が汚れていないかも確認してみてください。
汚れていたら、乾いた柔らかい布で優しく拭いてあげると改善することがありますよ。
特定のフォルダだけが表示されない場合の解決策
「カメラで撮った写真は普通に見えるのに、LINEで保存した写真だけが見当たらない」といったように、特定のフォルダの写真だけが表示されないこともあります。
この場合、考えられる原因は主に2つです。
一つは、先ほども紹介した「.nomedia」ファイルが表示されないフォルダの中に作られてしまっているケース。
もう一つは、ギャラリーアプリ自体が、そのフォルダを「スキャン(写真を探す)対象」として認識していないケースです。
まずはファイル管理アプリを使って、表示されないフォルダの中に「.nomedia」ファイルがないか確認し、もしあれば削除してみてください。
それでも解決しない場合は、ギャラリーアプリの設定を見直してみましょう。
アプリによっては、ギャラリーに表示するアルバム(フォルダ)を自分で選べる機能が付いています。
ギャラリーアプリの設定画面を開いて、「表示アルバムの管理」や「非表示アルバム」のような項目がないか探してみてください。
もし表示したいフォルダがオフになっていたら、オンに切り替えましょう。
どうしても見つからない場合の最終手段として、ファイル管理アプリを使って、表示されないフォルダの中にある写真を、カメラで撮った写真が保存されているフォルダ(通常は「DCIM」フォルダの中の「Camera」というフォルダです)に移動させてしまう、という方法もあります。
これで表示されるようになれば、やはり元のフォルダがギャラリーのスキャン対象外だったということになります。
ダウンロードした画像はどこに保存されている?
インターネットのウェブサイトから保存した画像がギャラリーに見つからないときは、どこに保存されたのかが分からなくなっているだけかもしれません。
スマホは、データの種類によって保存する場所をある程度分けて整理しています。
カメラで撮った写真は「DCIM」フォルダ、スクリーンショットは「Screenshots」フォルダ、そしてインターネットからダウンロードしたファイルは、多くの場合「Download」という名前のフォルダに保存されるのが一般的です。
この「Download」フォルダは、スマホの内部ストレージの直下にあることが多いです。
一番確実な確認方法は、やはり「Files by Google」などのファイル管理アプリを使うことです。
ファイル管理アプリを開けば、「カテゴリ」の中に「ダウンロード」という項目がすぐに見つかるはずなので、そこをタップしてみてください。
探していた画像が、きっとそこにあると思います。
ギャラリーアプリ上では、「Download」という名前のアルバムとして表示されていることがほとんどです。
アルバム一覧の画面をよく探してみてくださいね。
もし、ファイル管理アプリの「Download」フォルダにも、ギャラリーのアルバムにも見当たらない場合は、画像をダウンロードしたブラウザアプリ(Chromeなど)の設定で、保存先が特殊な場所に変更されている可能性も考えられます。
その場合は、ブラウザアプリの設定を確認してみましょう。
LINEで保存した写真がギャラリーに見つからない理由
LINEのトークルームで友達から送られてきた写真を保存したのに、ギャラリーに出てこなくて困った、という経験はありませんか?
これは、LINEで保存した写真が、LINE専用の特別なフォルダに保存されることが原因です。
具体的には、スマホの内部ストレージの中にある「Pictures」というフォルダの中に、さらに「LINE」という名前のフォルダが作られ、その中に保存される仕組みになっています。
そのため、ギャラリーアプリによっては、この「LINE」フォルダをすぐに見つけられずに、表示が遅れたり、うまく表示できなかったりすることがあるんです。
まずは、お使いのギャラリーアプリを開いて、アルバムの一覧に「LINE」という名前のアルバムがないかじっくり探してみてください。
多くの場合、ここに写真がまとまっているはずです。
もしアルバムが見つからない場合は、ファイル管理アプリを使って、先ほどの「内部ストレージ/Pictures/LINE/」という場所を直接開いてみましょう。
そこに写真データがきちんと存在していれば、ファイル自体は無事なので安心してください。
その場合は、ギャラリーアプリの一時的な不具合の可能性が高いので、スマホの再起動や、ギャラリーアプリのキャッシュクリアを試してみると、表示されるようになることが多いですよ。
もちろん、保存したつもりが押し忘れていた、なんていううっかりミスもあるので、もう一度LINEのトーク画面を確認してみるのも大切です。
Googleフォトとの同期設定で見直すべきポイント
Googleフォトをバックアップ用に使っている方は、少し設定が複雑に感じられるかもしれませんね。
写真が表示されないときに見直してほしいポイントがいくつかあります。
Googleフォトは、スマホ本体に保存されている写真と、インターネット上(クラウド)にバックアップした写真の両方を表示できるアプリです。
この「同期」の設定が、意図しない状態になっていると、「写真が消えた!」と勘違いしてしまうことがあります。
まず、Googleフォトアプリを開き、右上の自分のアイコンをタップして、「フォトの設定」から「バックアップと同期」の画面に進んでください。
ここのスイッチがオンになっているか、まず確認しましょう。
次に、同じ画面にある「デバイスのフォルダのバックアップ」という項目をチェックします。
ここを開くと、LINEやダウンロードなど、カメラ以外のフォルダもバックアップ対象にするかどうかを選べます。
ギャラリーに表示させたいフォルダが、きちんとオンになっているか確認してください。
また、注意したいのが「空き容量を増やす」という機能です。
これは、クラウドへのバックアップが完了した写真をスマホ本体から削除して、スマホの容量を確保する便利な機能ですが、これを使うとスマホ標準のギャラリーアプリからは写真が見えなくなってしまいます。
この機能を使った覚えがないか、一度思い出してみてください。
今あなたが見ているのが、スマホの「ギャラリー」アプリなのか、Googleの「フォト」アプリなのかを意識するだけでも、混乱が少なくなりますよ。
隠しアルバム設定を解除して再表示させるには?
「自分で隠した覚えはないのに、写真がどこにも見当たらない…」そんな時は、ギャラリーアプリの「非表示」や「隠しアルバム」機能が働いているのかもしれません。
これは、プライベートな写真などを他の人に見られないように、一時的にギャラリーの一覧から見えなくするための機能です。
ご自身で設定したのを忘れてしまっていたり、何かの拍子に意図せず設定してしまったりすることがあります。
この機能を解除する方法は、残念ながらスマホのメーカーや使っているギャラリーアプリによって操作がバラバラなんです。
ですが、多くのアプリで共通する探し方のパターンがあります。
まずは、ギャラリーアプリを開いて、画面の右上や右下にあるメニューボタン(点が三つ縦に並んだアイコンなど)をタップしてみてください。
その中に「設定」という項目があれば、それを開きます。
「非表示にしたアルバムを表示」や「ゴミ箱」、「隠しアイテム」といった、それらしい名前の項目がないか探してみましょう。
もう一つのパターンとして、アルバム一覧が表示されている画面で、画面を指でぐーっと下に引っ張る(スワイプする)と、隠されたアルバムが出現する、という特殊な操作方法を採用しているアプリもあります。
もしご自身のアプリの操作方法が分からなければ、「(お使いの機種名) ギャラリー 非表示 解除」のように、具体的な名前で検索してみるのが一番の近道ですよ。
最終手段として写真データを復元するアプリの選び方
これまで紹介したすべての方法を試しても写真が見つからない場合、もしかしたら誤って削除してしまったのかもしれません。
でも、諦めるのはまだ早いです。
最終手段として、削除されたデータを復元するためのアプリを試す価値があります。
スマホでは、データを削除しても、そのデータが保存されていた領域に新しいデータが上書きされるまでは、見えない形で残っていることがあります。
復元アプリは、この見えないデータを探し出して救出してくれるんです。
ただし、どんなアプリでも良いわけではありません。アプリを選ぶ際には、いくつかポイントがあります。
まず一番大切なのは「信頼性」です。Google Playストアで、たくさんの人にダウンロードされていて、評価の高いレビューが多いアプリを選びましょう。
次に、無料でお試しスキャンができるかどうかも重要です。
いきなり有料のアプリを買うのではなく、まずは無料でスキャンしてみて、復元したい写真が見つかるかどうかを確認できるものが安心です。
お目当ての写真が見つかったら、その時点で初めて有料版の購入を検討するのが賢い使い方です。
そして、最も注意してほしいのが「データのさらなる上書きを防ぐこと」です。
写真が消えた後に、新しいアプリをインストールしたり、写真をたくさん撮ったりすると、消えたデータの上に新しい情報が書き込まれてしまい、復元の可能性がどんどん低くなってしまいます。
復元を試すなら、なるべく早く、スマホをあまり操作しないうちに行うことが成功の秘訣です。
復元アプリはあくまでも最終手段ですが、大切な一枚を取り戻せる可能性は十分にありますよ。
androidのギャラリーに表示されない問題のまとめ
- Androidで写真が表示されない時は、まずスマホの再起動を試すのが最も簡単で効果的です。
- ギャラリーアプリのキャッシュクリアや、メディアストレージのデータ消去で画像が再スキャンされます。
- ストレージへのアクセス権限が許可されていないと写真は見えないため、設定を確認しましょう。
- 特定のフォルダだけ見えない原因として、非表示にする「.nomedia」ファイルが考えられます。
- SDカードに保存している場合は、抜き差しや他の機器での読み込みを試してください。
- LINEで保存した写真は専用フォルダに入るため、ギャラリーのアルバム一覧をよく確認します。
- どうしても見つからない場合は、データが上書きされる前に写真復元アプリを試すのが最終手段です。