アモングアスは、知らない人と会話できるチャット機能に危険が潜んでいます。
暴言によるトラブルや個人情報の漏洩、意図しない課金のリスクがあります。
しかし、これらの危険は、保護者によるゲーム内の設定や家庭でのルール作りで防ぐことが可能です。
この記事では、お子さんを危険から守り、安全に遊ばせるための具体的な方法を解説します。
何歳からなら安心して遊べるのか、その目安についても知ることができます。
アモングアスが子供にとって危険と言われる5つの理由
- 知らない人とのチャットで暴言やトラブルに遭うリスク
- 「キル」シーンの刺激的な表現はどの程度?
- 名前やチャットから個人情報が特定される可能性
- 高額請求につながる課金要素の実態
- ゲーム依存を招く中毒性の高さ
知らない人とのチャットで暴言やトラブルに遭うリスク
アモングアスで最も注意すべき危険性は、オンラインで知らない人と自由に言葉を交わせるフリーチャット機能でのトラブルです。
このゲームの醍醐味は、誰がウソつきの「インポスター」かを探し出す議論にあります。
しかし、誰でも参加できる「公開(パブリック)」の部屋では、見ず知らずのプレイヤーたちとチャットで会話することになります。
顔が見えない匿名の環境だからこそ、心ない言葉が飛び交いやすいのが現実です。
例えば、以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 暴言や悪口: 「下手くそ」「なんで投票しないの?」「早く抜けろ」など、強い言葉で責められる。
- 仲間外れ: 特定のプレイヤーの発言だけを無視したり、理由もなく追放したりする。
- ケンカ: 意見の対立から、プレイヤー同士が感情的な言い争いに発展する。
- 不適切な会話: ゲームと関係のない、子供にはふさわしくない話題を持ち出される。
こうした経験は、お子さんが深く傷ついたり、逆に誰かを真似て傷つけたりする原因になりかねません。
この一番の危険性を避けるためには、チャット機能を制限することが非常に重要です。
後の見出しで詳しく説明しますが、あらかじめ用意された定型文だけで会話する「クイックチャット」という設定に変更すれば、こうしたリスクを大幅に減らすことができますよ。
「キル」シーンの刺激的な表現はどの程度?
アモングアスの「キル」シーンは、キャラクターが真っ二つになるなど直接的な描写ですが、血しぶきが飛ぶようなリアルさはなく、コミカルでデフォルメされたアニメーションになっています。
「キル」という言葉の響きから、過激なシーンを想像して心配になる保護者の方も多いと思います。
確かに、インポスターがクルーメイトを倒す際には、少し刺激的なアニメーションが流れます。
例えば、以下のようなパターンがあります。
- ナイフで突き刺す
- ピストルで撃つ
- 首をへし折る
- エイリアンのような舌で貫く
ただ、これらの描写はどれも、ポップで可愛らしいキャラクターデザインと、どこか間抜けな効果音と相まって、怖さよりも「ギャグ」のように見えることが多いです.
このゲームの対象年齢は「CERO A(全年齢対象)」に区分されており、このことからも過激すぎる暴力表現は意図的に避けられていることがわかります。
とはいえ、感受性はお子さん一人ひとり違います。
「殺す」「殺される」という行為そのものにショックを受けたり、真っ二つになるアニメーションが悪夢の原因になったりする可能性もゼロではありません。
初めて遊ばせる場合は、まず保護者の方が一度どんなものか見てみたり、お子さんと一緒にプレイして反応を確かめてあげたりすると、より安心かもしれませんね。
名前やチャットから個人情報が特定される可能性
アモングアスで使うプレイヤー名や、フリーチャットでの会話の内容から、お子さんの本名や住んでいる場所などの個人情報が漏れてしまう危険性があります。
オンラインゲームに潜む大きなリスクの一つが、この個人情報の漏洩です。
子供たちは、悪気なく、つい自分のことを話してしまうことがあります。
これがトラブルの入り口になるかもしれないのです。
例えば、以下のような使い方は非常に危険です。
- 危険なプレイヤー名:
- 本名をそのまま使う(例:「たなかはると」)
- 学校名や地域名を入れる(例:「さくらしょう3の1」)
- 誕生日や年齢がわかる名前にする(例:「haruto2015」)
- 危険なチャット内容:
- 「〇〇小学校に通ってるよ」
- 「家の近くに〇〇スーパーがあるんだ」
- 「今から〇〇っていう塾に行かないと!」
- 他のプレイヤーから「どこ住んでるの?」と聞かれ、正直に答えてしまう
これらの情報は、一つひとつは些細なことかもしれません。
しかし、複数が組み合わさることで、お子さんの生活圏や本名が特定されてしまう可能性があります。
この危険からお子さんを守るためには、ゲームを始める前に、必ず家庭でルールを決めておくことが大切です。
「ゲームで使う名前は一緒に考える」「本名や学校、家の周りの話は絶対に書き込まない」といった約束を、なぜそれが必要なのか理由も一緒に、しっかりとお子さんに伝えてあげてください。
高額請求につながる課金要素の実態
アモングアスの課金要素は、キャラクターの見た目を飾るアイテムが中心で、ゲームの強さには影響しません。しかし、お子さんが勝手に課金してしまうリスクは存在します。
スマホ版は基本プレイ無料ですが、より楽しむための課金要素が用意されています。
ゲームを有利に進めるためのアイテム販売はないので、その点は安心です。
課金の主な内容は、ゲーム内通貨である「スター」や「ビーン」を購入し、それを使ってキャラクターの見た目を変えるためのアイテムを手に入れる、というものです。
【課金で購入できるアイテムの例】
- スキン: キャラクターの服装
- ハット: 帽子
- ペット: 後ろをついてくる小さなキャラクター
- バイザー: 顔のゴーグルの部分
これらのアイテムは、あくまで自己満足のおしゃれ要素です。
持っているからといって、ゲームで勝ちやすくなることは一切ありません。
ただ、問題なのは、お子さんがその仕組みを理解せず、欲しくなったアイテムを保護者の許可なく購入してしまう可能性があることです。
スマホやニンテンドーアカウントにクレジットカード情報が登録されていると、簡単な操作で次々と購入できてしまいます。
気づいた時には高額な請求が…ということにならないよう、後述する「ペアレンタルコントロール」の設定は必ず行っておきましょう。
購入時にパスワードを要求するようにしておけば、意図しない課金を未然に防ぐことができますよ。
ゲーム依存を招く中毒性の高さ
アモングアスは、1回のプレイ時間が短く、推理と駆け引きのスリルが味わえるため、やめ時を見失いやすく、熱中しすぎてゲーム依存に陥る危険性があります。
「あと1回だけ…」が、気づけば1時間、2時間と続いてしまう。
これは、アモングアスが持つゲーム性の高さからくる、ある種の「中毒性」が原因です。
お子さんが夢中になってしまうのには、ちゃんとした理由があります。
- 手軽さ: 1試合がだいたい5分から15分程度で終わるため、気軽に「もう一戦」とプレイを続けやすい。
- 達成感と悔しさの連鎖: クルー(市民)としてインポスター(犯人)を追放できた時の達成感や、逆にインポスターとしてうまく騙し通せた時の快感が強い刺激になります。負けた時も「次こそは!」という気持ちになり、なかなかやめられません。
- 役割の変化による刺激: 毎回、自分がクルーになるかインポスターになるかわからないドキドキ感があり、飽きさせない工夫がされています。
この中毒性の高さから、以下のような問題が起きる可能性があります。
- 夜更かしをしてしまい、寝不足で翌日の学校に影響が出る。
- 宿題やお手伝いなど、やるべきことを後回しにする。
- ゲーム以外のことに興味を示さなくなる。
こうしたゲーム依存を防ぐためには、やはり家庭でのルール作りが最も重要です。
「1日に遊ぶのは1時間まで」「夜9時以降はプレイしない」「宿題や明日の準備が終わってから」など、プレイ時間や条件を具体的にお子さんと一緒に決めて、それを守る習慣をつけることが大切ですよ。
アモングアスの危険から子供を守り安全に遊ばせる方法
- まず確認!アカウント作成時の年齢設定と注意点
- チャットの危険性を防ぐ「クイックチャット」限定への変更方法
- 意図しないボイスチャット(VC)を防ぐ設定
- 知らない人を入れない「フレンドとだけ」遊ぶやり方(プライベート設定)
- Switchやスマホでの課金を制限するペアレンタルコントロール
- 結局、何歳からなら安心して遊ばせられる?
- 家庭で決めておきたいゲームのルール
- 危険だけじゃない!アモングアスがもたらす知育効果
まず確認!アカウント作成時の年齢設定と注意点
アモングアスを安全に始めるための最初のステップは、アカウント作成時に保護者が付き添い、お子さんの正直な年齢を正しく設定することです。
実は、この年齢設定によって、チャット機能などの利用範囲が自動的に制限される仕組みになっています。
特に重要なのが「13歳」という区切りです。
- 13歳未満で設定した場合:
チャットは、あらかじめ用意された定型文で会話する「クイックチャット」に自動で固定されます。自由な文章が打てないので、暴言や個人情報漏洩のリスクを大幅に減らせます。 - 13歳以上で設定した場合:
自由に文字を入力できる「フリーチャット」が利用可能になります。
もし、お子さんが年齢を偽って13歳以上で登録してしまうと、フリーチャットが使える状態になり、知らない人とのトラブルに巻き込まれる危険性が高まります。
一番最初にアカウントを作る時が肝心です。
なぜなら、一度設定した生年月日は、後から変更することができないからです。
「チャットが自由にできなくてつまらない」とお子さんが言うかもしれませんが、「あなたを守るための大切な設定なんだよ」と、理由をしっかり説明してあげてください。
親子で一緒にアカウントを作成し、正しい年齢で登録することが、安全なゲームライフの第一歩ですよ。
チャットの危険性を防ぐ「クイックチャット」限定への変更方法
知らない人とのトラブルを避ける最も効果的な方法は、設定画面でチャットの種類を、定型文だけで会話する「クイックチャットのみ」に変更することです。
フリーチャットと違い、クイックチャットは「はい」「いいえ」「ありがとう」「〇〇さんが怪しい」といった、ゲーム側で用意された言葉を組み合わせて会話する方式です。
そのため、以下のようなメリットがあります。
- 暴言や悪口を書き込むことが物理的に不可能になる。
- 本名や学校名などの個人情報を入力できない。
- 子供にふさわしくない不適切な会話ができない。
まさに、お子さんをチャットの危険から守るための最高の機能と言えますね。
設定の変更はとても簡単です。
- ゲームのトップ画面を開き、右下にある歯車の形をした「設定」アイコンをタップします。
- 画面上部にあるタブの中から、一番右の「データ」を選択します。
- 「チャットの種類」という項目があるので、ここをタップして「クイックチャットのみ」を選んでください。
これだけで設定は完了です。
特にお子さんが、誰でも参加できる「公開(パブリック)」の部屋で遊ぶ可能性がある場合は、必ずこの設定にしておくことを強くおすすめします。
意図しないボイスチャット(VC)を防ぐ設定
アモングアスのゲーム自体にボイスチャット機能はありませんが、スマホ本体のマイク設定をオフにしておくことで、外部アプリを使った意図しない音声のやり取りを防ぐことができます。
「VCあり」と書かれた公開ルームを見かけることがありますが、これはプレイヤーたちが「Discord(ディスコード)」などの別の通話アプリを同時に使って、声で会話しながらプレイしているという意味です。
ゲーム内の機能ではないため、少し分かりにくいですよね。
お子さんがこういった部屋に意図せず入ってしまい、知らない大人の会話を聞いてしまったり、自分の生活音が相手に聞こえてしまったりするリスクが考えられます。
そうした事態を防ぐために、お使いのスマホ本体で、アモングアスのアプリがマイクを使えないように設定しておきましょう。
【iPhoneの場合】
- 「設定」アプリを開きます。
- アプリの一覧から「Among Us」を探してタップします。
- 「マイク」という項目のスイッチをオフ(白色)にします。
【Androidの場合】
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ」→「Among Us」→「権限」と進みます。
- 「マイク」の項目を選び、「許可しない」に設定します。
この設定をしておけば、万が一VCありの部屋に入っても、こちらの音声が相手に伝わることはありません。
「VC」と書かれた部屋には入らない、というルールを家庭で決めておくと、さらに安心ですね。
知らない人を入れない「フレンドとだけ」遊ぶやり方(プライベート設定)
アモングアスを最も安全に楽しむ方法は、部屋を「プライベート」に設定し、部屋コードを知っているお友達とだけ遊ぶことです。
この方法を使えば、見ず知らずの人が入ってくることは一切なく、気心の知れた仲間だけで安心してゲームに集中できます。
お友達と遊ぶ約束をしたら、誰か一人が代表して部屋(ゲーム)を作りましょう。
【プライベートな部屋の作り方】
- トップ画面で「オンライン」を選びます。
- 一番上にある「ゲームをホスト」をタップします。
- マップの種類やインポスターの数などを設定する画面が開きます。
- 画面右下に、「公開」と「プライベート」を切り替えるボタンがあるので、ここを「プライベート」に設定します。
- 「確認」ボタンを押して部屋に入ると、画面の下に「部屋のコード:〇〇〇〇〇〇」とアルファベット6文字が表示されます。
【友達が部屋に入る方法】
- 部屋を作った人から、LINEなどで6文字の部屋コードを教えてもらいます。
- トップ画面で「オンライン」を選び、真ん中にある「ゲームを探す(プライベート)」の入力欄に、教えてもらったコードを正確に入力します。
- 矢印ボタンをタップすれば、友達の部屋に入ることができます。
この方法なら、チャットで暴言を言われる心配もなく、個人情報が漏れるリスクもありません。
お子さんには、まずこの遊び方から慣れさせてあげるのが理想的ですね。
Switchやスマホでの課金を制限するペアレンタルコントロール
お子さんが勝手に課金してしまうのを防ぐには、Nintendo Switchやスマホ本体に標準装備されている「ペアレンタルコントロール」機能で、購入にパスワードが必要な設定をしておくのが最も確実です。
アモングアス自体は安価、または無料で始められますが、キャラクターを飾るアイテムなどの課金要素も存在します。
お子さんにゲーム機やスマホを渡す際は、必ずこの設定を見直しておきましょう。
【Nintendo Switchの場合】
「みまもり設定」機能を使います。
ニンテンドーeショップでの購入制限を設定でき、「パスワードを入力しないと何も買えない」状態にすることが可能です。
これにより、お子さんが知らないうちに有料コンテンツを購入してしまうのを防ぎます。
【iPhoneの場合】
「スクリーンタイム」という機能で制限します。
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」と進みます。
- 「iTunesおよびApp Storeでの購入」という項目で、「App内課金」を「許可しない」に設定します。
こうすれば、ゲーム内での課金が一切できなくなります。
【Androidの場合】
「Google Playストア」アプリ内で設定します。
- Playストアを開き、右上のプロフィールアイコンをタップします。
- 「設定」→「認証」→「購入の認証を要求」と進みます。
- 「このデバイスでのGoogle Playからのすべての購入」を選択すれば、課金のたびにGoogleアカウントのパスワード入力が必須になります。
結局、何歳からなら安心して遊ばせられる?
アモングアスの対象年齢は全年齢ですが、ゲームのルールやオンラインでの危険性を理解できるようになる「小学生以上」が一つの目安になります。
このゲームは、単にキャラクターを動かすだけでなく、「誰が嘘をついているか」を議論して見つけ出すという、少し高度な思考力が求められます。
そのため、お子さんの発達段階に合わせて、保護者の方が関わり方を調整してあげることが大切です。
【年齢別の考え方の目安】
- 未就学児(3歳〜6歳):
ゲームのルールを完全に理解するのは難しいかもしれません。
キャラクターを動かす「おにごっこ」のような感覚で、必ず保護者と一緒か、友達とのプライベート対戦限定で遊ぶのが良いでしょう。キルシーンへの反応も見てあげてください。 - 小学校低学年(7歳〜9歳):
ルールを理解し、ゲームを楽しめるようになる頃です。
ただし、オンラインの危険性への理解はまだ十分ではありません。チャットは「クイックチャット」に限定し、遊ぶ時間や場所のルールを徹底させましょう。 - 小学校高学年(10歳〜12歳):
ゲームの戦略性も理解し、深く楽しめるようになります。
フリーチャットを使いたいと言い出すかもしれませんが、その場合は改めてネットリテラシーについて話し合う絶好の機会です。
「〇歳になったからOK」という明確な答えはありません。
お子さんの性格や理解度に合わせて、安全な遊び方を親子で一緒に考えてあげることが何よりも重要です。
家庭で決めておきたいゲームのルール
アモングアスによるトラブルやゲーム依存を防ぐためには、「いつ、どこで、どれくらい、どのように」遊ぶのか、具体的なルールを親子で一緒に決めて、紙に書いて見える場所に貼っておくのが非常に効果的です。
保護者が一方的にルールを押し付けるのではなく、なぜそのルールが必要なのかを説明し、お子さん自身に納得してもらうことが、ルールを守ってもらうための秘訣です。
【ルール作りの具体例】
- 時間と場所のルール
- 1日に遊ぶ時間は「1時間」まで。
- 夜9時以降はプレイしない。
- 宿題や明日の準備など、やるべきことを全部終えてから遊ぶ。
- 自分の部屋ではなく、リビングなどおうちの人の目がある場所でプレイする。
- お金のルール
- 課金はしない。もし欲しいアイテムがある場合は、必ずお父さんお母さんに相談する。
- コミュニケーションのルール
- チャットは「クイックチャット」だけを使う。
- ゲームで使う名前は、本名や個人情報がわからないものにする。
- 知らない人に失礼なことや、嫌な気持ちにさせることを言わない。
- ペナルティのルール
- もしルールを破ってしまったらどうするか(例:次の日はゲームをお休みする)も、あらかじめ決めておきましょう。
これらのルールは、お子さんを縛り付けるためのものではなく、安全に楽しくゲームを続けるための「お守り」であることを伝えてあげてくださいね。
危険だけじゃない!アモングアスがもたらす知育効果
アモングアスは、危険な面だけに注目されがちですが、保護者がしっかりと管理すれば、お子さんの「論理的思考力」や「コミュニケーション能力」を育む、優れた知育ツールにもなり得ます。
ゲームをただ「悪いもの」として遠ざけるのではなく、そのポジティブな側面にも目を向けてみましょう。
アモングアスをプレイすることで、自然と以下のような力が養われることが期待できます。
- 論理的思考力・推理力:
「AさんはBさんと一緒にいたから、犯人じゃないはず」「Cさんの発言はさっきと矛盾しているな」など、断片的な情報を整理し、筋道を立てて犯人を探す過程は、まさに論理的思考そのものです。 - コミュニケーション能力:
チャットや会話で、自分の考えを相手に分かりやすく伝えたり、逆に他の人の意見を正しく聞き取ったりする必要があります。議論を通して、自分の意見を主張し、他者と合意形成する練習になります。 - 協調性・チームワーク:
クルーメイトになった時は、他のメンバーと協力してタスク(作業)をこなし、インポスターを追放するという共通の目標に向かって行動します。チームで勝利を目指す大切さを学べます。 - 記憶力と観察力:
「誰がどの部屋から出てきたか」「アリバイは本当か」など、短い時間で多くの情報を記憶し、細かい変化に気づく観察力が鍛えられます。
安全な環境を整えてあげることを前提とすれば、アモングアスは、お子さんが楽しみながら多くのことを学べる、とても魅力的なゲームだと言えますよ。
アモングアスは子供に危険?まとめ
- アモングアスの最も危険な点は、知らない人とのチャットで暴言やトラブルに遭うリスクです。
- 個人情報が特定されないよう、ゲームで使う名前や会話内容のルールを家庭で決めましょう。
- キルシーンはコミカルですが、刺激の感じ方は子供によるため、保護者の確認が必要です。
- 意図しない高額課金を防ぐため、Switchやスマホのペアレンタルコントロールを必ず設定します。
- チャット機能を「クイックチャット」に限定することが、トラブルを避ける最も効果的な方法です。
- ゲーム依存を防ぐため、「1日1時間まで」など遊ぶ時間を決めることが大切です。
- 安全な環境を整えれば、論理的思考力を育む知育効果も期待できます。