Amazonのほしい物リストが送れない主な原因は、相手側の「住所設定」や商品の「在庫状況」にあります。
この問題は、贈る側だけでは解決できないケースも少なくありません。
この記事では、ほしい物リストが送れない原因と、具体的な解決策をわかりやすく説明します。
匿名でプレゼントを贈る正しい手順や、よくあるエラーの対処法もあわせて紹介します。
これを読めば、もう迷わずにスムーズなプレゼント選びができますよ。
Amazonのほしい物リストが送れない時の主な原因
- 届け先の住所が選択肢に表示されないのはなぜ?
- 「この商品は現在購入できません」と表示される理由
- 商品をカートに追加できない時の原因と解決策
- 受取人側で必要な住所設定の確認方法
- 在庫切れで送れない場合の入荷通知設定は?
- 支払い方法のエラーが出た時のチェック項目
- 「第三者の出品の商品の発送同意書」とは何?
届け先の住所が選択肢に表示されないのはなぜ?
ほしい物リストからプレゼントを贈ろうとしたのに、届け先の住所が選択肢に出てこないのは、相手側の設定が原因であることがほとんどです。
リストの作成者が、そのほしい物リストに「お届け先住所」を登録していないと、送る側は住所を選ぶことができません。
友達や家族に「ほしい物リストの住所登録、忘れてないかな?」と、一度確認してもらうのが一番早い解決策になります。
相手に確認してもらう際は、以下の3つのポイントを伝えてあげるとスムーズですよ。
- ほしい物リストの「設定」を開いてもらう
- 「お届け先住所」が空欄になっていないかチェックしてもらう
- 住所が登録されていても、そのリストで使う設定(チェック)がオンになっているか見てもらう
特に、複数のほしい物リストを使い分けている方は、リストごとに住所設定が必要なので、うっかり忘れていることが多いみたいです。
もし、相手の方に設定方法を説明するのが難しい場合は、この後で解説する「受取人側で必要な住所設定の確認方法」の項目を見てもらうようにお願いするのも良い方法です。
贈りたい気持ちがあるのに手続きでつまずいてしまうのは、もどかしいですよね。
まずは、リストの持ち主の方に連絡を取って、住所設定を確認してもらうことから始めてみてください。
「この商品は現在購入できません」と表示される理由
「この商品は現在購入できません」と表示される場合、いくつかの原因が考えられますが、主に「在庫切れ」か「出品者側の事情」であることが多いです。
Amazonが直接販売している商品であれば一時的な在庫切れの可能性が高く、時間が経てばまた購入できるようになることもあります。
一方で、マーケットプレイスの出品者(Amazon以外の個人やお店)が出している商品の場合、その出品者が販売を停止したり、取り扱いをやめてしまったりすることも原因の一つです。
このメッセージが表示された時に考えられる主な理由を、以下にまとめました。
- 在庫切れ: 単純に商品の在庫がなくなってしまった状態です。
- 出品の停止: 出品者が一時的に、または完全にその商品の販売をやめてしまった。
- 配送先の制限: お届け先の住所が、その商品の配送対象エリア外になっている。
- 購入資格の制限: 特定の会員(例:プライム会員限定商品)しか購入できない商品である。
残念ながら、送る側で「今すぐ購入できるようにする」という直接的な解決策はあまりありません。
もし、どうしてもその商品を贈りたいのであれば、ほしい物リストの作成者に「この商品が買えないみたいなんだけど…」と伝えてみるのが良いでしょう。
もしかしたら、同じ商品を出品している別の出品者がいるかもしれません。
あるいは、相手も購入できないことに気づいて、リストから商品を削除したり、別の商品に差し替えたりするきっかけになります。
すぐに解決できないことも多いですが、まずは状況を相手に伝えて相談してみるのがおすすめです。
商品をカートに追加できない時の原因と解決策
ほしい物リストの商品ページで「カートに追加する」ボタンが押せない、または押しても反応がない場合、いくつかの原因が考えられます。
一番多いのは、Amazonのシステムの一時的な不具合や、お使いのスマホやパソコンのブラウザに問題があるケースです。
まずは慌てずに、少し時間をおいてからもう一度試してみるのがおすすめです。
それでも解決しない場合に考えられる原因と、それぞれの解決策を以下に紹介します。
| 原因 | 解決策 |
|---|---|
| システムの不具合 | 少し時間をおいてから再読み込みする。 |
| ブラウザの問題 | ページの再読み込み、ブラウザのキャッシュクリア、別のブラウザで試す。 |
| 購入数量の制限 | 人気商品などで、一人あたりの購入数が制限されている場合があります。 |
| マーケットプレイス商品の問題 | 出品者が購入を制限している可能性があります。 |
特に、スマホのアプリで操作している場合は、一度アプリを完全に終了させてから再起動するだけで、あっさり解決することもよくあります。
また、パソコンで見ているなら、キーボードの「F5」キーを押してページを最新の状態に更新(再読み込み)してみましょう。
いろいろ試してみてもカートに追加できない場合は、その商品の購入を諦めるか、ほしい物リストの作成者に「カートに追加できないみたい」と伝えて、別の商品をリクエストするのも一つの手です。
システム上の問題はこちらではどうしようもないこともあるので、基本的な対処法を試してダメなら、深追いしすぎないことも大切かもしれませんね。
受取人側で必要な住所設定の確認方法
プレゼントを受け取る側、つまりほしい物リストの作成者が最低限やっておかなければいけないのが、お届け先住所の登録です。
この設定が正しくできていないと、送る側はプレゼントを届けることができません。
もし、お友達から「住所が表示されないよ」と連絡が来たら、この手順で設定を確認してみてくださいね。
まず、パソコン(Webサイト)での設定方法は以下の通りです。
- Amazonのトップページ右上にある「アカウント&リスト」にカーソルを合わせる
- 表示されたメニューから「ほしい物リスト」をクリックする
- 設定したいリストを選び、リストの右上にある3つの点「…」のメニューから「リストの設定」を選ぶ
- 「お届け先住所」の項目で、「新規作成」するか、すでに登録済みの住所を選択する
- 一番下の「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックする
次に、スマホアプリでの設定方法です。
- Amazonショッピングアプリの画面下部にある人型アイコンをタップする
- 画面上部の「ほしい物リスト」を選ぶ
- 設定したいリストの右上にある3つの点「…」をタップし、「リストの設定」を選択する
- 「お届け先住所」の欄をタップし、使用したい住所を選ぶか、「新しいお届け先を追加する」を選ぶ
- 最後に「変更を保存」をタップして完了です
この設定で一番大事なのは、「第三者の出品の商品の発送同意書」にチェックを入れることです。
ここにチェックが入っていないと、Amazon以外の出品者(マーケットプレイス)の商品が送られてこないので、忘れずにチェックしておきましょう。
在庫切れで送れない場合の入荷通知設定
残念ながら、現在のAmazonのほしい物リストの機能には、在庫が切れた商品の「入荷通知」を自動で設定する機能はありません。
そのため、贈りたい商品が在庫切れだった場合、送る側も受け取る側も、定期的に商品ページをチェックして在庫が復活するのを待つ必要があります。
せっかくのプレゼントなのに、タイミングが合わないとがっかりしてしまいますよね。
何か良い方法はないかと探している方のために、代替案として使えるかもしれない方法を2つご紹介します。
1つ目は、ほしい物リストのフィルター機能を使う方法です。
リストのページで「フィルター」を使い、「購入済み」と「未購入」で表示を切り替えることができます。
こまめに「未購入」フィルターで在庫状況を確認する、という地道な方法です。
2つ目は、ブラウザの拡張機能や外部のウェブサービスを利用する方法です。
これらはAmazon公式の機能ではありませんが、中には価格変動や在庫復活を知らせてくれるツールも存在します。
ただし、セキュリティのリスクも伴うため、利用は自己責任で慎重に判断してくださいね。
一番確実で安全なのは、やはりほしい物リストの作成者に連絡を取ることです。
「贈りたい商品が在庫切れみたいなんだけど、どうしようか?」と相談すれば、相手もきっと喜んでくれるはずです。
もしかしたら、「じゃあ、代わりにこれがいいな」と別の商品をリクエストしてくれるかもしれません。
公式な通知機能がないのは少し不便ですが、コミュニケーションのきっかけと捉えて、相手と相談してみるのが一番のおすすめです。
支払い方法のエラーが出た時のチェック項目
ほしい物リストの商品を選び、いざ支払いをしようとした時にエラーが出てしまうと、焦ってしまいますよね。
支払い方法のエラーは、登録しているクレジットカードの情報に何らかの問題がある場合がほとんどです。
まずは落ち着いて、登録している支払い情報を見直してみましょう。
チェックすべき主な項目は、以下の4つです。
- カード番号の入力ミス: 登録しているカード番号が正しいか、もう一度確認してみてください。
- 有効期限切れ: クレジットカードの有効期限が過ぎていませんか?新しいカードが届いていたら、情報を更新する必要があります。
- 利用限度額のオーバー: クレジットカードのショッピング利用可能枠を超えてしまっていると、決済はできません。
- セキュリティコードの誤り: カード裏面に記載されている3桁(または4桁)のセキュリティコードが間違っている可能性もあります。
これらの情報を確認・修正するには、Amazonのアカウントサービス内にある「お客様の支払い方法」のページから行います。
もし、クレジットカード情報を修正してもエラーが解決しない場合は、カード会社側で何らかの制限がかかっている可能性も考えられます。
その場合は、一度カード会社に問い合わせてみることをお勧めします。
また、どうしてもそのカードで支払いができない時のために、別の解決策も知っておくと便利です。
例えば、事前にAmazonギフト券を購入してアカウントに登録しておけば、クレジットカードを使わずに支払いができます。
コンビニなどで手軽に購入できるので、急いでいる時にはとても助かりますよ。
エラーが出ると慌ててしまいますが、一つずつ原因を確認していけば必ず解決できるので、試してみてください。
「第三者の出品の商品の発送同意書」とは?
この「第三者の出品の商品の発送同意書」という少し難しい名前の項目は、ほしい物リストを受け取る側が設定する、とても重要なチェック項目です。
簡単に言うと、「Amazon以外の出品者(マーケットプレイス)から商品が送られてくる時に、その出品者にお届け先の住所と名前を教えてもいいですか?」という同意確認のことです。
Amazonで販売されている商品には、Amazonが直接仕入れて販売しているものと、「マーケットプレイス」といって、Amazonという場所を借りて一般のお店や個人が出品しているものの2種類があります。
後者のマーケットプレイスの商品を誰かに送ってもらうためには、出品者が発送作業を行うため、当然ながら届け先の住所と名前の情報が必要になります。
この同意書にチェックを入れておくことで、出品者がその情報を取得し、商品を発送できるようになる、という仕組みです。
もし、このボックスにチェックが入っていないと、どうなるのでしょうか?
その場合、ほしい物リストにマーケットプレイスの商品が追加されていても、送る側の画面では「このお届け先には発送できません」といった表示が出てしまい、プレゼントを贈ることができなくなってしまいます。
ほしい物リストを作る際には、プレゼントの選択肢を広げるためにも、この「第三者の出品の商品の発送同意書」にチェックを入れておくことを強くおすすめします。
リストの設定画面を開き、「お届け先住所」のすぐ下あたりにあるチェックボックスをオンにして、保存するだけで設定は完了です。
Amazonのほしい物リストを送れない場合の対処法と注意点
- ほしい物リストから匿名でプレゼントを送る手順
- 送り主の本名や住所は相手にバレるのか?
- ほしい物リストの正しい共有と公開設定の方法
- スマホアプリから贈る方法
- デジタルコンテンツ(Kindle本など)が送れないケースはある?
- エラーメッセージ別の解決策まとめ
ほしい物リストから匿名でプレゼントを送る手順
ほしい物リストを使って、自分の名前や住所を相手に知らせずに、匿名でプレゼントを贈ることが可能です。
サプライズで贈り物をしたい時や、SNS上の知り合いに個人情報を知られたくない時に便利な方法ですね。
匿名で送るための手順は、実はとても簡単です。
通常の購入手続きの途中で、ほんの少しだけ設定を気にするだけで完了します。
具体的な手順は以下の通りです。
- 相手のほしい物リストから贈りたい商品を選び、「カートに入れる」をクリックします。
- レジに進み、お届け先住所の選択画面で、相手の住所(ギフト用に登録された住所)を選びます。この時、自分の住所を選ばないように注意してください。
- 次に、「ギフトの設定」の画面に進みます。ここで納品書に表示される贈り主の名前やメッセージを入力できます。
- 匿名にしたい場合は、贈り主の名前の欄を空欄にするか、ニックネームやハンドルネームを入力します。本名を入力しないことがポイントです。
- ギフトメッセージも任意で入力できます。何も書かなくても大丈夫です。
- 最後に支払い方法を選択し、注文を確定すれば完了です。
この手順で一番大切なのは、「ギフトの設定」で贈り主の名前をどう入力するか、という点だけです。
ここに本名を書かなければ、相手に届く納品書には、ここで入力した名前(または空欄)が記載されることになります。
ただし、注意点が一つあります。
商品によっては、Amazonではなく出品者が直接発送するものがあります。
その場合、配送伝票の送り主が出品者の名前になるなど、通常とは異なるケースもあるので、その点は頭の隅に置いておくと良いでしょう。
送り主の本名や住所は相手にバレるのか
ほしい物リストでプレゼントを贈る際に一番気になるのが、「自分の本名や住所が相手に知られてしまうのではないか?」という点ですよね。
結論から言うと、正しい手順で操作すれば、送り主の住所や本名(Amazonアカウントに登録している名前)が相手にバレることはありません。
プレゼントを受け取る側に伝わる可能性がある個人情報は、購入手続きの途中で「ギフト設定」した内容だけです。
相手に届く納品書に記載される情報は、以下の2つです。
- 贈り主の名前: 「ギフトの設定」画面の「贈り主」欄に入力した名前。ここにニックネームを書けば、そのニックネームが表示されます。空欄にすれば、名前は表示されません。
- ギフトメッセージ: 同じく「ギフトの設定」画面で入力したメッセージ。
つまり、Amazonに登録しているあなたのアカウント名や、登録住所がそのまま相手に通知されることはないので安心してください。
ただし、いくつか注意しておきたい例外的なケースもあります。
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 出品者直送の商品 | Amazonの倉庫からではなく、出品者が直接商品を発送する場合、ごく稀に配送システムの仕様で情報が伝わる可能性がゼロではありません。心配な場合は、販売元が「Amazon.co.jp」となっている商品を選ぶのが最も安全です。 |
| 自分で住所を入力する | 相手が住所をリストに登録しておらず、メッセージなどで住所を聞いて直接入力して送る場合は、もちろん匿名にはなりません。 |
| お礼の連絡 | 相手がプレゼントを受け取った後、誰から送られてきたか分からず、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせることがあります。その場合、Amazonは個人情報保護のため送り主の情報を開示しませんが、送り主の同意があれば、購入者に連絡を取ってくれるサービスがあります。 |
基本的に、Amazonのシステムを介してほしい物リストから贈る限りは、匿名性は守られます。
「ギフト設定」の画面だけ注意すれば、安心してサプライズプレゼントを贈ることができますよ。
ほしい物リストの正しい共有と公開設定の方法
自分のほしい物リストを友達や他の人に教える時、正しく設定して共有しないと、相手が見られなかったり、全く知らない人に見られてしまったりすることがあります。
ほしい物リストの公開範囲は、「公開」「リンクをシェア」「非公開」の3種類から選ぶことができます。
それぞれの設定がどういうものなのか、違いを理解しておくことが大切です。
| 公開設定 | 見ることができる人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公開 | 全ての人が検索して閲覧可能 | ブログやSNSで広くリストを公開したい人向け。Amazon内で名前を検索されるとリストが見つかる可能性があります。 |
| リンクをシェア | リストのURLを知っている人のみ閲覧可能 | 友達や家族など、特定の人にだけリストを教えたい場合に最適です。URLを知らない人からは見えません。 |
| 非公開 | 自分だけが閲覧可能 | 自分用の買い物メモとして使いたい場合の設定です。誰かと共有することはできません。 |
友達や家族とだけリストを共有したい場合は、「リンクをシェア」に設定するのが一番おすすめです。
設定を変更して、URLを共有する手順は以下の通りです。
- 自分のほしい物リストを開きます。
- リストの右上にある「リストに招待」または「リストの共有」といったボタンをクリックします。
- 「リンクのコピー」を選択すると、そのリスト専用のURLがコピーされます。
- コピーしたURLを、LINEやメールなどで相手に送れば共有は完了です。
この時、リストの公開設定が「非公開」になっていると、相手はURLを開いてもリストを見ることができないので注意してください。
事前に、リストの設定画面で「公開」または「リンクをシェア」になっていることを確認しておきましょう。
この手順さえ守れば、見せたい相手にだけ、正しくほしい物リストを共有することができます。
スマホアプリから贈る方法
スマホのAmazonショッピングアプリを使って、ほしい物リストからプレゼントを贈るのも、パソコンのサイトから贈るのと基本的には同じ流れで、とても簡単です。
アプリの画面に沿って、具体的な操作手順を一つずつ見ていきましょう。
- まず、共有してもらったほしい物リストのURLをタップして開くか、アプリ内で友達の名前などを検索してリストを表示させます。
- リストの中から贈りたい商品を見つけたら、その商品の右側にある「カートに入れる」ボタンをタップします。
- 画面の下、または右上に表示されるカートのアイコンをタップして、カートの中身を確認します。
- 商品に間違いがなければ、「レジに進む」をタップしてください。
- 次にお届け先住所の選択画面になります。ここで、自分の住所ではなく、相手の氏名と「ギフトレジストリの住所」と書かれた住所が選択されていることを確認します。
- 支払い方法を選択する画面に進みます。登録済みのクレジットカードを選ぶか、新しい支払い方法を追加します。
- 最後に注文内容の最終確認画面が表示されます。ここで「ギフトオプション」という項目があるか確認してください。
- ギフトオプションで、納品書に記載する贈り主の名前やメッセージを編集できます。匿名にしたい場合は、名前をニックネームにしたり、空欄にしたりしましょう。
- 全ての内容を確認して問題がなければ、「注文を確定する」ボタンをタップして完了です。
アプリのバージョンによって、多少画面の表示が違うことはありますが、大まかな流れはこの通りです。
特に大事なのは、ステップ5の「お届け先住所の選択」を間違えないことと、ステップ8の「ギフトオプション」で贈り主の名前をきちんと確認することです。
この2点さえ押さえておけば、スマホアプリからでもスムーズにプレゼントを贈ることができますよ。
デジタルコンテンツ(Kindle本など)は送れない?
Kindle本やデジタルミュージック、アプリなどのデジタルコンテンツは、物理的な商品と扱いが違うため、ほしい物リストの仕組みを使って直接送ることはできません。
ほしい物リストに追加することはできるのですが、それはあくまで「私がこれが欲しいです」という意思表示のメモのような役割になります。
そのため、送る側が相手のほしい物リストを見て、Kindle本が追加されているのを見つけても、「カートに入れる」ボタンから購入手続きを進めることはできないのです。
では、どうすればKindle本などをプレゼントできるのでしょうか?
その場合は、ほしい物リストとは別に、Amazonの「ギフトとして購入」という機能を使う必要があります。
手順は以下の通りです。
- プレゼントしたいKindle本の販売ページを開きます。
- 価格の下あたりにある「ギフトとして購入」というボタンをクリックします。
- 受取人のEメールアドレスやメッセージを入力する画面に進みます。
- 相手のメールアドレスを入力し、贈り主の名前やメッセージを添えて、購入手続きを完了させます。
- そうすると、相手のメールアドレスに、本を受け取るためのギフトコードが記載されたメールが届く仕組みです。
この方法であれば、相手のメールアドレスさえ知っていれば、Kindle本をプレゼントすることができます。
ほしい物リストにデジタルコンテンツが入っていた場合は、「これは直接送れないんだな」と理解し、「ギフトとして購入」機能が使えないか、一度試してみるのが良いでしょう。
もし相手のメールアドレスがわからない場合は、その旨を伝えて、代わりにAmazonギフト券を贈るなどの代替案を提案するのも素敵な心遣いですね。
エラーメッセージ別の解決策まとめ
ほしい物リストでプレゼントを贈ろうとする時、様々なエラーメッセージが表示されることがあります。
エラーメッセージは、何が原因で先に進めないのかを教えてくれるヒントです。
ここでは、よく表示される代表的なエラーメッセージと、その時に何をすればいいのかを、分かりやすく表にまとめてみました。
| 表示されるエラーメッセージ | 主な原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| このお届け先住所には発送できません | 相手側の住所設定が不完全(特に「第三者の出品の商品の発送同意書」のチェック漏れ)。または、商品が特定の地域へ配送できない。 | ほしい物リストの作成者に連絡し、リストの設定を見直してもらう。 |
| この商品は現在購入できません | 在庫切れ、または出品者が販売を停止している。 | 時間をおいて再度試すか、リストの作成者に状況を伝えて相談する。 |
| ご入力いただいたお支払い情報に問題があります | クレジットカードの有効期限切れ、番号の入力ミス、利用限度額オーバーなど。 | アカウントサービスの「お客様の支払い方法」から、カード情報を確認・修正する。または別のカードやAmazonギフト券で支払う。 |
| 問題が発生しました | Amazonの一時的なシステムエラーや、通信環境が不安定な場合に表示されることが多い。 | 少し時間をおいてからページを再読み込みする。スマホアプリやブラウザを再起動してみる。 |
これらのエラーが出た時、送る側で解決できるのは、主に支払い情報に関するものだけです。
お届け先や商品自体の問題については、こちらではどうすることもできません。
その場合は、一人で悩まずに、ほしい物リストの作成者に「こんなメッセージが出たんだけど…」とスクリーンショットを送るなどして、状況を正直に伝えるのが一番の解決策になります。
エラーが出ると焦ってしまいますが、メッセージをよく読んで、どこに問題があるのかを冷静に確認することが大切ですよ。
Amazonのほしい物リストが送れない時の対処法まとめ
- ほしい物リストが送れない一番の原因は、相手の住所設定が不完全なことです。
- 届け先の住所が表示されない時は、相手に設定を見直してもらうようお願いしましょう。
- 「この商品は現在購入できません」と表示されたら、在庫切れの可能性が高いです。
- 匿名で送りたい時は、購入手続き中のギフト設定で贈り主の名前を変更します。
- 正しい手順で贈れば、送り主の本名や住所が相手にバレる心配はありません。
- Kindle本などのデジタルコンテンツは、ほしい物リストの仕組みでは直接送れません。
- 支払い方法でエラーが出た際は、まずクレジットカード情報を確認してください。