Amazonの返品は、バーコードしかなくてもスマホがあれば全く問題ありません。
プリンターで伝票を印刷しなくても、表示されるQRコードを使えばコンビニやヤマト運輸から簡単に返送できます。
この記事では、スマホだけで完結する具体的な返品手順から、商品を梱包する際のコツ、返金までの流れをわかりやすく紹介します。
返品や返金ができない時の原因と解決策もあわせて説明するので、安心してくださいね。
手続きは数分で終わるので、この記事を読めばすぐに返品を済ませられますよ。
Amazonの返品でバーコードしかない場合の対処法
- プリンターなしで返品する具体的な手順は?
- 返品手続きにスマホ以外で必要なものは?
- 返品する商品はどのように梱包すればいい?
- 【コンビニ別】QRコードを使った返品手続きのやり方
- ヤマト運輸の営業所に持ち込んで返品する方法
- 宅配便ロッカーPUDOを利用した返送の流れ
プリンターなしで返品する具体的な手順は?
Amazonの返品は、プリンターがなくてもスマホさえあれば簡単に手続きできますよ。
自宅で伝票を印刷する必要はなく、表示されたQRコードを対応のコンビニやヤマト運輸の営業所に持っていくだけで大丈夫なんです。
大まかな流れは次の通りです。
- Amazonのアプリかサイトで返品手続きをする
- 返送方法を選ぶ
- 発行されたQRコードをスクリーンショットなどで保存する
- 商品を梱包する
- 近くの対応店舗に商品とスマホを持っていく
- 店頭の端末でQRコードを読み取らせて伝票を発行する
- 発行された伝票と商品をレジで渡して完了
この方法なら、わざわざ伝票を印刷する手間が省けるので、とっても手軽ですよね。
仕事帰りや買い物のついでに、サッと返送手続きを済ませられるのが嬉しいポイントです。
QRコードの有効期限は、返品手続きの申請から14日間なので、期限内に持ち込むように気をつけてくださいね。
もし期限が切れてしまっても、再度返品手続きのページからQRコードを表示させれば問題ありません。
以前は印刷が必須だったので面倒でしたが、今はスマホ1台で完結するので、返品のハードルがぐっと下がりました。
返品手続きにスマホ以外で必要なものは?
スマホでの返品手続きに、特別な持ち物は基本的に必要ありません。
必要なのは、返品する商品そのものと、それを梱包するための資材だけです。
具体的には、以下の3つを準備しておけば安心です。
- 返品する商品
- 商品を梱包するための段ボールや袋
- 梱包用のテープ
商品が送られてきた時の段ボールや袋が残っていれば、それを使うのが一番簡単ですよ。
もし捨ててしまった場合は、自分で段ボール箱や丈夫な紙袋などを用意すれば大丈夫です。
その際、配送中に商品が傷つかないように、緩衝材として新聞紙やプチプチなどを一緒に入れると、より丁寧な梱包になります。
コンビニやヤマト運輸の営業所に持ち込んだ際に、伝票を入れるための専用ビニール袋はもらえるので、自分で用意する必要はありません。
スマホに表示させたQRコードが伝票の代わりになるため、筆記用具なども不要です。
つまり、しっかりと梱包した商品とスマホさえあれば、手ぶらに近い感覚で返送手続きができてしまいます。
あれこれ準備する必要がないので、思い立ったらすぐに返品できるのが便利な点ですね。
返品する商品はどのように梱包すればいい?
返品する商品の梱包は、配送中に商品が破損しないように、丁寧にすることが大切です。
一番良いのは、商品が送られてきた時のAmazonの段ボールや袋を再利用すること。
サイズもぴったりですし、無駄な手間がかかりません。
もし、届いた時の箱や袋を捨ててしまった場合は、自分で用意したもので代用しましょう。
その際のポイントは以下の通りです。
- 商品のサイズに合った段ボールや丈夫な紙袋を選ぶ
- 箱の中で商品が動かないよう、新聞紙や緩衝材を詰める
- 配送中、口が開かないようにガムテープなどでしっかりと封をする
特に、壊れやすいものや精密機器などを返品する際は、緩衝材を多めに使って、衝撃から守る工夫をしてくださいね。
また、返品する商品以外に、納品書や商品タグなどが付属品としてあった場合は、それらも忘れずに同梱しましょう。
付属品が欠けていると、返金額が減額されてしまう可能性もあります。
梱包が完了したら、あとは返送手続きをするだけ。
自分で伝票を貼る必要はないので、梱包した箱には何も貼らずにそのままの状態で持ち込んでください。
【コンビニ別】QRコードを使った返品手続きのやり方
スマホに表示したQRコードを使えば、一部のコンビニから簡単にAmazonの返品ができます。
現在、QRコードでの返品に対応している主なコンビニと、その手続き方法は以下の通りです。
| コンビニ名 | 店内の端末 | 手続きの主な流れ |
|---|---|---|
| ファミリーマート | Famiポート | 1. トップメニューから「荷物の発送・受取」を選択<br>2. 「QRコードを読み取る」を選択<br>3. スマホのQRコードをかざす<br>4. 内容を確認し、レシートを発行<br>5. レシートと荷物を30分以内にレジへ持っていく |
| セブン-イレブン | (非対応) | 現在、セブン-イレブンはQRコードを使った返品に対応していません。 |
残念ながら、2025年9月現在、セブン-イレブンではQRコードを使った返品手続きは利用できないようです。
ファミリーマートが近くにある方は、Famiポートの操作だけで済むのでとても便利です。
操作自体も画面の案内に従うだけなので、数分もあれば完了しますよ。
注意点として、Famiポートで発行したレシートの有効時間は30分です。
発行したらすぐにレジに持っていくようにしましょう。
もし30分を過ぎてしまった場合は、もう一度同じ操作をすれば新しいレシートが発行されるので、焦らなくても大丈夫ですよ。
コンビニ返送は、24時間いつでも受け付けてもらえるのが最大のメリットですね。
ヤマト運輸の営業所に持ち込んで返品する方法
ヤマト運輸の営業所に直接持ち込んで返品するのも、とても簡単な方法の一つです。
営業所に設置されている「ネコピット」という端末を使えば、あっという間に手続きが完了します。
詳しい手順は以下の通りです。
- ヤマト運輸の営業所へ、梱包した商品とスマホを持っていく
- 店内に設置されている「ネコピット」の画面を操作する
- メニューから「提携企業のサイトから発行したQRコードを利用する」といった内容のボタンを選択
- スマホに表示しているAmazonの返品用QRコードを、ネコピットの読み取り部分にかざす
- 画面に表示された内容(お届け先など)を確認する
- 印刷ボタンを押すと、配送伝票が発行される
- 発行された伝票と荷物を窓口のスタッフさんに渡して完了
ネコピットの操作はとても直感的で、画面の指示通りに進めるだけなので、初めての方でも迷うことはほとんどないでしょう。
もし操作方法が分からなくても、近くにいるスタッフさんに聞けば親切に教えてくれますよ。
営業所の営業時間は店舗によって異なりますが、日中であれば開いているので、お昼休みや外出のついでに立ち寄りやすいのがメリットです。
コンビニよりも空いていることが多いので、待たずに手続きを済ませたい方にはおすすめの方法といえます。
宅配便ロッカーPUDOを利用した返送の流れ
人と対面せずに返品を済ませたいなら、宅配便ロッカー「PUDO(プドー)」の利用がおすすめです。
PUDOは駅やスーパー、コンビニなどに設置されているロッカーで、24時間いつでも荷物を発送できます。
利用方法は、画面の指示に従うだけなのでとっても簡単ですよ。
- PUDOの操作画面で「発送」をタッチする
- Amazonの返品手続きで発行されたQRコードを、ロッカーの読み取り部分にかざす
- 画面の案内に従って、お届け日や時間帯などを選択する(返品の場合は特に指定不要なことが多いです)
- 注意事項を確認し、同意する
- 荷物を入れるロッカーのサイズを選択する
- 選択したサイズの扉が自動で開く
- 中に荷物を入れて、しっかりと扉を閉める
- 手続き完了のレシートが発行されるので、受け取って終了
これだけで手続きは完了です。
伝票を貼る必要もなく、ただ荷物をロッカーに入れるだけなので、非対面で気軽に利用できるのが最大の魅力です。
ただし、PUDOには預けられる荷物のサイズに上限があります。
3辺の合計が100cmを超えるような大きな荷物は利用できないので、その点だけ注意してくださいね。
自分の都合の良い時間に、誰とも会わずに返品手続きを終わらせたいという方には、ぴったりの方法です。
Amazonの返品はバーコードしかなくてもスマホだけで完結するのか?
- 返品に必要なQRコードを表示させる方法
- 返品や返金ができない時の原因と解決策
- 返金はいつ、どのように実行される?
- 自己都合で返品した場合の返金額はいくら?
- 着払いで返送する際の注意点とは?
- 返品の承認や返金状況はどこで確認できる?
返品に必要なQRコードを表示させる方法
Amazonの返品に必要なQRコードは、Amazonの公式サイトまたは公式アプリから簡単に表示させることができます。
手続きは数分で完了するので、以下の手順に沿って進めてみてくださいね。
まずは、Amazonアプリでの表示方法です。
- アプリ画面下部の人型アイコンをタップし、「注文履歴」を選択します。
- 返品したい商品を選び、「商品の返品」をタップしてください。
- 返品理由を選択する画面になるので、当てはまるものを選びます。
- 返金方法(Amazonギフト券やクレジットカードへの返金など)を選択します。
- 返送方法の選択画面で、「ヤマト運輸の営業所へ持ち込む」または「ファミリーマートで返送」など、QRコードを利用できる方法を選びましょう。
- 「返送手続きを開始」または「返品手続きを確定する」をタップすると、返品用のQRコードが表示されます。
パソコンのサイトから手続きする場合も、大まかな流れは同じです。
アカウントサービスの「注文履歴」から該当商品を選び、画面の指示に従って進めていくだけ。
表示されたQRコードは、スクリーンショットで保存しておくと、店舗で提示する際にスムーズです。
もし途中でページを閉じてしまっても、注文履歴の「返品・交換の情報」からいつでも再表示できるので安心してくださいね。
返品や返金ができない時の原因と解決策
返品手続きをしようとしても、なぜか返金や返品ができないことがあります。
その場合、いくつかの原因が考えられますので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
主な原因と、その解決策をまとめてみました。
| 原因 | 内容と解決策 |
|---|---|
| 返品期間を過ぎている | Amazon.co.jpが発送する商品の多くは、商品到着後30日以内が返品期間です。この期間を過ぎると、自己都合での返品は原則できません。商品不具合の場合は、期間を過ぎても対応してもらえることがあるので、カスタマーサービスに相談してみましょう。 |
| 返品不可の商品 | 受注生産品、開封済みのヘルスケア用品、食品・飲料、ダウンロード版のソフトウェアなどは、原則として返品できません。購入前に、商品ページで返品ポリシーを確認する習慣をつけると安心です。 |
| 商品の状態が悪い | 使用済みであったり、購入者側の過失で商品に傷や汚れがついてしまったりした場合、返品が受け付けられないか、返金額が減額されることがあります。商品は届いた時と同じ状態で返すのが基本です。 |
| マーケットプレイス出品者の商品 | Amazonではなく、マーケットプレイスの出品者が販売・発送した商品は、出品者独自の返品ポリシーが適用されます。この場合、出品者に直接連絡して返品の可否を確認する必要があります。 |
もし、これらのいずれにも当てはまらないのに返品ができない場合は、システムの一時的な不具合の可能性も考えられます。
少し時間を置いてから再度試してみるか、Amazonのカスタマーサービスに直接問い合わせてみるのが確実な解決策です。
チャットや電話で状況を説明すれば、担当者が丁寧に対応してくれますよ。
返金はいつ、どのように実行される?
返品した商品が無事にAmazonに到着すると、返金処理が開始されます。
返金が実行されるタイミングや方法は、あなたが商品を購入した時の支払い方法によって異なります。
一般的な支払い方法ごとの返金スケジュールは、以下の表の通りです。
| 支払い方法 | 返金方法 | 返金が反映されるまでの目安 |
|---|---|---|
| クレジットカード | カード会社経由で返金 | Amazonでの処理完了後、1〜3営業日<br>(カード会社の締め日により翌月以降になることも) |
| Amazonギフト券 | アカウントのギフト券残高に返還 | Amazonでの処理完了後、通常は当日中 |
| 代金引換 | Amazonギフト券で返金 | Amazonでの処理完了後、通常は当日中 |
| コンビニ・ATM・ネットバンキング | Amazonギフト券で返金 | Amazonでの処理完了後、通常は当日中 |
| あと払い (ペイディ) | ペイディ経由で返金 | Amazonでの処理完了後、ペイディ側で処理 |
クレジットカードへの返金は、カード会社の締め日をまたいでしまうと、実際に返金が確認できるのが翌月や翌々月になることもあるので、少し気長に待つ必要があります。
Amazonギフト券での返金は、処理が完了すればすぐにアカウントに反映されるので一番スピーディーです。
返金処理が完了すると、Amazonからメールでお知らせが届きます。
返品した商品がAmazonの倉庫に到着してから、通常1〜3日ほどで返金処理は完了することが多いようです。
ただし、セール期間中など、返品が集中する時期はもう少し時間がかかる場合もあります。
自己都合で返品した場合の返金額はいくら?
「思っていたイメージと違った」「サイズが合わなかった」など、自己都合で商品を返品する場合、返金額がどうなるか気になりますよね。
自己都合での返品の場合、原則として、返送にかかる送料は購入者負担となります。
そのため、返金額から返送料が差し引かれる形になるのが一般的です。
返送料は、商品をAmazonに送り返す際にかかる一律の料金で、通常は500円(税込)です。
ただし、アパレルやファッション小物、シューズ、バッグなどは、一定の条件を満たせば返送料が無料になるキャンペーンを行っていることもあります。
具体的な返金額の計算は以下のようになります。
- 返金額 = 商品代金 – 返送料(500円)
もし、開封によって商品の価値が著しく下がってしまった場合や、付属品が足りない場合などは、商品代金の50%が返金されるなど、減額の割合が大きくなる可能性もあるので注意が必要です。
一方で、届いた商品に不具合があったり、注文と違う商品が届いたりした場合など、Amazon側に原因がある返品については、返送料はかかりません。
その場合は、着払いで返送することになり、商品代金の全額が返金されますので安心してください。
着払いで返送する際の注意点とは?
Amazonの返品手続きを進めると、商品の不具合や配送ミスなど、Amazon側に原因がある場合は「着払い」で返送するように案内されます。
この時、いくつか知っておきたい注意点があります。
まず一番大切なのは、自分で配送業者を探して、勝手に着払い伝票で送らないことです。
必ずAmazonの返品受付センターを通して発行されたQRコードや、印刷した返品用ラベルを使ってください。
この公式な手続きを踏むことで、送料が自動的に着払いとして処理される仕組みになっています。
もし、指定された方法以外で着払い発送してしまうと、Amazon側で荷物を受け取ってもらえなかったり、返金手続きが大幅に遅れたりする原因になりかねません。
QRコードをコンビニやヤマト運輸の営業所で読み取ってもらうだけで、自動的に着払い伝票が発行されるので、私たちは特に何もする必要がなく、とても簡単です。
また、着払いで返送できるのは、あくまでAmazon側に返品の理由がある場合に限られます。
「イメージと違った」などの自己都合での返品の場合は、送料元払い(返金額から送料500円が差し引かれる)が原則となりますので、間違えないようにしましょう。
正しい手順で手続きすれば、スムーズに返金まで進みますよ。
返品の承認や返金状況はどこで確認できる?
「返送した商品はちゃんと届いたかな?」「返金はいつされるんだろう?」と、返品後の進捗状況は気になりますよね。
返品のステータスや返金の状況は、Amazonのサイトやアプリからいつでも簡単に確認することができます。
確認する手順は以下の通りです。
- Amazonのサイトまたはアプリを開き、「アカウントサービス」にアクセスします。
- 「注文履歴」を選択し、返品した商品を探します。
- その商品の欄に「返品・交換の状況を確認する」といったリンクがあるので、そこをタップまたはクリックします。
すると、返品受付センターのページが開き、現在の状況が表示されます。
ステータスは、以下のように進んでいきます。
- 返品が承認されました: あなたの返品リクエストが受け付けられた状態です。
- 返送品の到着待ちです: あなたが商品を返送するのを待っている状態です。
- 返送品を受領しました: 返送した商品がAmazonの倉庫に到着した状態です。
- 返金処理が完了しました: 返金の手続きが完了した状態です。
この画面を見ることで、今どの段階にあるのかが一目でわかります。
「返金処理が完了しました」と表示されたら、あとは支払い方法に応じて実際に返金が反映されるのを待つだけです。
もし、商品を返送してから何日も経つのに「返送品を受領しました」に変わらない場合は、配送状況に問題がある可能性も考えられます。
その際は、配送伝票の控え番号をもとに、配送業者のサイトで追跡情報を確認してみると良いでしょう。
Amazonの返品でバーコードしかない場合まとめ
- Amazonの返品はバーコードしかなくても、スマホに表示されるQRコードで手続きが可能です。
- プリンターなしで、ファミリーマートやヤマト運輸の営業所、PUDOから簡単に返送できます。
- 返品手続きに必要なものは、梱包した商品とスマホだけで、特別な持ち物は不要です。
- 自己都合での返品の場合、返金額から返送料として500円が差し引かれるのが基本です。
- 商品不良などAmazon側に原因がある場合の返送は、着払いで対応してもらえます。
- 返金がいつ実行されるかは支払い方法によって異なり、クレジットカードは少し時間がかかる場合があります。
- 返品の承認や返金の状況は、Amazonの注文履歴からいつでも簡単に確認できます。