AirPodsの名前は、iPhoneやAndroidスマートフォンのBluetooth設定から簡単に変更できます。
この記事では、お使いのデバイスに合わせた具体的な名前の変更手順を分かりやすく紹介します。
「変更できない」「勝手に名前が戻る」といったよくあるトラブルの解決策も、これを見ればすぐにわかります。
さらに、思わず真似したくなるおしゃれで面白い名前のアイデアや、絵文字を使う際の注意点にも触れています。
あなたのAirPodsを、もっと自分らしくカスタマイズする方法がここにあります。
AirPodsの名前を変更する具体的な手順
- iPhoneの設定アプリから名前を変更する全手順
- iPadでのAirPodsの名前変更ステップ
- MacのBluetooth設定から名前を変えるやり方
- AndroidスマホでAirPodsの名前を変更する方法
- Windows PCに接続したAirPodsの名前を変えるには
- 名前に絵文字や特殊文字は使える?
- おしゃれで可愛いAirPodsの名前アイデア集
- 思わず笑う面白いAirPodsの名前ネタ
iPhoneの設定アプリから名前を変更する全手順
AirPodsの名前は、ペアリングしているiPhoneの「設定」アプリから、いつでも好きな名前に変更することができます。
操作はとても簡単なので、自分だけの分かりやすい名前を付けてみましょう。
まず、名前を変更したいAirPodsがiPhoneに接続されている状態にしてください。
AirPodsをケースに入れたまま蓋を開けるか、耳に装着すると自動で接続されますよ。
接続できたら、以下の手順で進めていきます。
- iPhoneのホーム画面にある「設定」アプリ(歯車のアイコン)を開きます。
- メニューの中から「Bluetooth」という項目をタップしてください。
- 現在接続されているデバイスの一覧が表示されるので、名前を変更したいご自身のAirPodsを探します。
- AirPodsの名前の右側にある、青い丸で囲まれた「i」のマークをタップします。
- 詳細設定画面の一番上に「名前」という欄があるので、ここを選択しましょう。
- 現在の名前が表示され、キーボードで編集できる状態になります。
- 好きな名前を入力し終えたら、キーボードの「完了」をタップして作業は終わりです。
左上の「<」で前の画面に戻ると、名前が新しくなっているのが確認できるはずです。
iPadでのAirPodsの名前変更ステップ
iPadに接続しているAirPodsの名前も、iPhoneと全く同じ手順で簡単に変更できます。
大画面なので、かえって操作しやすく感じるかもしれませんね。
まず最初に、AirPodsがiPadに接続されていることを確認してください。
AirPodsのケースの蓋を開ける、または耳に装着すればiPadと自動で接続されます。
接続が確認できたら、以下のステップで名前を変更しましょう。
- iPadのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
- 画面の左側のメニューから「Bluetooth」を選択してください。
- 右側に表示されるデバイスリストの中から、自分のAirPodsを見つけます。
- AirPodsの右横にある青い「i」アイコンをタップしましょう。
- 一番上の「名前」という項目を選択します。
- 現在の名前を消して、新しい名前をキーボードで入力します。
- 入力が終わったら、キーボード右下の「完了」をタップすれば設定完了です。
この設定は、同じApple IDでサインインしているiPhoneやMacにも自動で同期されます。
そのため、iPadで一度名前を変更すれば、iPhoneで再度設定し直す必要はありません。
MacのBluetooth設定から名前を変えるやり方
MacBookやiMacにAirPodsを接続して使っている場合も、もちろん名前の変更が可能です。
iPhoneやiPadとは少しメニューの場所が異なりますが、手順はとてもシンプルですよ。
まず、名前を変更したいAirPodsをMacに接続した状態にします。
接続できているか不安な場合は、メニューバーのBluetoothアイコンから確認してください。
Macでの変更手順は以下の通りです。
- 画面左上のアップルメニュー(りんごのマーク)をクリックします。
- 表示されたメニューから「システム設定」(または旧OSの場合は「システム環境設定」)を選びます。
- 設定画面の左側のメニューから「Bluetooth」を選択してください。
- 右側に表示されるデバイスリストから、自分のAirPodsを探します。
- AirPodsのアイコンの上で右クリック(またはcontrolキーを押しながらクリック)します。
- メニューが表示されるので、その中から「名前の変更」を選択してください。
- 名前を入力するための小さなウィンドウが表示されるので、好きな名前を入力します。
- 入力後、「名前を変更」ボタンをクリックすれば完了です。
これでMac上での表示名が変わりますし、この変更は同じApple IDのiPhoneなどにも反映されます。
AndroidスマホでAirPodsの名前を変更する方法
AirPodsは、iPhoneだけでなくAndroidのスマートフォンと組み合わせて使うこともできます。
そして、AndroidスマホからでもAirPodsの名前を変更することが可能です。
Androidの場合、OSのバージョンやメーカーによってメニューの名称が少し違うことがありますが、基本的な流れは同じです。
まずは、AirPodsをAndroidスマートフォンとペアリングし、接続されている状態にしてください。
その後の手順は以下のようになります。
- スマートフォンの画面を上から下にスワイプするなどして、クイック設定パネルを開きます。
- Bluetoothのアイコンを長押しするか、「設定」アプリから「Bluetooth」または「接続済みのデバイス」といった項目を開きます。
- ペアリング済みのデバイス一覧から、ご自身のAirPodsを見つけます。
- AirPodsの名前の横にある歯車マークや設定アイコンをタップしてください。
- デバイスの詳細画面が表示されるので、そこにある「名前の変更」や鉛筆マークの「編集」アイコンをタップします。
- 名前を入力する画面になるので、好きな名前に書き換えます。
- 「OK」や「保存」をタップすれば、名前の変更は完了です。
これでAndroidのBluetooth設定画面で表示される名前が新しくなります。
Windows PCに接続したAirPodsの名前を変えるには
WindowsのパソコンにAirPodsを接続して、ビデオ会議や音楽鑑賞に使っている方も多いでしょう。
Windows PCからでも、Bluetoothの設定を通じてAirPodsの名前を変更することができます。
まず、AirPodsがWindows PCにBluetoothで接続されていることを確認してください。
接続が完了したら、以下の手順で名前の変更を行います。
- 画面左下のスタートボタンをクリックし、「設定」(歯車のアイコン)を開きます。
- 設定画面の中から「デバイス」または「Bluetoothとデバイス」という項目を選択します。
- 「オーディオ」の欄に表示されている自分のAirPodsを見つけ、クリックします。
- デバイスの管理画面が表示されたら、「このデバイスの名前を変更」やそれに似たリンク、またはデバイス名の横にあるオプションメニュー(「…」など)を探します。
- そこから「名前の変更」を選択してください。
- 新しい名前を入力するためのボックスが表示されるので、好きな名前を入力します。
- 「完了」や「保存」ボタンをクリックすれば、設定は終わりです。
この方法はWindowsのバージョンによってメニューの場所が若干異なる場合があります。
もし上記の手順で見つからない場合は、「コントロールパネル」から「デバイスとプリンターの表示」を開き、AirPodsを右クリックしてプロパティから名前を変更する方法も試してみてください。
名前に絵文字や特殊文字は使える?
AirPodsの名前は、普通の文字だけでなく、絵文字や一部の特殊文字を使ってさらに個性的にすることができます。
名前の先頭や末尾に好きな絵文字を一つ加えるだけで、見た目がぐっと華やかになりますよ。
例えば、自分の名前の後に音楽の絵文字(🎵)や、好きな動物の絵文字(🐶🐱)を入れるのは人気のカスタマイズです。
これにより、Bluetoothのデバイスリストの中でも自分のAirPodsが一目で分かるようになります。
変更方法は、通常の手順と同じです。
iPhoneやiPadで名前を編集する際に、キーボードから絵文字を入力するだけです。
ただし、いくつか注意点があります。
まず、全ての特殊文字が使えるわけではありません。
環境によっては文字化けしてしまったり、正しく表示されなかったりする記号もあります。
また、あまりに長い名前や、複雑な絵文字の組み合わせは、デバイスによっては表示が崩れる原因になることも考えられます。
もう一つ知っておきたいのは、名前を変更するデバイス(iPhoneなど)では表示できていても、接続する相手のデバイス(例えばカーナビや古いPCなど)では絵文字が対応しておらず、四角い豆腐のような記号(□)で表示されてしまう場合があることです。
シンプルな絵文字をアクセントとして使うのが、一番無難で可愛いカスタマイズかもしれませんね。
おしゃれで可愛いAirPodsの名前アイデア集
AirPodsの名前を「〇〇のAirPods」のままにしておくのはもったいないです。
せっかくなら、自分らしいおしゃれで可愛い名前に変えてみませんか。
ここでは、思わず真似したくなるような名前のアイデアをいくつか提案します。
まず、自分の名前やニックネームをもじるのは定番で可愛いですね。
- AiriPods (藍里の)
- 〇〇’s Pods
- 〇〇の耳
好きなものやペットの名前を入れるのも愛着が湧いておすすめです。
- ねこのみみ
- Cafe Latte
- 推しの名前♡
英語でおしゃれに見せるのも人気です。
- My little wings
- Sound of my life
- Secret base
少し遊び心を加えるならこんな名前も。
- 魔法のうどん
- 脳内再生機
- 現実逃避ボタン
名前の最後に、お気に入りの絵文字を一つだけ添えるのも簡単でおしゃれです。
- My AirPods 🎵
- おでかけ用 ✈️
このように、少し工夫するだけで、無機質なデバイス名が一気にパーソナルなものに変わります。
友達のAirPodsと区別がつきやすくなるという実用的なメリットもありますよ。
ぜひ自分だけのお気に入りの名前を見つけてみてください。
思わず笑う面白いAirPodsの名前ネタ
せっかく名前を変えるなら、他の人とは被らない、クスッと笑える面白い名前にしてみるのも楽しいですよ。
Bluetoothの接続画面に表示された時に、自分も周りの人もちょっと笑顔になれるかもしれません。
ここでは、ユニークな名前のネタをいくつか紹介します。
誰かのセリフや名言をもじるパターン。
- 耳をすませば
- 聞こえますか…
- 私、失敗しないので
機能性をアピールするパターン。
- 全集中・音の呼吸
- 外部音取り込み中
- 話しかけないでください
食べ物や物の名前にしてしまうパターン。
- もぎたてりんご
- きのこの山
- 左耳と右耳
ちょっと自虐的で面白いパターン。
- 残高がありません
- また失くした
- 最後のAirPods
接続時に表示されることを逆手にとったネタも人気です。
- 〇〇が接続を要求しています
- AirDropが検出されました
このように、自分の好きなアニメや映画、趣味などを名前に反映させると、よりオリジナリティが出ます。
ただし、公共の場で接続する可能性がある場合は、あまりに過激な名前や、他人を不快にさせる可能性のある名前は避けるのが大人のマナーですね。
AirPodsの名前変更ができない時の対処法と豆知識
- AirPodsの名前が変更できない時の主な原因と解決策
- 名前を変更してもすぐに戻る・反映されない時の対処法
- 名前が勝手に英語のデフォルト名に戻る現象とは
- 名前を変更したらBluetooth接続した他の人にバレる?
- 他人のAirPodsの名前を勝手に変更できる?
- 「探す」アプリでの表示名との関連性
- 名前を初期設定に戻すリセット方法
AirPodsの名前が変更できない時の主な原因と解決策
AirPodsの名前を変更しようとしても、うまくいかないことがあります。
そんな時は、いくつかの基本的な点を確認することで、ほとんどの場合解決できますよ。
名前が変更できない時に考えられる主な原因と、その解決策をまとめました。
- AirPodsが接続されていない
最も多い原因です。AirPodsのケースの蓋を開けるか耳に装着し、iPhoneのBluetooth設定画面で「接続済み」と表示されているか確認してください。 - iPhoneやAirPodsのバッテリー不足
どちらかの充電が少ないと、動作が不安定になることがあります。一度十分に充電してから再度試してみてください。 - iOSのバージョンが古い
iPhoneのOSが古いと、不具合が起きやすいです。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新の状態になっているか確認しましょう。 - 一時的な不具合
iPhoneやAirPodsの一時的なエラーかもしれません。iPhoneを再起動するだけで、あっさり解決することがあります。 - AirPods自体のリセットが必要
何をやってもダメな場合は、AirPodsを一度リセットするのが効果的です。ケース背面のボタンを長押しして、初期化してみてください。 - Bluetoothのオン・オフ
iPhoneのBluetoothを一度オフにして、再度オンにすることで、接続がリフレッシュされて問題が解決することがあります。 - 他のデバイスに接続されている
iPadやMacなど、他のデバイスに自動で接続されている場合があります。他のデバイスのBluetoothをオフにしてから試すと、うまくいくことがあります。
まずは接続状態を確認し、それでもダメなら再起動やリセットを試す、という流れでチェックしてみてください。
名前を変更してもすぐに戻る・反映されない時の対処法
せっかくお気に入りの名前に変更したのに、しばらくすると元の「AirPods Pro」のようなデフォルト名に戻ってしまう、という frustrating な現象が起きることがあります。
この問題は、いくつかの原因が考えられ、一つずつ対処していくことで解決できる可能性が高いです。
まず考えられるのは、iCloudでの同期の不具合です。
AirPodsの名前は、同じApple IDでサインインしているiPhone, iPad, Macなどのデバイス間で同期されます。
この同期がうまくいっていないと、他のデバイスの古い情報に上書きされてしまうことがあるのです。
対処法としては、まず全てのデバイスでiCloudから一度サインアウトし、再度サインインし直すことで、同期情報がリフレッシュされて改善することがあります。
次に、一時的なソフトウェアのバグも考えられます。
この場合は、AirPodsをiPhoneとのペアリングから一度完全に解除(デバイスの登録を削除)し、その後AirPods本体をリセット(ケース背面のボタンを長押し)してから、再度ペアリングし直すのが最も効果的です。
少し手間はかかりますが、接続情報がクリーンな状態になるため、多くの問題がこれで解決します。
また、iPhone本体のネットワーク設定をリセットしてみるのも一つの手です。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」で実行できます。
ただし、Wi-Fiのパスワードなどが消えてしまうので、実行は慎重に。
名前が勝手に英語のデフォルト名に戻る現象とは
変更したはずのAirPodsの名前が、気づいたら「AirPods Pro」のような英語の初期設定名に勝手に戻ってしまうことがありますよね。
これは、特に複数のApple製品を使っているユーザーの間で時々報告される現象です。
この現象の主な原因は、先ほども触れた「iCloudの同期エラー」にあると考えられています。
あなたのAirPodsの名前の情報は、iCloudを通じて、あなたのApple IDに紐づく全てのデバイス(iPhone, iPad, Macなど)で共有されています。
例えば、あなたがiPhoneで名前を「My AirPods」に変更したとします。
しかし、普段あまり使っていないiPadの持っている名前の情報が古い「AirPods Pro」のままだった場合、何かのタイミングでiPadがiCloudと同期した際に、古い情報が新しい情報を上書きしてしまい、結果としてiPhone上の名前も「AirPods Pro」に戻ってしまう、というわけです。
これを防ぐためには、まず全てのデバイスのOSを最新の状態に保つことが大切です。
ソフトウェアアップデートには、こういった細かい同期のバグを修正するプログラムが含まれていることが多いからです。
それでも解決しない場合は、やはり一度全てのデバイスでiCloudからサインアウトし、再度サインインし直すか、AirPods自体をリセットして再ペアリングするのが根本的な解決策となるでしょう。
名前を変更したらBluetooth接続した他の人にバレる?
AirPodsに付けた名前が、他の人にどこまで見られるのか、プライバシーが少し気になりますよね。
結論から言うと、あなたが付けたAirPodsの名前は、特定の状況下で他の人に見られる可能性があります。
一番よくあるケースは、あなたのiPhoneの「インターネット共有(テザリング)」機能を他の人が利用する時です。
Wi-Fiの接続先リストの中に、「〇〇(あなたのiPhone名)のAirPods」といった形で表示されることがあります。
また、AirPodsを友人や家族のiPhoneに一時的に接続させてあげた場合、その人のBluetooth設定画面には、あなたが設定したAirPodsの名前がそのまま表示されます。
面白い名前や、少し恥ずかしい名前にしている場合は、ここで見られてしまうわけですね。
さらに、電車の中などで、他の人がBluetoothデバイスを探した際に、あなたのAirPodsが接続待機状態になっていると、デバイスリストにあなたの付けた名前が表示されてしまう可能性もゼロではありません。
ただし、これは一瞬のことで、誰の持ち物かまで特定されることはほとんどないでしょう。
プライバシーを重視するなら、あまりに個人的な情報(フルネームや電話番号など)を名前に含めるのは避けた方が無難です。
あくまでニックネームや愛称にとどめておくのが安心ですね。
他人のAirPodsの名前を勝手に変更できる?
友人や家族のAirPodsを借りて、自分のiPhoneに接続する機会があるかもしれません。
その時、「もしかして、このAirPodsの名前を変えられちゃうの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
答えは「 できてしまいます」。
AirPodsの名前は、AirPods本体に保存されているわけではなく、接続した側のデバイス(この場合はあなたのiPhone)の設定として管理され、それがiCloudを通じて持ち主のアカウントに同期される仕組みになっています。
そのため、あなたが友人のAirPodsを自分のiPhoneに接続し、この記事で紹介した手順で名前を変更すると、その変更はiCloudを通じて友人のiPhoneにも反映されてしまいます。
つまり、友人が自分のiPhoneで見た時に、AirPodsの名前があなたが勝手に変えた名前に変わってしまっている、という状況が起こり得ます。
もちろん、これはイタズラとしては面白いかもしれませんが、相手にとっては迷惑な行為になりかねません。
自分のデバイスではないものの設定を、許可なく変更するのはマナー違反です。
もし一時的に接続させてもらった場合は、名前などを変更せずにそのまま使うようにしましょう。
逆に、自分のAirPodsを誰かに貸した後に名前が変わっていたら、それは貸した相手が変更した可能性が高い、ということになりますね。
「探す」アプリでの表示名との関連性
iPhoneの「探す」アプリは、なくしてしまったApple製品の場所を見つけるのに非常に便利な機能ですよね。
この「探す」アプリで表示されるAirPodsの名前と、Bluetooth設定で変更した名前は、完全に連動しています。
つまり、あなたがBluetooth設定でAirPodsの名前を「たろうのAirPods」に変更すれば、「探す」アプリの地図上やデバイスリストにも「たろうのAirPods」と表示されるようになります。
これは、紛失時に自分の持ち物だと一目で識別しやすくするための、とても理にかなった仕様です。
例えば、家族みんなが同じAirPods Proを使っている場合でも、それぞれ「パパのAirPods」「ママのAirPods」のように名前を付けておけば、「探す」アプリで見た時に誰のものがどこにあるのかがすぐに分かります。
もし「探す」アプリでの表示名を変更したいと思ったら、特別な操作は必要なく、この記事で紹介している通常の手順でBluetooth設定から名前を変更するだけでOKです。
変更はすぐに「探す」アプリにも反映されます。
逆に言えば、「探す」アプリ上での名前だけを別にする、ということはできません。
紛失時に備えて、自分や他の人が見ても分かりやすい名前を設定しておくことをお勧めします。
名前を初期設定に戻すリセット方法
色々と名前を変えてみたけれど、やっぱり最初のシンプルな状態に戻したい、と思うこともあるでしょう。
変更したAirPodsの名前を、購入時の「AirPods」や「AirPods Pro」といったデフォルトの状態に完全に戻すには、AirPods自体をリセット(初期化)するのが最も確実で簡単な方法です。
リセットの手順は以下の通りです。
- まず、AirPodsを充電ケースに入れ、蓋を閉じて30秒ほど待ちます。
- 次に、蓋を開けます。この時、iPhoneやiPadの近くで行ってください。
- iPhone(またはiPad)で「設定」→「Bluetooth」と進み、対象のAirPodsの横にある「i」マークをタップします。
- 一番下にある「このデバイスの登録を解除」を選択し、確認画面でもう一度タップして、ペアリングを完全に解除します。
- 次に、AirPodsのケースの蓋を開けたまま、ケースの背面にある設定ボタンを15秒ほど長押ししてください。
- ケース前面のステータスランプがオレンジ色(琥珀色)に点滅した後、白色に点滅したらリセット完了の合図です。
- この状態でiPhoneに近づけると、新品の時と同じように接続設定画面が表示されます。再度ペアリングすれば、名前は初期設定に戻っています。
この作業を行うと、名前だけでなく、ダブルタップなどの操作設定もリセットされるので、必要であれば再設定してくださいね。
AirPodsの名前変更まとめ
- AirPodsの名前変更は、iPhoneやAndroid、MacなどのBluetooth設定から簡単に行えます。
- 変更できない、または名前が勝手に戻る場合は、AirPodsの再接続や本体のリセットを試すのが効果的です。
- 名前に絵文字や特殊文字を使うと、よりおしゃれで可愛い自分だけのデバイスにできます。
- 思わず笑ってしまう面白い名前も人気ですが、他の人に見られる可能性も考慮しましょう。
- 「探す」アプリに表示される名前は、Bluetooth設定で変更した名前と完全に連動します。
- あなたの付けた名前は、インターネット共有時や他人のデバイスに接続した際にバレる可能性があります。
- 名前を完全に初期設定へ戻したい場合は、デバイスの登録を解除し、AirPods本体をリセットします。