インスタライブの早送りは、配信終了後に残された「アーカイブ」動画でのみ可能です。
リアルタイムで視聴している場合は、早送りや巻き戻しはできません。
この記事では、iPhone、Android、PCそれぞれのデバイスでアーカイブ動画を早送りする具体的な操作手順を解説します。
また、シークバーが表示されないなど、早送りができない時に考えられる原因とその対処法も紹介します。
この記事を読めば、インスタライブの視聴がもっと快適になります。
インスタライブの早送りはアーカイブ視聴で可能!デバイス別のやり方
- リアルタイム配信中は早送りできないって本当?
- アーカイブ(リプレイ)で早送りする基本的なやり方
- iPhoneでの具体的な早送り操作手順
- Androidでの早送り操作手順
- PC(パソコン)のブラウザで視聴する時の早送り方法
- 早送りだけでなく巻き戻しのやり方も知りたい
- 10秒や15秒スキップをする方法は?
- ストーリーにシェアされたライブアーカイブも早送り可能?
リアルタイム配信中は早送りできないって本当?
はい、その通りです。
現在進行形で行われているリアルタイムのインスタライブは、残念ながら早送りすることはできません。
これは、テレビの生放送番組を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
リアルタイム配信は、配信者とおなじ時間を共有しながら視聴するものなので、未来の時間に進むことはできないんですね。
早送りや巻き戻しといった操作ができるのは、配信が完全に終了したあとに、配信者が「アーカイブ」として残してくれた動画だけです。
このアーカイブは「リプレイ」とも呼ばれ、配信者のプロフィールページやストーリーズから見ることができます。
つまり、インスタライブの視聴方法は大きく分けて2つあります。
- リアルタイム視聴:生放送。早送りや巻き戻しは不可。コメントや質問で配信に参加できるのが魅力。
- アーカイブ視聴:録画放送。早送りも巻き戻しも自由自在。好きな時に好きな部分を見返せるのが魅力。
「大事な部分だけ見たい」「最初から見る時間がない」という場合は、配信が終わってアーカイブが公開されるのを待ってから、ゆっくり視聴するのがおすすめですよ。
アーカイブ(リプレイ)で早送りする基本的なやり方
インスタライブのアーカイブ(リプレイ動画)を早送りする操作は、実はとってもシンプルです。
基本的には、動画の下に表示される「シークバー」と呼ばれる再生バーを動かすだけ。
この方法は、iPhoneでもAndroidでも、さらにはパソコンでもほとんど同じです。
具体的な手順は、以下の通りです。
- まず、見たいライブのアーカイブ動画を再生します。
- 動画の再生が始まったら、画面のどこでもいいので一度ポンと軽くタップしてください。
- そうすると、画面の下の方に、再生位置を示す白いバー(シークバー)が表示されます。
- バーの上にある丸い印を指で押さえたまま、右方向(未来の時間)へスライドさせます。
- 見たい場面まで進めたら、指を離すだけ。
たったこれだけで、見たいシーンまで一気にジャンプすることができます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえばとても簡単です。
コメント欄を非表示にしたい場合は、画面中央あたりを長押しするとコメントが消えて、シークバーが見やすくなるので試してみてくださいね。
iPhoneでの具体的な早送り操作手順
iPhoneを使ってインスタライブのアーカイブを早送りする方法は、基本的なやり方と全く同じで、誰でも簡単にできますよ。
慣れれば1秒もかからずに、好きなシーンまで飛ばせるようになります。
詳しい手順をもう一度確認してみましょう。
- まず、好きなアカウントのプロフィール画面やストーリーズから、見たいライブのアーカイブ動画を選んで再生を開始します。
- 動画が動き出したら、画面の真ん中あたりを指で一度、ポンと軽くタップします。
- すると、画面の下側に再生時間を示す白いバー(シークバー)と、再生時間などが表示されます。
- この白いバーの上にある、丸いポッチを指で押さえてください。
- 押さえたまま、指を右方向にスーッとスライドさせていきます。
- 画面の中央に「+ 〇分〇秒」のように、どれくらい先に進んだかが表示されるので、それを見ながら好きなところで指を離します。
これで、早送りは完了です。
もしシークバーが表示されない場合は、一度アプリを再起動したり、通信環境が良い場所に移動したりすると改善されることがあります。
とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
Androidでの早送り操作手順
Androidのスマートフォンをお使いの場合でも、インスタライブのアーカイブを早送りする手順はiPhoneと全く同じです。
特別な設定なども必要なく、誰でも直感的に操作できますよ。
Androidユーザーの方も、この手順でサクサク早送りしちゃいましょう。
- 見たいライブのアーカイブ動画を、プロフィール画面などから探して再生します。
- 動画が再生されたら、まずは画面を一度タップして、操作メニューを表示させてください。
- 画面の下部に、再生位置を示す白いバー(シークバー)が現れます。
- そのバーの上にある丸い印を、指でグッと押さえます。
- 指で押さえたまま、右方向へスライドさせると、動画が早送りされます。
- 「この辺りが見たいな」というところまで進めたら、指を画面から離します。
これで、指定した場面からの再生が始まります。
もし、配信者へのコメントが邪魔でシークバーが操作しづらいと感じたら、コメントが表示されているあたりを長押ししてみてください。
一時的にコメントが非表示になって、バーが見やすくなるのでおすすめです。
機種によって操作方法が違う、ということはないので安心してくださいね。
PC(パソコン)のブラウザで視聴する時の早送り方法
パソコンの大きな画面でインスタライブのアーカイブをじっくり見たい時もありますよね。
もちろん、PCのブラウザから視聴する場合でも、簡単に早送りすることができます。
スマホと少しだけ操作方法が違うので、ここでしっかり覚えておきましょう。
PCでの操作は、主にマウスを使います。
- まず、お使いのブラウザ(Google Chromeなど)でInstagramのサイトを開き、自分のアカウントにログインします。
- 見たいアカウントのページに移動し、ライブのアーカイブ動画をクリックして再生を開始します。
- 動画の上にマウスカーソル(矢印)を乗せると、画面の下部にシークバーが自動的に表示されます。
- シークバーの上にある丸い印をマウスでクリックしたまま、右方向にドラッグ(引きずるように移動)させます。
- 好きな位置でマウスのクリックを離せば、その場面から再生が始まります。
もう一つの方法として、シークバーの進めたい部分を直接クリックする、というやり方もあります。
こちらの方が、よりスピーディーに目的のシーンへジャンプできるかもしれません。
スマホのように指で操作するのとは違い、マウスなら微調整がしやすいのも嬉しいポイントですね。
早送りだけでなく巻き戻しのやり方も知りたい
インスタライブのアーカイブを見ていると、「今のところ、もう一回見たい!」「大事な説明を聞き逃しちゃった!」なんてこと、よくありますよね。
安心してください。
早送りと同じくらい簡単に、巻き戻しもできますよ。
操作方法は、早送りの時とほとんど同じ。
シークバーを動かす方向が逆になるだけです。
- まず、ライブのアーカイブ動画を再生中に、画面を一度タップして、画面下部にシーク-バー(再生バー)を表示させます。
- 次に、バーの上にある丸い印を指で押さえます。
- そして、今度は指を「左」方向へスライドさせてください。
- 「+ 〇分〇秒」ではなく、「- 〇分〇秒」と表示が変わるはずです。
- 見返したい場面まで戻ったら、指を離すだけです。
これで、聞き逃した部分や、もう一度見たいシーンを何度でも繰り返し確認することができます。
早送りは「右」、巻き戻しは「左」。
この2つさえ覚えておけば、アーカイブ動画の視聴がもっと快適になります。
配信時間が長いライブでも、この機能を使いこなせば、自分のペースで効率よく楽しめますね。
10秒や15秒スキップをする方法は?
YouTubeを見ている時のような、画面の端をダブルタップして「10秒だけスキップ」といった便利な機能が、インスタライブにもあればいいのに、と思いますよね。
残念ながら、2025年現在のInstagramの公式アプリには、そういった細かい秒数指定でのスキップ機能は搭載されていません。
早送りをするには、これまでお伝えしてきた通り、シークバー(再生バー)を手動でスライドさせる方法しかありません。
ただ、このシークバーの操作に少し慣れると、感覚的に10秒や15秒くらいの短い時間を進めることも可能になりますよ。
コツとしては、シークバーの上にある丸い印を、本当に「ちょん」と触るくらいの感覚で、ほんの少しだけ右にずらすことです。
ライブ動画全体の長さにもよりますが、指を1ミリ動かすくらいの繊細な操作で、数秒から十数秒ほど進めることができます。
最初は少し難しいかもしれませんが、何度か試しているうちに、ちょうどいい力加減やスライド幅がわかってくるはずです。
ピンポイントでの操作はできませんが、「だいたいこの辺りまで」という感覚で、短いスキップの代わりとして活用してみてください。
ストーリーにシェアされたライブアーカイブも早送り可能?
はい、もちろん可能です。
配信者がライブのアーカイブをストーリーズにシェアしてくれている場合でも、通常のアーカイブ動画と全く同じように早送りや巻き戻しができますよ。
操作方法も、これまで説明してきた手順と何も変わりません。
具体的な流れは、以下のようになります。
- まず、フィード画面の上部にあるストーリーズの一覧(ストーリートレイ)から、お目当てのアカウントのアイコンをタップします。
- そのアカウントのストーリーに、ライブアーカイブがシェアされている投稿(「リプレイを見る」などの表示があるもの)を見つけます。
- その投稿をタップすると、ライブのアーカイブ動画の再生ページに移動します。
- 動画の再生が始まったら、あとはいつも通り。画面を一度タップしてシークバーを表示させます。
- シークバーのつまみを右にスライドさせれば早送り、左にスライドさせれば巻き戻しができます。
つまり、どの入口からアーカイブ動画にたどり着いたとしても、再生される動画自体は同じものです。
そのため、操作方法もすべて共通だと覚えておけば大丈夫です。
友達からDMでシェアされたライブアーカイブを見る時も、同じ手順で早送りできるので、ぜひ試してみてくださいね。
インスタライブで早送りができない時に考えられる原因と対処法
早送りに必要なシークバー(再生バー)が表示されない原因は?
インスタライブのアーカイブを早送りしようとしても、肝心のシークバー(再生バー)が表示されなくて困ってしまうこと、ありますよね。
シークバーが見当たらない場合、考えられる原因は主に3つです。
- リアルタイム配信を視聴している
- 一番よくあるケースがこれです。
- 現在進行形で行われているライブ配信は、生放送なので早送りができません。
- そのため、シークバー自体が表示されない仕組みになっています。
- 画面の隅に「LIVE」という赤いマークがあれば、それはリアルタイム配信の証拠です。
- アプリの一時的な不具合
- 見ているのがアーカイブ動画なのにシークバーが出ない場合は、Instagramアプリに一時的な問題が起きているのかもしれません。
- そんな時は、一度アプリを完全に終了させてから、もう一度立ち上げてみてください。
- また、アプリのバージョンが古いと不具合が起きやすいので、App StoreやGoogle Playストアで最新版にアップデートするのも有効です。
- 通信環境が不安定
- インターネットの接続が悪いと、動画の読み込みがうまくいかず、シークバーなどの操作メニューが正しく表示されないことがあります。
- 電波の良い場所に移動したり、モバイルデータ通信から安定したWi-Fiに切り替えたりすると、解決することが多いですよ。
まずは、見ているのが本当にアーカイブ動画かどうかを確認してみてくださいね。
倍速再生で時短視聴するための裏ワザ
「長いライブ動画を、もっと効率よく見たい!」という時に便利なのが倍速再生ですよね。
残念ながら、Instagramの公式スマートフォンアプリには、動画を1.25倍や1.5倍速で再生する機能は備わっていません。
しかし、パソコンのブラウザを使って視聴する場合に限り、ある「裏ワザ」を使えば倍速再生が可能になります。
それは、Google Chromeの「拡張機能」を追加する方法です。
【PC限定!倍速再生の手順】
- まず、お使いのパソコンでWebブラウザの「Google Chrome」を開きます。
- 「Chromeウェブストア」にアクセスし、「Video Speed Controller」という拡張機能を検索します。
- 見つかったら「Chromeに追加」ボタンを押して、お使いのブラウザにインストールします。
- その後、ChromeでInstagramのサイトを開き、見たいライブのアーカイブ動画を再生します。
- すると、動画の左上に「1.00」という数字が表示されるようになります。
- この数字にマウスカーソルを合わせると、「+」や「-」のボタンが現れ、クリックするだけで再生速度を自由に変えることができます。
この方法を使えば、1時間以上の長いライブでも、時間を短縮してサクサク内容をチェックできますよ。
あくまで非公式な方法ですが、時短をしたい方には試してみる価値ありです。
早送りがカクカクしてうまくできない時の対処法
シークバーをスライドさせて早送りしようとしても、動きがカクカクしたり、止まってしまったりしてスムーズにいかないこと、ありますよね。
この現象が起きる主な原因は、「通信速度」か「スマートフォンの処理能力」のどちらかに問題があることが多いです。
そんな時は、以下の対処法を試してみてください。
- 通信環境を見直す
- インスタライブの動画はデータ量が大きいので、安定した通信環境が不可欠です。
- 一番のおすすめは、Wi-Fi環境で視聴することです。
- モバイルデータ通信を使っている場合は、電波の良い窓際などに移動するだけでも改善されることがあります。
- また、通信制限にかかっていないかも確認してみましょう。
- スマートフォンの負担を軽くする
- たくさんのアプリを同時に開いていると、スマホの処理能力が追いつかなくなることがあります。
- 一度、Instagram以外のアプリをすべて終了させてみてください。
- また、スマホの空き容量が少ないと動作が重くなる原因になるので、不要な写真や動画を整理するのも効果的です。
- アプリや端末を再起動する
- 一番手軽で効果的なのが、Instagramアプリやスマートフォン自体を再起動することです。
- 一時的な不具合であれば、これだけで動きがスムーズに戻ることが多いですよ。
まずは通信環境のチェックから始めてみてくださいね。
保存したインスタライブの動画を早送りするには?
自分が配信したインスタライブを「動画として保存」したり、他の人のライブを「画面録画」機能で保存したりすることもありますよね。
そうしてスマートフォン本体に保存された動画ファイルは、Instagramアプリとは関係なく、簡単に早送りすることができます。
操作は、お使いのスマートフォンの標準のアルバムアプリ(写真アプリ)で行います。
【iPhoneの場合】
- 「写真」アプリを開き、保存したライブ動画を選択します。
- 動画を再生すると、画面の下にシークバーが表示されます。
- このシークバーを指でスライドさせれば、好きな場面にジャンプできます。
【Androidの場合】
- 「Googleフォト」や、メーカー標準の「ギャラリー」アプリなどを開きます。
- 保存したライブ動画を探して再生します。
- iPhoneと同様に、画面下部に表示されるシークバーをスライドさせることで、早送りや巻き戻しが可能です。
もし、倍速再生をしたり、早送りした部分だけを切り取ったりしたい場合は、「CapCut」や「VLLO」といった無料の動画編集アプリを使うのがおすすめです。
これらのアプリを使えば、再生速度を自由に変更して、新しい動画として保存し直すこともできますよ。
インスタライブを早送りするまとめ
- インスタライブの早送りは、リアルタイム配信中にはできず、アーカイブ視聴でのみ可能です。
- 早送りのやり方は、画面をタップして表示されるシークバーを右にスライドさせるだけです。
- この操作はiPhone、Android、PCのどのデバイスでも共通して行えます。
- 早送りに必要なシークバーが表示されない場合、リアルタイム配信を見ている可能性があります。
- PCならChromeの拡張機能を使えば、倍速再生で時短視聴することもできます。
- 早送りがカクカクしてうまくできない時は、まず安定したWi-Fi環境に切り替えてみましょう。
- スマホ本体に保存したライブ動画は、「写真」アプリなどから簡単に早送りできます。
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