スマートフォンの充電速度は、専用のアプリやUSBチェッカーを使えば簡単に計測できます。
この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれで充電速度を計測する具体的な方法を詳しく紹介します。
また、計測した充電速度が遅い場合に考えられる原因を、充電器やケーブルの性能、急速充電の規格といった観点から一つずつ明らかにしていきます。
急速充電できているかを手軽に確認する方法も解説しています。
この記事を読めば、ご自身の充電環境の問題点を見つけ、快適な充電スピードを取り戻すためのヒントが得られます。
スマートフォンの充電速度を計測する具体的な方法
- 一番簡単な方法は充電速度を計測するアプリの利用
- より正確に測れるUSBチェッカーとは?
- Androidで使えるおすすめの充電速度計測アプリ
- 「Ampere」アプリの基本的な使い方
- iPhoneで充電速度を計測する現実的なやり方
- PC(パソコン)の充電速度を計測する手順
一番簡単な方法は充電速度を計測するアプリの利用
スマートフォンの充電速度を手軽に確認したいなら、専用の計測アプリを使うのが一番簡単です。
アプリをインストールするだけで、今どのくらいのスピードで充電されているのかを数値で知ることができますよ。
これらのアプリは、スマホに流れてくる電流の量(mA:ミリアンペア)などを表示してくれます。
数値が大きいほど、速く充電できているということになります。
ただし、アプリで表示される数値はあくまで目安です。
スマートフォンの状態やOSのバージョンによって多少の誤差が出ることは、頭の片隅に置いておいてくださいね。
それでも、手持ちの充電器やケーブルの組み合わせを変えたときに、どちらが速いかを比較するのには十分役立ちます。
例えば、「新しい充電器を買ったけど、本当に速いのかな?」とか「このケーブル、ちゃんと性能出てる?」といった疑問を解決するのにぴったりです。
Androidの場合は「Ampere」や「AccuBattery」、iPhoneの場合もバッテリー管理アプリで参考値を見ることが可能です。
まずは難しいことを考えず、アプリを一つ入れてみて、自分の充電環境をチェックしてみるのがおすすめですよ。
より正確に測れるUSBチェッカーとは?
より正確に充電速度を計測したい場合は、「USBチェッカー」という専用の機器を使うのがおすすめです。
これは、充電器とスマートフォンをつなぐケーブルの間に割り込ませて使う、小さな機械のことです。
アプリと違って、実際に流れている電気の量を直接測定するため、非常に正確な数値を知ることができます。
USBチェッカーの画面には、主に以下の情報が表示されます。
- 電圧(V:ボルト)
- 電流(A:アンペア)
- 電力(W:ワット)
特に電力(W)の数値を見れば、充電速度が一目瞭然です。
この数値が大きいほど、パワフルに充電できている証拠になります。
価格も1,000円から3,000円くらいで、通販サイトなどで手軽に購入できますよ。
USBチェッカーが活躍するのは、新しい充電器やケーブルの性能を確かめたい時です。
例えば、「USB-PD対応の充電器を買ったけど、本当に高速で充電できている?」といったことを、自分の目でしっかり確認したいこだわり派の方にはぴったりのアイテムです。
また、「最近充電が遅い気がするけど、充電器とケーブル、どっちが原因だろう?」というトラブルの原因を探るのにも役立ちます。
アプリの手軽さも良いですが、正確なデータでしっかり管理したいなら、一つ持っておくととても便利なガジェットです。
Androidで使えるおすすめの充電速度計測アプリ
Androidスマートフォンで充電速度を計測するなら、定番アプリの「Ampere」か「AccuBattery」がおすすめです。
どちらもGoogle Playストアから無料でインストールでき、多くのユーザーに利用されています。
それぞれのアプリには、こんな特徴がありますよ。
【Ampere】
シンプルさが魅力のアプリです。起動すると、すぐに現在の充電電流(mA)を大きく表示してくれるので、とにかく分かりやすいのが良いところです。
余計な機能はいらないから、今の充電スピードだけさっと知りたい、という方に向いています。
電圧やバッテリー温度などの基本情報も確認可能です。
【AccuBattery】
こちらは、バッテリー管理全般をこなせる多機能なアプリです。
充電速度の計測はもちろん、バッテリーの健康状態(劣化具合)を推定してくれたり、充電履歴をグラフで確認したりする機能もあります。
「どのアプリがどれだけバッテリーを消費しているか」といった詳細な分析もできるので、バッテリーを長持ちさせたい方にもおすすめです。
どちらのアプリを使うかは、あなたの目的次第です。
- 手軽に速度比較がしたいなら → Ampere
- バッテリーの状態も詳しく知りたいなら → AccuBattery
まずは両方試してみて、自分にしっくりくる方を使ってみるのも良いかもしれませんね。
「Ampere」アプリの基本的な使い方
Android用の充電速度計測アプリ「Ampere」は、誰でも直感的に使えるシンプルな操作性が魅力です。
アプリを起動して、充電ケーブルを挿すだけで、すぐに計測を始められますよ。
基本的な使い方は、以下の4ステップです。
- Google Playストアから「Ampere」をインストールして、アプリを開きます。
- 最初は「測定中…」と表示されるので、10秒ほど待ちます。この時、まだ充電ケーブルは接続しません。スマホが普段どれくらい電気を使っているか(放電量)を測っています。
- 測定が終わったら、充電ケーブルをスマートフォンに接続します。
- 再び「測定中…」と表示され、しばらくすると画面上部に緑色の数字で充電電流(mA)が表示されます。
この数字が大きいほど、充電スピードが速いということです。
例えば、古い充電器だと500mA程度、急速充電対応のものだと1500mAやそれ以上になったりします。
画面には電流のほかにも、電圧(V)やバッテリーの温度、健康状態なども表示されるので、バッテリーに関する情報をまとめてチェックできて便利です。
一つ注意点として、表示される数値は常に少しずつ変動します。これは、スマホの動作状況などによって変わるためです。
充電器やケーブルの性能を比較したい時は、同じ条件下で何度か測定して、平均的な数値で判断するのがおすすめですよ。
iPhoneで充電速度を計測する現実的なやり方
実は、iPhoneではAndroidのように、リアルタイムの充電速度(電流値)を正確に表示してくれる公式アプリはありません。
これは、Appleがセキュリティ上の理由から、アプリがバッテリーの詳細な情報にアクセスすることを制限しているためです。
そのため、iPhoneで充電速度を知りたい場合は、少し違ったアプローチが必要になります。
現実的な方法は、主に次の2つです。
- USBチェッカーを使用する
これが最も正確で確実な方法です。
充電器とiPhoneの間にUSBチェッカーを接続すれば、実際に流れている電力(W)や電流(A)を直接目で見て確認できます。
ケーブルや充電器の性能をしっかり比較したいなら、この方法が一番おすすめです。 - バッテリー残量の変化時間を測る
アプリや機器を使わない、とてもシンプルな方法です。
例えば、「バッテリー残量20%の状態から、10分間で何%まで充電できるか」をストップウォッチで計測します。
これを充電器やケーブルの組み合わせごとに試せば、どれが一番速いかを比較できます。
時間はかかりますが、特別な道具がなくても誰でもできるのがメリットです。
一部のバッテリー管理アプリでは、充電履歴から平均的な充電速度を計算してくれるものもありますが、あくまで参考値として捉えるのが良いでしょう。
iPhoneで充電速度を正確に知りたいならUSBチェッカー、手軽に比較したいだけなら時間計測、と覚えておいてくださいね。
PC(パソコン)の充電速度を計測する手順
ノートパソコン、特にUSB Type-Cポートから充電するモデルの充電速度を計測するには、USBチェッカーを使うのが最も手軽で確実です。
スマートフォンの場合と同じように、充電器とパソコンの間にUSBチェッカーを接続するだけで、現在どのくらいの電力(W)で充電されているかが一目でわかります。
最近のノートパソコンは「USB Power Delivery(USB-PD)」という規格に対応しているものが多く、充電器やケーブルとの組み合わせによって供給される電力が変わってきます。
「この充電器で、本当に最大速度で充電できているかな?」と疑問に思った時に、USBチェッカーがあればすぐに解決しますよ。
USBチェッカーを使わない場合は、Windowsの標準機能を使って間接的に確認する方法もあります。
- 「Windowsキー + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してコマンドプロンプトを起動します。
- 黒い画面で「powercfg /batteryreport」と入力し、Enterキーを押します。
- レポートが保存された場所のパスが表示されるので、それをコピーしてエクスプローラーのアドレスバーに貼り付けて開きます。
- 「battery-report.html」というファイルをダブルクリックして開きます。
このレポートでは、バッテリーの充放電の履歴がグラフで確認できます。
充電中のグラフの傾きが急であればあるほど、速く充電できている、と判断することが可能です。
ただ、これはあくまで間接的な確認方法なので、正確なW数を知りたい場合は、やはりUSBチェッカーの利用をおすすめします。
充電速度の計測結果が遅い時に確認すべきポイント
- そもそも急速充電できているか確認する一番手軽な手段
- アプリや機器なしで充電のワット数を確認する方法
- 充電アンペア(A)を測定できるアプリの仕組み
- 充電速度が遅いと感じた時の原因の見つけ方
- 充電器の性能によって充電スピードは変わる?
- 見落としがちな充電ケーブルの性能と選び方
- 知っておきたいUSB-PDやQuick Chargeなどの充電規格
そもそも急速充電できているか確認する一番手軽な手段
お使いのスマートフォンが急速充電されているかどうかは、特別な機器がなくても、ロック画面の表示を見ることで手軽に確認できます。
多くのAndroidスマートフォンでは、急速充電器に接続すると、ロック画面の下部に「急速充電中」といったメッセージが表示されるようになっています。
この表示が出れば、正常に急速充電が行われている証拠です。
iPhoneの場合、Androidのような明確な「急速充電中」の表示はありません。
しかし、20W以上の高出力な充電器に接続した際に、充電開始の通知音が普段と少し違う「ポコン」という短い音が2回鳴ることがあります。
これが、高速な充電が開始された合図の一つとされています。
ただし、これらの表示や音は、OSのバージョンやメーカーの仕様によって異なる場合があるため、あくまで簡易的な確認方法です。
一番確実なのは、やはり充電器やケーブルが急速充電規格(USB-PDなど)に対応しているか、製品の仕様を確認することです。
まずは、充電ケーブルを挿した後に、ロック画面に変化がないかチェックしてみてください。
アプリや機器なしで充電のワット数を確認する方法
充電器の性能、つまり何ワット(W)で充電できるかを知りたい場合、アプリや特別な機器がなくても確認できます。
答えは、充電器本体に直接書かれています。
お手持ちの充電器の表面や側面をよく見てみてください。
非常に小さな文字で、製品情報が印字されているはずです。
その中に「出力」や「OUTPUT」と書かれた項目があります。
ここに「5V/2A」や「9V/2.22A」のように、電圧(V)と電流(A)の数値が記載されています。
この2つの数字を掛け算することで、その充電器の最大出力電力(W)を計算できます。
- 例1:5V / 2A → 5 × 2 = 10W
- 例2:9V / 2.22A → 9 × 2.22 = 19.98W(約20W)
この計算で出てきたワット数が大きいほど、充電器の性能が高く、急速充電に対応している可能性が高いです。
ただし、これはあくまで充電器が出せる最大のパワーです。
実際にこの速度で充電されるかどうかは、接続するスマートフォンやケーブルが、その電力に対応している必要があります。
まずは、自分の使っている充電器の性能を知る第一歩として、本体の表示をチェックしてみてください。
充電アンペア(A)を測定できるアプリの仕組み
Androidスマートフォンで利用できる充電速度の測定アプリは、スマホのOSから提供されるバッテリー情報を利用して、電流値(アンペア)を推定しています。
アプリが魔法のように電気の流れを直接測っているわけではないのです。
スマートフォンは、自身のバッテリーを管理するために、常に「どれくらいの電気が入ってきているか」「どれくらいの電気を使っているか」を監視しています。
測定アプリは、このOSが持っている情報にアクセスする許可をもらい、「現在の充電電流は〇〇mAです」という形で、私たちに分かりやすく表示してくれている、という仕組みです。
そのため、アプリで表示される数値は、USBチェッカーのような専用機器で測った値と比べると、どうしても多少の誤差が生じます。
なぜなら、スマホがバックグラウンドで何かの処理を行えば、その分消費する電力が変わり、バッテリーに流れ込む電流量もリアルタイムで変動するからです。
したがって、アプリの数値は「絶対的に正確な値」というよりは、「相対的な比較をするための便利な目安」と考えるのが正しいです。
例えば、ケーブルAとケーブルBのどちらが速いかを比べる、といった用途には十分役立ちますよ。
充電速度が遅いと感じた時の原因の見つけ方
なんだか充電のスピードが遅いなと感じたら、原因が「充電器」「ケーブル」「スマートフォン本体」のどこにあるのかを切り分けていくのが解決への近道です。
一つずつ原因の候補を潰していくことで、問題の箇所を特定できますよ。
以下の手順で確認してみてください。
- 充電器を変えてみる
今使っている充電器の代わりに、別の充電器で充電してみましょう。もしこれで充電速度が改善されれば、原因は元の充電器にある可能性が高いです。 - ケーブルを変えてみる
充電器は元のままで、USBケーブルだけを別のものに交換してみます。これで速度が速くなるなら、ケーブルの内部が断線していたり、そもそも性能が低かったりすることが原因と考えられます。 - コンセントの口を変えてみる
壁のコンセントや電源タップの別の差し込み口を試してみましょう。まれに、コンセント自体に問題があるケースもあります。 - スマートフォンを再起動する
一時的なソフトウェアの不具合で、充電の制御がうまく機能していないこともあります。一度スマホの電源を入れ直すと、あっさり直ることも少なくありません。
これらの基本的なことを試しても改善しない場合は、スマホの充電ポート(差し込み口)にホコリが溜まっていないか確認したり、バッテリーの劣化を疑ってみる段階になります。
充電器の性能によって充電スピードは変わる?
充電器の性能(出力電力)によって、充電スピードは大きく変わります。
充電器の性能は、主にワット(W)という単位で表され、この数字が大きいほどパワフルで、短時間で充電を完了させることができます。
例えば、iPhoneに昔から付属していたような四角い小型の充電器は、出力が5Wしかありません。
一方で、最近主流のUSB-PDに対応した充電器は、20Wや30W、それ以上の出力を持つものもあります。
単純に計算しても、20Wの充電器は5Wの充電器の4倍のパワーを持っていることになります。
ただし、一つ重要なポイントがあります。
それは、いくら高性能な充電器を使っても、充電される側のスマートフォンがその電力に対応していなければ、宝の持ち腐れになってしまうということです。
例えば、最大20Wで充電できるスマートフォンに、100Wの超高性能な充電器を接続しても、スマートフォン側が安全に受け取れる20Wまでしか電力は流れません。
逆に、最大20Wで充電できるスマートフォンに、古い5Wの充電器を使えば、もちろん5Wの遅いスピードでしか充電されません。
充電速度を最大限に活かすには、お使いのスマートフォンが対応している最大のワット数を確認し、それに合った出力を持つ充電器を選ぶことが大切です。
見落としがちな充電ケーブルの性能と選び方
充電のスピードは、充電器だけでなく、実はUSBケーブルの性能にも大きく左右されます。
見た目は同じように見えても、急速充電に対応しているケーブルと、そうでないケーブルがあるのです。
特に、USB-PD(Power Delivery)という高速充電の規格を利用したい場合は、ケーブル選びが非常に重要になります。
急速充電に対応していない安価なケーブルは、そもそも大きな電力を流せるように設計されていません。
そのため、せっかく高性能な充電器を使っていても、ケーブルがボトルネックになって、本来のスピードが出ない原因になります。
充電ケーブルを選ぶ際は、以下のポイントを確認してみてください。
- 急速充電規格への対応:パッケージや製品説明に「USB-PD対応」や「Quick Charge対応」といった記載があるか確認しましょう。
- 対応電力(W数):USB-PD対応ケーブルには、「60W対応」や「100W対応」など、流せる電力の上限が決まっています。お使いの充電器やデバイスに合ったものを選びます。
- 信頼性:100円ショップなどで売られている極端に安いケーブルは、耐久性や安全面に不安がある場合も。信頼できるメーカーの製品を選ぶのが安心です。
充電器を新しくしたのに速度が変わらない、という時は、一度ケーブルを見直してみることをおすすめします。
知っておきたいUSB-PDやQuick Chargeなどの充電規格
急速充電を実現するためには、「USB Power Delivery(USB-PD)」や「Quick Charge」といった、共通のルール(規格)の存在を知っておくことが大切です。
これらは、安全に大きな電力をやり取りするための約束事のようなものです。
【USB Power Delivery (USB-PD)】
現在、最も主流となっている急速充電規格です。
iPhone 8以降のモデルや近年のAndroidスマートフォン、さらにはiPadやノートパソコンまで、幅広い機器で採用されています。
接続端子にUSB Type-Cを使うのが特徴で、最大で240Wという非常に大きな電力を供給できる能力を持っています。
【Quick Charge (QC)】
Androidスマートフォンのチップセットを開発しているQualcomm社が策定した規格です。
一昔前のAndroidスマートフォンで広く採用されていました。
バージョンがいくつかあり、QC3.0やQC4+など、数字が大きいほど新しい規格になります。
急速充電を行うための最も重要なポイントは、充電器、ケーブル、そしてスマートフォン本体の3つすべてが、同じ急速充電規格に対応している必要がある、という点です。
例えば、USB-PD対応のスマホと充電器を持っていても、ケーブルが非対応では急速充電はできません。
どれか一つでも欠けていると、ごく普通の遅いスピードでしか充電されないので、機器を揃える際は規格が合っているか必ず確認しましょう。
充電速度 計測まとめ
- スマートフォンの充電速度を計測するには、Androidなら「Ampere」などのアプリ、より正確に測るならUSBチェッカーが便利です。
- iPhoneで充電速度を計測する場合、アプリでは正確な数値が確認できないため、USBチェッカーの使用が最も確実な方法です。
- 充電速度が遅いと感じたら、原因が充電器・ケーブル・スマホ本体のどこにあるか、一つずつ交換して切り分けるのが有効です。
- 急速充電できているかは、Androidならロック画面の「急速充電中」という表示で手軽に確認できます。
- 充電器本体の出力表示(VとA)を掛ければ、アプリや機器なしでも性能であるワット数の確認が可能です。
- 見落としがちな充電ケーブルの性能も重要で、USB-PDなどの急速充電規格に対応した製品を選ぶ必要があります。
- 最速の充電を行うには、充電器・ケーブル・スマホ本体の3つすべてが、同じ充電規格(USB-PDなど)に対応していることが必須です。