スマホプロコン接続方法｜iPhone/Android/PCで使う手順と、反応しない時の対処法

2025-09-08

Nintendo Switchのプロコンは、お持ちのスマホやPCにBluetoothで簡単に接続できます。

この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれの詳しいペアリング手順を分かりやすく紹介します。

「接続できない」「ボタンが反応しない」といったよくあるトラブルの原因と解決策もまとめました。

プロコンで遊べるおすすめのゲームや、より快適になるスマホホルダーなどの情報も解説します。

この記事を読めば、今日からすぐにスマホでの快適なゲームライフを始められますよ。

スマホプロコンの接続方法と基本的な使い方

iPhone（iOS）とプロコンをペアリングする具体的な手順

iPhoneとプロコンの接続は、iOS 16以降であればBluetooth設定からとても簡単にできます。

難しいアプリのインストールなどは一切必要なく、数ステップですぐにゲームを始められますよ。

具体的なペアリングの手順は、以下の通りです。

プロコンの上部にある小さな丸い「シンクロボタン」を、コントローラーのランプが左右に点滅し始めるまで長押しします。
iPhoneの「設定」アプリを開き、「Bluetooth」をタップします。
Bluetoothがオンになっていることを確認し、「その他のデバイス」の一覧に「Pro Controller」が表示されるのを待ちます。
「Pro Controller」をタップすると、接続済みのデバイスに移動し、ペアリングが完了です。

注意点として、お使いのiPhoneのOSがiOS 16より前だと、この方法では接続できません。

OSのバージョンは「設定」アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。

一度ペアリングしてしまえば、次回からはプロコンのいずれかのボタンを押すだけで自動的にiPhoneと再接続されるので、とても便利です。

まずはご自身のiPhoneのバージョンを確認してから、試してみてくださいね。

Androidスマホとプロコンの詳しい接続方法

Androidのスマホでも、iPhoneと同じようにBluetoothを使って簡単にプロコンを接続することができます。

多くのAndroidスマホでは特別な設定は不要で、すぐにコントローラーを使ったゲームプレイが楽しめます。

詳しい接続手順はこちらです。

まず、プロコン上部の「シンクロボタン」を、ランプが点滅するまで長押ししてペアリングモードにします。
次に、Androidスマホの「設定」画面を開きます。
「接続済みのデバイス」や「Bluetooth」といった項目をタップしてください。
「新しいデバイスとペア設定する」などの項目を選択します。
利用可能なデバイスの一覧に「Pro Controller」が出てくるので、それをタップしてペア設定を許可します。

これで接続は完了です。

Androidの機種やバージョンによっては、設定画面の項目名が少し違う場合があります。

その場合も「接続」や「Bluetooth」に関するメニューを探せば、同じように設定できるはずですよ。

一般的にAndroid 10以降のバージョンであれば問題なく対応しています。

もし接続後に一部のゲームでボタン配置がおかしい場合は、後の見出しで紹介するキーマッピングアプリなどを試す必要がありますが、まずはこの基本の接続方法でペアリングを完了させましょう。

気になる遅延はどのくらい？実際の操作感をレビュー

プロコンをスマホに接続した際の操作の遅延は、ほとんどのゲームで気にならないレベルです。

RPGやアクション、シミュレーションゲームなど、幅広いジャンルのゲームを快適にプレイすることができます。

実際に「原神」のようなアクションRPGで試してみても、キャラクターの動きが遅れる感覚はほとんどなく、スマホの画面を直接タップするのと変わらない感覚で遊べました。

ただし、ごくわずかな遅延は存在するため、コンマ数秒の反応速度が勝敗を分けるようなシビアなゲームでは、影響を感じる可能性があります。

具体的には、以下のようなジャンルです。

音楽ゲーム（音ゲー）：タイミングが重要なゲームでは、わずかなズレがミスにつながることがあります。
オンライン対戦型の格闘ゲーム：一瞬の判断で技を出す必要があるため、有線接続に比べると少し不利になるかもしれません。

とはいえ、これらのジャンルでも「楽しむ」という目的であれば、十分にプレイ可能です。

一人でじっくり遊ぶゲームや、友達と協力するようなゲームであれば、遅延を心配する必要はほとんどないと言えるでしょう。

まずは、お気に入りのゲームでその快適な操作感を体験してみてください。

プロコンで遊べるおすすめの対応ゲーム一覧

プロコンで遊べるスマホゲームは、「コントローラー対応」として配信されているものであれば、基本的にすべてプレイ可能です。

App StoreやGoogle Playストアでゲームを探す際に、「コントローラ対応」や「ゲームパッド対応」といったアイコンや記載があるかを確認するのが一番確実な方法です。

ここでは、特にプロコンとの相性が良く、よりゲームに没入できるおすすめの対応ゲームをいくつか紹介します。

ゲームタイトル	ジャンル	特徴
原神	オープンワールドRPG	広大な世界を自由に探索。コントローラー操作で快適性が格段にアップします。
Minecraft	サンドボックス	ブロックを組み立てて世界を創造。細かい建築作業もコントローラーなら楽々です。
Call of Duty®: Mobile	FPS	本格的な銃撃戦が楽しめる。エイムや移動が直感的に行えます。
Asphalt 9: Legends	レース	爽快なレースゲーム。細かいハンドルさばきやドリフト操作に最適です。
Dead Cells	アクション	高速な戦闘が魅力の2Dアクション。精密な操作が求められるためコントローラー向きです。

これらのゲーム以外にも、たくさんの対応ゲームがあります。

「スマホゲームコントローラー対応」などで検索してみると、隠れた名作に出会えるかもしれません。

ぜひ、家庭用ゲーム機のような感覚で、スマホゲームを楽しんでみてくださいね。

原神でプロコンを使うための設定と操作方法

大人気オープンワールドRPGの「原神」は、公式でコントローラー操作に対応しており、プロコンを使えば家庭用ゲーム機さながらの快適さでプレイできます。

スマホの画面を指で隠すことなく、広大で美しいテイワットの世界に没入できるのが最大の魅力です。

設定方法はとても簡単ですよ。

まず、これまで紹介した手順で、お使いのスマホとプロコンをBluetoothで接続しておきます。
原神のアプリを起動してください。
ゲーム画面の左上にあるパイモンのアイコンをタップして、メニューを開きます。
歯車の形をした「設定」アイコンをタップします。
設定メニューの中から「制御」を選びます。
一番上にある「制御デバイス」の項目を、「タッチスクリーン」から「コントローラー」に変更します。

これだけで設定は完了です。

すぐにプロコンでの操作が可能になります。

基本的な操作は、左スティックでキャラクターの移動、右スティックで視点移動、ボタンで攻撃やジャンプ、ダッシュなど、Nintendo Switch版とほぼ同じ感覚で遊べます。

一度この快適さを知ってしまうと、もうタッチ操作には戻れないかもしれませんよ。

Apex Legends Mobileでのボタン配置と使い方

多くのファンに惜しまれつつ、「Apex Legends Mobile」は2023年5月をもってサービスを終了しました。

そのため、現在プロコンを使ってこのゲームをプレイすることは残念ながらできません。

サービスが提供されていた当時は、コントローラー操作に公式対応しており、多くのプレイヤーがプロコンなどを接続して、より快適なプレイを楽しんでいました。

基本的な移動や射撃、アビリティの使用などが家庭用ゲーム機版に近い感覚で操作できたため、スマホのFPSゲームとしては非常に人気が高かったです。

もし、Apex Legends Mobileのような本格的なFPS（ファーストパーソン・シューティングゲーム）をコントローラーで遊びたい場合は、他の人気タイトルを試してみるのがおすすめです。

例えば、「Call of Duty: Mobile」や「PUBG Mobile」などもコントローラーに対応しています。

これらのゲームでも、アプリ内の設定画面からコントローラーの接続を確認したり、自分の使いやすいようにボタン配置をカスタマイズしたりすることが可能です。

Apex Legends Mobileのサービス終了は残念ですが、プロコンで楽しめる他の素晴らしいゲームはたくさんありますよ。

PC（Steam）に接続してゲームをプレイする手順

Nintendo Switchのプロコンは、実はPCゲームプラットフォームの「Steam」でも公式にサポートされており、多くのPCゲームを遊ぶのに利用できます。

接続方法も非常に簡単で、無線（Bluetooth）でも有線（USBケーブル）でも、どちらでもOKです。

ここでは、手軽な無線の接続手順を紹介します。

まず、プロコンの「シンクロボタン」を長押しして、ペアリングモードにします。
PCの「設定」から「Bluetoothとデバイス」を開き、「デバイスの追加」をクリックします。
「Bluetooth」を選択し、デバイスの一覧に「Pro Controller」が表示されたら、それをクリックしてペアリングします。
次に、PCのSteamアプリを起動します。
左上の「Steam」メニューから「設定」を開き、左側の一覧から「コントローラ」を選択します。
「Switch Proコントローラの設定をサポート」の項目にチェックを入れます。

これで設定は完了です。

有線で接続する場合は、USB-CケーブルでプロコンとPCを繋ぐだけで、Steamが自動的に認識してくれます。

この設定をしておけば、Steamのゲームをプロコンで快適に遊べるようになります。

スマホゲームだけでなく、PCゲームでも活躍してくれるのは嬉しいポイントですね。

スマホプロコンが使えない・接続できないときの対処法

接続できない・反応しない場合のチェックリスト

プロコンがスマホにうまく接続できない、または反応しないときは、いくつかの基本的なポイントを確認することで解決することがほとんどです。

難しい手順は必要ないので、以下のチェックリストを上から順番に試してみてください。

プロコンの充電は十分？
- 意外と見落としがちなのが充電切れです。
プロコンのシンクロボタンを長押ししてもランプが点滅しない場合は、まず充電しましょう。
スマホのBluetoothはオンになってる？
- スマホの「設定」からBluetoothがオンになっているか確認してください。また、機内モードが有効になっているとBluetoothもオフになるので、こちらもチェックが必要です。
ペアリングをやり直してみる
- 一度スマホのBluetooth設定画面から「Pro Controller」の登録を解除（または削除）し、最初から接続手順をやり直すと、うまくいくことがあります。
スマホとプロコンを再起動する
- スマホ本体の電源を一度切り、再度入れ直してみてください。プロコン側も、一度もペアリングしていない状態なら、一度USBケーブルで充電器などに繋ぐとリセットされます。
他の機器との干渉はない？
- 近くに他のBluetoothイヤホンやスピーカーなど、複数の機器があると電波が干渉して接続が不安定になることがあります。一度他の機器のBluetoothをオフにしてみましょう。

慌てずにこれらを一つずつ確認すれば、大抵の場合は問題が解決するはずですよ。

Androidでのボタン設定（キーマッピング）のやり方

Androidスマホでプロコンを接続した際に、一部のゲームでボタンが反応しない、または意図しない動きをする場合があります。

これは、ゲーム側がプロコンのボタン配置を正しく認識できていないために起こりますが、「キーマッピングアプリ」を使えば解決できる可能性があります。

キーマッピングとは、コントローラーの物理ボタンを、スマホ画面のタッチ操作の特定の位置に割り当てる機能のことです。

代表的なキーマッピングアプリには、「Octopus」や「Panda Gamepad Pro」などがあります。

基本的な使い方は以下の通りです。

Google Playストアからキーマッピングアプリをインストールします。
アプリを起動し、指示に従ってプロコンを接続します。
アプリの中から、プレイしたいゲームを追加して起動します。
画面に表示されるアプリのアイコンをタップすると、設定画面が開きます。
画面上の攻撃ボタンや移動パッドの位置に、プロコンのAボタンや左スティックなどをドラッグ＆ドロップで割り当てて保存します。

ただし、これらのアプリは設定が少し複雑であったり、ゲームによっては利用が禁止されていたりするケースもあるため、利用は自己責任となります。

まずはゲーム自体がコントローラーに正式対応しているかを確認するのが一番のおすすめです。

マイクラPE（スマホ版）は快適にプレイできる？

結論から言うと、スマホ版のMinecraftはプロコンでのプレイに完全対応しており、驚くほど快適に遊ぶことができます。

タッチ操作では難しかった細かい作業や、戦闘時の素早い動きも、プロコンを使えば思いのままです。

タッチ操作だと、どうしても指で画面が隠れてしまい、特に建築や整地などの細かい作業ではストレスを感じることがありますよね。

プロコンを使うと、以下のようなメリットがあります。

移動と視点操作がスムーズに：左スティックで移動、右スティックで周りを見渡す操作は、家庭用ゲーム機そのものです。クリーパーの接近にも素早く気づけます。
建築の精度が向上：ブロックを置きたい場所に正確にカーソルを合わせられるので、大規模な建築もはかどります。
戦闘が有利に：攻撃やジャンプ、アイテムの使用などをボタンで直感的に行えるため、モンスターとの戦闘で生き残りやすくなります。

接続するだけで特に難しい設定は必要なく、ゲーム側が自動でコントローラーを認識してくれるのも嬉しいポイントです。

スマホでMinecraftを本格的に楽しみたいなら、プロコンは必須アイテムと言ってもいいかもしれません。

スマホに固定できるおすすめホルダーの紹介

プロコンとスマホを使ってゲームをする際に、画面をどこかに立てかけるのは意外と不便ですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが、プロコンにスマホを固定するための「スマホホルダー（マウント）」です。

これを使えば、プロコンとスマホが一体化し、まるで携帯ゲーム機のように、どんな場所でも快適にプレイできるようになります。

スマホホルダーを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

プロコンへの対応：Nintendo Switchのプロコンにしっかりと固定できる専用設計のものを選びましょう。
スマホのサイズ：自分の使っているスマホの幅や厚さに対応しているかを確認します。ケースを付けたまま使えるかも重要なポイントです。
角度調整機能：画面を見やすい角度に調整できる機能があると、首や腕が疲れにくく、長時間のプレイでも快適です。
安定感：プレイ中にスマホがグラグラしない、安定した作りの製品がおすすめです。

「CYBER・スマホマウントホルダー」や「Mcbazel プロコン用スマホホルダー」といった製品が、1,000円から2,000円程度で販売されており人気です。

一つ持っているだけで、スマホでのゲームライフが劇的に快適になる便利なアイテムですよ。

外出先でのプロコンの充電方法

外出先でプロコンのバッテリーが切れてしまっても、普段スマホの充電に使っている「モバイルバッテリー」があれば簡単に充電できます。

特別な充電器を用意する必要は全くありません。

プロコンの充電ポートは「USB Type-C」という規格です。

これは、多くのAndroidスマホや最近のiPad、iPhone 15シリーズなどにも採用されている、非常に一般的な端子です。

充電に必要なものは、たったの2つだけです。

モバイルバッテリー
USB Type-Cケーブル

充電方法は、モバイルバッテリーとプロコンのUSB-Cポートをケーブルで繋ぐだけ。これだけで自動的に充電が始まります。

プロコンのバッテリー容量は約1300mAhなので、一般的な5000mAhのコンパクトなモバイルバッテリーでも3回以上はフル充電が可能です。

スマホと共用で使うなら、10000mAh以上の容量があると安心ですね。

普段から持ち歩いているモバイルバッテリーとケーブルがそのまま使えるので、外出先でのバッテリー切れも心配無用です。

amiiboの読み込みはスマホ経由で可能？

残念ながら、プロコンをスマホに接続している状態では、amiiboを読み込ませることはできません。

amiiboの読み込み機能は、Nintendo Switch本体と接続している時のみ有効になります。

プロコンの中央にあるNintendo Switchのロゴ部分には、amiiboを読み取るためのNFC（近距離無線通信）リーダー機能が内蔵されています。

しかし、この機能はあくまでSwitch本体のシステムと連携して動作するものです。

スマホにもNFC機能はありますが、これは電子マネーの決済やNFCタグの読み取りに使われるもので、プロコンのNFC機能を中継してamiiboのデータをやり取りする仕組みにはなっていません。

そのため、ゲーム内でamiiboを使ってアイテムを入手したい場合などは、一度プロコンをNintendo Switch本体に接続し直して操作する必要があります。

スマホでプロコンを使う場合は、あくまで「コントローラーとしての操作」に限定される、と覚えておいてくださいね。

プロコン以外のスマホ向けおすすめコントローラー3選

Nintendo Switchのプロコンは非常に優れたコントローラーですが、スマホゲーム用としては「もっとコンパクトなものがいい」「スマホを挟んで固定したい」といったニーズもあります。

ここでは、プロコン以外で特におすすめのスマホ向けコントローラーを3つご紹介します。

コントローラー名	タイプ	特徴
GameSir X2 Pro	スマホ挟み込み型	USB-Cでスマホと有線接続するため、遅延がほぼゼロ。パススルー充電対応で、バッテリー切れの心配なく遊べます。
Backbone One	スマホ挟み込み型	デザイン性が高く、専用アプリが優秀。PlayStation公式ライセンス版もあり、PSリモートプレイとの相性も抜群です。
8BitDo Pro 2	分離型	プロコンに似た形状で持ちやすい。背面に2つのカスタムボタンを搭載し、PCなど幅広い機器で使える汎用性の高さが魅力です。

GameSir X2 Proは、遅延を1ミリ秒でも気にするシビアなゲームをプレイする人におすすめです。

Backbone Oneは、iPhoneユーザーで、見た目や使いやすさ、アプリ連携を重視する人にぴったりでしょう。

8BitDo Pro 2は、一つのコントローラーをスマホやPC、Switchなど、色々な機器で使い回したい欲張りなあなたに最適です。

自分のプレイスタイルに合ったコントローラーを選ぶことで、スマホゲームの世界がさらに広がりますよ。