0800-123-0367の正体は電力会社の勧誘?無視して良い理由と安全な断り方

「0800-123-0367」からの電話は、電力会社の切り替えなどを促す勧誘電話です。

知らないフリーダイヤルからの着信に、多くの方が迷惑や不安を感じています。

この記事を読めば、電話の正体と目的がはっきりと分かります。

万が一電話に出てしまった場合の安全な断り方や、しつこい着信を完全に止める方法も紹介します。

もうこの不審な電話に悩まされる心配はありません。

目次

0800-123-0367はどこからの電話?その正体と目的を解説

電話の相手は電力会社の勧誘?それとも別の業者?

この「0800-123-0367」という番号からの電話は、特定の電力会社からの正式な連絡ではなく、電力切り替えなどを勧誘する営業電話である可能性が非常に高いです。

実際に電話に出た多くの人の話によると、「電力安心サポート」や「電力サポートセンター」といった、実在するかどうかがはっきりしない名前を名乗ることが多いようです。

「0800」で始まる番号は、企業がお客様相談窓口などで使うフリーダイヤルなので、一見すると安心してしまうかもしれません。

しかし、この番号については、大手電力会社などが公式に使っているという情報は見当たりませんでした。[4]

むしろ、この番号を使って新しい電力プランや太陽光パネルの設置などを勧めてくる、全く別の業者と考えたほうが良さそうです。

電話の目的は、電気料金プランの見直しをきっかけに、何かしらの契約をさせることが狙いだと思われます。

大手企業を装って安心させようとするケースもあるため、知らない番号からの、特にうまい話にはすぐに応じないように注意が必要ですね。

なぜ自動音声でアンケートのような電話がかかってくるの?

この番号からかかってくる電話が、なぜ人の声ではなく自動音声なのか、不思議に思いますよね。

これには、電話をかけている業者側の、いくつかの狙いがあると考えられます。

一番の理由は、効率よくたくさんの家に見込みがあるかどうかを調べるためです。

自動音声で「電気料金に関するアンケートです。お住まいは戸建てですか?」といった簡単な質問を投げかけます。

そして、その回答によって、さらに営業をかける価値があるかどうかを判断しているのです。

例えば、「戸建て」と答えた人には、太陽光パネルの営業電話をかけるリストに入れる、といった具合です。

最初から人が一件一件電話をかけるよりも、自動音声を使えば圧倒的に多くの件数をさばけますよね。

また、自動音声にすることで、電話を受ける側の警戒心を少しでも解こうという意図もあるかもしれません。

しかし、実際にはアンケートと見せかけて、営業対象となる個人の情報を集めるのが本当の目的である可能性が高いです。

アンケートに答えてしまうと、その情報が業者間で共有され、後からたくさんの営業電話がかかってくる原因になることもあるので注意してください。

電話の主な用件は何についての案内?

「0800-123-0367」からの電話は、主に電気に関する内容の案内です。

多くの場合は、自動音声で「電気料金が安くなる新しいプランを紹介します」といった話から始まります。

具体的には、以下のような内容が報告されています。

  • 電力自由化に伴う、新しい電力会社への切り替えの勧誘
  • 現在の電気料金プランに関するアンケート
  • 太陽光パネルや蓄電池システムの設置の提案
  • 「電気代が安くなる」という点を強調した営業トーク

一見すると、私たちの生活に役立ちそうなお得な情報に聞こえますよね。

しかし、その多くは、詳しい契約内容をしっかり説明しないまま、契約を急がせるようなケースも見られます。

特に「今だけお得」「この電話限定のキャンペーン」といった言葉で、冷静に考える時間を与えずに判断を迫ってくるような場合は注意が必要です。

電話口で安易に承諾したり、個人情報を伝えたりするのではなく、一度電話を切ってから、本当に信頼できる話なのかどうかを落ち着いて調べることが大切ですよ。

楽天を名乗るケースもあるって本当?

はい、本当です。「0800-123-0367」の番号から、「楽天カスタマーサービスです」と名乗って電話がかかってくるケースが実際に報告されています。

電力会社の勧誘だけでなく、誰もが知っているような有名な企業名をかたることで、電話に出た人を信用させようとする手口の一つと考えられます。

楽天と聞くと、つい「何かお得なキャンペーンかな?」と思って話を聞いてしまいそうになりますよね。

しかし、楽天の公式サイトなどで、この電話番号が本当に楽天の公式な連絡先として使われているという情報は見当たりません。

もし、楽天を名乗る電話で、電力プランや全く関係のない商品の勧誘をされた場合は、一度疑ってみるのが賢明です。

本当に楽天からの大切な連絡であれば、公式サイトのお客様ページにお知らせが届いたり、登録しているメールアドレスに連絡が来たりするはずです。

電話だけで判断せず、必ず公式サイトで情報を確認するか、公式の問い合わせ窓口に自分から連絡して、そのような事実があるかを確認するようにしましょう。

安易に個人情報を伝えたり、指示されたURLをクリックしたりしないように、くれぐれも注意してくださいね。

「あんしん電力」との関連は?

「0800-123-0367」からの電話で、「あんしん電力」や「電力安心サポート」といった名前を名乗ることがあるようです。

この「あんしん電力」という名前を聞いて、「そういう名前の電力会社なのかな?」と思うかもしれませんね。

しかし、調べてみても、この名前で広く知られている大手電力会社や、多くの人が利用しているような新電力会社は見当たりませんでした。

つまり、電話をかけている業者が、安心感を演出するために作った架空の名称か、あるいは非常に小規模な事業者の可能性があります。

実際に、この電話を受けた人たちからは、「実在する会社なのかはっきりしない」「怪しい」といった声が多く聞かれます。

もし「あんしん電力」を名乗る電話がかかってきても、すぐに信用するのは少し待った方が良いでしょう。

本当に私たちのための「あんしん」を考えている会社であれば、身元をはっきりと明かし、強引な勧誘はしないはずです。

電話口での甘い言葉に惑わされず、会社名や連絡先をしっかりと確認し、インターネットで検索するなどして、信頼できる相手かどうかをきちんと見極めることが大切ですよ。

ネットやSNSでの口コミ・評判はどう?

この「0800-123-0367」という電話番号について、インターネットやSNSで検索すると、たくさんの口コミや評判を見つけることができます。

正直なところ、そのほとんどが「迷惑電話」「怪しい」「詐欺ではないか」といった、ネガティブな内容のものです。

実際に口コミが投稿されているサイトやSNSでの具体的な声を見てみましょう。

  • 「自動音声のアンケートが始まったのですぐに切った」
  • 「戸建てかどうか聞かれ、答えたら営業に回されそうになった」
  • 「何度もかかってきてしつこいので着信拒否した」
  • 「電力会社を名乗っていたが、調べてもそんな会社はなかった」
  • 「楽天と名乗られたが、話の内容が怪しかったので信用しなかった」

このように、多くの人がこの番号からの電話に不信感や迷惑だと感じていることがわかります。

電話番号検索サイトなどでは、「迷惑電話度95%」といった非常に高い数値で警告されていることもあります。

良い評判や「契約してよかった」といったポジティブな口コミは、残念ながらほとんど見つかりません。

これらのたくさんの口コミは、この電話に対してどのように対応すべきかを考える上で、とても参考になる情報だと言えますね。

何度もかかってくるのはなぜ?しつこい理由を分析

「一度断ったはずなのに、またかかってきた」「着信拒否しても、違う番号からかかってくる」など、この手の電話のしつこさに困っている人は多いですよね。

何度もかかってくるのには、いくつかの理由が考えられます。

まず一つは、電話をかける側が「数打てば当たる」という考えで、機械的にリストの上から順番に発信を繰り返しているからです。

自動音声やシステムを使って大量に電話をかけているため、こちらが一度断ったという情報がきちんと記録・共有されていない可能性があります。

二つ目の理由として、一度でも電話に出てしまうと「この番号は現在使われている」と相手に認識されてしまうことが挙げられます。

使われていることがわかると、「応答する可能性がある見込み客」としてリストアップされ、さらに営業の電話がかかってくる原因になってしまうのです。[8]

特に、アンケートに答えたり、少しでも話を聞いてしまったりすると、関心があると判断されてしまい、よりしつこく電話がかかってくる傾向があります。

また、営業代行会社が複数の業者から委託を受けて電話をかけている場合、断っても別の業者から同じリストを使って電話がかかってくる、というケースも考えられます。

このように、しつこい電話は、相手側のシステムや営業スタイルに原因があることが多いです。

一番の対策は、知らない番号には出ない、応答しない、ということを徹底することかもしれませんね。

0800-123-0367の着信にどう対応するのが正解?

この電話は無視しても問題ない?

はい、この「0800-123-0367」からの電話は無視しても全く問題ありません。

むしろ、知らないフリーダイヤルからの着信は、無視するのが一番良い対応だと言えます。

なぜなら、この番号は大事な連絡や緊急の用件でかかってくる可能性が、限りなく低いからです。

もし本当に行政機関や契約中の会社からの重要な連絡であれば、留守番電話に必ずメッセージを残すはずですよね。

メッセージも残さずに何度もかけてくるのは、営業電話や勧誘であることのサインだと考えていいでしょう。

一度でも電話に出てしまうと、「この電話番号は今も使われているんだな」と相手に教えてしまうことになります。

そうなると、あなたの電話番号が「応答する見込みのあるリスト」に入ってしまい、さらに多くの迷惑電話がかかってくる原因になりかねません。

電話に出ることで、貴重な時間を奪われるだけでなく、断るための精神的なストレスも感じてしまいます。

トラブルに巻き込まれるリスクを避けるためにも、知らない番号、特に怪しいと評判の番号には応答しないのが賢明です。

着信があっても気にせず、そのままにしておくのが一番の対策ですよ。

電話に出てしまった場合の適切な断り方は?

もし、うっかり「0800-123-0367」からの電話に出てしまったら、はっきりと、そして簡潔に断ることが大切です。

あいまいな態度をとってしまうと、相手に「まだ可能性があるかも」と期待させてしまい、また電話がかかってくる原因になります。

一番効果的なのは、「必要ありません」「興味がありません」というように、ストレートに断りの言葉を伝えることです。

例えば、以下のようなフレーズがおすすめです。

  • 「結構です。必要ありませんので、もうかけてこないでください。」
  • 「申し訳ありませんが、興味がありませんので失礼します。」

このように伝えたら、相手が何か話し続けようとしても、すぐにこちらから電話を切ってしまいましょう。

「なぜですか?」などと理由を聞かれても、答える必要は一切ありません。

長々と話を聞いてしまうと、相手のペースに乗せられてしまい、断りにくくなってしまうことがあります。

「検討します」や「今忙しいので」といった断り方は、相手に「また後でかければいい」と思わせてしまうので避けた方が良いですね。

感情的にならずに、冷静に、事務的に対応することが、しつこい勧誘を断ち切るためのコツですよ。

スマホで簡単にできる着信拒否の設定方法

何度もかかってくる迷惑電話は、スマートフォンの着信拒否機能を使って、かんたんにシャットアウトできます。

設定方法はiPhoneとAndroidで少し違いますが、どちらもすぐにできるので、ぜひ試してみてくださいね。

【iPhoneの場合】

  1. まず、「電話」アプリを開いて、画面下の「履歴」をタップします。
  2. 着信履歴の中から、拒否したい「0800-123-0367」の番号を探し、右側にある「i」という丸いマークをタップしてください。
  3. 詳細画面を一番下までスクロールすると、「この発信者を着信拒否」という赤い文字が出てくるので、そこをタップします。
  4. 最後に確認画面が表示されたら、「連絡先を着信拒否」を選んで完了です。

【Androidの場合】

※機種によって少し表示が異なります

  1. 「電話」アプリを開いて、通話履歴を表示させます。
  2. 拒否したい番号を長押しするか、番号の横にある「︙(点が三つ縦に並んだマーク)」をタップします。
  3. メニューの中から「ブロック」や「着信拒否」といった項目を選びます。
  4. 確認画面で「ブロック」などを選べば設定完了です。

この設定をしておけば、同じ番号から電話がかかってきても、着信音が鳴ることはありません。

しつこい電話に悩まされているなら、今すぐ設定してしまうのがおすすめですよ。

個人情報を伝えてしまったらどこに相談すべき?

万が一、電話で名前や住所などの個人情報を伝えてしまった場合は、一人で抱え込まずに、すぐに専門の相談窓口に連絡してください。

少しでも「おかしいな」「不安だな」と感じたら、ためらわずに相談することが大切です。

主な相談先としては、以下の三つがあります。

  1. 消費者ホットライン(電話番号:188)
    契約トラブルや悪質な勧誘など、消費生活に関するあらゆる相談に乗ってくれます。どこに相談していいか分からない時に、まず最初に電話すべき窓口です。専門の相談員が、どう対応すればいいかアドバイスをくれます。
  2. 警察相談専用電話(電話番号:#9110)
    詐欺の可能性があるなど、犯罪の気配を感じた場合に相談できる窓口です。緊急の事件ではありませんが、「脅されているようで怖い」「このままだと被害に遭いそう」といった不安を相談できます。
  3. 弁護士などの法律の専門家
    実際に金銭的な被害が出てしまった場合や、法的な手続きが必要になりそうな深刻なケースでは、法律の専門家に相談するのが確実です。

相談する際は、いつ、どの番号から電話があったか、相手が名乗った会社名、どんな個人情報を伝えたか、などをメモにまとめておくと、スムーズに状況を説明できますよ。

消費者ホットライン(188)で何ができる?

「消費者ホットライン(188)」は、悪質な勧誘や不審な電話など、消費生活に関するトラブルに困ったときに、誰でも無料で相談できる窓口です。

「いやや!」と覚えられる電話番号で、ここに電話をすれば、専門の相談員が親身に話を聞いてくれます。

具体的に、消費者ホットラインでできることは、主に以下の通りです。

  • トラブル解決のためのアドバイス
    「電話でよく分からないまま契約してしまった」「個人情報を教えてしまって不安」といった相談に対して、どうすれば良いか具体的なアドバイスをもらえます。
  • 専門機関の紹介
    相談内容によっては、より専門的な知識が必要な場合があります。その際は、内容に応じて適切な相談窓口や機関を紹介してくれます。
  • クーリング・オフの助言
    もし意図しない契約をしてしまった場合でも、クーリング・オフという制度で無条件に契約を解除できることがあります。その手続きの方法なども丁寧に教えてもらえますよ。

局番なしの「188」に電話をかけると、まず音声ガイダンスが流れます。それに従うと、お住まいの地域に一番近い消費生活センターなどの相談窓口に繋がる仕組みです。

一人で悩んでいると不安が大きくなるだけです。少しでも困ったことがあれば、まずは気軽に相談してみてくださいね。

警察相談専用ダイヤル(#9110)の利用方法は?

「警察相談専用ダイヤル(#9110)」は、緊急の事件や事故ではないけれど、犯罪に巻き込まれそうで不安なことや、困っていることを警察に相談できる窓口です。

すぐにパトカーが来るような110番とは違い、生活の安全を守るための相談にのってくれる電話番号ですね。

この「#9110」は、次のような場合に利用すると良いでしょう。

  • 迷惑電話の内容が、脅しや嫌がらせにエスカレートしてきた
  • 詐欺かもしれないと感じる、悪質な電話がかかってきた
  • 個人情報をしつこく聞き出され、身の危険を感じる

利用方法はとても簡単で、お使いの電話から局番なしで「#9110」をプッシュするだけです。

そうすると、各都道府県の警察本部に設置されている相談窓口に繋がります。

受付時間は、基本的には平日の午前8時30分から午後5時15分までですが、時間外でも24時間対応の窓口に繋がることがあります。

相談した内容はきちんと記録され、内容によってはパトロールを強化してくれたり、今後の対策についてアドバイスをくれたりします。

もちろん、相談内容の秘密は守られますので、安心して利用できますよ。

迷惑電話が悪質化してきて怖いと感じたら、一人で悩まずに「#9110」に電話してみてください。

迷惑電話を止めるための最終手段とは?

着信拒否をしても番号を変えてかけてきたり、あまりにしつこくて困り果ててしまったりした場合に考えられる、最終手段がいくつかあります。

ほとんどの迷惑電話はこれまでの対策で解決できますが、いざという時のために知っておくと安心ですよ。

  1. 携帯キャリアの有料サービスを利用する
    ドコモ、au、ソフトバンクなどの各携帯会社は、月額数百円で利用できる、より強力な迷惑電話撃退サービスを提供しています。
    特定の番号だけでなく、非通知設定の電話や、登録外の番号からの電話をまとめて拒否できる機能もあり、非常に効果的です。
  2. 弁護士に相談して警告してもらう
    特定の業者から執拗な勧誘が続く場合、弁護士に依頼するという方法があります。
    弁護士の名前で「これ以上連絡を続けるなら法的措置をとります」といった内容の警告書(内容証明郵便)を送ってもらうと、ほとんどの業者は連絡を止めるはずです。
  3. 警察へ被害届を提出する
    電話の内容が脅迫にあたる場合や、金銭をだまし取られそうになった詐欺未遂など、明確に犯罪だと判断できる場合は、#9110の相談だけでなく、最寄りの警察署へ行って被害届を提出することを検討しましょう。
    具体的な証拠(通話の録音やメモなど)があれば、警察が正式な捜査に乗り出してくれる可能性があります。

これらは最後の手段ですが、自分の身を守るためには、こうした強い対応も必要になることがあると覚えておいてくださいね。

0800-123-0367まとめ

  • この電話の正体は、主に電力プランの切り替えを勧誘する営業電話です。
  • 自動音声のアンケートは、効率的に営業先リストを集めることが目的です。
  • 楽天や「あんしん電力」を名乗るケースもありますが、安易に信用しないようにしましょう。
  • 電話は無視するのが最も安全で、問題もありません。
  • もし電話に出てしまったら、「必要ありません」とはっきり伝え、すぐに切ることが大切です。
  • スマートフォンの着信拒否機能を設定すれば、同じ番号からの電話を簡単に止められます。
  • 個人情報を伝えてしまい不安な場合は、消費者ホットライン「188」へ相談してください。
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