Androidでキーボードが使いにくい時は、キーボードの設定を変えてみるという方法があります。
今使っているキーボードのサイズやレイアウトを変更したり、スマホ本体のタッチ感度を上げてみたりする他に、思い切って、キーボードアプリを別のものを変えてみたりするなど、方法はさまざまです。
今回は、androidでキーボードが使いにくい時の対処法をご紹介します。
おすすめのキーボードアプリもいくつかご案内しますね。
Androidでキーボードが使いにくい時の対処法
Androidのスマホのキーボードが使いにくくてイライラするわ、と感じたときの対処法をいくつかご紹介します。
ざっと、下記のような方法がとれますね。
では、一つずつ見ていきましょう。
スマホのタッチ感度を上げる
キーボードが使いにくいときは、スマホの感度が悪いことが原因になっていることがあります。
画面がすごく汚れているとか、手袋をしているとかのケースをのぞいて、そもそも画面のタッチ感度が悪いことがあるので、設定を見直します。
タッチ感度を設定する場所(項目)ですが、機種によって[フリック感度][高感度タッチ操作]など多少の違いがあり、そこに至るまでの手順も設定のシステムから先に進むときに選ぶメニュー名が、キーボードや、コントロール、あるいはディスプレイ、など、さまざまです。
今回は、SonyのXperia10Ⅳを使っています。
- Androidの設定画面→システム→キーボード、をタップ
- 画面上のキーボード→現在選択しているキーボードをタップ
- キーボードの設定画面→[設定]→[フリック入力感度]をタップして、感度を高くする
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
スマホを開き、設定画面の下の方にある[システム]をタップ、続いて、[キーボード]をタップします。
キーボード画面から、[画面上のキーボード]をタップし、現在選択しているキーボード名(ここでは、Gboard)をタップします。
選択中のキーボードの設定画面から、[設定]→[フリック入力感度]をタップします。
感度の設定バーが表示されるので、感度を高く設定し直します。
サイズやレイアウトを見直す
キーボードの大きさやレイアウトを変更して、使いにくさを回避するのも方法の一つです。
キーボードのサイズやレイアウトの変更手順を見ていきましょう。
- キーボードの左上の四角が四つ並んだアイコンをタップする
- キーボードのサイズ変更をする
- キーボードのレイアウトの、フローティングをやめる
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
なんでもいいので、キーボード画面を表示します(ここでは、Google検索でキーボードを表示しています)。
キーボードの左上端の、小さい四角が四つ並んでいるアイコンをタップします。
[サイズ変更]をタップすると、キーボードの一番外側を囲うように四角のラインが表示されます。
この四角のラインを指で動かすと、大きさを変更できます。
次に、フローティングと言うキーボードのレイアウトをやめる方法をご紹介します。
サイズ変更と同じく、キーボードを表示させて、左上の小さな四角が四つ並んだアイコンをタップします。
真ん中あたりにある[フローティング]をタップして、オフにしましょう。
下図のように、オフにするとすぐに、キーボードの状態がもとに戻ります。
キーボードアプリを変更する
キーボードアプリを変更すると、使い勝手も変わります。
変更する手順は、スマホの設定画面→システム→キーボード、から登録されている他のキーボードアプリに変更することができます。
片手モードを解除する
片手モードを解除する手順は、スマホの設定→システム→キーボード、からも可能ですが、今回は、キーボード画面から解除してみましょう。
キーボードを表示させて、キーボードの左上の小さい四角が四つ並んだアイコンをタップします。
[片手モード]をタップして、オフからオンに切り替えます。
Androidでキーボードが使いにくい時のアプリ変更方法と戻し方
Androidでキーボードが使いにくいときは、キーボードアプリ自体を変更することができます。
キーボードアプリを変更する方法
キーボードアプリを変更する方法は、以下の通りです。
- Androidの設定画面→システム→キーボード、をタップ
- 画面上のキーボード→現在選択しているキーボード以外のキーボードがあれば選択
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
スマホを開き、設定画面の下の方にある[システム]をタップ、続いて、[キーボード]をタップします。
キーボード画面から、[画面上のキーボード]をタップします。
現在選択しているキーボード名(ここでは、Gboard)がオンになっており、他に選択可能なキーボードアプリが登録されていれば、変更します。
元に戻す方法
変更したキーボードアプリを元に戻す手順は、変更するときの手順とほぼ同じです。
- Androidの設定画面→システム→キーボード、をタップ
- 画面上のキーボード→現在選択しているキーボードをオフにする
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
スマホを開き、設定画面の下の方にある[システム]をタップ、続いて、[キーボード]をタップします。
キーボード画面から、[画面上のキーボード]をタップします。
オンに設定したキーボードアプリを、オフに変更します(ここではSimejiをオフにする)。
使いやすいキーボードアプリおすすめ4選!
androidのスマホの場合は、標準でGboardが登録されているでしょうが、それ以外にもキーボードアプリはいろいろありますので、使いやすそうなキーボードアプリをいくつか、ご紹介します。
よく利用されているので、これ知ってるよー、というキーボードもあるでしょう。
リンク先など、もう少し詳しい情報を書いておきますね。
Simeji
キーボードとしての機能はそろっていて、使い方にも大きな変化やとくにわかりにくいところもありません。
見た目が少し可愛らしい感じで、キーボードのレイアウトを変更する「きせかえ」が充実しています。
また自分で好きな画像を背景にすることもできるので、キーボードを楽しく飾りたい人には楽しいアプリです。
Gboard
androidのスマホであれば、2016年以降基本的にはデフォルトでインストールされているキーボードアプリです。
無骨な感じのキーボードで、Shimejiのような遊び心はありません。
使いにくいという声もありますが、シンプルに徹している仕様が好みの方にはとくに問題はないかと思われます。
flick
こちらも、キーボードの背景を好きな画像に変えたり、変更可能なフォントの種類が多かったりと、自分好みのキーボードアプリにして楽しめるところはshimejiと似ているかもしれません。
文字変換に不満がある人や、動きが重いと感じる人もいるようです。
Microsoft SwiftKey AI Keyboard
よく使う漢字変換を学習するのはよくありますが、このアプリは学習能力が高く、単語だけではなく、文書のスタイルやよく使うフレーズなども学習して、自分好みのキーボードへと進化してくれます。
画像をキーボードの背景にしたり、カスタムすることも可能です。
ただ表記が英語なので、少しわかりにくいと感じるかもしれません。
Androidでキーボードが使いにくい時の対処法まとめ
それではまとめておきます。
- Androidでキーボードが使いにくい時には、キーボードのレイアウトやサイズを変更してみる
- スマホ本体のタッチ感度を上げてみる
- キーボードアプリを、デフォルトではなく、他のアプリに変更してみる
- shimeji、flick、Microsoft SwiftKey AI Keyboardなどが、よく知られているキーボードアプリの一部である
キーボードを変更するだけで、スマホを使っているときの気分も変わりそうですね。
せっかくなのでいろいろ試して、お気に入りのキーボードを見つけてみてはいかがでしょう。