Googleで検索履歴の表示が急に変わったときに、まず確認すべきは、正しいアカウントでログインしているか、です。
他には、検索履歴の保存がオン、オフどちらになっているか、シークレットモードになっていないか、など注意すべき点はいくつかあります。
視点を変えて、Googleとは別の検索アプリを使って検索履歴を管理する方法も。
今回は、googleの検索履歴の表示が変わった時に取れる対処法と、代替として使える検索アプリをいくつか、ご紹介します。
Googleで検索履歴の表示が変わった時の対処法6選
androidのgoogleで検索履歴の表示が変わってしまった時の対処方法はいろいろあります。
今回は六つほどご紹介しましょう。
- ログインしているGoogleアカウントを確認する
- 検索履歴の保存(アクティビティ)をオンまたはオフにする
- シークレットモードをオフにする
- 検索履歴の自動削除をオフにする
- 急上昇ワードに基づく予測入力をオフにする
- Cookieを有効にする
順番に見ていきますね。
ログインしているGoogleアカウントを確認する
Googleの検索履歴は、アカウントに紐づけされたものです。
正しいアカウントでログインしているかを確認しましょう。
- Googleを開いて、アカウントアイコンを見る
- アカウントを選択する
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Googleを開いて、画面右上のアイコンを確認します。
下図のようなアイコンであれば、アカウントが使用されていませんので、タップしましょう。
検索履歴を表示させたいアカウントを選択して、タップすると、下右図のようにGoogle画面の右上のアイコンが、アカウントアイコンに変わります。
検索履歴の保存(アクティビティ)をオンまたはオフにする
検索履歴の保存(ウェブとアプリのアクティビティ)をオン、もしくは、オフにする手順を見ていきます。
- Googleのアカウント情報→検索履歴、をタップする
- [ウェブとアプリのアクティビティ]をオンにする
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Googleを開き、ログインした状態で画面右上のアカウントアイコンをタップします。
今回の例では、保存設定がオフの状態ですので、オンにしてみましょう。
アカウント情報画面の[検索履歴]をタップします。
検索履歴の保存をオンにするために、[ウェブとアプリのアクティビティ]をオンにしましょう。
説明画面が表示されるので、画面下の[オンにする]をタップします。
検索履歴の保存の設定がオンになりました。
検索履歴の設定をオフにすると、以降の履歴は保存されませんが、すでにある履歴を削除するものではありません。
シークレットモードをオフにする
google chromeの設定で、シークレットモードで使用していると、検索履歴が保存されません。
シークレットモードがオンになっているか確認し、オンになっていたらオフに切り替えましょう。
- Google chromeで「シークレットモードです」と表示されているか確認
- 新しいタブ、を開く
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Google chromeを開きます。
画面上に、メガネと山高帽子のアイコンとともに「シークレットモードです」と表示されている場合は、画面右上端の縦三点アイコンをタップします。
メニュー画面の中から、[新しいタブ]をタップすると、下右図のように通常の画面に戻ります。
検索履歴の自動削除をオフにする
検索履歴を保存するように設定してあっても、自動削除をオンにしていると、一定期間を過ぎた履歴は勝手に削除されてしまいます。
では、自動削除をオフにする手順を見ていきましょう。
- Googleのアカウント画面→検索履歴、をタップ
- アクティビティを自動削除しない、に変更する
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Googleを開き、ログインしている状態で、画面右上のアカウントアイコンをタップします。
アカウント画面の[検索履歴]をタップします。
自動削除がオンになっていると、[自動削除(18ヵ月)]などと表示されています。
自動削除期間は、3か月、18ヵ月、36ヵ月、から選択できて、設定した期間が表示されます。
[自動削除(18ヵ月)]をタップして、次の画面で[アクティビティを自動削除しない]を選択します。
急上昇ワードに基づく予測入力をオフにする
急上昇ワードに基づく予測入力をオフにする手順をご紹介しましょう。
- google chromeを開き、画面右上の縦三点アイコン→設定、をタップ
- 設定画面→その他の設定→予測入力の設定→急上昇ワードに基づく予測入力、をオフにする
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Google chromeを開いて、画面右上の縦三点アイコンをタップします。
表示されたメニューから[設定]をタップします。
設定画面の下の方にある[その他の設定]をタップ、[予測入力の設定]のタップへと進みます。
[急上昇ワードに基づく予測入力]がオンになっていれば、オフに変更しましょう。
Cookieを有効にする
cookieが有効になっていると、androidスマホはその情報を使ったサービスを提供することができます。
検索履歴を表示するためにもcoockieは有効にしておきましょう。
- Google chromeの縦三点アイコン→設定、を開く
- サイトの設定→サードパーティcookie、で自分に合った設定を選ぶ
画像での解説を閉じる場合はここをタップ
Google chromeを開き、画面右上の縦三点アイコンをタップします。
メニューが表示されるので、[設定]をタップ。
設定画面の下の方に、[サイトの設定]があるのでタップし、次の画面の下の方の[サードパーティのcookie]をタップします。
画面上の説明を読み、三つの選択肢から、一番使い勝手がよさそうな設定を選択します。
Google検索履歴の表示が変わった時に使える代替アプリ
Googleの検索履歴の表示が変わってしまったときに使いたい、代替アプリが世の中には存在しています。
たとえば、以下のようなもの。
- Microsoft Bing Search
- Yahoo!JAPAN
- Firefox高速プライベートブラウザー
それぞれ、簡単にですがご紹介しましょう。
Microsoft Bing Search
Microsoft Bing Searchは、マイクロソフトが開発したアプリで、新しいAIを搭載した検索エンジンです。
入力した検索キーからの検索だけでなく、音声や画像からの検索にも優れていますが、使い続けるうちに、やや重たいと感じる人もいるようです。
Yahoo!JAPAN
言わずと知れた、yahoo!Japanが提供しているアプリです。
yahooニュース、yahoo天気、yahooメールなど、さまざまなサービスがあり、検索ブラウザとしても使用できます。
利用者が多いため、トラブルがあったときに一般ユーザーから取得できる情報も多いです。
Firefox高速プライベートブラウザー
検索ブラウザに特化しているため、yahooなどと比較すると、シンプルで軽く、操作しやすい印象です。
検索履歴やブックマークを対象とした検索をすることができます。
プライベートブラウジングのタブ上での検索履歴は保存されないので、検索履歴はFire Foxの通常ブラウザを使います。
Googleで検索履歴の表示が変わった時の対処法まとめ
では、最後にまとめておきます。
- Googleの検索履歴の表示が変わったときは、正しいアカウントでログインしているか、検索履歴の保存をオンにしているか、シークレットモードがオンになっていないか、などを確認する
- 検索履歴の自動削除がオンになっていないか、確認
- 急上昇ワードに基づく予測入力をオフにしたり、cookieを有効にする
- Google検索の代わりに、別のアプリを使用する方法もある
うっかり設定を変えてしまったケースはよくあることなので、慌てずに確認してみてくださいね。